#373 超監視社会ウルムチ。in中国(2) 2018.12.21
- 2018/12/25
- 07:00
今私ウイグル地区におりますが、
ネット規制は想像以上でした。
そもそもネット規制をかいくぐるVPNアプリが使えません。
VPNアプリを三つも用意していったのに。
これは想定外です。
そしてこれまた想定外なのは、
FC2ブログ管理画面にログイン出来るんですよねー。
なのでこうして日記をUpし続けれてるわけですが、ここで私凄いことに気づきました。
他の方のブログサイトも見れる見れないがあるんですね。
ブログランキング上位サイトだと、
見れない→わたりどりたまに飛ぶさん、自転車ときどき世界一周さん
見れる→こいぴ一人旅さん、海旅さん
この違いがなんなのか。
私の仮説は
「中国旅行記を書いているかどうか」
じゃなかろうかと考えております。
もし是れ誠なれば、私の閲覧制限も秒読みでしょう。
ただでさえ今日の日記はアレでしょうし。
私はこの日記を4日遅れで書いているのでブログ更新できなくなっても最長3日分は予約投稿で更新されますが、唐突に更新が止まったら、そういうことだとご認識おきください。
ないしは拘束か。
なお宿のWi-Fiはアクセスしようとすると
iPhoneが「このWebサイトは個人情報を盗もうとしています」というスパム判定するの凄くないですか。
しかも最初アクセスした時、一瞬「公安警察」と書かれたロゴが表示されたのを見逃しませんでしたよ私は。
もう全てが監視されてます。このウイグル自治区。
なのでこのブログもまもなく閲覧制限掛かるでしょう。
(本土内において)
はい本題です。
昨夜イーニン発の夜行列車に乗りなんとかウルムチまで辿り着きました。
本日は宿を確保の後にウルムチぶらっとしてみる計画です。
新疆ウイグル地区の中心地であるここウルムチ。
どんな光景が待っているでしょうか。
もうどんだけ僻地だよって!!
※全人民大好き百度地図にてお送りしております(GoogleMapもかの国では閲覧不可)。
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▼徘徊メモ
・行き先:
伊宁 Yining (イーニン/伊寧)
→乌鲁木齐 Urumchi(ウルムチ/ー)
・手段:列車
列車番号:K9718
座席等級:硬臥
・料金:154元≒2,464円
・時間:約9時間 20:51発、6:05着
・左上オレンジ:ウルムチ駅
乌鲁木齐站ئۈرۈمچى
・下のオレンジ:ウルムチ南駅
Urumqi south
・すぐ右上のオレンジ:長距離バスターミナル
Nianzigou Bus Station
(ただし利用してないので現状は不明)
・青矢印:宿 ドミ一泊60元≒960円
Maitian international youth hostel
中国語では「麥田国际青年旅舍」
日本語では「麦田国際青年旅舍」
宿の看板は『麦田』
・左上の青:宿 外国人Okらしい
Mapsme上に表示なし。
中国語:乌鲁木齐自游驴国际青年旅舍
英語:Ziyou Hostel
・右上の青:宿 外国人Okらしいが閉鎖らしい
white birch international hostel
日本語:白樺林青年旅舎
・中央上部の赤:新疆博物館
Xinjiang Museum
・その右下の赤:紅山公園
Hongshan (Red Hill) Park
・その下の赤:人民公園
Renmin Park
・右下の緑:繁華街
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記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
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なんと時刻6:00!!
もっと時間掛かると思ってたよー!!
これだったらカシュガルまで行っちゃった方が良かったかも。。。
ここウルムチは新疆ウイグル地区、いわゆる新疆省の省都。
省都というだけで「ウイグル地区といえばここでしょう!」と行くことを決めましたが、その後いろいろな人に「あそこはただの都会だ」と言われ続けました。
これ列車乗客のアライバルコンコース。
イーニン駅で実感の通り、超キツキツなセキュリティ管理をしているので下車客は乗車客と区別されるのだろうと思ってはいましたが、ウズベキスタン鉄道のそれは下車客はもう寒空の下へ放り出すのに対し、ウルムチは上記の通りもはや空港です。
「Transit」とかあるし。
あ、思ったよりあったか馬鹿!!
