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#398 天津に天津飯は無い。in中国(26) 2019.1.15



津に天津飯は無いってご存知でしたか?

すみません、私は知ってます。
というのも以前天津出身の方に「天津飯美味いですよねー」言ってポカンとされたことがあるためです。

ということで本日はそんな天さんをぶらっとしてみますよー。


――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:北京→天津
      北京 Bei jing ベイジン
       (北京 ぺきん)
       →天津西 Tian jin xi ティエンジンシー
          (天津西 てんしんにし)
・手段:列車
      列車番号 K7729
      列車等級 硬座
・料金:23.5元
・時間:2時間  9:13発、11:30


↓移動図

20190116012205449.jpeg 



↓天津地図マップ
(二行目はMapsme表記)
20190116012205ced.jpeg 


<交通>
・右上オレンジ:天津駅
      Tianjin Railway Station
・左上オレンジ:天津西駅
      Tianjin West
<観光>
赤ピン 上から順に
・天津之眼摩天輪
      Tianjin Eye
・(二つある赤の左) 鼓楼
      Drum Tower
・(二つある赤の右) 天津古文化街
      Tianjin Ancient Culture Street
・イタリア街
      Italian Style Town
・海河文化広場
      Haihe Culture Square
・天津芸術博物館
      Tianjin Art Gallery
      ※取り壊し?ただこの一帯は馬車道のような街並み
・五大道
      5th Avenue
      ※実際はこのピンから西方面に広がっている
・天津テレビ塔
      Tianjin Radio and Television Tower
・天津水上公園
      Tianjin Shui Shang Park

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はいまずは天津へ向かいますよ。
北京駅から列車です。

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天津市は北京市のお隣。
新幹線なら30分ですが、私はそんな贅沢できないので鈍行で2時間掛けて向かいます。



ひとまず天津市についてWikipedia先生に一言頂いておきましょう。


天津市=
天津市(てんしんし/ティエンジンし、拼音: Tiānjīn、英語: Tianjin)は、中華人民共和国に位置する直轄市。国家中心都市の一つ。
環渤海湾地域の経済的中心地であり、中国北方最大の対外開放港である。首都北京市とは高速道路、高速直通列車、京津城際線によって、0.5〜2時間以内で結ばれている。元々は海河の河港であったが、河口の塘沽に大規模な港湾やコンテナターミナル、工業地帯が形成されている。経済成長率の高さはここ数年に渡り、全国トップである。
市区人口は506万人、都市圏人口は720万人。


まあつまりは大都市、ってことですね。


なお一方で義和団事件の際には欧米諸国軍が上陸した港街であり、その後日本軍が数年に渡り占拠した街でもあります。
各国の租界地が多く設けられた経緯もあり、中国の街でありながらやや異国(近代の欧米)っぽさが残る街でもあるようです。


やって来ました天津西駅。

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さすが大都市の新駅。
綺麗です。デカイです。

メトロも充実。
まずは今夜の列車が出発する天津駅へ移動して荷物を預けようと思います。

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で、
北京駅について荷物預かり所。

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ギャフン。
まさかの30元でした。
※時間制。9時間預かり小荷物が30元。大だと45元。大小定義不明。

せっかくここまで来ましたが、
今日はリュック背負って天津ブラブラ、いわゆる天ブラをしたいと思います。


まず向かうは旧市街。
いや、旧市街風の観光地、かもしれませんが。
ひとまず朝飯を食べたす。


鼓楼駅にやって来ました。
が、旧市街にはずなのに駅出たらショッピングモールでした。
駅から簡単には出させてくれない。

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お、こんなところにJiNSありますよ。

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私はZoffよりJiNS派です。
ぜひ頑張ってほしい。


やっとこさショッピングモール脱出。
でけぇ。

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ようやくやって来れました、
旧市街っぽい雰囲気の街。

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周囲は高層マンションに囲まれてます。

うーむ、人が、いない。

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でも仕方ないと思います。

だってですね、今日の気温、

ー10度です。

なんだこれ、どうした。
ウルムチ以来の寒さですよこれ。

屋台の人たちも近くの店に避難して店の窓から客引きの声出ししてます。カオスです。



まず私がここでやりたいのが天津三大絶味だかなんだか言われている
狗不理というモノ。


ひとまず狗不理と書かれた店に適当に入る。

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出てきた狗不理なるもの。

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素晴らしく正々堂々とした肉まん君でした。

いや、肉まんよりちょい小さく、
小籠包よりやや大きい感じ。
味は普通の肉まんでした。


うん、まあ、何事も経験ですから。



しばし辺りをぶらり。


浮世絵Tatoo。


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はぬーん!!思ったら違いました。

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鼓楼。

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入場口はランチ休憩で閉まってました。

中国恒例の銅像。
凍てついてます。

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これも天津名物かしら。
例によって店員さんが寒さで避難しちゃってて見当たらないので注文できず。


