#434 菜の花畑の谷間を走る九龍瀑布。in中国(52) 2019.2.20
- 2019/02/23
- 06:00
↑という触れ込みを聞いたらもうそりゃ行かないわけには行かんでしょう。
昨日訪れた羅平菜の花畑たちのさらに北東に、中国六大瀑布と言われるその九龙瀑布があるそうですよ。いざいざ。
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▼徘徊メモ
・行き先:羅平北バスターミナル
→九龙瀑布 jiu lon
・手段:バス
・料金:10元
・時間:約40分
※バスは羅平北バスターミナルから(地図内黄色ライン)
※九龍瀑布は西口と東口があり、バスは最初に西口に着く。私はそこで降りて九龍瀑布の東口からバスに乗ったらバスはその後西口を経由したので、羅平北バスターミナル→九龍瀑布西口→九龍瀑布東口、と走っているのかも。
※九龍瀑布東口からは「貴州〜金鸡峰」というバスも発着してたのでこれに乗れば金鸡峰へ行けるかも(黄緑ライン)
↓九龍瀑布内地図
※百度地図「九龙瀑布群风景区」で検索するとここよりもっと東の景観区ではない地点を表示されるので注意。「九龙瀑布群风景区-西门」か「九龙瀑布群风景区-停车场」で検索を。
☆列車は南寧→羅平→石林→昆明を走っている。昆明を基軸にするよりこの方が効率的。
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ヒィィィィィ!!
宿チェックアウトしてすぐ隣のローカル食堂でチンジャオロース頼んだらピーマンが青唐辛子だった罠。
バスのフロントに九龙瀑布と書いてます。
羅平北バスターミナルの建物の前に止まってます。なぜターミナル内じゃないのか謎です。
はい今日もバスの車窓から良い景色来てますよー。
そしてまた右側(逆光)に座ってしまったので、
フロントガラス越しに写真を撮ってるのですが、アジアのバス(タクシーも)って大概
こういうのあって邪魔なんですよね。
いえね、
安全祈願だと思うんですけどだったら安全運転してください。
ところでその写真の奥に広がる「菜の花畑に電柱が並んでる」絵がとても良いです。
帰路は絶対右側の席を確保するんだからっ。
バンブーボートと書かれたチケットが35元でしたがこれは現地払いOkなのでここで買う必要はないです。
ケーブルカーなんてのもあります。乗ってないので分かりませんけども。
なお
バスが停車した場所は駐車場なのですが、
めちゃめちゃ小さいです。
本当にここが九龍瀑布?
と思わせるほど。
その理由は「実は九龍瀑布は西口と東口があり、東口がメインである」なのですが、そんなこと園内の地図を見ても全く想起できず、私はその事実を最後の最後に知ることとなります。
そんなこと知らない私は
この観光客の少なさにむしろ胸高まりつつ谷間に向けて足を躍らせております。
菜の花畑を歩きながら滝を愛でるなんてめちゃんこ素敵やん?
キャーあの辺とかマジ鼻血!
見えてきました見えてきました、
さあさご覧あそばせこちらが中国六大瀑布の一、九龍瀑布ぅ!!
大・人・民 ! !
地上では見かけなかった人民たちは谷底で大騒ぎしておりました。
違います。
私は滝を愛でに来たのであり、
人民たちを愛でに来たわけではありません。
そんな人民たちを掻き分けまして、
しゅてき。
とても綺麗な滝です。
なんというか、とても優美です。
サァーっと静かに流れています。
「の中の一つ」と書いたのは、こうした滝が九つある故にその名を九龍瀑布と言うのだそうです。
なかなかちゃんとしたバンブーじゃないですか。桂林のバンブーボートはバンブーを装った塗装が剥げてもはや鉄骨ボートでしたけども。
こんな感じで滝ギリギリまで行くようです。
いいぞいいぞ、もう一息!
このめっちゃ長い竹のみ。
これで川底を直接突くようです。
んでもって、
あんな竹一本でどんどん滝壺突っ込んで行きますが、大丈夫なんでしょうか。
その後の顛末は見届けておりませんけども。
これは民族衣装でしょうかね。
この地域はブイ族という方々が多く住まうそうですが、石林と異なり商売っ気がないようで道端の売り子さんはのんびりしてらっしゃいます。特に民族衣装というわけではなく普段着です。
※売り子さん=ブイ族というわけでもないでしょうけど。
そんな売り子さんたちのお土産。
これ、砂糖かけちゃうんですね。
まさかにデザートでした。
売り子のおばちゃんがお芋をプレゼントしてくれました。ホクホクのトロウマでした。
私最近よく谢谢いう時に両手を合わせてるのですが、これが人民に結構ウケます。
言葉は通じなくても通じ合える共通の文化があるって素敵ですよね。
この売り子のおばちゃんもとても喜んでくれてました(と思います。)
ランチタイム中の人民たち。
女性の9割は花飾りを載せてます。
非常に微笑ましい。
おお、
ちょっと見えてきたのは九龍瀑布で最も大きな滝、神龍滝です。
ささ行きましょ行きましょ。
風流ですねぇー。
派手さは無いですが、滝の一筋一筋がとても綺麗で竹舟浮かぶ姿が実に長閑です。
間近で見るとガチで竹舟です。
若干浸水している。
そして突如現れたこのいぬ。
そして飼い主が投げたペットボトルを
拾ってくるという謎のパフォーマンスをこんな狭いところでやるんじゃ無いよ犬が身体ブルブルってやるからみんな水浸しぃ!!