いえね、先週のウルムチはマイナス20度だったので確かにそれよかあったかいのですが。
ということで外は激寒につき、
思い切って次の列車切符を買ってしまおうと思いますよ。
一度外へ出て、また駅の中へ。
ここで驚き。
手荷物検査一回だけで切符売り場まで辿り着きました。
ここウルムチはウイグル地区の中でも都会で人口に対する漢民族の割合が50%を超えてきてるということもあってかセキュリティチェックが甘いのでは、とどなたかブログで書かれてましたが、ちょっと実感しました。
上部の電光掲示板に列車の一覧と空席状況が一覧表示されるのね。
見てみると明日の切符はまだまだ残枠ありです。
次の目的地はカシュガルですよ。
スキップせずにちゃんと行こうと思います。
で、
ここで問題。
等級たくさんあるんですね。
軟臥、硬臥、軟座一等、硬座二等、??(字が分からん)の5種類。
臥ってのは確か寝台です。
で座が椅子席で、
最後のは、、、この流れ的に床座り!?
※Googleすら使えないから正解がわからない。百度は検索してもしても中国語のサイトしか出てこないし。
イーニンからウルムチまでの寝台は布団もフカフカだったのできっと軟臥でしょうかね。
道理であんな高かったわけだ。
じゃ、せっかくなんで硬臥か軟座にしましょう、どちらにするかは乗車時間で決めようっと。
私「カシュガル!ジェーシ、ジェーシ(≒これですの意味。手元では『明日、何時、到着?』のメモを見せている)
お姉さん、何か打ち込んでグイッとPC画面を見せてくれる。
えっと?
9:51発の列車が、、、6:00着!?!?
へ。。。20時間もかかるの。。。!?
ヘロヘロになりながらメモに「硬臥」と書いたら続いてお姉さんが見せてきた金額
325元!!!
≒5200円ー!!!
し、死ぬ。。。!
か、書いましたけども。。!
こんなに高いの!?
でも20時間も座りっぱなしとか腰ヤバいし、、硬臥で良かったと思うことにしよう。
にしても硬臥って、
どんだけ硬いんだろう。。
こちらも硬臥でした。
これ軟臥ってどんだけ軟らかいんでしょうか。
エアウィーブ級でしょうか。
。。。いくらするんでショウカ。。
なにはともあれ切符ゲット。
では宿へ向かいます。
予約はしてません。
ここウイグル地区は外国人宿泊可の宿が限りなく少ないらしく、また昨今のウイグル問題報道もあってこれまでOkだった宿が急にNGになってたり(予約してても)、宿そのものが取り壊されてたりするらしく、無用なトラブルを避けるべく予約はやめておきました。
さて、
バスで向かいたいのですが、
バスターミナルに入れません💢
大きな駅だけあって公共バスを示す案内板があり、その通りに歩いてきたら確かにバスターミナルはあるんですけど入り口が見当たらないのです。
さっきから周囲をぐるぐる回ってるんですけど。土砂雪の中。
ターミナルのバスの入り口で、掃除してるおっさんに「あっちだー!」言われ、
ぐるっと回ったら(大雪のせいで10分かかる)今度はバスの出口でさっきの掃除のおっさんに「そっちだー!」と言われ、
「メイヨウ!!(ねーから!)」
と叫び返すと、
え、なになに、あ、地下道!?
さっき地下道通ってたら案内板は「↖︎公共バス」みたいな案内板があったから上に上がったんですけど。
で、先ほどの地下道に戻ろうとしたらもう地下道があるエリアには入れないのね。
あーもう嫌いだわウルムチ。滅べ。
お目当のバスが目の前を通ったので手をあげたら普通に乗れました。
なんだったんだここまでの奮闘。
こんな路線図があり、
「K2」に乗れば宿の近くの「人民公園」まで行けそうだったのでK2に乗りました。
↓
はい着きましたよウルムチ南駅。
全然違うんですけどさっきの路線図!!
あーもうほんと嫌いウルムチ。
滅んでしまえ。
出来るだけ苦しんで滅んでしまえ。
バス代4.5元高いし。
5元出したらお釣りくれないし。
したら一乗車80円だし。畜生め。
ただ駅の周囲にいた人たちは親切で、宿の近くの人民公園まで行くバスを教えてくれました。
中には行き先を書いたメモを見せたら「謝々!」とか言って受け取っちゃった人もいたけど。
44番。
7:30から運行開始ということでちょっと待ちました。
バス乗車。
なんと1元≒16円でした。
この後なんどもバス乗りましたがすべて1元でした。K2路線は特別料金なんですね。
なおさらウルムチ駅出口の路線図の修正を糾弾したく候。
なおドン引きするのが、
この街をバスで走ってると一定間隔ごとにフラッシュ光るんです。
車がどこへ移動しているかまでしっかり監視しているんですね。
きっとコルガスやイーニンもそうだったのでしょう。昼間だから気づかなかっただけで。
宿です。
宿泊出来ましたー!!
