【刮目】もはや仙人界、武陵源。in中国(34) 2019.1.23
- 2019/01/27
- 06:00
実はこの張家界、
私が日本を発つ前からなんとしても行きたかった場所なのです。
実際行ってみましたが、
もう、とにかく凄いの。
本日の日記は刮目して必読ください。
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▼徘徊メモ
・行き先:武漢→武陵源
①
武昌駅 wu chang ウーチャン
(武昌/ぶしょう)
→张家界 zhangjiajie ジャンジアジエ
(張家界/ちょうかかい)
・手段:列車
列車番号 K967
座席等級 硬座
・料金:98元≒1568円
・時間:約10時間 1:18発、11:00過ぎ着
②
张家界 zhan jia jie ジャンジアジエ
(張家界/ちょうかかい)
→武陵原 wu ling yuan ウーリンユアン
(武陵源/ぶりょうげん)
・手段:バス
・料金:12元≒192円
・時間:後述
バスターミナルは張家界駅を出て前方左。
チケットオフィスで切符買うのではなく、直接1番乗り場へ向かうと武陵源方面行きのバスあり。
武陵源は「武陵源」「森林公園」「天子山」「杨家界」など複数の入り口があり、それによりバスが異なるので注意。
↓武陵源地図マップ
・地図右外が武陵源の街。
・白地は地区名、緑線が主なシャトルバス路線
・園内は山の上も下もシャトルバスが走っている(無料)
・ロープウェイ、エレベータの場所は黄色字
・これ以外にもロープウェイはある
・観光トレインもある
↓黄石塞地区マップ
(アクセス)
・張家界駅前バスターミナルor武陵源バスターミナルからバス、森林公園行き。前者は1時間ちょい12元、後者は40分程度10元。
(歩き方)
・森林公園バス停から入り口まで徒歩10分ほど
・入り口から登山口まで徒歩5分。
・登山口からロープウェイ乗り場までシャトルバスあり(無料)
・ロープウェイ(索道)は往復115元、片道65元
・山上エリアは徒歩で一周可能。所用約3時間 ※私の訪問時は改装工事中で全体の1/5しか歩けず。
・他武陵源エリアから離れているが、金鞭渓を通って袁家界方面もしくは百龙天梯方面へ抜けられる。徒歩2〜3時間
☆私的な最大の見どころは登りのロープウェイ。奇岩の谷間を突き抜けてくのが最高過ぎる。
<張家界観光メモ>
張家界にはいくつかの観光スポットがある。
①武陵源 wulingyuan(仙人界)
②天門山 tianmenshan(巨大な穴の開いた岩山)
③大峡谷 daxiagu(ガラス橋)
④黄龙洞 huanglongdong(鍾乳洞と地底湖)
⑤宝峰湖 baofenghu
・①③④⑤は武陵源地区。②は張家界市内(からロープウェイ)。
・武陵源へのバスは「武陵源」「森林公園」「天子山」など入場口によって複数あるので注意
・武陵源は三日間入場チケットが230元(閑散期115元)。全体を見るには2-3日は必須。
※③④⑤には行ってないのでよく分かりません。
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はい着きました張家界駅。
夜行列車でしたが到着時刻は11:00。
この張家界は見所多すぎて三日間の日数を用意しているのですがそれでもカツカツなので急いで行動開始です。
の前に、
ここ張家界は湖南省になります。
中国の山奥のイメージでしたが意外と南東なんですね。
なお湖南料理は中国八大料理ですって!
