#390 西安、シルクロード始まりの地。in中国(18) 2019.1.7
- 2019/01/12
- 07:00
いよいよやって来ましたよ。
かつてその名を長安と呼ばれ、
シルクロードの始点として西方との交易の一丁目一番地となり、
そして古くは秦、そして前漢、隋から唐、と、中国の帝都として2000年の歴史を持つ古都、西安でございます。
――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:
重庆 チョンチン chong qing
(重慶/じゅうけい)
→西安 シーアン xi an
(西安/せいあん)
・手段:列車
列車番号 K1004
列車等級 硬座
・料金:112元≒1792円
・時間:11時間 21:22発、翌8:30着
・上のオレンジ:西安駅
Xi'an Railway Station
・すぐ脇のオレンジ:バスターミナル
Xi'an Bus Station
※秦始皇帝兵馬桶行きのバスはここから
・青:シューヤン ユースホステル
Mapsme表示も同様
百度地図「西安书院青年旅舍(钟楼南门古城墙店)」
ドミ一泊23元≒368円激安!
・宿すぐ右下の赤(青矢印被ってる):西安古城壁
City wall ticket office
・その上の赤:鐘楼
Mapsme表示も同様
・その左の赤:鼓楼
Mapsme表示は西安鼓楼博物館
※この鼓楼から北に伸びる通りが回民街
・その左の緑:西安清真大寺
The Great Mosque
・右下の赤:大唐芙蓉園
Mapsme表示も同様
・その左の赤:大唐不夜城
Mapsme表示も同様
・その上の赤:大雁塔
Big Wild Goose Pagoda
・その上の赤:大雁塔北広場
Xi'an Musical Fountain Show
※昼と夜に噴水ショー
・その左のピンク:陕西省歴史博物館
Mapsme表示は陕西历史博物馆
※秦始皇帝兵馬俑と華清池は郊外。詳細は明日の日記にて。
――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓
(別ウインドウで開くよう変更しました)
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされましたらぜひ上記の「世界一周」と書かれたボタンを1クリック頂けると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。クリックは1日1回までです。
※クリックすると世界一周ブログランキングのページに飛びます。
――――――――――――――――――
古都感凄いですよ。
城壁でしたからね。
この城壁は完全保存されている城壁としては世界一の大きさらしいです。
唐の時代の長安城時代の城壁が元となっており、周囲13912メートル、高さ12メートル、底の幅18メートル、頂部の広さ15メートルあるんだとか。
そりゃあ世界一でしょうね。
長さ14kmて。
2019年万歳!
的なモニュメントがありました。
これ西安のそこかしこにありました。
元旦は中国ではあまり祝わない(2月の旧正月が本番)のですが、ここ最近は西安クラスの年になると祝うのですね。
蘭州は無風でしたけど。
私は蘭州拉麺を席巻でしたが。
宿まではバス。
駅前のバスターミナルから603番で城壁の南門へ。
バスがなぜか二階建てだった。
普通の路線バスなのに。
しかも見る限りこの603番の路線だけ。
なかなか素敵じゃないですか?
この宿、南門前で立地もとても良いのに、
なんと、一泊370円なのですぅーー!!
しゅごい。。
私、Booking.comで2泊分予約したのですね、で料金も46元てなってて、まあ全然許容範囲だし、と思ってポチしたらなんとこれ2泊分の値段だったのね。
今のところの私の中での中国最安価格です。
あぁあぁもう駄目にゃり。
可愛すぎるにゃり。
こやつのせいで午前中を棒に振りました。
いや、
襟を正していうと、携帯とモバイルバッテリーの充電が切れそうだったのでチャージしながら日記更新している間ににゃんタソとはぬはぬしてたのですぞ。
さて、
ぬこタソたんがどっかへ行ってしまったので、
ではなく充電がある程度溜まったので出かけるとしましょうかね。
まずは宿からほど近い回民街に行きますよ。
回族とはイスラム教を信仰する中華民族。
その回族のエリアがあるそうです。
ここ西安がシルクロードの起点であることを感じられるかなと思い。
宿出るともう目の前に南門。
こちらは裏側(内側)なのでちょっと地味ですが。
見えてきました鐘楼。
明の時代1384年に建てられ、
以来、この西安のシンボルとなっているそうです。
高さ36mあるそうですよ。
これ現役なのかな?
先ほど鐘の音が聞こえたんですよね。
皆さんお馴染み『学校のチャイム音』が。
※やや機械音
それがこの鐘楼のスピーカーから流れていないことを祈ります。
続いてこちらが鼓楼です。
文字通り太鼓を打ち鳴らして知らせる塔でづす。こちらも明の時代1380年に建てられたそうです。
いずれも上に上がることが出来ますよ。
さぞかし良い景色でしょうね。
ええ、私は入ってませんけども。
私の主目的はこっち。
鼓楼の北に走る通りがもう大変な騒ぎの回民街です。
カシュガルと同様、
昔のシルクロードエリアの人々の様子が銅像としてそこらに。
そして早速発見した肉夹馍(ロージアモー)。
西安来たら絶対食べたい一品その1でした。
しかもすげぇ並んでる。
肉夹馍屋台はたくさんあるのですが、
ひとまずここに並んでみました。
一つ15元。
煮込まれた肉をおっちゃんがまな板の上でタンタンタンと刻みまくり馍という白パン的なものにぶち込んで
はい完成。
キャー美味!!
