#416 魔城、重慶マンションへ。in香港(5) 2019.2.2
- 2019/02/05
- 06:00
ご存知の方は私が突如乱心したかと思いかもしれませんね。
重慶マンション、すなわちチョンキンマンションは宿泊費が高いと言われる香港で、安宿が集まるビルです。
ただその代償として、阿鼻叫喚地獄絵図のような劣悪な環境が得られます。
↓重慶マンション内の宿を利用した方の、とある宿への口コミ。Booking.comより抜粋。
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いえね、
そういえば今日は宿を取ってないままでございまして。
すっかり忘れてたのです。
で、
せっかくなので一日だけ、一日だけ噂の重慶マンションに泊まってみようかなと。
ただ、私的な対策は十二分です。
まずリュックは前の宿に預けていきます。盗難防止。そして緊急避難用に24時間サウナの場所もチェック済みです。
長袖長ズボン用意済み。南京虫ちょっと対策。
よし、
これで一旦、香港の魔窟、重慶マンションにちょっくら参ってみましょうか。
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▼徘徊メモ
・行き先:香港市内
・手段:徒歩など
・料金:ー
・時間:ー
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まずは昨夜宿泊した宿をチェックアウト。
この景色を見上げられるテラスがある佐敦の宿です。
!!!
ハンガーが降ってきました。
こういうの日常茶飯事なんでしょうね。
主な荷物を宿に預け、
すっかり忘れてたコイツをほうばりながら一路南へ。
そうなんです。
日本に荷物を送ろうと思いまして。
私ただでさえ荷物は軽い(7kg前後)ですが、お土産に買っておるマグネットと絵葉書たちがなかなかな重さになっており、そしてもう着ないけど捨てるには惜しいヒートテックなどと合わせて日本へ送ろうかなと。
窓口のお兄さんが優し過ぎる。
まずはダンボールを買ってね、って。
ちっちゃいの13香港ドル。
で、
この紙にかくかくしかじか書いてね、と。
先生出来ました〜!
と持っていくとここで衝撃の事実。
マグネットは送れないらしい。
えーー!!
むしろマグネットが重さの主なのに。
送りたい荷物は2kgでした。
お持ち帰りです。
ダンボール無駄にした。
荷物。
いざ持つとなかなか重たい。
物理的にも気持ち的にも。
そしてこの荷物を持って重慶マンションに向かう心持ちが重たい。
はい重慶マンションです。
「宿あるヨ」「宿宿」「宿!」「宿。」「宿ー?」「宿でしょ」
ああうっさい。
入り口で複数のインド人がほぼ同時に名刺を差し出してきます。
※意訳
※インド人かどうかは不明だがどうせインド人
先日はこれらを風のように無視したのですが、今日はこれを真正面から受け止めにいきます。
↓一例
私「いくらですか?」
イ「チープ!」
私「いくらですか?」
イ「200ダラー」
私(無視して歩き出す)
イ「ヘイ、ハウマッチ!」
イ「ディスカウント!アズユーライク!」
私「80」
イ(しばし沈黙)
イ「ホンコンダラー?USダラー?」
私「ホンコンダラー」
イ「オー。。」→この後も200ダラーゴリ押し
というような生産性皆無のやり取りを三度ほど。
私は事前にBooking.comで最安宿≒環境最悪宿の相場を調べて来ているのですがどうやら入り口で客引きしてるのはややグレード高め(重慶マンションにしては)の宿のようです。
※この日は土曜なので宿泊費ちょい高め。
ひとまず
インド飯。
ターリー的なプレートがやはり40香港ドル≒560円。高いヨー。
ところで重慶マンションのインド飯屋は先日食べた店もそうですけどもオールレンチンです。ここにいると周囲の別店も含めて「チーン!」「チーン!」と数秒に一回レンチン音がしてきます。
ねえ鮮度管理大丈夫?
な訳ないよね。
鍵無しWi-Fihほとんど使えない。
使えてもちょっと怖い。
もう客引きの手に乗ってワイワイ宿を決めることは(コスト的に)難しそうなので、Booking.comで安い宿を見繕って直接行ってみることに。
で、
その中でこの宿をチョイス。
香港スターホステル。
見たことあります?評価4.1って。
どうやったらそんな評点が付くのでしょうか。
ワクワク。
場所はA棟の三階。
重慶マンションは1階は大きなフロアですがそっから上はA〜FだかGだかまで棟があって分かれており、それぞれエレベーターが別です。
A棟エレベータに来ました。
エレベータは大混雑するで有名らしいですが、この時間は空いてました。
なるほど確かにフロアは16階まであるのにエレベータは二つ、そして奇数階停車機、偶数階停車機とで分かれているのですね。しかもエレベータは小さめ。そりゃ渋滞しますわな。
ひとまずこの時間は渋滞無しでサクッと行けそうです。
ところでこのエレベータ、監視カメラの映像がエレベータホールのモニターに映し出されるんですね。
きっとそうとは知らないカップル。
というか看板ないからここかどうか分からん。
あ、
ここで正解みたいです。
受付おばちゃん「ワンナイト200ダラーよ!」
※早口英語
私「えっと、Booking.comではもうちょっと安かったんですけど。。」
受付おばちゃん「それはドミトリーよ!ドミトリーは80!ドミトリーで良いの?!ドミトリーっていうのはね、ワンルームにベッドベッドベッドベッドアンドユー、オーケー!?」
※早口英語
私「あ、、は、はい。。」
めっちゃ快活明朗なおばちゃんです。
その後も○×△◽︎〜!!喋り続けてましたが全然分かりませんでした。
そしてドキドキハラハラのお部屋。
おばちゃんがドミトリーとは、を改めて説明するほどですから相当に劣悪な環境なんでしょう。
え、、、
ま、マジ。。。!?!?!?