そんな様子を呆然と見ている客待ち中の竹舟船頭さん。
平和です。
このいぬが先ほどのペットボトル犬とバウワウし始め水浸し第二ラウンドが始まりそうだったので退避しました。
あら階段。
展望台この上、と書いてます。
ケーブルカーはどこ行っちゃったんでしょうか。人民元あまりそうだから乗ってやろうと思ったのに。
ただ道中は桜?が綺麗でした。
頂上にケーブルカー駅が。
どうやら私がやってきた方角とは反対側の麓から上がってくるようです。
(つまりは東門方面から)
素敵じゃないか。。
イグアスの滝を思い出す。
がイグアスと全然違うのは周囲の光景。
ちょっと満開とは言えないながらもの菜の花畑と中国っぽい山並み。
しばしのんびりと。
良い雰囲気です。
もうこれで九龍瀑布の見所は終わりだと思うのですが、道はどんどん進んでいきます。
え、
これ最後どうやってさっきのとこまで戻るんでしょうか。かなりの階段を降りて来てますけども。
という不安に反してその数を増す人民たち。
私も滝の遠景を楽しんじゃってたりして。
入場口は二つあるのね!
そして今いるこの東口の方がメインなのね!
やはり中国の観光地は歩道やトイレや売店はしっかりしているが案内板が弱過ぎる。
って事で、
ここで帰りのバスを待つのですが、いかんせん往路でここで降りて無いのでバスがどこに来るのか分かりません。
駐車場入口のおっさんに聞いたら
「ここに来るから待て」っぽいこと言われ1時間待ち、
来たよ、
と言われて乗り込んだバン↑は運転手になんやかんや言われて降ろされ、
そのタイミングで駐車場入口のおっさんが「あの白いバスだ!」と急に指示を変え私がそのバスに駆け寄るとバスの運転手が「●×▲◾️〜!」と怒鳴りながら発進しかけたので私も負けじと車体を殴って「ふざけんな●×▲◾️(自主規制!)と怒鳴り返したらまさかの窓側の席にいて顔を出してた人が日本人で中国語通訳入ってくれて『もう満席だから次のバスを待ってって言ってますよ』と真摯に訳してくれて大赤面し、
その後おばさんに「羅平行きはここで待て!」っぽいこと言われて連れてかれた場所↓
で30分待つも無風、
そして不安になりウロウロしてたら先ほどのおばさんが「何してるの?羅平行きはここよ!」と全然違う場所で待機列を作ってた宇宙。
もはやなんでも良いです。
16:30の列車にさえ乗れれば。
結局2時間ほど待ち、バスに乗れました。
金鸡峰、牛街螺丝田は路線バスのルート上にあるのに対し、ここはここを終着地としたバスしか通らないのでバスの本数が少なそうです。
時間に余裕を持って行かれた方がよさそうです。
素敵。
動画内にはときおり養蜂場が見えてます。
バスターミナル目の前なのに乗客共々ガソリンスタンドに乗り込む我らバス。
南アジア感出て来てます。
はい羅平北バスターミナル帰って来ましたよ。
良かった。間に合って。
羅平駅はこの通り。
どこにこんなに人がいた!?
ってくらい溢れかえってます。
そしてここで気づきました。
私、
南寧→昆明、
昆明⇄石林、
昆明⇄羅平、
と昆明を中心に観光しましたが、
南寧→羅平→石林→昆明
って列車走ってるんですね。
この順で宿取りながら移動したら超節約できたじゃ無いか。。!!
でも良いのです。
お陰で一昨日の食べ放題屋に巡り会えたのですから。
いざ昆明へ。
そして私の不安は的中。
バスより列車の方が(安いだけじゃなく)景色も抜群じゃないですか!
写真は羅平を出発して十分後くらいの「羊者窝村」のあたりだと思います。百度地図路線検索したら羅平から路線バスありました。
(右上の星が羅平)
あれがバスが走る高速道路です。
列車がいかに高い場所を走っているかお分かりいただけるかと。
普通の風景になったのでしばし爆睡。
3.5時間ほどで昆明に着きました。
最後になるかもしれない中国飯は電源ある店を優先した結果、微妙な味でした。
昆明駅。
最後の硬座は隣の人がいないヒャッホウ!
(足伸ばして寝てる。土足。)
なお最後の最後にふと思い立って動画を撮ったんですが、中国の列車内では駅員が大声でなんらかを売り歩いてます。私の滞在期間中は95%が謎の青い飴でした。なんなんでしょうかこの全土を挙げてのプロモーション。
そして今24:00なんですけどこの大声。
頭おかしいんじゃないの。
さて。
明日は夜明け前にこの列車で河口というベトナム国境の街に入り、いよいよ中国出国です。
出国日にあたる21日は私が香港から中国入りして16日目。
中国にノービザ滞在できるのは15日間ですが、そのカウントが「入国した翌日が1日目」という噂を信じておりますが、果たして大丈夫でしょうか。
この日記はまさに今、河口で夜明けを待ちながら書いてるので結果がどうなるか謎です。
公安当局にタイーホされませんように。
では、
これが最後の、谢谢 xiexie! でした。mm
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