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Re: タイトルなし
※ふじはらS氏だと認識して返信しています。違ってたらごめんなさい。
158cm(♂)が今日も元気に地球徘徊やらしてもらっています。
冬の北京。
私の事前情報では
「それはそれは大変な大気汚染で、視界は暗く人々はガスマスク級のマスクして往来し、雪は黒い。」
と聞いて戦々恐々としてましたが、
全然そんなことないです。
むしろマスクしてる人ほとんどいません。
以前より改善されてきているのでしょうか。
それとも事前情報の度が過ぎていたでしょうか。
本日はそんな北京の歴史街歩きを致します。
もうもう定番中の定番スポットを巡って行きたいと思いますよ乞うご期待。
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▼徘徊メモ
・行き先:北京市内
・手段:徒歩&メトロ&バス
・料金:1乗車2元〜
・時間:ー
↓北京地図マップ
(二行目はMapsme表記)
<広域>
【交通】
・枠線左オレンジ:北京西駅
Beijing West
【観光】
・左上赤:頤和園
Summer Palace
・左下赤の左:盧溝橋
Marco Polo Bridge
・左下赤の右:抗日戦争記念館
Museum of the Chinese People Resistance Against Japanese Aggression
・上のピンクの右:北京オリンピックスタジアム
National Stadium
・上のピンクの左:水立方
National Aquatics Center
・右上3ピンクの右:798芸術区
798 Art District
・右上3ピンクの上:望京SOHO
Mapsme表示も同様
<枠線内詳細>
【交通】
・中央オレンジ:北京駅
Beijing Station
・左下オレンジ:北京南駅
Mapsme表示も同様
・黄色:东直门枢纽站
Guoson Mall
※慕田峪長城に行くバスはここから
【宿】
・右の青:レオホステル
Mapsme表示も同様
ドミ一泊47元
英語表記:LEO HOSTEL
百度地図:阿来客栈
・左の青:スリー レッグド フロッグ ホステル
Mapsme表示も同様
ドミ一泊54元
英語表記:Three legd frog hostel
百度地図:京一食宾馆
【観光】
・北京市の文字のすぐ上の赤:天安門
Mapsme表示も同様
・その上の赤:故宮(紫禁城とも)
Palace Museum
・その上の赤:景山公園
Jingshan Park
・右下の2つの赤:天壇
Temple of Heaven
・右の赤:朝陽劇場
Beijing Chaoyang Theater
・中央ピンク:銀河SOHO
The Galaxy Soho
・その右上ピンク:三里屯
Sanlitun
・その右のピンク:凤凰国际传媒中心
Phoenix International Media Center
・その下のピンク:CCTV(中国中央電視台)
CCTV Headquarters
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本日の朝ごはん。
ジャージャー麺(炸酱面)です。
宿の隣の飯屋が意外と安くて朝からついつい。18元。
味は、
昨日のとあまり変わらないかな。
昨日と同じくコシ弱めなのはそういうものなんでしょか。
で、実は今まだ8:00です。
今日は土日。
これから向かう北京・オブ・ザ・北京なスポットは「中国人で行ったことない人はいない」と揶揄されるほどの超ドめじゃースポットなので、朝も早よからやってまいりました。
それこそすなわち
天安門広場ーーー!!!
でけぇ!!
広場として世界最大だそうですよ。
南北880m、東西500m。最大収容人瑞50万人ですって。
かつての世界の半分と言わしめたイラン・イスファハーンの広場よりデカイんですね。
(世界の半分というのは広さの話ではないのですが)
「天命を受けて安定した国を治める」という思いをこめて名付けられた天安門。
楼上で毛沢東氏が中華人民共和国の建国宣言を行ったんですよね。
見えますか、
門の両翼に踊る文字。
「中華人民共和国万歳」
「世界人民大団結万歳」
ゾクゾクしますね。
あ、無論勿論言うまでもなく、
掲げられている肖像画は毛沢東国家主席様でござりまするですぞ。
いやぁ、
ゾクゾクしますね。
ここがかの国の一丁目一番地なわけですね。
なおこの広場の南には毛主席記念堂という、それはそれはな名前の建物があり、毛沢東氏のご遺体が防腐処理されて安置されているんですって。嗚呼!
