#412 九龍の街を歩く。in香港(2) 2019.1.29
- 2019/02/01
- 06:00
私めの香港滞在予定期間がちと長いので、
じんわりやっていきたいと思います。
今日は昨日に引き続き九龍半島側をぶらっと致しますよ。
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▼徘徊メモ
・行き先:香港 九龍半島側
・手段:メトロ&バス
・料金:初乗り5.8香港ドル≒約80円
・時間:ー
<交通>
・黄色:旺角駅 ※繁華街の中心
Mong Kok
この駅を含む南北の通りがネイザンロード。
<宿>
・青 二つ被ってる下の方:South & North House
Mapsme表示も同様
百度地図は南北賓館。ただし地図上の位置が違う
・青 二つ被ってる上の方:Pandora Inn @Jordan
Mapsme表示も同様
<観光>
・下のベッドマークの赤:重慶大厦
Chungking mansions
・下の赤:アヴェニュー・オブ・スターズ
Avenue Of Stars
・その右の赤:チム サー チョイ プロムナード
Tsim Sha Tsui Promenade
※シンフォニーオブライツはここから眺めると良いらしい
・左の赤:スカイ100
Sky100
・右上の赤:黄大仙
Wong Tai Sin Temple
・その下の赤:九龍寨城公園
Kowloon Walled City Park
<買い物など>
・黄色ピンの右下の緑:女人街
Ladies Market
・黄色ピンの右上の緑:金魚街
Goldfish Market
・黄色ピンの左下の緑:ランガムプレイス
Mapsme表示も同様
・黄色ピンの左の緑:添好運點心專門店
Tim Ho Wan
※点心のお店
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おはようございまーす!
一月二十九日、
火曜日快晴の朝はここ香港は吉野家からお送り致します。
いえね、
超二日酔いなんです。
すません。
おはようございますとか言いながら今もう13時なんです。
で、
二日酔いの朝(昼)こそ丼で迎え撃つのが小生の流儀でございまして、宿至近のここ吉野家へやってきたのです。
なぜならば牛丼一杯19香港ドルと書いてあったから!!
(≒266円)
と思いきやそれは学生限定キャンペーンだった罠。
学生くんたちがわんさかやってくるわけです。
なお注文は牛丼+温玉ですが、
一年ぶりの吉野家につきつい「ツユダク」にするのを忘れてました。いや、そもそもなんて言えばいいか分からんけど。
※ツユダクで通じそうな気もする。
吉野家会員?のロゴ。
ご馳走さまでした🙏
さて、
今日はひとまず昨日歩ききれなかった旺角周辺をぶらっとするところから始めます。
イギリス植民地時代の名残だそうですよ。
ちなみに日本はイギリス植民地でもないのになぜ左側通行かご存知ですか?気になる方はおググり下さい。
お、
香港名物エッグタルトです。
うん、普通でした。
店が悪かったかな。4香港ドル≒64円。
歩く隙間ギリギリしか残さない露天たち。
ここ昨日も通りましたがここを女人街と言うんだそうです。
ら、
中身は98%ニラでした。
この後一日中ニラ臭香る一日となりました。
マンションの谷間に広がるマーケット。
ぬこ、いぬ、うさぎなど、
ペットたちがキュンキュン言うてる並びに
一瞬目を疑わせる光景が。
商い変えた方がいいと思いますよ。
その並びの向かいは、
金魚街という、
金魚だけを扱うお店が並ぶ謎エリアでした。
金魚さんはかなり個性的です。