ただWikipedia先生によると、
四川料理、貴州料理と同様に唐辛子を多用し、辛い中国料理の代表格とされる。極端なものでは、大きなトウガラシを小さなトウガラシとトウチで炒めた料理がある。四川料理と異なるところは、四川の「麻辣」に対して「酸辣」といわれる、辛味のほかに酸味が効いた味にある。「鮮辣」の強烈な風味から「中国で一番辛い料理」と言われることもある
だそうです。
悲報。
自重します。
さて、
そんな湖南省は張家界。
今日は「武陵源」という場所に行きますよ。
広大なカルスト地形区です。
で、
事前調べによると、
武陵源へは張家界駅前のバスターミナルからバスに乗って向かうのですが、
武陵源はグランドキャニオンのように見所スポットが多すぎて、入り口もいくつか存在し、そしてそれごとに乗るべきバスも違うのだそうです。
バスターミナル。
って事で、
私は宿を武陵源地区に取っているので、
『(武陵源の)入り口ごとにバスが違う』と思ってた私は宿から一番近い武陵源の入り口である、
この画面を見せてバスを探しました。
切符売り場に並んだら、
切符をここで買うんじゃなくてターミナル内に入って1番の入り口に入ったらバスがあるからそこで払って、と言われました。
そして先ほどのキャプチャを見せて案内されたコレ。
うん、森林公園って書いてある。
ふふ、どうですかこの私の着いたばかりの見慣れぬ土地でのスムーズな立ち回り。
伊達にかの国歴30日やらしてもらってますからね。
運賃12元。
バスはすぐ出発しました。
タイムテーブルは不明ですが、朝7:00から18:00まで運行されてるそうです。
そして夜行列車が続いてた私はそのまま爆睡し、
運転手による「お客さん、終点だよっ(中国語)」で目を覚ましたのでした。
そこで現在地を確認して気づいた衝撃の事実。
えっと、、、
ここどこ?
どうやらバス間違えました。
なんとですね、
「森林公園」というのは、
武陵源の「森林公園駅」という入り口まで行くバスだったようです。
※私が乗るべきバスは「武陵源」行きでした。
誰ですか伊達に30日云々とか言った土民匹夫の分際は。
近くにバスがいくつかあったのでそこでトランプしてたおばちゃんたちに聞くところによると、ここ森林公園から武陵源に行くバスはもちろんあるのですが、次のバスは13:30とのこと。※現在12:45。
ただでさえ今日時間もないのに。。。
ひとまずMapsmeと睨み合っていると、
あることに気づきました。
この森林公園バス停、
武陵源の最大の見どころの一つ「黄石塞」に近いじゃん。
じゃ、今日はそこに行こうかな! 爽
バスのおばちゃんに終バス聞いたら17:30と言ってたのでそれまでには戻らねばです。
はいもう登る前から
もう景色見てもらったら一発なので今日はWikipedia先生の出番もカットしてます。
この景色、
みんな誰しもがどっかで見たことあると思うんです。
ある人はドラゴンボールなり、ある人はアバターなり、
ある人は西遊記なり。
THE中国の山奥を思わせる、不思議な光景です。
私?
もちろんライブ・ア・ライブです。
ひとまずおやつ。
先ほどの絶景を目の当たりにしたら一分一秒が惜しくなったので食べ歩ける卵焼きクレープみたいなやつ。
美味い。
さて、チケット。
もともと230元くらいする(3日だか4日だか有効)と聞いて戦々恐々してましたが、
オフシーズン118元ーー!!
(12-2月の間)
素晴らしい、
昨日の赤壁古戦場に続き、ナイス湖南省です。
いや、高いは高いですけど、230元だと思ってたので。
いやー良いですね。
下から見上げている=ここは下界だというのにもうすでに心は仙人です。
そしていつもだったら迷わず登山コースで行きますが、今日は時間が無いのと、まさかの入場料半額につき、
まさかのセレブ・ロープウェイでいきたいと思います。
登山口からロープウェイ乗り場まで1.5km。
ひたすら歩きます。
バスがありましたがそこは節約。
(無料ということをこの時はまだ知らない)
今日は最低気温度ですが、最高気温15度です。内陸だからか昼時はちょっと暖かい。
南京で見かけた梅の花よりもこちらの方が開花は早そうです。
片道65元。
うむ。心得た。払おうでは無いか。
いや、今の私はセレブなんです。
65元くらいなんともないんです。
さあセレブがそこを通りますよ匹夫ども道をあけぇい!!
なんてしてもらう必要が無いほどにお客さん全然いないからいとも簡単に乗れました。
ゴンドラ独り占め高まるっ。
繁忙期はロープウェイに乗るだけで大行列だそうです。
しゅごしゅぎる。。!!!