超普通。
いやむしろ綺麗。
え。。。
これが重慶マンション!?!?
むしろ昨夜の宿より広いし綺麗なんですけども。
アイヤー。これは、、、
日記のネタが無くなりました。
あらま。
まあ、
きっと部屋にも寄るのでしょうし、
もしかしたら悪評凄すぎて改装したのかもしれないし。
ひとまずマンション内をぶらぶらしてみました。
ここ三階は各棟を横断できる共有スペースがありました。A〜FだかGだかの棟がニョキニョキと空高く生えてます。
そこかしこでゲ○臭がする。
ちょっと重慶マンションらしさを感じます。
みんな窓からアウトするんでしょうか。
なおここから階段で地上に出れました。
階段下では真っ赤に充血した目を見開いた女性が私に何かを叫んでました。
まあでもそのくらいです。
昼間の重慶マンションは。
おシャンなカフェあるし、
全体的に予想より全然マシでした。
さて、、、
どうしよかな。
この重慶マンションは立地は非常によく、ヴィクトリアハーバーまで徒歩数分です。
そういえば後輩Tが言っていた、1/31に再オープンしたらしいアヴェニューオブスターズに行ってなかったなと思い立ちやって来ました。
うん、
意外にもそんな混んでないです。
そして今日もヴィクトリアハーバーの景色は良好です。
誰ですかね。
香港映画詳しくないのでよう分かりまてん。
おお!これは分かる!
サインが3ヶ国語という先生のおもてなし精神。
流石にジャッキーチェン先生ともなると大人気。
むしろここ以外は寂しい感じでした。
ブルースリー先生もありましたが流石に手形はありませんでした。
あ、いや、
ジャッキーチェンさんなのかブルースリーさんなのか違いがわかりませんけども。
さて、
今日の次のイベントはシンフォニーオブライツを音がある場所で鑑賞する、にします。
要するにフェリー乗ってコーズウェイベイに行き水餃子食ってサウナでまったりしてましたという話です。
※普通のサウナですよ。
で、
まったりしすぎて気がつけば19時!
ダッシュでフェリーに乗り戻ってきましたアヴェニューオブスターズのちょっと西側のあたり。
ものすんごい人がいますからね、きっとこの辺でしょう。
で、
肝心のBGMはというと、
ちっさ!!!
え、ちっさ!!!!
隣のおっさんの携帯着信音でかき消されてるじゃん。前の海を通る貨物線のエンジン音でかき消されてるじゃん。
それで良いのか100万ドルの夜景を謳う香港さん。
てかそもそもこの動画では音一切拾えてないですね。
うーむ。
まあきっとアレですね、以前はもっと爆音でわっしょいわっしょいやってたんでしょうけどもきっと周辺住民から「うるさい」だの「眩しい」だのクレームが入って縮小しちゃったんじゃないでしょうかね。
世知辛い世の中です。
重慶マンション凱旋帰宿。
おおこれがエレベーター渋滞というやつですね。
と思ってましたがこれが私のA棟エレベーターなのでした。ジーザス。
サモサ。
5香港ドル。カレーより全然安い。
味は微妙。ただし例のレンチン効果でアツアツ。
カレーをオーダーしたインド人とオーダーを受けカレーを作るインド人。カレーを作るインド人のカレーの作りっぷりをじっと見つめるカレーをオーダーしたインド人。
国が変われどインド人の行動習性は変わりません。
エレベーターが惨劇なのでまたこの裏階段から三階へ。全然綺麗じゃないですか?
まあ途中で売春婦だかなんだか分からんのに絡まれそうになりましたけども。危ない危ない白Tが汚れるじゃないか。
そんな一日でした。
ドミ部屋は白人初老のおじさま一人と私でしたが、その後アジア系の女子と男子がそれぞれチェックインしてきて、二人は翌朝早々にチェックアウトしていきました。やっぱアカンかったのかな。
ひとまず私の重慶マンションデビューは上記の通り、地味に終わりました。
ふぅ。。
香港滞在あと四日。
明日2/3→どうしよう。
2/4→旧正月大晦日
2/5→旧正月
2/6→旧正月二日目
こんな感じです。
明日どうしましょうかね、、、
あ、そうですね。
明日はそういえばまだ行ってなかったヴィクトリアピークに行ってみたいと思います。
良い景色が見れると良いのですが。
多谢!!でしたー。
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