#404 杭州、湖上の風光明媚。in中国(32) 2019.1.21
- 2019/01/25
- 06:00
煌びやかな上海を実質半日でおいとまして
次に目指しますは杭州。
そして一日ぶらっとしてそのまま夜行列車で次の街へ向かう予定です。
ビザの期限が差し迫ってますんでね、
グイグイ進んでいきますよ。
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▼徘徊メモ
・行き先:上海→杭州
上海南 Shang hai nan シャンハイナン
→杭州東 Hang zhou dong ハンジョウドン
・手段:列車
列車番号 K1185
座席等級 席無し
・料金:24.5元
・時間:約2時間半 8:51発、11:15着
・右上オレンジ:杭州東駅
Hangzhoudong Railway Station
・中央オレンジ:杭州駅
Mapsme表示も同様
<観光>
・西湖右下の赤:城隍閣
City God Pavilion
・その左の赤の上:雷峰塔
Leifeng Pagoda
・その下の赤:净慈寺
Mapsme表示も同様
・その左の赤::苏堤
Sudi
<食>
・中山中路 ※このピンのあたりから南が「南宋御街」
Zhongshan Rd (Middle)
・南宋御街の食べ歩き通り ※この東西
Hefang Street
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やって来ました上海南駅。
これがまた我が宿から遠いのなんの。
1時間半も掛かりました。
※駅が遠いんじゃなくて宿が遠いのです。
本日の列車。
さて。
今回の列車は席無しです。
まあ空席などちょっとくらいあるだろうと思ってました、
が、そんなこと一切無く、ずっと列車と列車の間のスペースで突っ立ってました。
まあ三時間程度なのでどうということは無いのですが、
何が辛いってマジで人民共がバカスカタバコ吸うのねここで!
ふざけろし!
スパスパスパスパガーッペ!(痰)です。
痰民族め。
そもそもここ喫煙スペースなのねー!!
そりゃみんなドヤ顔でバカスカ吸うわ。
立ちっぱなしよりもタバコの煙と痰の効果音がただただ腹立たしい3時間でした。
はい杭州着。
さて、
この杭州がですね、
列車に中でWikiったところによるとなかなか凄い待ちなようなのです。
センセ、お願いしまつ。
杭州=
杭州市は中華人民共和国浙江省の省都。
浙江省の省人民政府の所在地。中国八大古都の一であり、国家歴史文化名城に指定されている。13世紀は世界最大の都市であった。
隋代以降、江南運河の終着点として経済文化が発達し、「上に天国あり、下に蘇州・杭州あり。(上有天堂、下有蘇杭。)」とたたえられた。
また、五代十国の時代、呉越国の都となり、南宋時代には事実上の首都、臨安府が置かれた。
市中心部の西には世界遺産の西湖という湖があり、国の内外より多くの観光客が訪れる。
13世紀には世界最大の都市ですって!?
ちょうど南宋の首都になった時期のようです。
宋、、、あまりピンとこない王朝です。
いまWiki見てて「ああそんなのあったなぁ」と思えるのは平清盛さんによる日宋貿易くらいです。
あ、
あと大事なこと忘れてました。
で、
その浙江料理は中国八大料理の一つですって!
高まる!
そんな杭州の私の現在のプランは
「湖の周囲をグルッとする」「浙江料理を食べる」くらいです。
ということでまずは浙江料理を食べたい。
メトロ路線図を見て、
なんとなく繁華街っぽいと思われる場所に来ました。龙翔桥駅。
正解。
ただアレですね、こういうおシャンなのじゃ無くてですね、もっと雑多なのが欲しいのですけども。このおシャンモールの中にも飯屋はあるでしょうけど、あれでしょう?きっとお高いんでしょう?
ひとまず適当にぶらっと、
したらすぐ見つかりましたよそれっぽいお店。
うん、
人民もそれなりに入っているのできっと味も良いでしょう。
で、
メニューを見るのですが、まあいつもそうなんですけどどれが浙江料理か分からない。
しばらく眺めてると、
特色料理、みたいなページがあり、それっぽいのが並んでました。どうやらこれですね。
で、
西湖醋魚という、ソウギョの甘酢あんかけというのが(後ほどググった)があり、これがどうやら有名なようなのですが、やはりお魚は高くて1000円をゆうに超えました。
鶏1羽を葉っぱで巻いて丸っと蒸し焼き。
名前は「叫花鶏」だったかな。
いや、
こんな凄いのくると思わなんだ。
ビニール手袋使って両手でバキバキムシャムシャやってく感じです。
ああでも美味いですね。
きっとこの葉っぱの香りですかね、どことなく香ばしい味付けのぷりっぷりの肉をむしゃぶる感じ。楽しい。
なおこの日記を書きながら今さらこの「叫花鶏」を調べたのですが、どうやらこれは浙江料理というよりは江南料理(浙江省を引っくるめた長江下流地域)のようです。
この葉っぱは蓮の葉ですって。
鶏を丸っと蓮の葉で包んで土で覆って炉で焼くんですって。
ああなるほど、
それで出てくるまでに15分くらい掛かったんですね。
お店のお兄さんが注文と同時に白飯出してきたので
お陰様で冷え冷え白飯になってしまって悲しかったです。
おし、
では杭州歩きを始めましょう。
いまは観光の中心になる西湖の東側にいます。駅や繁華街もこの一帯にあります。
で、
湖の南東の丘の上に湖を見渡せる楼閣があるみたいなので、まずはそこを目指します。
しばらくは普通の街並みが続く。
やはりちょっとお高めですね。
てかこのメニューって、普通のご飯屋では。
しばし歩き続ける。
街の東側には高層ビルが並んでます。
杭州もかなり大きなビジネスシティだと聞いてましたが、あの辺りが一丁目一番地なんでしょうね。
そして今知りましたがあのアリババの本社もこの杭州なんですって。
深センがハードウェアのシリコンバレーと言われるのに対してこの杭州はソフトウェアのシリコンバレーと言うそうですよ。
この杭州の西にそのエリアがあり、ドリームタウンなるとんでもないベンチャービジネスエリアがあるらしいです。
ちょっと前職在籍時だったら行ってみたかったな。
おお?
