#403 上海、三年ぶりの再訪。in中国(31)
- 2019/01/24
- 06:00
いや、四年前かも。
前回は仕事で訪れた上海。
商談の隙間時間でぶらっとしただけですが、
ある程度ぶらっとしたので、今回は最近完成した上海タワーを拝む、ただそれだけのために寄り道です。
一時期ほどの勢いは無いとはよく言われるもののそれでも年々開発が進み進化していると言われる上海。
以前と比べての上海を楽しみたいと思います。
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▼徘徊メモ
・行き先:
苏州 Su zhou スージョウ
(蘇州/そしゅう)
→上海 shang hai シャンハイ
(上海/しゃんはい)
・手段:列車
列車番号 K463
車両等級 硬座
・料金:14.5元≒232円
・時間:約2時間 8:42発、10:30頃着
<交通>
・左のオレンジ:上海駅
Shanghai
<観光>
・右のピンクの川の左側:外灘エリア
waitan
・右のピンクの川の右:高層建築物たち
右から順に、
上海ワールドフィナンシャルビル
Shanghai World Financial Center
上海タワー
Shanghai Tower
シティグループビル
Citigroup Tower
上海テレビ塔(かつて上海タワーとも)
Oriental Pearl Tower
・右の赤:豫園
Mapsme表示も同様
・上の赤:南京路
Nanjing Road Pedestrian Street
・その左の赤:人民公園
People's Park
・その下の赤:新天地
Xintiandi
・その左下の赤:田子坊
Tianzifang
・左の赤:静安寺
Jing'an Temple
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おはようございまーす!!
悦。
あ、唐突でしたか?
昨日の日記に書いた通り、朝一列車の前に一杯やりにきました同得兴の蘇州湯面です。
昨日は白をいただいたので今日は赤です。
もちろんいうまでもなく
空前絶後の爆裂美味です。
なお今回は青菜と肉をトッピングしましたが、初めて知りました。肉のトッピングはマストなんですって。面単品注文はダメらしい。
どおりで昨日来店時、店員のおばちゃんが注文に際して肉のトッピングをゴリ押ししてきたわけです。
内心「このおばちゃん値段高い肉ばっか勧めてくるなぁ」と訝しみました。
すみませんでした。
てか面12元で肉11元ってねぇ?
街中の監視カメラの映像って
BGMみたいな感じで放映されてるんですね。
※このシーンは公共バスの車中
これやべえやつですね。
かの国のかの国たる確固たる確信を得たる瞬間でした。
上海までは2時間。
近いですね。
東京ー君津くらいです。
運賃230円。こうしてみると安いですね。
東京ー君津は1450円です確か。
私いつも中国の列車代が高い高い言うてますが、それは国土がデカすぎて移動距離が長いから必然的に高くなってるんですよね。
上海駅北側は大変殺風景でした。
切符ゲット。
あのですね、
ここから先の列車、切符売り切れ続出なんです。
今年の春節(中国のお正月)は2/5のようですが、早い人はもう里帰りするようです。
上海に向かう途中の列車内で
次の次の街から
次の次の次の街への切符を調べてたら
残1とかなってて
初めてその場でオンライン購入しました。
以前はWi-Fi回線でトライして出来てなかったオンライン購入ですが、今回はSIMカード回線だからかどうかは不明ですが、成功しました(切符購入サイトTrip.comは日本語対応してるので簡単に操作可能)。
ただこれね、
手数料25元も取られました。。!