すごないですかこの光景!?
奇岩群の間を抜けていくロープウェイ。
どんどん近づいてくる奇岩の崖がもうこの世とは思えない。
なんなんですかこれは!!
ゴンドラ内は音声アナウンスが流れており、日本語が選べました。
曰く、
「張家界に来ても、黄石塞を見なければ張家界に来たとは言えない。」
のだそうです。
シートに書いてあるこれはそういう意味かな。
海抜1092mだそうです。
意外とそこまで高くない。
いやーーーすごかった!!!
ロープウェイ乗って良かったです。
泣く泣く65元払った甲斐がありました。。
え、セレブ?なんの話ですか?
もうシンデレラタイムは終わりました。私は匹夫です。
遊歩道がありぐるっと回れるようです。
いまは地図左のMの場所にいるようです。
これ、結構広いけど時間大丈夫だろうか。
(後ほど宿でもらった地図によると2-3時間程度だそうです)
はい凄いー
きっとこれあれですね、
石柱が五本指に見えるってやつですね。
うん、全然見えないけど、いいの。とにかく絶景だから。
なおここは御察しの通り逆光です。
先ほどのロープウェイは南から北に向けて山を登って来ましたが、ここ黄石塞の山の上の東側は、南東に広がる奇岩群を眺めるので否応でも逆光です。
途中ちょくちょく順光の光景もあります。
ここは地球なのか?
ギリシャのメテオラに近い景色ですが(あちらもカルスト地形)、
こちらの方が規模が圧倒的に上です。
(向こうは向こうで崖の上に修道院が並ぶ姿が壮観です)
そしていよいよここから先は景色が順光になるであろう遊歩道北東エリアに差しかかろうとすると
はぅあっつ!!!
改装工事中で行き止まりでした。
そんなバカな。。
ここから先がまさにハイライトだったはずなのに。。
ともあれこういうのがチケット半額たる理由なのでしょう。しょうがないです。
もう十分すぎるくらい今日は絶景を浴びてます。
なんてステキな名前なんでしょう。
星を摘んじゃえるほどここからは星が見えるのでしょうね。
嗚呼、
とても良い。とても良いですよ。
ちょっともう書き表す言葉がありません。
武陵源、ヤバいです。
さて、
17:30の終バスに間に合わせるためそろそろ下山します。
こんな看板見つけちゃったんでね。
徒歩ですよ徒歩。
いやー、
徒歩もなかなかいいですね。
景色の目線が徐々に変わっていくのがまた見応え。
ずううううううううっと階段をひたすら降り続けるので膝がバラバラになりそうですけども。
途中にいくつか名前のつけられた景観もありました。
定海神針。
天书宝匣。
こんな崖っぷちの道があったり、
所要時間1時間ちょいでした。
これまでの経験で行くと登り徒歩は2-2.5時間といったところではないでしょうか。
ということで、
黄石塞エリアについては冒頭メモに記載の通りです。
行かれる方はご参考ください。
ロープウェイ、絶対乗った方がいいです。
山奥に唐突に拓かれた感じ。
ホテルやレストランが立ち並び、今でもそこかしこが工事中でした。
で、
やはりどこのレストランも観光地価格だったので、適当に入った飯屋で一番安かったこれ
カリフラワー炒め!!
ああもう私カリフラワーだいしゅき。
この「THE栄養」的なのがしゅき。
罪悪感なくバクバク食えるじゃないですか。
まあ結局左のしゃもじ付き爆盛りご飯をペロッと行ってしまうのでカロリー的にはアレなんですけども。
武陵源の街の夕暮れ。
明日はあの奥にある入り口から武陵源を攻めますよ。
宿。
张家界途牛青年旅舍。
(日本語:武陵源途ユースホステル)
久々の、、!!ベッド!!!
お休みなさい。。。
ということで
寝る前に宿の人にステキな武陵源マップをいただき、
本来三日かけてじっくり回るべき武陵源を一日で踏破するプランを(私なりに)考案したので明日は丸っと1日武陵源です、乞うご期待!!
谢谢でしたー!
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