中国語では「麥田国际青年旅舍」
日本語では「麦田国際青年旅舍」
宿の看板は『麦田』
Mapsme表示は「Maitian international youth hostel」
。。。これ表記問題どうしてこうかな。
ややこしいですね中国は。
なお8:00に宿に着いたつもりでしたが、宿の人は寝ており、入り口を開けてくれたものの「ちょっと待ってて」とまた寝てしまいました。
そうか。
私の手元の時計ならびに公的機関は8:00ですがそれって北京時間であって、生活者の時間は6:00なんでしたね。
夜明けも生活者時間で8:00とかなので、
私の手元では10:00に夜が明けるわけです。
あれこれ忙しいなもう。
(引き続きこの日記は北京時間で記載します)
9:00頃、
無事チェックイン出来ました。
ドミ一泊60元。
ドミ部屋は様々な国籍の人が爆睡中でした。
久々。この白人黒人アジア人が揃ってる感じ。
部屋数かなりあります。
典型的な大型宿です。卓球台とビリヤード台があれば100点。
ということで、
ウルムチ街歩きしてみましょうか。
ちょっと歩いただけでも、なんかもう大都会だなってのが分かります。
もうちょっと中央アジアっぽい感じを期待してたのですが。
まあそういう景色はカシュガルに期待するとしましょう。
ここウルムチはかなり「漢民族の入植が進み文化が侵食されてしまっている」とどなたか言ってましたが、こういう事なんだな、と実感。
コンビニでちまき買ってみました。
4元≒64円。
うん、やや薄味。
なおウルムチのコンビニは99%これです。
しかも100mにあります。
やや綺麗めなローカルっぽい食堂。
『牛肉麺』の文字に釣られて入りましたが、朝はお粥しかないとのこと(どこもそうなのかな?)。
お粥は3種類から選び、
小皿1つに10種類くらいから好きなものを好きなだけよそい、
点心をお好みで追加。
私は麦粥と小皿に色々盛り盛りして6元≒96円。
おお、これはなかなか安い。。かなどうかな。
ただ私この中国の朝ごはんのお粥、
食べ方がよく分からないんですよね。
(以前一度上海出張した際が初)
これおかず全部入れちゃうんでしたっけ?
お粥はやっぱり薄味です。
うーん、
個人的にはより美味いのですが。
なんか自信ないですね。
他にお客さんいないので真似できませんでした。
まあこの辺はちょっとずつ体得していくとでもしましょうかね。
やはりあるんですね、モスク。
(ウイグルの人たちはムスリム)
なおモスクの入り口には中華人民共和国の国歌楽譜が掲げられ、壁にはこのような掲示が大々的に掲げられてました。
モスクに入るには厳重なセキュリティチェックがあるようです。入場する方一人一人、身分証提示と顔写真撮影(認証かな?)をしてます。
違和感ありますよね。
でもこれが今、ウイグル地区でウイグルの方達が強いられている現状です。
ちょっとネット検閲凄まじいここでは書き難いので、ご興味ある方はググって頂ければと。真相が定かではないものも含め、信じ難い情報が転がってます。
さて、
大変にどうでもいい追記ですが、このモスク(中国語では清真寺)の外にかけられていた看板。
小はさておき大の方も注意書きが必要なんですね。
民度。
ナン屋さん発見。
ウイグルの方が営業してるのかな?
ウイグルの方のお店はたいがいこんな風に国旗を高々と掲揚しているんだそうです。
国家に対する忠誠を(体裁上)取る必要があるのでしょう。
そしてこの辺り一帯は国旗だらけでした。
そういう地区なのかな。
「文明志願者」という文字が入った服を着てる交通整理員や清掃員、ゲートセキュリティ担当をよく見かけます。
ボランティアスタッフの意でしょうかね。
ちょっと字面が。
ネーミングセンスはさておき、
左のガラスにうっかり「ラーメン」とか書いちゃってます。こういうあるある多いですが、きっと日本もどこかしらで英語で同じようなことしちゃってるんでしょうね。
このミュージアムは想像以上に大きく、
多数の展示がありました。
まずは「新疆民族(っぽい)」へ。
新疆ウイグル自治区に住む民族を紹介するエリアのようです。
いきなりバリケード乗り越えて写真撮ってる人いるw さすがかの国!!
と思いきや
これ蝋人形でした。
ねえどうして?どうしてこのカメラマンを置く必要があった??
これも「監視社会」の暗喩か?
