何気なく見てたYahoo!ニュース。
三度見しました。
テキストが薄くなってるのは思わずクリックしたからです。
ヤフーニュースってときおり乱心沙汰な記事を堂々と上げてきますよね。そういうの、好き。
さて、
本日は張家界市に戻り、
武陵源と並んで私が本旅におけるハイライト・オブ・ハイライトとして心待ちにしていた天門山へ向かいます。
高まりが連日止まらない。
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▼徘徊メモ
・行き先:武陵源→張家界
・手段:バス
・料金:14元
・時間:1.5時間
↓張家界地図マップ
(二行目はMapsme表記)
・張家界駅
Zhangjiajie Railway Station
・張家界バスターミナル
Zhangjiajie Bus Station
※武陵源行きのバスはここから。
・天門山ロープウェイ駅
Tianmen Mountain Cableway Lower Station
<天門山について>
・行き方は3通り。ABC銭はここでの呼び名。チケットはロープウェイ駅で購入する。
A銭:行き=ロープウェイ、帰り=バス
B銭:行き=バス、帰り=ロープウェイ
C銭:行き=バス、帰り=バス
・バスもロープウェイ駅から発着する
・バスは天門山の大門の麓に着く。
・ロープウェイは大門の上、山頂エリアに着く
↓天門山エリア地図
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はいまずは武陵源から張家界に参りますよ。
武陵源バスターミナル。
武陵源行きのバスはチケット売り場で切符を買うのではなく、バス乗り場へ直行します。
この左。
短途なんたら(Short distance line)と書いてる方へ。
バス。
冬季は朝7:00から運行されてるようです。
なお武陵源バスターミナルはこれです。
一部道が混んでいて1.5時間ほどで張家界に到着。
終点は駅前のバスターミナルですが、その手前に天門山行きのロープウェイ乗り場があるので途中下車しました。
で、
バス降りた目の前に飯屋があったので、
早速リピってます、
卵とトマトの炒め物。
誤算だったのは米が無かったこと。
朝はみんな麺か点心なのかな。
はいロープウェイ乗り場です。
そして衝撃。
武陵源よりも全然混んでます。
え、そんな人気なの?
そしてさらに衝撃。
入場料はオフシーズン価格などなく定価238元押忍!
そしてさらなる青天の霹靂的衝撃、
窓口スタッフのスマホ翻訳アプリ曰く
「天門洞、close」
。。。ふぁ!?
↓お知らせ
えっと、
ちょっとよく意味がわかりません。
天門洞とは天門山のハイライト・オブ・ザ・ハイライトです。
東京ディズニーランドに来たのに「アトラクションとショーは全て中止だけど良い?」と言われてるようなものです。
え、
だとしたら何しに行くの?
なんでこの人民たちは嬉々としてチケット買ってるの?
私「多少銭?(いくらですか?)」
窓「238元です」
えっと、、
(゚∀゚)カッタヨー!!(゚∀゚)
なんかもうよくわかんないけどカッタヨー(゚∀゚)
えっと、
意味が分からない
ディズニーランド行って乗り物乗れないショー見れないできることは園内散歩のみですとか言われて定価払うバカがどこにいます!?
ここにいますよ溢れんばかり!!
いやなんかもう逆に行ってみようと思いましてね。
みんな何しに行くんだろう。
※238元=3849円です。
武漢なら熱干麺が47杯食えます。
さて、
この天門洞クローズというのは大きな話でして、改装工事によるものなのだそうですが、合わせてバス道路も通行止めらしく、往復共にロープウェイとなってます。
なので
天門洞を下から見上げる
ということもできないようです。
さて、
私は今日何しに行くんだろう?
ま、
ひとまずロープウェイです。
このロープウェイ、
何が凄いって、街の南に位置する天門山なのに、街のど真ん中から出発しちゃうのね。
長さ世界一ですって。
長さ7.45km。
そんな無駄の多いロープウェイにライドオン。
昨日の武陵源のガラガラロープウェイと異なり今回は乗車40分待ちの大渋滞につき、もれなく私は人民大家族のゴンドラ内にに一人放り込まれております。
わーきゃーうっせぇ。
でもまあ致し方ない、
こんなに堂々と街の上を飛んでいくなんてラパス以外じゃできない経験ですしね。
ロープウェイは街域を超え、
徐々に天門山に近づいていきます。

あ、
気づいちゃいました?
今日は「濃霧」のようです。
そんな私の想いを他所に
人民ご一家はわーきゃー騒ぎ続けるこのひとたちマジで何しに行くんだろうかいや私もだけど。
ロープウェイは途中で現在使われていない中間駅を通過。
オンシーズンに稼働するのかな?それとも廃止?