なんというか、福はありそうですけども。
てかこの陳列、
問題ないのでしょうか。
明日には全員御臨終してそうですけども。
はい、
そろそろ次の目的地へ。
地下鉄太子駅から移動です。
ところで昨日の佐敦駅=Jordan stationと言い、この太子駅=Prince edward stationと言い、香港の地名の英訳は誰がどうやったらそうなるのか謎すぎるものが多いです。
聖徳太子さんは聖徳プリンス・エドワードさんになるのですね。
言い得て妙。
黄大仙というお寺です。
Wikipedia先生〜>
道教と仏教、そして儒教が習合しており、本尊は黄初平(晋時代の仙人)、観世音菩薩、そして孔子である。主に病気平癒祈願の寺院として信仰を集めている。
1915年、広東省出身の梁仁菴によって創建された。
建築様式は庭園をはじめとして中国の典型的な寺院建築を踏襲しており、陰陽五行説に従った池の配置や様々な彫刻で知られる。
また、祠の外周に100を超える占い師や風水グッズを扱う店が軒を連ねる「黄大仙答(簽)品哲理中心」があることでも有名である。
毎度Wikipedia先生のご説明は情報整然としていて素晴らしいのですが、某大手航空会社系旅行サイトの説明によると
「香港No1パワースポット」
だそうです。
うん、シンプルで分かりやすい。
私も知らなかったのですが、香港って風水を重視する文化があるそうですね。で、風水的にとても良い場所である「龍穴」に建てられているのがこの黄大仙なのだそうです。
ってことを知ったのは日記を書いている今。
つまりは香港No1のパワースポットに、
パワースポットと知らずに訪れている私です。
おや、
なんだかみんな、
沢山の棒が入った竹筒をシャカシャカ鳴らしています。これなんだろう。こうやってお祈りするのかしら。
で、
ここでちょっとGoogleセンセに聞いてみたところ、これが筮竹占いであるということを知ります。
竹筒をシャカシャカ降り続け、飛び出て来た一本でおみくじのように占うんだそうです。
やってみました。
シャカシャカ
シャカシャカ
シャカシャカ
シャカシャカ
シャカシャカシャカシャカ
どうやったら出てくるの?
もうちょっと傾きを強めにしてシャカシャカし続けていると
おお!!
なんか出てきましたよ、99と書いてます。
いい調子!このままこの99を出すんですね!
シャカシャカ
シャカシャカ
シャカシャカ
えっと、
出過ぎた。
そろそろ飽きたので撤収しました。
なおお参りにはちゃんとお作法があって、ご利益を得るにはそれに沿って参拝するんだそうですよ。
私のように「腹減ったなぁ」とか「飽きた」とか言いながら線香もあげずにご本尊に背を向けることの無きよう。
いや、私だってここが香港No1パワースポットだって事前に知ってたらちゃんとお参りしましたよ?
願うことはただ一つ、「金運」ですけども。
さて、
ここからしばしこの郊外の住宅街を歩きます。
唐突ですが、
香港ピーポーの凄いところ。
1.痰を吐かない
2.ゴミを捨てない
3.クチャクチャ物を食べない
4.信号を守る
1.2.3.はかの国の人民と比較しての話ですが、4は凄いですよねー。往来に車来なくてもちゃんと待ちますからね。日本以上に信号守ってますよ、香港。
いくつかのご家庭は窓から2〜3mほど物干し竿を突き出して洗濯物干してます。物凄いです。部屋干しじゃダメなのかしら。
一見綺麗なマンションも、
なおマンションだらけのイメージの香港ですが、思いのほか公園も沢山あります。
裸足で歩くと足裏キャー!ってなる石の道なんかもありました。
学生くん達が大はしゃぎしてました。
※ねえ君たち学校は?