と、
私も騙されるくらい精巧な蝋人形が用意されているくらい、しっかりとお金が掛けられた博物館です。
ワードローブ。
緑色はとても重要な色だそうです。
砂漠地帯のこの地では緑が一番美しい色とされたのだそうです。
なるほど。納得感ある。
(ガイドさんの話を盗み聞き)
なおこのガイドさんはウイグル人コーナーにおいて終始「いかにウイグル人の文化がステキなものか」にかなり熱の入った説明をされてました。
と言ったテンションで。
(盗み聞きを結構長々とやらせてもらった)
いえね、
私がこの博物館で見たかったことの一つとして、中国政府(が作ったこの博物館)がどのようにウイグル人を紹介しているのかを見たかったのですが、これは凄いですね。
ウイグル人の文化を凄まじく素晴らしきものとして大々的に紹介しているではありませんか。
いまウイグル自治区で何が行われているかをなんとなくながら知っている私としてはなかなか寒いものがあります。
チベット同様に大変難しい問題ですが、
ここで展示されている通りウイグルの文化はとてもとても美しいです。
この地の平和を願ってやみません。
で、
ウイグル人だけでなく、
新疆で生活する多数の民族のうち一部が紹介されてました。
まずは漢族。
※これ必要か?まあきっと入植してきた漢人への配慮だろう。
いずれもカザフスタン博物館、キルギス博物館で見たものより展示は充実してました。
いずれも草原の遊牧民族であることがよく分かります。
なおこの二カ国は言葉も似ているそうです。
先祖が近いようですね。
タジク人(タジキスタン)
などなど。
他にも多数の民族の展示がありましたが、私が聞いたことない民族がここではググれないのでちょっと割愛します。。m
続いてやってきましたこちら。
なんかそれっぽい雰囲気です。
「西域歴史的記憶」。
なんとここ、古代から遡ってこの地域の歴史を紹介するエリアでした。つまりシルクロードの歴史です。
よくある原始時代から始まり、
これ遊牧民の戦士のお墓だそうです。
キルギスやカザフの草原にもあるんだとか。
ウルムチのあたり。
南に楼蘭が見えます。。!
幻の都ロウラン。
天地創造やってた人にだけ分かるであろうこの胸の高鳴り。。!
こちら西端です。
多分これコンスタンティノープル、現在のイスタンブールです。
右下の分岐はシリアでしょうか、
とすると左下はカイロ。。?!
なんて、
なんとなく漢字の雰囲気で妄想させてくれる中国語って楽しい。
なおインドへの道もすでにありました。
天竺=インドというのを知ってたので分かるのですが、となるとこの「新徳利」はニューデリー?
なんてやってたら日が暮れるので先へ進みます。
こうしてみると日本が元寇を防げたのはほんと奇跡ですね。。
嵐が来なかったら今の日本はなかったんでしょうきっと。
そして展示は、大清国様が新疆を統一したじょ、でフィナーレでした。
そんな展示でした。
他にも日中共同のなんたら遺跡調査についての展示や民族衣装にフォーカスした展示がありましたがここでは割愛します。
そこにかの「楼蘭の美女」と題されたミイラが展示されてました。
楼蘭。。
心酔する響きです。。
タクラマカン砂漠の南東にその遺跡があるそうですが、入域パーミッションが数万円するらしいです。
そんな新疆博物館でした。
いやこれね、色々とアレなのはさておくと、とても面白いですよ。しっかり金が掛かってて展示が作り込まれてます。
行ってみて良かったです。
本家の無印のようで安心しました。
まあ、何も買わない、もとい買えないですけどね、貧乏人には。
なおこの無印でも店に入るだけで警報機が鳴りました。おそらく私の新バッグのせいだと思うのですが、このウイグル自治区で警報機鳴らされると怖いものがある。
その後はバスで宿まで。
ローカルバス内もしっかり監視されてました。
宿に戻ってきたのは、宿の裏手にある紅山公園に参るためです。
ウルムチの街を一望できるんだとか。
今日は朝から吹雪いてましたが徐々に日が差してきたので行ってみようかなと。
入れませんでした。
どうやらいま大規模な地下鉄工事してるらしく、その影響らしいです。
てかこの入り口からして、
そしてこれ後ほど別から撮った公園の景色の写真からして、
(山の上。ちょっとだけ見えてる)
かなりTHE中国感ある建物が鎮座しています。
ちなみに上記のハイウェイの写真ですが、一定間隔でTHE中国のオブジェが立ってます(道路左右の赤いやつ)。
あとこれも街中のそこら中にあります。
街中のいたるところに中国感を出していくのがこのウイグル人が住まうウイグル自治区での在り方なのでしょう。
本日のウルムチ犬。
なにこのほっこり映像。
しかも本日のウルムチ犬は店の入り口で座って大人しくしてます。
まさか店の飼い犬?ここ服屋ですけど。
ウルムチ繁華街方面へ向かってます。
高層ビルが増えてきました。
警察署も増えてきました。
Rマーク付き。
なかなか攻めてるネーミングです。
水筒!!