なんかそれっぽいところに来ましたよ
「南宋御街」。
南宋の雰囲気を模したかの国お得意のあのパターンのやーつじゃないですかね?
と言いながら
いきなりモスクが登場してびっくりしましたけども。
この辺りは回族区域(イスラム教を信仰する中華系民族)なんでしょうかね、ハラルフード屋さんも多々ありました。
もうちょっと歩を進めると徐々にそれっぽくなってきました。
ただちょっと今は先ほどの丸々一羽で腹いっぱい胸いっぱいなので、覗き見だけ。
茶葉屋さんがたくさんあります。
試飲できるお店もあったのでトライしてみましたが、独特の渋さのあるお茶でした。
どこにでもある串屋。
なぜか「あなただけ見つめてる」が爆音で流されている壁。色々と、なぜ?
結局なにも食わずに通過した私は私を褒めたいと思います。
なんだかんだ食べちゃうと思ってました。
いや、試食しまくったな。
エレベーターで上へ。
助かるー。
私は今日もリュック背負ったままかれこれ2時間近く歩いております。
楼閣からはきっと周囲の景色が見渡せます。
ということで早速ですが行ってみましょう、
城隍閣からの、杭州は西湖の景色!!
うん、
ちょっと遠いな。
あとこれPM2.5ですかね。モヤってます。
。。。まあしょうがないですね。
流石に歩くのはしんどいので、
丘を下山してバスで向かいます。
1元で中華まん売ってたので食べてみたら具無しでした。
でも他にもラーメン5元だったり、と、やっぱりローカル中のローカルフード店はマジで安いんだなぁと思いました。
危うくうっかり入店しかけました。
はいやって来ましたよ雷峰塔。
中央やや右の木陰の向こうにうっすら見えてるのがそれです。
うん、
勇ましい勇姿ですね。素晴らしい。
え、なぜ遠景の写真ばっかなのかって?
簡単です。
入ってないからです。
入場料40元なのですが、
きっとこの雷峰塔も、「中に入るより外から愛でるべし」ではと思い立ちまして。
、、いや、嘘です。
節約です。
ということで
ここからは西湖を横断できそうな道を往きます。
もう地図見るからして楽しそうじゃないですか。
今は上記地図の★のとこにいます。
そこから北上していきます。
んまあ素敵!
この西湖、とても水面が近いんです。
湖岸がチャプチャプ言う中で木陰沿いに歩いていくのが実に気分が良いです。
こんな感じで小舟にも乗れるようです。
湖岸でおっさんたちが執拗に客引きしてきます。
大きめの客船もあります。
これは周遊コースが決まっているものと思われます。料金55元ですって。
しばらく、
ぼぉーーっと。
やや遠目ですが、城隍閣も見えます。
石橋の欄干。 ※龍
西側は湖が小さいので歩いてる人ほぼ皆無ですが、逆光の陰影だけ浮かび上がる山々はこれはこれで素敵です。
2.5kmくらいの道中でした。
なおそのくらいの距離さえも面倒だからお金で解決したいよねと言うセレブの皆様向けの朗報としてはこの道も小型トラムがグイグイ走ってますので楽々移動できますよ良かったですね爆発しろ。
これはれっきとした浙江料理です。
先ほどぼーっとしてる間にちゃんと浙江料理とはなんぞやを調べたのですよ私は。
まあ、
簡単に言うと豚の角煮です。
たぶん。
で、
23元払ってまさかの一切れだけとはね。
駄菓子菓子この一切れのインパクトが強烈ぅーー!!
もう我が舌の上で秒で溶け込む柔らかジューシーお肉。
ああもう最っ高!!
なのですが、
数口で胸焼けの予感がしてきました。
脂が凄すぎる。
これに火を放ったらこの店焼け落ちると思います。
で、
その後はしばらくそこでスマホを充電し、駅へ。
今思えばもうちょっとライトアップされた西湖を見に行くべきでした。
駅へ向かうバスの車窓から見えた西湖は楼閣の輝きが湖面に映りそれはそれは素敵でした。
この夜行列車も席無しです。
しかも上海始発なのですでに通路は人民が座り込んで占拠している。
その中のわずかな隙間にリュックを放り込み、我が身をねじ込ませて居場
所を勝ち取った私です。
なめんな。
こちとら何度インド列車やってると思っとるねん。
あ、
文明乗車違反ですねこれは。
(=乗車マナー)
ひとまず今日だけはご容赦を。
隣の人民に重慶スナックを進呈して和睦を図り、このまま寝ます。
さ、
明日は一気に西へ進み、武漢です。
しばし長江を遡っていきますよ!
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