#371 カザフ最大都市ぶらり。inカザフスタン(2) 2018.12.19
- 2018/12/23
- 07:00
宿のWifiが繋がらないことを宿の人に理解してもらうべく、iPhoneの言語設定を一時的にロシア語に変えたら、
あまりにロシア語になりすぎて戻し方が分からなくなった罠。
さて。
今日はカザフスタンはアルマトイをぶらっとしてみます。
ここはかつての首都。
今首都はアスタナというカザフスタン北の街に移行されましたが、今でもアルマトイはカザフスタン最大都市だそうです。
アスタナも行こうと思ってましたが最低気温ー30度とか理解できない数字を叩き出してたのでやめました。
ということでアルマトイです。
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▼徘徊メモ
・行き先:アルマトイ市内
・手段:バス&徒歩
・料金:バス1乗車150テンゲ≒45円
・時間:ー
↓アルマトイ地図マップ
(英表記はMapsme表記)
<広域>
・左のオレンジ:サイランバスターミナル
Sayran bus station
<枠線内詳細>
・上のオレンジ:アルマトイ2駅
Алматы-2
・青:宿 ドミ一泊1000テンゲ≒300円
Asia Hostel
・その右下の赤:ツム百貨店がある繁華街
ЦУМ
・その右の赤:緑のバザール
Green Bazar
・その下の赤:ゼンコフ正教会
Zenkov Cathedral
・その下の赤:カザフスタン国立博物館
Central State Museum of the Republic of Kazakhstan
・その右の赤:ロープウェイ駅
Kok Tobe Gondola
・さらに右下の赤:コクトベ
Kok-Tobe Park
・左下の緑:Tripadviser上位のカザフレストラン
Тюбетейка
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アルマトイの朝。
昨日はネオンがギンギンに効いてましたがこうして夜が明けるとなかなか無愛想な感じなのは旧ソ連あるある。
時間は8:00です。
なぜまたそんな早よからアルマトイの街へ繰り出したかというと宿のWi-Fiに私のiPhoneが反応しないため。
Wifi繋がるのですがネットが反応しないんですよね。他の人は大丈夫な様子。
迷える旅人の女神、
スターバックスです。
大概Wi-Fiがあり、えてして電源もあり、ほぼほぼトイレにペーパーがある神スポットです。
9:00開店でした。
(現在8:30)
氷点下五度の寒空の下、
凍えながら開店を待ちました。
で、
開店と同時に駆け込んだらWi-Fi接続に電話番号必須でした。
この仕打ちはマヒャドより冷たい。
泣く泣くアルマトイ歩きを始めました。
Eldoroというレストランが24時間営業でしかもWi-Fiがあるという奇跡。
スタバマヒャド事件以来かたっぱしからカフェに入りWi-Fiあるか聞いているのですが、意外と使える店が少ないですこの街。
EldoroはMapsmeでも出てくるのでWi-Fi難民の方はそちらまで。
ここで、
かの国ウイグル地区の宿情報を各街3つずつくらいメモしておきました。
例の影響で急に潰れるとか、急に外国人お断りになるとかが多いようでして。
一通りWi-Fiを浴び倒して気がつけば13:00。
いそいそと出かけます。
緑のバザールという、
アルマトイで一番大きいバザールだそうです。
言うほどデカいバザールではないですが、
これまでの中央アジアバザールより一段と綺麗。区画も整備され、人も多いです。
肉屋は種類ごとに区画が分けられていました。
ここのプロフは浅漬けを刻んだやつが添えられてました。
シャキシャキして美味いです。
先ほどもバザール内で見かけたこのキムチ。
どうやらソ連時代にロシア極東に住んでいた朝鮮人をソ連から追い出し中央アジアに強制移住させた事で伝わったものだそうです。
(強制移住ソ連内の日本人スパイの発見を容易にするためだそうで。。)
630テンゲ≒189円でした。
肉まんでした。
まさかここで肉まん食べることになるとは。
150テンゲ≒45円。
バザールの食堂は地元民、特にバザールのお店の人がガツガツ飯食ってるのが良いですね。無理に郷土料理レストランを探すのではなくバザールに行くのが一番確実なんじゃないかと今更思う次第です。
色々買いました。
ペン→かの国での筆談用に太めの。
靴下→ウイグルはさらに寒いので
ファーのインソール→同上
1つ300テンゲ≒90円でした。
安すぎる。
あったかいといいけど。
28人のパンフィロフ戦士公園、
と言う忙しい名前の公園に来ました。
戦争の香りがします。
旧ソ連国あるある。
そして木々の先にカラフルな屋根が見え、
「サーカスか?」
と思ったら、
聖堂でした。
ゼンコフ正教会と言うそうです。
入れませんでした。
なんと残念な。
久々に見るロシア正教会の教会だったのに。
むしろ
ハトがヤバいんですけど。
これとかもう事件です。
分かりづらいのですが、
この赤矢印の先の木陰に少女がおり、ハト餌をぶちまけてしまったみたいで
上記の通り数万羽(推定)のハトが一斉に飛びかかると言うハトハザードです。
少女の安否は不明です。
その後は街を南へ。
もうここまで何度となくツルッツルの地面にヒヤリハットしてるか分かりませんが、
アルマトイシチズンは肩で風を切って闊歩なさってます。
やはりこれは靴の問題だろうか。
ちょっとこれサザエさんのエンディングみたいじゃないですか。
ロープウェイの先にある丘、コクトベが、こちらからはもはや曇って見えなかったのでロープウェイはやめました。
つまりはロープウェイに乗ってもアルマトイ市内は見れないと言うことなので。
カザフスタン国立博物館に来ましたよ。
キルギスの時と同様、
冬すぎてカザフスタンらしさを一切味わえないので、展示でいいのでちょっと草原の匂いを感じたいなと思いまして。
入場料500テンゲ≒150円と安かったので見学させていただきました。
いくつかの展示室があり、
500テンゲで入れるところと、追加料金が必要なところがあるそうです。
二階にあった、
中世(たぶん)のカザフスタンの生活を展示するエリア。カザフ・ハン国かな。
英語表記一切ないのでもはや妄想です。
中央にユルタがあり、
遊牧民の生活が展示されてます。
鷹には帽子が被せられ目を隠されてます。
これあれでしたっけ、獲物を捕らせる際に外すんでしたっけ?