で、
この中間駅から先の景色、
しゅ、
しゅごい。。。
んですよきっともっと霧がなければね!!
さて、
この部分にご注目ください。
もう霧で全然インパクトないですが、
これが天門山の天門たる由、「天門洞」です。
えっと、
悔しいので奥の手です。
↓絵葉書より
これ凄くないですか。
唯一無二だと思います
このサイズ感の天空の大穴!!
※巨大な岩山の一部に巨大な穴が開いてるんです。
↓現実
さて、
ロープウェイはここから一気に高度をあげていきます。
眼下にはバスルート。
なんかもうギャグみたいな道路ですけどあれ本当に道路なの?
はいはい、
もうアカンやつですよー
ときおり垣間見える眼下の景色から分かるのですが、天門山、マジで断崖絶壁です。
よくこんなとこにロープウェイ作りましたな。
とはいえ激霧で何も見えずモヤモヤしているうちに
到着。
はい外ですよー。
押忍!!
さて、
どうしましょうか。
もう今すぐに下山しても何らデメリットはないんじゃないかと思うんですが。
まあ今日の夜行列車は20:30なんでね、
下界に降りても相当暇なんでね、
この天門山の頂エリアを散歩してみましょうか。
地図↓
泰山も武陵源もそうでしたが、
あんな強烈な崖の上によくもまあこんな広い大地が広がってるよね、と思う。
散歩路は早速、断崖絶壁におもちゃみたいにくっつけた通路です。
多分この下は数百mの断崖絶壁なのですが残念ながら霧のせいでまったく楽しくありません。
むしろ
足元の凍りかけた雪解け水の方が恐ろしいです。
洞窟くぐったり、
空中通路みたいなとこ通ったり、
眼下。
うーーっすらとバスルートが見えますでしょうか。
ひとまずここがとんでもない高さであるということをご実感頂ければと。
ここが山頂エリアから天門洞へ通じるエスカレーターです。
閉鎖中。
てかこの断崖絶壁の中にエスカレーターぶち抜くその根性はどこから湧いてくるのだろうか。
中国のこういうとこマジで現代のエローラ遺跡だと思う。
あの峰凄い。
眼下のバスルートが結構見えてきた。
おお、これが天門洞です。
ちょっと斜め上から見下ろしてる感じなので全然迫力ないですねぇ。
向こう側見えないし。
ところでこちらをご存知でしょうか。
ウイングスーツといって、
ムササビのようなスーツを纏いスカイダイビングするやつです。
で、
この動画はなんとこの天門山の穴を突き抜けるというもの。
かなりヤバめです。
これ時速200kmとか出るんですってね。
もちろん崖に激突したらもう終わりです。
この天門山でいつぞや開かれたウイングスーツ飛行世界大会?みたいなやつの映像を見て、いつかこの天門洞を見てみたいと思っていたのです。
天門洞の真上あたり。
下を見下ろす。
洞穴があまりに巨大すぎて上に立ってても何ら普通です。
この下に天空の大穴があるとは思えません。
そこからしばらく散歩道をいく。
こんなワーストコンディションにも関わらず、ツアー団体が多数いるのが衝撃です。
クレームにならないんだろうか。
景観台が定期的に設けられてるんですが、
まあこんな感じですよねー。
今の私の頭の中「今日の夜は何食べようかなー」
これあれです。
断崖絶壁にペタってくっつけた通路がガラス張りになってて下がシースルーなやつ。
閉鎖してますけどね。
あそこを歩くらしいです。
山頂エリアの西側に来ました。
先ほどよりは多少霧が弱いかな。

おお、
これ天門洞の向こう側の出口ですね。
めっちゃデカい。
ちょっと霧が収まったことでスリル爆増の断崖絶壁遊歩道。
眼下。
よくこんなとこに設置出来ましたよね。
どうやったのかしら。
そのうちに遊歩道は内陸?部へ。
おや、頭上をリフトが通っています。
山頂エリアの最奥にあたる天門寺とロープウェイ乗り場を結んでいるようです。
にしても分かりやすいシンプル仕様。
山頂エリアをざっくり半周した最奥エリアに、天門寺という寺がありました。
まあ、
ちょっと今日はそういうモチベーションではないので外観眺めただけですけども。
なんたら洞。
願いを叶える南京錠や赤い布を像に巻きつける定番スポットのようですが、
この天女さんは肩こってるでしょうね。
巨大な吊り橋に来ました。

結構揺れます。
いや、この国のことですからその揺れこそがすなわちアトラクションなのでしょうけども。
橋からの景色。
うーん、まだ霧が強いですねぇ。
閉鎖されてましたがこんなスポットも。
対岸の遊歩道。
見えますか、
ここです。
すげぇとこ歩かせるなぁ、、
と思ったのも束の間、
その対岸から先ほど私が居た場所を見るとこんな感じ。
ああ、
すでに私は地獄の道を歩んでいたのですね。
断崖絶壁の隙間。
こんな細い隙間ですら下は奈落の底です。
おお!
