先日、当方のヒゲについて言及しましたが、
改めて観察すると
鈍行ながら彼らはその全長を徐々にながら
精一杯伸ばしてきているように思います。
ただなんというんでしょう。協調性がなさそうです。
あるものは北へ、あるものは南へ、西へ東へ、と、
明らかに方向性を見失っています。
まるで今のこのブログのようです。
MAEDAK、今日も乞食度ますます高めてペルー南下中です。
夜行バス3日目突入です。
意外とそこまで臭ってないと私は思うのでこのまま砂漠のど真ん中、
ナスカ目指します。
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▼徘徊メモ
・行き先:ペルー・チクラヨ→リマ→ナスカ
・行き方:夜行バス(Azuay社・25ドル)
▼リマ ぶらり地図
・黒色:Cruz Del Surターミナル
・赤色:マヨール広場
・橙色:リマ大聖堂
・黄色:政府宮殿
・黄緑:Convento de Santo Domingo教会
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ペルー北西の街、チクラヨを出発。
バスはペルー随一と評判のクルスデルソルです。
なるほど確かにエクアドルのバスとはレベルが違います。
イスはふかふか、ブランケットとクッションあり、車内食あり、トイレあり、Wi-Fiあり。
そこまでするならなぜ電源を用意しない
そしてWi-Fiがやはり弱い。
Googleで検索結果が出ないって相当ですよ。
バス会社クルスデルソル、
ペルーのテッペンはってる(かどうかは知りませんが)んだから
もうちょっと頑張ってほしい。
チクラヨからの道中、
街中は、カンクンにもあったあのスピード出させないための
道路のこんもり(うまく言えないが)がめっちゃ沢山あり、
結果、急ブレーキ→こんもり→急加速→急ブレーキ→こんもり→急加速、と
大変にバス酔いさせる仕様です。
こんもりはしょうがないですが、
「急」←ここをなんとかしてほしい。
バスは07:00リマに着き、
次のナスカ行きは10:00予定でしたが、
リマが大々大渋滞しており、到着は08:30。
リマ観光は諦めます。
またこの渋滞の在り方が半端ない。
ぐっしゃぐしゃの3車線同士が合流する現場
バスが急に二車線を一気に車線変更
その隙に滑り込んで我先を急ぐクルマたち
このどん詰まりの中でみんな縦横無尽に車線変更していきます。
よく事故が起こらないものです。
と思ったら
事故ってました。
当人同士がクルマほったらかして言い合いをしてます。
いや、轢かれ死ぬから。
それ以上に邪魔だから。
そんなど真ん中でやめて。
中央分離帯で新聞を売り歩く人
バスは超満員
このバスのおっさんは相当暑いのでしょう、
書類で仰いでます。
そうは見えない写真ですが、そういう状況です。
かたや我々のバス。
現地人が毛布にくるまって寒がってます。
その電力を電源に充当してほしい。
渋滞を2ケツですり抜けるバイク。
もれなくクルマとクルマとの間で擦り潰れるでしょう。
道中の丘に文字。
そしてその丘周辺の住宅密集地。
えてしてこのようなところは治安が悪いそうだが、
ここも住居が崩落してたり、干されている洗濯物がドス黒かったりとなかなか。
屋根にフルーツ盛りしてるバイク
いきなり現れる路上の物売り。
だからそんなとこいたら死ぬってば。
なんて外の景色にわちゃつきながらリマ着です。
この地図の黒マーク、クルスデルソルのバスターミナルに着きました。
リマの新市街の方になるでしょうかね。
マヨール広場からはだいぶ距離があります。
なおここでもクルス・デル・ソルのバスターミナルはGooglemap上はSouth crossと表示されます。
電源あり
カフェあり
Wi-Fiあるがほぼ使えないほど電波がない。
チケットカウンター
10時発のナスカ行きのバスを手続きします。
英語通じませんでしたがこちらも事前予約してあるのでプリントアウト見せて一発ok。
ふふ。
そして2時間ばかし時間を潰し
(この間に13ソルのサラダを買い、50ソル札を出し、お釣りもらい忘れるという失態)、
いざ乗車!
と思いきや、
乗車口のチケットチェックの陽気なおっさんが沈黙。
あれ、どうしたの、いつもの グーっ ってやつないの?