すごい高い。。
きっともう余程のことがない限りはネット予約しません。。
なおTrip.comで予約すると、
切符確保でき次第(今回は5分くらい)に引き換え番号のメールが来ます(アプリあり場合はプッシュ通知も来ます)。
その画面を切符購入窓口で見せたらあっという間に切符発券されました。
手数料高いのでお勧めできませんが、ご利用なさる方は上記ご参考ください。
さて。
上海の宿ですが、安宿が全然なく、
唯一安かった宿が45元なものの場所が空港近くとかいう立地なため、今日はリュック背負ってこのまま上海ぶらっと参ります。
でですね、
この上海に来たのは、上海タワー、だけではなくて、大変有り難いことにブログを読んで頂いているという稀有な読者様と茶をしばくという聖なるイベントが催されるのです。
向かいますは新天地駅。
路線図。
上海のメトロは北京以上に蜘蛛の巣です。
現在もまだまだ延伸工事中なんだそうです。
メトロ内で男がビラ配りしてました。
座ってる人の膝の上に勝手にばら撒いていく。
結果、床はこのように散らかるのですが、
それでも数名の人民はしげしげと眺めている。
なんというか、手当たり次第目に入ったものに興味を示しますよね人民の皆さま。好奇心旺盛。それがきっとこの国の爆進力の一つなのでしょう。
はいやって来ました新天地駅。
読者さまFさんとも早々に合流完了。
ここ上海でお仕事をなさっているキャリアウーマン様です。
上海にもまだこういった風景が残っているんですね。
新天地駅の2番出口を出て一つ東のブロックの東側を南へ進んだあたりです。うーん、うまく言えない。
お店がこちら。
大行列。
阿姨排骨年糕和点点
という、
パイコー(排骨)の餅(年糕)のお店です。
上記のお店の名前を百度地図検索でヒットします。
クローズ14時だそうです。
お店はおばちゃんが一人でせっせと揚げてます。
いやもうね、
このお店はテイクアウト専門で、お買い上げ後にこれを食べる場所を探してちょっとウロウロしたのですが、もう手元から香る香りがすでに美味でした。
そしてお味の方は、さすがは人民各位が並んでまでして求めるだけあって最強に美味でした。
甘辛ソースが絡んだパリッとした排骨と、も
っちりとした餅。。。極悦です。
その後はしばらくFさんと中国の近況についてお話。
長きにわたり中国のバブルっぷりを体感されて来たお方ということもあって、あんなことやこんなこと、そんなことどんなことまでも面白おかしく聞かせて頂きました。
そんなFさんは私のウイグル自治区訪問が大変興味深かったようで。
ウイグル自治区はテロが頻発して以降、ここ数年でかなり激しく変わってしまったようですね。
Fさん今日は本当にありがとうございました!!
さて15:00。
ひとまず4年前と比べての上海街歩きをすべく、南京西路に来ました。
ここから外灘までの繁華街を散歩です。
RESERVED ROASTERY。
これ日本にはまだない、とどこかで聞きましたが、ロゴ(R/★みたいなやつ)は見たことある気がする。ご存知ですか?
上海シティピーポーがこぞって大行列していました。
入店は諦めました。
入ったところでShortサイズ頼む余裕すら無いですが。
ちなみにこのスタバ、
ドアマンいます。
なおいま調べたら
確かにまだ日本にはない形態らしいですよ。
2019年2月に中目黒の山手通り沿い、ドンキの隣?にオープンするようです。世界で5番目の出店だとか。
そういえばの余談ですが私、
一時期、中目黒ドンキの上のジムに通ってました。
ジムに行くだけで満足してた若かりし時代です。
帰り道に麺をやってしまうのでプラスマイナスは遥かにプラスでした。
途中の人民広場前では他の街と同様、
人民の皆様が楽しそうにやっているのですが、
ちょっと他の街よりもやや本気です。
さて、
ここでもって四年前の上海と比べて、、
と書きたいところですが、確信しました。
私、大して四年前の上海を覚えてない。
いや、
上海が変わってないのかも。
真相は謎のままです。
歩行者天国を行き交うトラムにおっさん共々挟み撃ちされたの図。
これは私が四年前に初めて出会ったミニソウ様です。
当時は私はすっかり大興奮でした。
今では私はすっかり常連客です。
四年前、この吉野家の存在に鼻息荒くしました。お客さんがあまりいなくて心配しました。
新装開店準備中でした。
良かった、生き残っているようです。
うん、
歩いてると思い出すのですが、やはり四年前とそんなに変わってない気がする。ここに関しては。
一方でFさんおっしゃるには、上海の古き良き街並みは次々とマンション開発のために潰されてしまっているのだそうですよ。
あ、四年前は
歩道にこんなおまわりさんいなかったと思います。
歩道からはみ出ると怒られます。
インド長かった私は歩道なぞ滅多に歩かず車道をガンガン斜め横断する癖があるので今日は何度もおまわりさんに笛を鳴らされました。
公衆トイレのトイレットペーパー出力マシン。
これ、カメラに顔を向けると一回だけ紙が出ます。紙を大量に取ってしまう輩への対策ですかね。なかなかハイテクです。
てか公衆トイレにはこういった小技が多いです。
お待たせしました。
この人民の山をかき分けるとさあ見えてきましたよ
上海と言えばのこの景色、
外灘の景色です。
このでっけえのが上海タワーです。
632m。
ビルとしてはドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界二位。
タワーも含めると東京スカイツリーに次ぐ第三位です。
※スカイツリーって凄いですね。
四年前は上海タワーは完成してましたがまだ中に入ることは出来ませんで、
こちらのワールドフィナンシャルタワーの方に登りました。
あのてっぺんの取っ手みたいになってる部分に侵入できまして、床がガラスになってて下が覗ける、という定番アトラクションなんぞがありました。
さてこの上海タワー。
2016年にオープンしまして。
ぜひそのトップ・オブ・ザ・トップに馳せ参じたかったのですが、
入場料360元ーー!!!