なおこの広場、
徒歩では近づけませんでして、
周囲を囲む道路の外側でセキュリティチェックを受け、地下歩道を通ってこのエリア抜け入ります。
まあ中国国家に対してゲリラテロするには格好の場所でしょうからね。警備も厳重なわけですね。
なお我々が聞き覚えのある「天安門事件」とは、1976年と1989年に中国国内で起きた事件の総称で、民主化を求め天安門広場に集まった学生を中心とする一般市民のデモ隊に対して中国人民解放軍が武力弾圧を行い、多数の死傷者を出した事件です。
当国では放送禁止用語だそうです。
この天安門の先が「故宮」です。
かつて「紫禁城(しきんじょう)」と呼ばれた明そして清の時代の王宮です。
1912年の清朝滅亡まで約500年近くにわたり、明と清両王朝24人の皇帝が君臨したんだそうな。
普段はここがもう人がゴミのように入れ食い状態なんだそうです。
それでもオフシーズン朝8:30でこれだけ人がいるのも凄いけど。
で、
よくわかりませんが、ここチケットチェックでした。
どこにチケット売り場あったんだろう?
よく見ると中国人は例の身分証カードでピッて入ってます。入場無料?
入り口にいた係員に聞いたら、あっちの方に見える窓口に行ってー!とのこと。
※あっちの方。
入場口の右(東)に見える窓口です。
ここでパスポート見せました。
どうやらそのパスポート番号をPCに入力することで先ほどの入場口から入れるようになるそうです。
流石の警備体制。
なおここで40元取られました。
外国人は無料じゃないのね。
(4月〜10月は60元だそうです)
でも思ったより安いです。
いよいよ西安の大唐芙蓉園の120元が解せません。
入場した先にオーディオガイド貸出がありました。外国人40元。
で、凄いのがその言語の幅広さ。
一番下の段の右から二番目。
エスペラント語て。。!!
さすが世界代表観光地です。
さあいざ参りましょう紫禁城。
最初にまみえる光景がこちら。
いきなり凄いんですけど。
でもこれ、本丸かと思いきや「門」なんですの。
太和門というらしい。
え、これが「門」とかよく意味が分かりませんけどどう言う事ですか?
つまりはその奥に本丸があると言う事です。
本丸=太和殿。
なんなんでしょうかこのいちいち凄すぎるスケール。
前門からカウントするとここまでですでに
門→広場→門→広場→門→広場→門→広場→門→広場
なんですけど。
自ら数えておきながらビビる。
(前門→天安門広場→天安門→?広場→?門→?広場→午門→?広場→太和門→太和殿)
王宮の人たちはさぞ出入りが面倒でしたでしょうね。
当時チャリンコとか無いでしょうし。
門から広場に降る階段にも、
広場から宮殿に登る階段にも、
この龍が彫られてます。
まるで龍が門から宮殿に向けて突き進んでいるかのような。
太和殿。
もう殿も門もどっちも凄すぎて見分けが付かん。
太和殿から太和門および広場を仰ぎ見た感じ。
日時計。
私じつは映画「ラストエンペラー」見てなくて。
全然ピンと来ないのですが、見られてる方はこの光景見て「おおぉぉお!?」となるのですかね。
なんとかかんとかの儀式に用いた甕。
天井。
扉。
龍。
鳳凰。
玉座。
なんたら殿ねえどんだけ?
と思って久しいですが、
ここが最後のエリアのようです。
庭園のようですが、意外と小さいです。
向こうに見えるは景山公園です。
いや、あのですね、
絶対皆さんもこうなるって!!