肉がトロトロンですお。
なんだこの絶舌耐え難きシャングリラ感。。!!
至福のひとときをほうばりながら回民街をふわふわと進んでいきます。
すみません。
これくらいしか写真ないのです。
まず、大変な悲報ですが、
シルクロードエリア定番のプロフが無かった。。。
あとは成都や重慶にあったような中華屋台が多く、あまり目新しさがなくて。
ただね、
これだけは食べたい一品その2があるのですよこの西安には!
これです。
この字ね。
ビアンビアン麺。のビアン。
全57角ですって。
しかもこの字、このビアンビアン麺専用の字なんですって。超クレイジー。
なんかもうビアンビアンな感じ。
まず麺がすんげぇ幅広麺。
それでいてモッチモチ。
スープは色々なパターンがあるようですが、
今回のはまぜそばスタイルでした。
で、
ソースがですね、超絶美味い!!
いつものやや辛ソースに卵とトマトが入ってて、ちょうど良い辛さと香ばしさ。。!
野菜もシャキシャキです。
大当たりでしたー!!
いや、といっても28元もしているので、ちょとグレード高いお店だったのかもしれませんが(だいたい15元で食べれるらしい)。
ああ満足。
超絶余談ですが、
担々麺のソースってベースは味噌じゃないですか。
私うら若きピカピカの高校一年生時代に○ーミヤンでバイトしてまして。
で、当時は私、超絶、仕事できなかったんですですね。ていうか社会を知らなかったんですね。しかも担々麺なんて食べたことなくて。
で私厨房でラーメン担当すること多くて、
ディナータイムにタンタン麺のソースが在庫切れして店長に「タンタン麺のタンがありません!」言うて大爆笑を勝ち取った青い春の思い出。
タンタン麺のソースって「タン」というものだと思ってたんです。
そしてそこからしばらく回民街をウロウロしましたが、やはりこれ以上引っかかる一品は見つかりませんでした。
モスクに来ました。
西安清真大寺。
観光客は中には入れませんでしたが、
ちょうどお祈り前の時間だったようで、本堂の外では回族のおっちゃんによるダベリタイムとなってました。
そして中国で初めて聞くアザーン。
(たぶんアザーン。。)
ウイグル自治区でアザーンが聞こえなかったのは制限されてるからだと思うのですが、蘭州でも全然聞こえてこなかったので、中国ではアザーン禁止されてるのかなかとか思ってました。
ところでラマダン(断食)の時期、
先ほどの回民街ってどうなるんでしょう。
なおこのモスクにはぬこがおります。
Mapsmeではこのモスクのすぐ脇のマーケットが「Fake market(偽モノ市場)となってます。
凄い名前ですがこれ絶対正式名称じゃないですよね。
まあ、
よくある雑多なマーケットです。
GUUCIもあればNIKEもござるよ。
これだったので、
ちょっと変な意味で高まってしまいました。
なお、
たまたま今日、Mapsmeでこんな宿発見しました。
今更なんですけど、
Maspmeの表示名って編集出来ちゃうんでしょうか?
私これまで日々の日記にMapsmeの表示名を記載してきました。
というのもMapsmeをメイン利用している方が増えてきている多い一方で、これまでの旅ブロガーさんは駅や宿や観光地の場所をGooglemapでのみ記載なさる方が多く、Mapsmeでの情報が少なかったからです。
そして今後行かれる方にとって、私の日記のあの画像サイズじゃ詳細な場所わからないだろうけど検索ワードだけでも分かればお役立て頂けるかなと思い。
それが場所名を編集できちゃうとなると無意味になっちゃいますね。
まあだからどうという訳ではなく引き続き続けていきますけども。
ひっさびさにどうしても食べたくなって。
いやこれもう成都あたりから渇望してたのですがなかなか屋台がなくて。
で、「そもそもファーストフード店で食べれるのでは?」という良策が見事奏功したという顛末でございます。
ところでケンタッキーおじさんってこんな凛々しかったでしたっけ?
超絶みずみずしいフルーツが山盛りに盛られてて、みんなボウルに好きなの取ってるんです。
で、壁には○×△◽︎8.5元!て書かれてるんです。
これ、ボウルに盛るだけ盛って8.5元なのかな。
それとも一定重量当たり8.5元なのかな。
いつかトライしたい。
これなんだろう。
自動販売機に行列。
ランコムでした。
サイズは小さめですが、、福袋小箱的なやつかな?