なお私も驚いたのですが、
厚生労働省の調査で、香港って世界長寿国No1なんですって(日本は第二位)。
その由来は医食同源の食習慣云々という記述をどこかで見かけましたが、こうして街を歩いていると、公園一つとっても人々が楽しそうに散歩したり昼寝してたりだべってたり、とこっちまで元気になります。
九龍寨城公園に来ました。
見るからに美しい、
中国清朝の雰囲気を模した庭園が広がるこの一帯ですが、
ちょっとよく意味が分からないと思うのでGoogle画像さんから一部拝借。
「世界最狂のスラム街」
「東洋の魔窟」
「一度入ると二度と戻って来られない」
そんな伝説を数多く残した九龍城の跡地なのです。
以前はとんでもない場所だったんですね。
一方で、
なんとなく香港のイメージの一部に上記のような絵があったので、香港入りした際は『思ったより綺麗だな』などと思ったものです。
この九龍城、
イギリスが香港を支配した際のゴタゴタでその後にこの地区だけ無政府状態になってしまい、そこに文化大革命や日中戦争から逃げてきた人が逃げ込み加速度的に人口密度が急増し、無秩序に上に上に居住スペースを継ぎ足していった結果こうなったんだそうです。
もちろん国による管理が存在しないので、薬物、賭博、売春と言った類が横行し、大変なカオスっぷりだったそうです。
そして1993年に取り壊しとなったそうです。
その前は日本からもツアー旅行などがあったそうですよ。
ああ、是非行ってみたかったです。
そんな九龍城から、
今度はバスで移動です。
バスもメトロと同じく初乗り5.8香港ドル≒80円です。香港はメトロの路線が少ないのでバスはかなり重宝しそうです。
そしてやってきたのは
重慶マンション。
そう、
どうしてもアイツが恋しくなってしまって夜も眠れなかったのです
インドカレー。
やっぱアレですね。私インドに毒されてますねチャパティ手づかみ高まるっ!!
なおお値段480円です。
インドだったら同じものが3杯食えます。
あゝインド、いつぞやのインド、またいつか行くなむ。
ここのインド人が大変フレンドリーなのも良いです。
ダンニャバード!言うたら大喜びしている。可愛い。
はいやって来ましたよ、
私の香港観光は徐々に南下しておりまして、
本日ようやくここまで来ました。
今日はここから100万ドルの夜景を愛でて行きたいと思います。
景色抜群のスター・オブ・アヴェニューは1/31まで閉鎖されているようです。
事前のTさん情報はその通りでした。
いえね、私の後輩で香港ばっか週末トラベラーしてるTってやつがいまして。彼に色々香港おススメポイントを聞いてた際にここが閉鎖されていることを聞いてたのですよね。
まあ彼におススメされたポイントは残念ながらここでは書けないような内容でしたが。
ちょっと景観ポイントを変えるべく移動。
おお!!
そごうです。。!
昔木更津にもあったデパートそごう。
え、今そごうって日本にデパート残ってます?
ここ香港ではシェラトンタワーの一階に鎮座してました。頑張れ、そごう。
ペニンシュラ。
鐘楼。
をーー!
ここ凄い!!
鐘楼の後ろにプロムナードが広がってまして、
あれですね、
香港の景色って、上海とはまた違った雰囲気ですね。
上海は縦に長いですが、
香港は横に長い。
おお、
ビルに夕陽が反射してヴィクトリア・ハーバーを照らし始めました。
なんというかというか、お上品。。
上海や重慶はこれ見よがしにギラギラとネオンが踊っていましたが、香港はそんなギラギラ感は無く、落ち着いている感じ。東京のようです。
このビルのライティングが美しい。
これはもっと近くで見たいなぁ。
さあそんなヴィクトリア・ハーバー、
なんと20時からシンフォニー・オブ・ライツ、と言って光と音のショーがあるらしいですよ。
へぇーー!
こういう感じなのね。
ビルの上から放射ライトやレーザーがズバンズバン打ち出される感じです。
ただね、なにかが足りない。
気づきました?
そうなんです。
無音なんです。
いや、
遠くの方でなにやら音はするので、きっとここではないどこかでは光と音のショーなのでしょう。
うん、
なんというか、対岸との距離もそれなりにあるのでイマイチ迫力に欠ける。。
ちょっと今日は勉強と割り切って、また音がある場所でリベンジしたいと思います。。
そんな香港二日目でした。
すみませんね、大概の旅人さんは物価の高い香港なぞ数日でパパパパっと見どころ終えて脱出するのでしょうけども、いかんせん私は無駄に時間だけあるので、鈍足でジワジワと香港を楽しんで行きたいと思いますぞよ。
明日は香港島側をぶらっとします。
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