もう太和殿の次のなんたら門あたりから「まだあるの!?」となるのです。
なんたら門→中国人撮影隊→なんたら殿→中国人撮影隊→なんたら門→中国人撮影隊→なんたら殿→中国人撮影隊
無限ループ突入か?て。
でですね、
今私一直線に進んできましたけど、
随時進路の左右に宮殿たくさんあるんですよ。
看板の案内も「←west six palace」とか書いてあって。
六つも宮殿あるの!?て。
宇宙。
事後調べによると、
この紫禁城は「世界最大の宮殿」なんですって(恐らく敷地面積ではなく宮殿面積)。
内廷には9000の部屋があり、
9000人の宮女と10万人の臣官がいたのだそうです。
なんというスケールなのでしょう。
ラストエンペラー今すぐ見よう。
ああダメだ、この宿欧米人がWi-Fi使いまくってて重たすぎる。
※日記はいつもその日の夜に宿で書いてます。Upは予約投稿。
さて、
なんかちょっともったいない感を引きずりながらも、先ほどの出口の写真、
で目の前に見えていた景山公園へ参ります。
入場料2元。
もはや無料で良くね。
いきなりおばちゃん達が舞ってます。
中国人の公園での楽しみ方が楽しそうすぎる。
そこらへんで
リボンの舞やら太極拳やら社交ダンスやら花札?やら羽子板の足でやる版やら。
1フレーズごとに痰を吐いてます。
うーん、
ちょっと霞んでます。。
これが北京スモッグというやつですね。
ふだんマスクは必要ないレベルですが、こうしてみるとやっぱりこの街の空気は汚いんですね。
で、
写真の光景はこれ紫禁城です。
実際には橙色の瓦屋根がぶわぁあああっと彼方までみっしりです。
圧巻。
ちょっと画像お借りしちゃうとこんな感じ。
しゅごしゅぎる。
西の方面にストゥーパ(仏塔)と池が見えます。
北海公園という場所でしっかり入場料取られました。5元。オフシーズン価格らしい。
公園内。
右に見えているのはスケートリンクです。
池が凍っておりました。
ストゥーパ。
これはチベット仏教寺院なのかな?
公園内その他風景。
という。
非常に平和な公園でした。
まあ、、観光客が来るような場所ではないですが、いわゆる「何もない」がここにあります。
そこから踵返して北京駅。
ここから先は細々移動していきますよ。
一気に次に次の次の街まで購入。
全部最安席。
かねてから気になっていた「李先生」に来ました。牛肉面チェーン店です。
ウルムチ駅では「牛肉面大王 李先生」という店名で『大王なの先生なのどっちなの!?』と一人キャッキャした私でしたがここの店舗はただの李先生でした。
高い!!
40元〜なんですけど!
相席の女の子が食べてる回鍋肉みたいなセット80元とかしてるんですけど!
せ、先生。。!!!
これは大誤算です。
李先生はお財布に優しい先生だと思ってました。そこら中にあるものですからつい。
味:普通
せ、先生。。
ところでこの麺もコシ弱めでした。
これは北京の特徴なのでしょうか。
それともたまたま?
コシがないとまたすぐ腹減ってまうやろ。
唐突ですが「盧溝橋」です。
ここ思った以上に遠かった。
メトロ二回乗り換えて最後はバス。
1時間くらい要しました。
盧溝橋というとかの日中戦争の引き金になった(諸説あり)という盧溝橋事件が思い出されるわけですが、
そもそも盧溝橋はかのマルコポーロさんが『世界で一番美しい石橋』と称えた橋なんだそうです。知らなんだ。
盧溝橋。
うん、やっぱり橋は川辺からその全景を拝みたいですよね。
でもこの橋は有料区域になってて(20元)川辺には立ち入りできないようなので橋の全景が見れないのです無念。
なかなかな迫力です。
写真じゃ伝わらないのでいちいち書きますがこの獅子君がなんと501体もいるんですよ圧巻。
みんな違う格好してるんです
この写真の子とかちょっともう痩せ細ってますけど貴君は誠に獅子であるか?
獅子君たちがちょっとかわいくなってきました。
親獅子の足元でじゃれついてたり、
なんかもう、
獅子としてそれでいいんだっけ?