と思っていると
チケットの日付を見せて来ました。
なになに
2017
あ、それね。
そうなの。実は知ってたの。
一年前の日付になってるけどこれは12月に予約したからで、
きっと御社のシステム上の問題で2017になっちゃうん、、、じゃないの。
ふむ、
ふむふむ、え、なに
ディッセンバー?
ディッセンバー!!!
2017と書いてあったのはバス会社側の都合で
仕方ないんだと思っていたのですが、
仕方ないのは私の頭の悪さの方だったようです。
私、2018/1/15のバス予約したつもりが2017/12/15のバスを予約していました。
なぜこんな凡ミスしたんでしょう。
12/11に日本から予約して(下の方)、
12/15にリマからナスカに行くはずなかろう気づけバカバス会社!
こんな悲しそうな顔するラテンアメリカン見たこと無いという顔のラテンアメリカンに連れられ
チケットカウンターへ逆戻りです。
そういえばこのチケットカウンターの人、
最初プリントアウト見せた時、チラ見しただけで「乗り場は#3よ。チャオ」みたいに言いよった。
こん時にちゃんと見ててくれたらその場で空席確保できたかもなのに。
ぐぬぬぬ。
次の空席は13:15とのこと。
90ソル≒3150円を新たに支払いました。
ちくしょーこんなことってあるもんかねぇ、
と、
先ほどお釣りもらい忘れてもう知らん顔されてるラウンジに戻り、
電源からタコ足配線充電=ヤマタノオロチを組み上げたところで考える。
本日の宿の人が大変気遣いある人で、
バスの到着時間にバス停まで迎えに来てくれると言っている。
まずいこのままだと待ち合わせできない上に
私が到着する20:30には誰もいなく砂漠の夜を1人で歩くことになる。
到着時刻を訂正せねば。
でもここのWi-Fiはほぼ使えない。
今10:00、バスは13:00。
あ、
リマ観光できちゃうじゃん。
観光ついでにWi-Fi拾っちゃおう。
この切り替え、なかなか凄くないですか。
こういう風に反省もしないから凡ミスが再発し貴重な予算を浪費するんだと思います。
ということで、一旦リマとはなんぞや、をwiki先生に聞いてみましょう。
リマ(スペイン語: Lima)は、ペルー共和国の首都並びに政治、文化、金融、商業、工業の中心地である。人口約800万人で同共和国最大。南米有数の世界都市であり、2016年の近郊を含む都市圏人口は1,095万人であり、世界第29位である[1]。チャラと呼ばれる海岸砂漠地帯に位置する。市街地は、植民地時代に建てられた建物が多く残るリマ・セントロ地区(1988年、ユネスコの世界遺産に登録)、それより海岸側の新市街(サン・イシドロ地区・ミラフローレス地区など三輪モトタクシー乗入れ禁止の端整で裕福な地域)、それらの新旧市街地を取り巻く複数の人口密集地域(第二次世界大戦後に発展)、以上の三つに分類できる。リマは1535年にインカ帝国を征服したスペイン人のコンキスタドール、フランシスコ・ピサロによって築かれた。リマの名前の由来は市内を流れるリマック川(río Rimacが訛ったもの)に由来すると言われているが、当初の名前は"La Ciudad de los Reyes"(諸王の街)であった。
wiki先生のチクラヨの説明との量の差ったら!
さすがペルーの首都です。
ちょっとリマは治安が怖いのでバスではなくタクシーでマイヨール広場へ。
リマ旧市街のど真ん中です。
渋滞!!
そうでした、
リマはジハード・ケイオス・オブ・とトラフィックジャムな街なのでした。
一方で下り方面は道が空いていることを確認し
帰りの出発時間を見繕います。
この辺は我ながら抜け目ないです。
着きましたマイヨール広場!