ありがとうございました。
堂々と胸張って辞退申し上げます。
※118階まで=90元、125階まで=220元、126階まで=360元。
いえね、
こんなこと言ったらもうアレですけど、
私あれじゃないですか、
ドバイはブルジュ・ハリファにて世界一のビルを踏破してしまってるじゃないですか。
だからもういいかなって。
そしてブルジュ・ハリファは入場料1万円超えなんですけど、登って見て思ったんです。
「ブルジュ・ハリファに登ったら、ブルジュ・ハリファは見えない。」
って事で、
今日は上海タワーをしっかりと心行くまで外から愛でるのです。
なおこの外灘エリアは旧租界地エリアでして、当時の西洋風建築がズラリと並ぶエリアでもあります。
先ほどの川の向こうの高層ビル群は、
この西洋建築群を背にしての景色です。
しばし外灘の遊歩道を南へ。
ちょっと離れた公園から。
日常風景越しに愛でるとこのタワーの異様な高さがより感じられる。
上海らしくないローカル食堂があったのですかさず入りました。
う、ウマーー!!!
やはりこの指差し注文っぽいスタイルの店は美味いですね(重慶での経験より)。
私がド観光スポットしか行かないのでなかなか出会えませんが、もっと見つけていきたいです、こういうお店。
この案内板。
豫园商城↑
となってますがどう見ても正面は壁です。
あ、真っ直ぐ、じゃなくて、↑上空=壁を跳び越えろ、でしょうか。
というような標識いじりが最近出来てなかったのでここぞとばかりに乗っかりました。
ここは明代に作られた庭園が、
かの国お得意技「開発」により良くある食べ歩きスポットに早変わりした場所です。
そしてこの豫园も四年前に来ています。
何しに来たかって?
先ほども書いたじゃないですか。
食べ歩きです。
先ほど食べたばっかじゃないかって?
あれです。
飲み会の前に吉野家行くような感じです。
Fさんに「上海の食べ物と言えば(お高い上海蟹以外で)」とリクエストしてお勧めいただいたやつです。
焼き小籠包。
裏のお焦げ部分が強烈に美味でした。
ホクホク。ホクホク。
なのですが、
それ以外の食べ歩きアイテムははこれまで見てきたようなものが多く、あまりそそられませんでした。
さて、
そろそろ良い頃合いです。
参りましょう、
ここからは上海街ブラ、ライトアップ編です。
うむ。
だいぶ良い雰囲気です。
そして切望の、
外灘ライトアップ!!
すげぇ。。。
なんという光景なのでしょう。
この景色、四年前に見てるはずですが、
それにしてもやはり凄い。
私はまだまだ世界の夜景のほんの一部しか見れてませんが、今のところのシティ派夜景No.1はこの上海だと思っています。
このギラギラした感じが凄いグイグイ来る。
そんな上海でした。
にしても日本人が多いですねー。
そこかしこから日本語が聞こえてきます。
みんな短期バカンスなのでしょう、小綺麗な装いに身を包み、ワイワイきゃっきゃしてます。
良いですね。
そのままそこら辺で上海ハニーと浜辺社交ダンスでもしててください。
私は上海ラーメンと社交ダンスするもままならないお財布事情なのでもう宿に帰ります。
※手持ちのプリペイドVISAが平日しか残高更新されなくて今マジで手元に50元くらいしかない。※明日更新される予定。
宿は空港近くの僻地、
Bufan International Hostel。
ドミ一泊45元。
Booking.comの地図の位置から道路挟んだ向かい側です。
先ほど
パリピ共がウェイウェイと夜の街に繰り出したので、
Fさんから頂いたアップルパイをほうばりながら静かに幸せな夜を過ごしております。
いや、このアップルパイがマジで美味。
(Fさん、重ね重ねほんとうにありがとうございました!)
はい、
という事で上海はここまで。
もう日本は目と鼻の先ですが、
まだ中国ぶらりたく、ここから西進しますよ。
明日は杭州です。
谢谢!
でした。
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