女性は絨毯を織ってました。
布織物。
他にも遊牧民の衣装や家財道具、武器などが展示されてましたが、どうやら撮影禁止なのでは?と言う思いに駆られ、ちょっと自粛しました。
みんなバシバシ撮ってるけども。
そして係のおばさんたちはスマホいじりっぱなしだけれども。
3階にもカザフ人の生活を展示するエリアがありました。
2階のとの区別が分かりませんが、3階は近代のソ連時代まで展示が及んでいます。
もしかしたら2階の展示の続き(時系列)なのかも。
後半はソ連時代の展示です。
善きものとしての展示なのか悪しきものとしての展示なのか、ちょっとスタンスがわかりませんが。
イスラム文化を紹介するエリア(といっても自然史の紹介コーナーの中のほんの一部。もしかしたら2階の展示の前の時代としての紹介だったかも)
と、
独立後のカザフスタンのエリア(ここが一番金掛けてた)、
がありました。
全体的に、
英語表記がほぼなくちんぷんかんぷんでした。
なおこの博物館イチオシの展示である「黄金人間」とやらは、
係員との翻訳アプリバトルの結果、
だそうです。
冒頭の件で私のiPhoneにロシア語キーボードが追加されてしまったのが功を奏して会話が成り立ちました。
すごいなiPhone。
で、
宿をチェックアウトしました。
この宿、チェックアウト時間18:00と言う謎すぎる設定なんです。
そして
またやって来ましたは近所のショッピンモール、MegaParkです。
目的は言わずもがなフードコートなのですが、もう一つ目的がありまして。
サブバッグを買いたくて。
私の今のサブバッグはH&Mのショルダー掛けのサイドバッグで我ながらなかなかイケメン仕様なのでございます。
が、
フロントのダブルジップの持ち手が外れ、いよいよついにバックサイドのファスナーが閉まらなくなる、と言う防犯上致命的な不具合が発生してしまったため、とうとう買い直しを決意です。
H&Mに来たのですが、
ないんですよねー、同じやつが。
これは参った。
そして他の店で同形態のものを探すのですが、なんと言うかですね、なかなかイケメン仕様がございませんで。
アルマトイトレンドなのか旧ソ連トレンドなのか分かりませんがまずほとんどがリュック、ショルダータイプは縦長タイプのしかないんですよね。
なんとBershka。
まさか自分がここのを使うことになるとは。
デザイン面も機能面もこれまでのより劣りますが、流石にファスナー前回はちょっとね。
いえ、防犯面ではそんな心配してなくて、
開きっぱなしだとなんかの拍子に地面にものを落としそうで。
で、
かの国の路上って、なかなかアレじゃないですか。分かります?
なもんで、
ここで買い替えましたお値段8000テンゲ≒2400円うーん私にとっては高級品。
ラグマーーン!!
は、
キルギスはビシュケクで頂いた味とほぼ同じでした。
コシ強麺にやや辛でニンニクの芽がジャキジャキ入ってるスープ。美味い。
このラグマンはこの次の新疆ウイグルが発祥です。どう味が変わるのか今から楽しみです。
今度はクイルダウというカザフ伝統料理のモツ煮を頼んでみました。
と思ったらふつうの牛肉野菜炒めでした。
マジうまでした。
向かうはジャルケント。
22:45のバスです。
ウルムチ(烏魯木斉)まで一発で行くバスもあるようなのですが、中国側の入国審査がクソ厳しいと聞いていおり、その間にバスに置いてかれそうだなと思ったので、あえて手間暇かけて以下ルートで参ります。
アルマトイ 22:45発
9時,12:30,16:30,21時にバスがあるが以下★の理由でこの時間にした
↓
ジャルケント 夜中着
朝までバスを待ち
↓
ジャルケント 朝9:00発
(★午前中に便が集中してるらしい)
↓
国境着
国境審査
↓
かの国入国!
国境の街コルガス バスの時間不明
↓
イーニン(伊寧/ウイグル語でグルジャ)着
↓
そのまま夜行列車でウルムチ経由カシュガル行きへ
3泊4日?掛けてカシュガルに向かいます。
もともとカシュガルに行く予定は無かったのですが、皆が皆お勧めするので調べ進めると、ここへ行かずしてウイグルならびにシルクロードは語れないことに気づき、めちゃめちゃ遠回りですが、わざわざ行くことにしました。
。。。頑張ります。
ラフメット!でした。
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