ここ中国ではマストアイテムだと気付きまして。そこら中にご自由にどうぞなお湯が置かれてるんですもん。
無印良品で買わずメイソウで買うあたり、私の賢さが出てると思いませんか。
メイソウブランドをチラつかせることで私も国家への忠誠を見せつけてやるのです。
※だから拘束しないでね。
※お金ないから安物選んだわけじゃないよ、あ、安物って言ってしまった。
なかなか香ばしい匂いがするロゴのお店。
メイソウ様の目と鼻の先。
パクリの連鎖が止まらない。
なおそんな有り様ではありますが、
この辺りはおそらくウルムチギンザなのでしょう。
オシャレなお店が立ち並び、Apple storeが三件もあり(本物っぽい)、KFCなどおなじみの顔ぶれが並んでました。
スタバやマクドは見当たらず。どっかにあるのかな。
さらに南に進むとやや雑多な雰囲気になってきました。
その中に立つモスク。
ここでも物々しい検査が入り口で行われていました。
さて、
この辺にバザールがある、と歩き方先生仰ってたんですが、
ぜんぜん見当たらない。
地下鉄工事してる一帯が高い壁に囲まれてるのですが、そこにあったのでしょうか(つまり取り壊された)?
真相は謎のままです。
これではバザールで昼飯、
という私の勝ちパターンが実践出来ぬではないか。
ということで、
重慶麺(中国中央の大都市)のお店でした。
ここじゃなくても食えるやん。
カップ麺でした。
いや、
容器がカップ麺というだけで、
麺までインスタントかどうかはわからんぞ!
でも提供時間3分だったぞ!
そして、超美味かったぞ!結果良し!
道中見かけたポリスとは思えない人たち。
彼らも治安部隊なのでしょうか。
角材て。
わかるよね〜!!
JD.com(中国の楽天みたいなの)のリアル店舗がありました。
家電製品を扱っているようです。
これといって特に特色は分かりませんでした。ついつい前職柄、こういうの気になっちゃいます。
その後は人民公園を散歩して宿に戻ろうと思い一路西へ。
道中の監視カメラ。
ところでこれ、
記録した映像ってどう使ってるんでしょうか。顔認証で一人一人の行動経路を追ってるんでしょうか。
でブラックリストに上がった人物はアレな感じでしょうか。
倫理面はさておき、ものすんごい技術ですね。リストアップにはAI使ってるのかしら。
はい人民公園です。
追い出されました。
え?
なんで?
人民のための公園じゃないの?
あ、私が中華人民ではないからか?
このメイソウの水筒が目に入らぬか?おお?
これは不服です。
とはいえ何言っても通じないし、
やはり警察は「偉大なる中華語も喋れるのかこの愚か者め」と言った態度(マジで上から)で来るのでマジでアレです。
はぁー
最後の最後に嫌な思いをしました。
まーぼーなすぅぅ!!
最高!最強!最上!
この、この瞬間を私は一年前から待っていた。。!!この、麻婆茄子を、レンゲでカッカッカ!ってかきこむnを。。!!!
ああ、
天上天下唯麻婆茄子独尊。
頂いたのは宿の隣にあるチェーン店っぽい中華です。
近いからってコート一枚だけ(普段二枚)に股引なしのビーサンで行ったら1秒で凍死しかけました。
気温はマイナス17度になってました。
そして宿に戻ると、
表の道路の方から爆音の中国国歌?とともに
謎の声「ニーメンハオ!!」
群衆「わーーわーーー!!」
みたいな放送が聞こえてきます。
これ朝も流れてました。
こうしてウイグルの人たちを意識面からもジワジワとアレしていくんですね。
そんな一日です。
ウルムチは思った以上に大都会で、私が歩いた街の中心部はもう99%、漢民族の世界でした。
それでも街中に張り巡らされた監視カメラやWi-Fiの監視など、ウイグル自治区の現状を垣間見れました。
明日は朝から丸々列車に乗って
タクラマカン砂漠の西端、カシュガルへ向かいます。
ウルムチよりもウイグル人の割合が多い街であり、ウルムチ以上にシルクロードの要衝となった街です。
つまりはここよりもよりウイグル自治区の現状を感じられるはず。
しっかりとこの目で見届けたいと思います。
ちょっと今日の日記はややアレでしたでしょうかね。
アレされませんように。。!
谢谢!!
でした。
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