って感じです。
※ご参考:紫禁城のブチ切れ獅子。
橋の手前にはどこぞの帝が詠んだと言われる月見の詩が彫られてます。
アイス。
さてこの盧溝橋。
先にも書いた通り盧溝橋事件の舞台となった場所です。
Wikipedia先生の説明がちょっと気合い入り過ぎてるのでかいつまんで抜粋。
盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)=
1937年7月7日に北京の盧溝橋で起きた日本軍と中国国民革命軍第二十九軍との衝突事件である。中国では一般的に七七事変と呼ばれる。
日中戦争(支那事変)の発端となったとされる(諸説あり)。
中国人民抗日戦争記念館。
なかなかに物々しい場所にあえて来てみました。
日中戦争どころか現在の日中関係についてすら不勉強なままの私ですが、それでも見ておこうと思いまして。
チケット窓口でパスポート提示を求められる恐る恐る提示する日本国パスポート。
何事もなくチケットもらえました。
入場無料のようです。
「Anti-Japanese」といった言葉が何度も出てきて手汗止まりません。
※周囲には多数の中国人観覧客がいます。
総じて、
もの凄い展示量です。
(展示はほぼ全て写真)
我々の教科書ってどのくらいのページ数でしたっけね、日中戦争。
恐らく1ページもなかったんじゃないでしょうか。私覚えてるの満州事変と盧溝橋事件くらいです。いやそれは私の問題ですけども。
この展示の多さに、中国側の熱量を感じざるを得ません。
そして言葉を失う一角。
南京大虐殺。
写真掲載は控えますが、
信じられないような写真展示で覆い尽くされてました。
※内容がちょっと酷いのでテキスト暗転します※
現地住民を槍で指した瞬間だったり、殺害した人たちの多数の首を掛けた電柱だったり、地上に立てられた槍に串刺しにされた子供たちだったり、生き埋めにされている最中の人たちだったり、女性が強姦されている光景だったり。
これまで見てきたどの戦争博物館よりも凄惨な展示でした。
これは現実なのか?
今でもよくわかりません。
ただ、少なくとも中国としてはそういう認識な訳です。
その後は歴史の流れに沿って、
日本敗戦ならびに占領地解放、中華人民共和国の成立、と言った展示が続き、最後には日本との国交回復について触れられていました。
日本を非難するのでは決して無く、
「こうした悲劇を繰り返さぬよう平和を維持していきましょう、平和的中国万歳」という結びでした。
知らない、
とはなんて罪深いことなんでしょうね。
ってこれまでも戦争博物館を見学するたびに思ってきましたが、当事者国となるとその感じ方は強烈です。
外国人が多く宿泊する宿って各国の国旗が飾られてたりします。でも中国の宿はどこも日本の旗がないんですよね。
これまではなんとなくレベルで「昔戦争してたしね」くらいにしか思ってませんでしたが、今日ここに来て思うこと甚だです。
よく考えたら日本軍に侵攻された側の国の戦争博物館は初めてなのでした。
個人的な意見や感想はここでは控えますが、
兎にも角にも、
ここに来て良かったです。
ちょっと全身の力が抜けてしまったので休憩を挟みつつ北京市中心部へバスで戻ります。
天壇公園。
1420年に明の永楽帝が祭祀を行うために建立したとても神聖な地なのだそうです。
入場料10元。
オフシーズン価格。
3〜10月は15元らしい。
めえええええっちゃ広いです。
もう疲れました。
先ほどMPが0になりましたが今度はHP0間近です。
普通は北門から入るようですが、
私が入ったのは西門。
北門から南に走るメイン通り(?)に着くまででもう息絶え絶えです。
ようやくたどり着いたメイン通り南の圓丘壇、の前門。
そして
圓丘壇は追加料金でして、
さらにオフシーズン11〜2月は入場券販売16:30までで終了でした。
※今16:45。
ちょっと、
ってことは何、
ただただトボトボ歩くためだけにこの公園に10元払ったの怒!
ちなみにこの公園のもう一つの見どころ「祈年殿」もクローズしてました。
↓敷地の外からコソ撮りしたった。
嗚呼無念なり。
ところがどっこい
トボトボと宿に帰る途中で
お手頃価格の食堂を発見し
青椒肉絲で身も心もお財布もきゃぴん♪なのでした。
そんな北京二日目でした。
ふう、、、
ちょっと抗日戦争記念館のインパクトが強すぎてフラフラしてますが、明日も北京歩きをしていく次第ですよ。
谢谢、でした。
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