広いんだけど、その分思ったよりも人は少ない、、、かな。
セグウェイで駆け回るおっさん
向かいにあるリマ大聖堂です。
入ってみます。
入場料10ソル≒350円。
ちょっとこの手の聖堂周りって本当にどの街にもあって違いがようわからんので
wiki先生にちょっと御言葉賜りましょう。
フランシスコ・ピサロが自らの手で礎石を置いたとされペルーでもっとも古い大聖堂。
フランシスコ・ピサロの遺体が安置されている。 以上。
先生、気分で仕事していませんか。
仕事のムラがすごい。
ひとまずインカ帝国を制したスペイン人、フランシスコ・ピサロが立てた
歴史ある古い聖堂であることはわかりました。
さて、いざ中へ
教会内は中央の回廊の両壁に壁画と祭壇?がズラリです。
↓
拡大
↓
これタイル画です↑
本当にたくさんの祭壇があるのですが、
私の残された時間は1時間なのですみません、ここでおいとまします。
この聖堂に、「catedral」というホーリーネームな聖なるWi-Fiが飛んでいたので受付の人に
このwifi使えますかと聞くと、
関係者しか使えません、
という回答。
関係者しか使えない聖なるwifi「catedral」。
パスワードはなんでしょうね。ohmygodでしょうか。
期待しちゃいます。
聖堂の斜向かいには大統領府があります。
鉄格子越しに眺めることしかできません。
警備も厳重です。
厳重ですと書いておきながらこの写真、
早速警備員のうち1人がフラフラ歩き出してます。
このリマの警備員は見た目と裏腹に、緩いです。
大統領府のペルー国旗。
国旗内にリャマかアルパカのいずれかがいます。ちょっと可愛いです。
子供がミニバイク(BMW)に乗ってます!
写真は降りちゃったところですが、
こんな交通ルールもクソもない街でよくお父様、
この子にこんなことさせますね!
もしやライオンが子供を崖から突き落とすやつですか。
だとしたらライオンが子供を崖から突き落とす以上の仕打ちですよこの街はっ。
今日の野犬
ポリスの横で死んだふりかましてます。
聖堂の逆サイドの通りではミニライブみたいのやってました。
(写真奥にステージ)
すみません、素通りです。
ここでちょっとシャレオツなレストラン発見。Wi-Fiありです。
ウエイター男性が大変ジェントルマンな方で、
乞食寸前の私に英語で優しく「Wi-Fiあるよ」と語りかけてくれたのでズキュンで即入店です。
Wi-Fiパスはここに。
ちょっと罪悪感感じる場所です。
テーブルナプキン入れをひっくり返すだなんて。
高山病に効くというコカ茶を飲んでみます。
、、、、ぐ。
コカ茶って、まさにあの匂いですね。
もうちょっと匂いは弱いもんだと思ってました。
私L.Aの治安最恐地区でへばりつくように体に染み付いたこの匂いが結構なトラウマで、
結構身体が拒否反応示すんです。
四つん這いが天を仰いでお祈り後に奇声を上げて放尿ヒャッハーな光景が
フラッシュバックしてきます。
とはいえナスカの次に向かうクスコは標高3000メートル超える上に
高山病の薬は全部JFK空港でバックパックごと消えたので、コカ茶に慣れないとです。
グッとと飲み干します。
私が日本帰国後に四つん這いで天を仰ぎ出したら皆さんどうぞ宜しくお願い申し上げます。
そして目的はWi-Fiなので、軽いサンドイッチにしたつもりが
ヤベーの来た。
15分のレストラン滞在時間の間で、
この巨大なサンドイッチを平らげつつ、
宿に20:30到着になるメンゴメンゴのメールをし、
ニューヨークのホテル閉鎖事件の件でホテル予約サイトから差額返金対応不可との返答に対して上司出せと強要し、
Facebookで某CTスキャン画像に鳥肌を立て、
ナスカの地図をmaps.menにダウンロードして頭に入れ、
同じく今後の旅の各目的の地図をmaps.meダウンロードしました。
地図周りは全てぶっ壊れたandroidに入れてあったのです。
よし、やりきった。
現在12:00。
もう1つだけ教会見ておきます。
聖ドミンゴ教会。
キトのバシリカ教会のような、クールな美しさです。
この辺ってきっとキリスト教の宗派の違いなのでしょうか。どっかで勉強します。
となりのバシリカ教会。
こちらはちょっとラテン色を感じます。
天井壁画がブルーでした。
お土産屋でペルーっぽいの買って、
いざタクシーです。
ここで事件その2です。
なんと不幸にも乗ったタクシーの兄ちゃんが全然イケてない!
