#393 嵩山少林寺演舞を見学。in中国(21) 2019.1.10
- 2019/01/14
- 07:00
※リアルタイムとの差分を縮めるため今日は二日分の日記を投稿してます。これは本日二件目の日記です。
シルクロードシルクロードだの
三国志三国志だの言うておきながら、
いきなり少林寺とか言い出して恐縮です。
あの「少林寺」が洛陽の近くの山中にあると聞き、せっかくなので見学してみるミーハーな私です。
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▼徘徊メモ
・行き先:
洛阳 Luoyang ルオヤン
(洛陽/らくよう)
→嵩山少林寺 Song shan shao lin si
(嵩山少林寺/すうざんしょうりんじ)
・手段:長距離バス
・料金:片道19元≒304円
・時間:2時間弱
往路 10:40発、13:00頃着
復路 15:15頃乗車、17:00頃着
・Mapsme上の少林寺の表示は「Shaolin Monastery」
・バスは洛陽長距離バスターミナル発。チケット窓口で少林寺というメモを見せたら「許昌」「鄭州」と言った少林寺を通過するバスの切符を売ってくれる。そして少林寺で途中下車。
・ないしは少林寺の東の麓の街「登封」まで長距離バスで行き、路線バスで少林寺を目指すことも可能
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烩面です。
洛陽名物と知らずに昨日食べた烩面ですが、
食べ比べしたく本日もオーダー。
某所で『とろみのあるラーメン』と書かれてましたが、今日のもサラサラスープでした。ただ刻み昆布が入ってるので、とろみをつけようとする意思は感じられました。
いずれにせよ美味いです。15元≒240円。
はいバスターミナルです。
すんげぇ行列。
しかも窓口上部の行き先は「北京」だのなんだの物々しいので、少林寺行きのバスは本当にここで良いのか?
と近くの人に聞くも会話成り立たず。
分かるだろ少林寺って文字見たら。。
で、
正解でした。
許昌という、
洛陽の南東の街、かつ曹操が一時都を置いていた街でもある街へ行くバス(行けばよかった)です。
これに乗って少林寺前で途中下車するらしい。
はい途中下車しましたよ。
少林寺っぽい雰囲気でお出迎えです。
道中は途中までふつうの田舎町でしたが、
この少林寺の辺りだけ山になってました。
嵩山と言い、
中国五大名山の1つだそうですよ。
※五大名山=Wikipedia先生より。
中国の道教の聖地である5つの山の総称。五名山とも呼ばれる。陰陽五行説に基づき、木行=東、火行=南、土行=中、金行=西、水行=北 の各方位に位置する、5つの山が聖山とされる。 東岳泰山(山東省泰安市泰山区)(世界遺産) 南岳衡山(湖南省衡陽市南嶽区) 中岳嵩山(河南省鄭州市登封市)(世界遺産) 西岳華山(陝西省渭南市華陰市) 北岳恒山(山西省大同市渾源県)
今日は半票ではなく全票でした。
さてここでちょっと少林寺についておさらいです。
Wikipedia先生もう一回!(一部割愛or加筆)
嵩山少林寺(すうざん しょうりんじ)=
中国の河南省鄭州市登封にある嵩山の北麓にある寺院である。
インドから中国に渡来した達磨による禅の発祥の地と伝えられ、中国禅の名刹である。
また少林武術の中心地としても世界的に有名。なお、しばしば誤解されるが、少林寺拳法は、昭和11年に嵩山少林寺にて北少林義和門拳を継承した宗道臣が日本で創始したものであり、文革後再興した現在の嵩山少林寺武術とは別物である。
前身は北周代に洛陽城内に宣帝が創建した陟岵寺(チョクコジ)。
隋の文帝代に寺名を少林寺と改める。『魏書』によれば、その創建は、496年で、孝文帝が西域沙門の仏陀禅師の住寺として、少室山陰に建立したとされる。
その後禅宗では、唐の時代に菩提達磨がこの寺で面壁九年に及び、慧可が師の面前で断臂した寺であると伝承されるに至る。
唐朝創業期には李世民(後の太宗)軍に対して自坊の僧兵たちを援軍として出すことで助力し、鄭の征討に貢献した。
日本の少林寺とはまた違うのですね。
と言っても日本の少林寺をあまり知らないのですけれども。
大学時代の先輩で少林寺部を兼務してる方がいましたが泥酔するとたちまち構内の樹木を破壊しようとするので大変でした。