メンズも並んでるんですよ。
彼女からの要請かしら。
近くにはランコムのアドモニュメント。
はいやって来ましたは西安古城壁です。
宿の目の前なのですが、
観光エリアは地下歩道を通って入らねばならず、それがすんげぇ遠回りなのでございます。
しかも地下歩道が二つあって最初入った方は観光エリアに行けなくて迷子。
改めまして、
西安古城壁入り口。
チケット54元。。
ちょっとガチ価格ですね。
どうしよう。
ところで
この三つの看板。
右の看板が醸し出す雰囲気的に禁止事項を掲示しているようですが、
中央の看板に書いてあるのは
「最大人数110,000人」。
え、それ注意事項??
11万人以上乗ったらぶっ壊れるから気をつけろよ!!的な?
え、ねえ、
どう言うこと?
110001人が城壁に登るリスクが存在し得るのですか
なんとなく買っちゃいましたチケット。
城壁擬人化キャラがお出迎え。
(全8体くらいいました)
には到底見えないこのデカさ。
城壁一周出来るらしいです。
三時間で45元言うてました。
く、車走ってますけども。。
カフェなぞもあります。
この調子だとスタバとかマックとかまで城壁上に出現しそうですが、流石に14kmをチャリ一周わーいわーい出来るほど西安は暖かくないので(0度くらい)、遠慮します。
弊宿は城壁の目の前なのですが、
この通り高いところから失礼可能です。
キャラオケボーーっクス!!
ねえ、教えてよ、
誰がどうしたらここで一曲吟じるハートを持つに至るの?ねえ?
ちょっと城壁上の楽しみ方が正しい気がしませんが、これにて城壁観光終了。
54元ちょっと高いよね。
正確には55元渡したら6元お釣りきたので49元だったんですけども。
この国お釣りの渡し間違い多いぞ。
そこからしばし散歩してメトロに乗ってみました。
西安のメトロもなかなか新しいらしく、現在1〜4番線までありますが2020年までに6番線まで増えるらしいです。
うん、
成都や重慶と変わりません。
てか中国のメトロはハードもソフトもクオリティ高すぎる。※今のとこ。
やって来ましたは大唐芙蓉園。
なんだったっけかなここ。
120元ーー!?!?
嘘でしょ莫高窟ですら110元よ!?
えっと、、、
SIMカードをオンにしてここなんだったっけ、てのを今調べる私。
そうだそうだ、
ここは唐の時代を再現した場所なんだった。
でも行った人のコメントを参照すると、
ここっていわゆるテーマパークなんですってね。ハウステンボス的な。
※なおここでは世界最大の水膜映画が上映されるそうですよ。タイムテーブル不明ですけど。
で、
このすぐ近くに大唐不夜城という、
これまた唐の雰囲気を模したストリートがあると言うのでそっちに来ました。
えっと、
唐の雰囲気を模した、じゃなくて
唐っぽいモニュメントがあるだけのストリートですね。
いや、
道の両脇にそれっぽい建物はあるんですけどなんか閑古鳥なんです。
あれか?
不夜城言うてるから夜市が立つのかな?
なーんてやってたら次の目的地着いちゃいました。
玄奘三蔵さんと大雁塔。
ここは三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵さんがインドから持ち帰った経典や仏像を置いておくために建立されたのだそうです。
写真1,2が玄奘三蔵さん。
写真3が大雁塔です。
大雁塔、言われてみるとちょっとインドっぽい。南インド寺院の塔門のような。
まあちょっとあっちは○チガイじみてますけども。
なおこちらの入場料は40元でした。
(つまり、入ってません)
なんか入らない続きで恐縮です。
外側から十分雰囲気感じられるので。。
目の前にショッピングモールがあり、ユニクロのロゴが見えたので、今日ついに穴が空いた靴下を買い換えようと臨んだら
靴下4足セットが1200円くらいしたので逃げ帰りました。
いや、定価なんですけども、そしてヨーロッパではそれ以上の値段でユニクロで靴下買ってましたけども、インド&イランで完全に物価感覚が乱れました。
靴下は100均で買います。
その後、
この大雁塔の北広場で20:30から始まると言う噴水ショーを見るためにモール内のケンタッキーで茶をしばいてましたが、Wi-FiもSIMカードもVPNが使えなくなったのでもう今日は大人しく宿に帰ることにしました。
寝不足だし。
帰り際、
夕陽を浴びる大雁塔。
宿でしばし休憩。
ねえどうしてそんなに策士なの?
諸葛孔明先生なの?
そして晩飯。
牛肉菠菜面とやらを初挑戦。
なんと緑の麺でした。
いつもの麺との味の違いは不明ですが、これまたトマトベースのソースによるまぜそばスタイルで超絶ウマーでした。
菠菜と言うのが野菜麺なのかしら。
食べ物に関する感じだけレパートリーが増えていきます。
それ以外はいまだにニーハオ・シェシェくらいしか言えない私です。
さ、
明日は秦の始皇帝の兵馬俑に参りますよ。
秦!!
秦だなんてもう!!以下ry
谢谢でした。
↓一日一回応援クリックをお願いします!↓
※会社のパソコンからだとIP重複でカウントされない場合があるのでお手数ですがスマホかご自宅パソコンからお願いしますmm
ーーー