Quiero ir a terminal de Cruz del sur と言っても
ふぁ?
みたいな感じで、
こちらの携帯でGooglemapの地図を見せ、
あーぁーあーぁー!
、、、、、ふぁ?
ふぁ
じゃねーし!
ちなみにこいつロッチ中岡に激似です。
ただCruz del l surは知ってたみたいで、
自分の携帯でググり、
地図を見て、
あーぁーあーぁー、 (グーッのポーズ)。
同じだし。私の携帯の検索結果と同じだし。
あーぁーじゃねーし。
ほんとイケてないのはここからで、
我々三車線の真ん中車線にいて
あと100メートルで右折しなきゃなのに
前の車が遅いからって左車線で追い越そうとして右折しきれなくなったり、
携帯のナビにはないのに、こっちのほうが早いんだぜみたいなこと言って
逆に信号に引っかかって余計時間かかってたりするんです。
あと20分しかないんですバスの出発までに。
彼もそれは理解してくれていてテンパってるんだと思います。
途中超強引車線変更して危うく助手席の私トラックに潰されるとこでした。 頭文字Dヨロシクなデッドリーサーキットです。
下りも見事に渋滞で、一分一秒を争います。
途中二箇所で事故っており当事者同士が車放ったらかして口論してました。
渋滞の原因はあんたらなんだよまずはその大破した車をなんとかせいやFxxx!!!
ちなみにデッドリードライブも後半の経路。
これ左上から南へやってきて、クルッと回って東方面に進みたいのです。
そのために右出口から出てぐるっと旋回します。
最後に大きな通りの反対車線に行くために右出口から出てぐるっと回り
再度右出口から出てぐるっと回る、
という、
ちょっと難易度高めの連続ジャンクションです。
※ペルーもアメリカ同様右側通行です。
これをこのロッチ中岡がわかってんのかわかってないのか
最初のジャンクションで左車線行こうとするから
ノーノーこっちこっちと誘導し、
ジャンクション1つ目の出口を出ようとするので(そうすると右側通行だから東じゃなくて西に行ってしまう)
ノーノーまっすぐ、
イエス、
でアキ(ここ)!右!
イエスイエス、
ok!! ブエーノ!(good!)
なんでリマ初日の私がナビしてんですか
あんたプロでしょう!
中岡は性懲りもない感じで グーッ とかやってます。
すり潰すぞ。
そして最後のダブルジャンクション
なんと中岡はもはや自分の携帯なぞ見ずに
凝視するは私の顔。
私を頼るなそもそも前見ろバカ
とはいえむしろこの方が安心です。
私がナビ役を買って出ます。
なのにまた中岡がイキって1つ目の出口で出ようとするので
ノーノーまっすぐ!!
イエス、
でアキ(ここ)!右!!
イエスイエス、
okバカ!(日本語)
そんなやりとりにてデッドリードライブ navigated by 私のドライブは幕を閉じました。
彼は死にそうな顔で20ソルと呟きます。
往路と同額です。
ここで私、正直おもしろかったので25ソル渡します。
すると中岡、
マジ?ラッキー!チャーオ♪
的な感じで
颯爽と走り去って行きました。
動画撮っておけばよかった。
ということで誤算だらけでしたが、
ナスカへ向かいます。
バス7時間です。
走り出して1時間、すでにもう周囲は砂漠です。
退屈です。
ポリスが乗り込んできて、乗客の顔みて降りていきました。
検問だと思うのですが、もうちょっと、さ。ね。
ここに乞食いますよ。職質しないんですか。
※あまりポリスにカメラ向けないほうが良いですよ。
(ポリス車がなにげにトヨタ車)
途中、イーカという砂漠どまんなかの街で夕暮れです。
砂漠の荒野に赤い空。
バスターミナルでは陽気なラテンアメリカンが待ち構えてくれてました。
なんと宿がターミナルから徒歩1分だったのです。
そしてお出迎えが天使たそんんんんんんn。
ということで・・・・ナスカ着です。
クソ暑い。部屋にクーラーないです。
まあ1泊1000円ですしね。
続きはまた明日。
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