ご当人は「この木を通り抜けるんじゃっ」とか叫んでいました。
少林寺拳法って恐ろしいと思っていました。
少林寺拳法はそれはそれとして、
説明文中にあった菩提達磨、彼が中国禅宗の祖とされておるようです。
そしてこの嵩山少林寺は中国での禅の発祥地でもあるんですって。
それは知らなんだ。
世界中で注目を集めるZEN。
唐突にそのルーツに触れてしまった。
※しかもそれを帰って来てから知った。
今日は昨日と打って変わって晴れています。
遠くの山の形がなかなかに風光明媚。
境内(園内?)はなかなか広く、
雪が固まったツルツルの道をしばらく歩いていきます。
広大な演舞場。
夏場にはここで演舞が見られるのかな。
こちらが少林寺拳法演舞場です。
なんか、
それっぽい。
※低レベルな所感をお許したもうれ。
ちょうど今13:00。
昼休みの時間のようです。
なのでちょっと先の方を見学したいと思います。
20分くらい歩いただろうか。
こちらがいわゆる「少林寺」です。
少林寺って、あまりお寺のイメージがないですが、少林「寺」いうぐらいですからね。そりゃあるんですよね、寺。
境内。
キンピカの仏像さんが多数鎮座していました。
隣には少林薬局。
店内。
このおっちゃん僧がまくし立てるように激しく売り込んできました。
まあまくし立てるのはもはやこの国のDNAですけども。
その他、軟膏やお守りなど。
お守り?
実演は30分だそうですよ。
どんな感じなのでしょう。わくわく。
一発目。
なんかしゅんごいんですけど。。!!
いえね、この動画を撮り始める前の冒頭1分がさらに凄かったのです。撮り損ねた。。
今のが「動」だとするとお次は「静」感じ。
で、お次は
(手に鉄の板持ってます)
唐突でした。
いきなりでしたね。
私も一瞬何が起きたか分かりませんでした。
そして
うーん、
なんか微妙な気もするけど凄いんだろうねきっと。
で、いくつか同様のパフォーマンスが続いた後、
ここからは少林武器?を使ったパフォーマンス。
とくに1つ目凄いですよ。
いやー、凄い!
いや少年たちの顔つきを見ていると思わず夢中にさせられますよ。
ちょっと不揃いだったりとか、失敗しちゃったりするのが逆に応援したくなる。
ところで演舞は大人はやらないのでしょうかね?熟練の技も見てみたいところですけども。
筆王(私呼称)登場ーー!!
いきなり現れてはスタスタと書き上げ、
で、どうせこの後またオークションが始まるんでしょう?
と席を立ったらもうすでに7割方の客は立ち去ろうとしててちょっと筆王が気の毒になりました。
立ち去りましたけども。
出口出たところに少林武器展示がありました。
なんとまあ色んな武器があるんですねぇ。
13の少林僧が唐の皇帝を守護した様子を描いたもの。
演舞場からの出口ルートはすべからくお土産コーナー通りです。
といってもこれといって面白いものはなく、
少林寺っぽいものすらほぼありません。
よくある中国っぽい菓子屋と仏教グッズ屋ばっかりです。
ちなみに少林寺景観区はこれだけでは当然なく、
敷地はまだまだ奥に広がっていて、仏塔が無数に並ぶ林=塔林や、ロープウェイで嵩山のテッペン行けるとか、色々あるみたいなのですが、私今日の夜行列車19:30でしてかつ先ほど入り口のお姉さんにバスの時刻聞いたら「NoCertain」とか翻訳アプリで言われまして列車乗り遅れるのだけは避けたいので(切符もったいない)、
すごすごと帰るのですよ。
15:00頃から待ち始めて15:15にバス来ました。
意外と早いな。
なので17:00には洛陽帰ってきちゃいました。
晩餐!
回鍋肉ご飯ーー!!!
久々の米です。
いっつも麺ばっか食ってますけど、
米より麺の方が安いんですよ。
米は麺より1.2倍くらいするのです。
まあ言うても3〜5元なので、今日は久々に贅沢です。
いや、正直言うと丸子湯をまた食べたかったのですが昨日の店に行くほどの体力はなく(バス30分以上かかる)、丸子湯書いてある店入ったら「メイヨウ(ないよ)」言われましてね。
ちょっと憂さ晴らしに好物をやらしてもらいました。
ということで洛陽駅。
そうです、
私、とうとう北京でーす!!!
めでたい道中ですが、
今日の座席は
夜行列車x硬座x満席x三人席の真ん中乙。。
谢谢でした!
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