ガラス通路が開いてました。
ガラス通路は山頂エリアの西側と東側の二箇所あり、こちらは東側です。
通行料5元。
こんなシューズカバーをつけます。
ガラスの通路を歩くことより、
このカバー人民各位が踏みにじった痰が染み付いたカバーだと思うとそれを触ることの方が数倍恐怖でした。
通路はこんな感じ。
写真じゃよく分からないですが、
これは足元の景色。
写真の下側が崖側です。
これ地上何mなのでしょう。
500m以上はあると思うのですが。
立ちすくんで動けなくなるお子。
うん、
すみません私この手のガラス通路ものは全然平気でして、スタスタ歩いただけで終了しちゃいました。繰り返すのもアレですが、シューズカバーの件の方がよほど恐怖でした。
。。。山頂エリア一周Doneしてしまいました。
到着時よりは霧が弱まってる気がしますが。。
ありがとうございました。
下山します。
お疲れ様でした。
えっと、
何しに行ったんでしょうか私は。
帰りのロープウェイはすみません、爆睡してました。
これから天門山に行かれる方は現地最新情報を必ずチェックくだざいね。きっとHPあるでしょうし。
今日イチはこの日本語訳でした。
チクチクと来ます。
おやつの麺。
やはり駅周辺はツーリストプライスの店しかなく、ようやく見つけたローカルプライスの飯屋はシンプルな麺しかありませんでした。
その後はマックで時間を潰し、
20:30の列車の前に張家界の飯屋ストリートを探そうと思い18:00に席を立った際に「列車は20時何分だろう」とふと切符見たら列車18:58だった時の衝撃。
そして大急ぎで駅に行ったものの駅が目の前過ぎてむしろ30分余ったので駅ナカ飯。
美味。
二主菜二副菜を指差しするパターンのやつ。
本日の駅。
本日の列車。
という、
実に不完全燃焼な一日なのでした。
でも良いのです。
張家界に再訪する理由が出来たので。
いつかまた来るぞ。
谢谢でしたーー!
で終わらない本日の日記。
列車、
23:58に長沙駅に着き、
そのまま4:00の列車に乗り換えなんです。
もうマジでこれ以外のチケットは売り切れなんですよねー。
いやもうすごいわ中国の旧正月。
ひとまず切符買えてるだけでも良しとしよう。
ということで、
24:00、長沙駅です。
なんと駅名の文字盤のフォントがこれまでと違う。。!
ここだけなのかこの地域がそうなのか謎ですが。
そして長沙と言えば、これ。
臭豆腐ーー!!!
とうとう初食です。
ここ長沙の臭豆腐は臭豆腐界隈の中でも特に有名らしい。
先代先輩が長沙に行ったら臭豆腐を食え、とご指示なさるので、
私も台湾でトライしようとしてやっぱダメだったこの臭豆腐にリベンジしようと思っていたのです。
うん、
思ったほど臭くないぞ!
いや、調理の過程では例の臭いがキツかったですが、料理が完成する頃にはその臭いはほぼ消えてました。
長沙臭豆腐ならではなのかしら。
ここ長沙の臭豆腐は色が黒くて独特なことで有名なんだそうです。
実食。
あ、、、
うん、
揚げ豆腐ですね。
普通に食べれる。
あれ?臭さはああ、なるほど、後味が若干例の臭いですね。
ところでそもそも臭豆腐ってなんだっけ?
てWikipedia先生に聞いたら「独特の糞便臭が・・・」とか書かれてたんですけど誰ですかこれ書いたの今からビンタしに行って良いですか。
てかね、
臭いどうこうの前に、辛い。
さすが湖南省。油断してました。
※湖南料理は辛いことで有名。
ひとまず臭豆腐をリベンジするかも、
という小さな目標は達成出来たのでした。
てか臭豆腐屋
24時間営業って凄いですね。
さすが長沙。
かくして
その後は24時間営業と書かれたマックで入店後30分で「○×△◽︎〜!!(意訳:閉店だよ!)」と追い出され、
4:30の列車を待っているなうです。
(現在2:00。)
そして今日の列車はですね、なんと『席無し』。
もう空席がなくて。
って事で一睡もせぬまま明日は桂林ですー!!
THE中国、な景色を乞うご期待です。
谢谢でした。
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