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あ、
これも天津三大絶味だったかな?
麻花というお菓子。

201901160122320f1.jpeg 


これはちっちゃいやつで小麻花。
見たまんま、ざくざく系のお菓子です。
海苔味が美味かったので買っておきました。
8元とお安かったので。
どっかの街で青島ビールのつまみにします。


歩き続けたどり着きました、
天津古文化街。

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ここは旧市街風の観光ストリートです。
いや、たぶんきっと元旧市街だとは思います。
お寺とかあったし。


ボチボチ人がいます。

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近づいたら怒り出した飯タイム中の本日の天津犬。

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たぶんこれも天津三大絶味?


天津炸糕。


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モチモチの餅。
あ、いや、北京にもあったかも。

ひとまず「天津」という名のついたものを片っ端から食べてこうと思っている浅はかな私です。


こんな寒空の下でよく飯食ってんなこの二人、
と思いきや片割れは凍てついた銅像でした。

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ローカル食堂発見。


はたして、、


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うむ。

天津飯は無さそうです。

用意したら日本人にウケるだろうに。


で、

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天津炸酱面なるものがあったのでつい注文。

北京の炸酱面が甘辛じゃなかったのに対し、ここのは甘辛で、日本のジャージャー麺に近い味付けでした。
ここ天津はしばしの間、日本軍が占領してたのですがその時に日本にジャージャー麺が持ち込まれたのでしょうか。

うん、美味いですねー。
やっぱりジャージャー麺は甘辛ですね。
満足満足。


と店を出ると


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おっさんまだ食ってたの?
と思うたら銅像でした。

私の視力はどんどん低下しているようです。



その他、天津古文化街の風景。

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そこからしばらく北へしてやってきましたは


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天津市を流れる川。
凍ってます。
向こうに観覧車も見えます。



氷に穴開けて釣りしてますね。。


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釣れるんでしょうか。

あ、連れてますね。

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これ金魚だと思うんですけど。
こんなん絶対氷の下いないって。


そういや天津って私空気めっちゃ汚いと思ってましたが見ての通り青空がちゃんと見えてます。マスクしてる人ほぼいません。
空気は浄化されてきたのでしょうか?
覚えてます?以前中国湾岸の工場で大規模爆発あったの。あれ天津です。
テレビの映像で工場群がモクモクと煙を上げている様を見て中国スモッグさもありなん、と思っていたのですよね。


観覧車。
正式名称「天津之眼摩天輪」。


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武器みたいな名前ですね。『円月輪!』みたいな。
乗車料金70元でした。
私にとっては切れ味抜群のハイプライスですね。いやそもそも乗らんけど。一人だし。



ここからリバーサイドを散歩しながら下っていきます。

目指すは向こうに見えてるウォーターフロントです。

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リバーサイドはカモメがたくさん。
良い雰囲気です。

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川沿いのマンション群。

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寒中水泳してる人たち。
まもなく凍死するでしょう。

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かれこれ1時間以上歩きました。
ウォーターフロントがだいぶ近づいて来ましたよ。


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ここはイタリア街という、
イタリアっぽい雰囲気の街区です。

20190116012429d4e.jpeg 



えっと、

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閑散。

まあ確かに家並みはイタリアぽいですけど、
そこら中に中国語だし、屋台には「包子」だの「面」だの「不可想像的美味!」だの掲げられているので、イタリアンな雰囲気はナッシンです。
あとこの街区はウォーターフロントの北に位置するのですが、ことごとく高層ビルの日陰なんです。なんというか、陰鬱なんですよね雰囲気が。

ヴェネツィアなんたらというお店を発見。

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メニュー。

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ピザ一枚148元≒2368円爆発しろ。
ナポリを見習って1ピザ300円くらいで提供してください。


はいウォーターフロントど真ん中来ましたよ。

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高まる。


良いですね、川と高層ビル。

北京の高層ビルは川がなかったからね。
そういう意味では山も川もある重慶は凄かったな。


時計っぽいオブジェ。

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そこから解放橋を渡って南の街区へ。

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このあたりも歴史地区だと聞きまして。
ただあれですね、見ての通りここはきっと租界地だった場所な感じですね。
近代欧米っぽい雰囲気。
日本でいう馬車道的な?



で、

その建築が素晴らしいという天津現代美術館は

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取り壊されてました。
無念。



気を取り直してメトロに乗り、
本日のハイライト、天津タワー。

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201901160125119a8.jpeg 

なんか、
思ったよりレトロですね。


いや、

私が高層建築物好きというのは兼ねてからのPRの通りなのですが、私日本を出る前に「世界の高層建築物ランキング」をチェックしてまして、で天津にもトップ10に入るなんらかがあったはずなんですよね。
で今もっかい調べたらトップ15にすら天津の名前が出て来ません。
見間違えだったかな。。?
この天津タワーはおそらくそんなに高くなさそうです。東京タワーくらいじゃないかね。



そんな天津タワーのおかげで陽が当たらないマンション群。


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日照権って、大変ですね。



でお次はバスに乗って、
五大道というエリアに行ってみます。

ここ、いまいちなんなのかわかってません。
有名な都市の名がついた五つの道があるということしか知らず。
でその道の名が「成都道」とか「重慶道」とかいうのでこれはきっと各地の名物が食べ歩けるのでは!?」と期待して来てみたのですが、

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どうやらそんな感じではなさそうですね。

やや閑静な住宅街って感じです。

ところどころにカフェやギャラリー。
裏青山的な?


こんなんあるからきっとこの辺りが五大道なんですけど。。


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おや、ちょっと開けたとこに来ました。

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お、地図。


20190116012525236.jpeg 


ああ、、
なるほど、


どうやら五大道は、

食べ歩きスポットではなく、
租界地の名残りを残す街並みと、近代著名人の西洋式建築による古住居が立ち並ぶエリアとして、その街並みを愛でるスポットなのだそうです。

そうだったのか。。!


と、

ビジターセンター内で休憩しながら
今さらググって理解した私。


そして


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その街並みを楽しもうとする頃にはもう陽が暮れてたよねー。

いまいち五大道を楽しめないまま界隈を後にしました。


ファミマさんファミマさん、
通報です。

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なお当国には普通にファミマは出店していますが、これまで3種類くらい、ファミマの店舗カラーと瓜二つなコンビニを見かけて来ました。


で、

20190116012533620.jpeg 


何してるんでしょうか私。
超洒落乙なカフェでパンなんぞを嗜んでおります。

いえね、充電できる店がなかなか見当たらなくて。
ショッピングモール内のオシャレパン屋でしばし休憩です。


さて、
ではそろそろパン屋が店じまいのようなので出掛けましょうかね、向かいますは天津ウォーターフロントエリア!!


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良いですねー!!!

高層ビルx川xライトアップx誰もいない。
最高の条件が整ってます。


唐突ですが、
2000年代前半にavexが一時期トランス路線走ったのわかる人います?有名どころだとglobeやら浜崎あゆみやら。


あの時期のavexも私好きでして。
たびたび夜景のお供にしてます。

で、特に好きだったのがmove。

知ってる人数少ないと思うのですが。


ということで今宵は
天津のウォーターフロントの夜景を見上げながらmoveナイトです。







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20190116012609e34.jpeg


 

悦。
実に悦。



恍惚の天津駅。


201901160126129ac.jpeg 



さて。
今夜の列車は24:43ね。


遅すぎる。

で、
向かうは泰山です。



明日はかつての歴代皇帝が封禅の儀を行ってきた聖なる山に登ってみますよー。

夜行列車明けでね。


谢谢でした!
 
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コメントありがとうございます!
そう言って頂けると何よりです。
私自身が時間が経ってからこのブログを見たときに移動の過程まで思い出せるように写真は多めに載せてます。

で、大変恐縮ながら、、
私はカメラがなくiPhone7のみでございます。
普通の写真は問題ないですが、夜空やズームは流石にiPhoneでは無理があり、次回はカメラ持ち込みたいなと思っております。。

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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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