#438 花モン族の日曜市へ行ってみよう。inベトナム(4) 2019.2.24
- 2019/02/27
- 06:00
これ複数国周遊者あるあるだと思うのですが、
今わたし、ついつい言ってしまうのです。
「謝謝」って。
ベトナム人各位に「ああ、このひと人民だったのね」と思われるのが癪です。
なんなら土地柄ちょっと中国語喋れる人もいて中国語の会話が開催され気まずい着地を見ることもあります。
まあ上記は慣れの問題なのですが、
未だに私がたまにやってしまうクセ、
「YESの時に首を横に振る。」
●ンド人の習慣です。
私は長らく●ンドに毒されています。
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▼徘徊メモ
・行き先:サパ→バックハー Bac ha
①サパ→ラオカイ Lao cai
・手段:バス
・料金:30,000ドン≒150円
・時間:1.5時間 7:30発、9:00着
②ラオカイ→バックハー Bac ha
・手段:ミニバス
・料金:70,000ドン≒350円
・時間:3時間 9:30発、12:30着
※最初に客引きされたミニバスは乗車後の料金提示が200,000ドンだったのですぐ降りた。近くにいた別のミニバスは車窓に70,000ドンと料金掲示していた。ぼったくり要注意。
※乗ったミニバスは別のバスターミナルへ向かって乗客拾ったり道中で積荷を積んだり下ろしたりと時間を浪費しての3時間。
<帰り>
③バックハー→ラオカイ
・手段:ミニバス
・料金:70,000ドン≒350円
・時間:2時間 13:30発、15:30着
※帰りは寄り道や積荷上げ下げがほぼ無く2時間。なお中国国境付近に近づくとSIM入りiPhoneは勝手に中国時間を表示し時計が1時間ズレてビビるのでご注意。
↓バックハー地図マップ
(二行目はMapsme表記)
・赤:バックハーマーケット
Bac Ha Market
実際は地図内テキスト記載の通り
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今日は朝も早よからサパ村を発ち、
バックハーという村へ向かいます。
というのも、
バックハー:
ベトナム北部、ラオカイ省の町。サパの北東約100キロメートルの山間に位置する。花モン族をはじめとする山岳少数民族が居住。毎週日曜日に花モン族のほか、フーラー族、黒ザオ族、タイ族などが集まる市が開かれることで有名。fromWiki先生
というわけで、
その日曜市を見学してみたいなと思いまして。
私がサパに着いたのがたまたま木曜だったので、サパで三泊して日曜日に合わせて下山してバックハーへ向かう次第でございます。
運転手にとっては霧とかなんら関係無いんですね。なんで同業のバスですら追い越し仕掛けるんでしょうね。
はいラオカイ駅着。
地方都市の駅ですがなかなか殺風景です。
で、
まずはですね、今日中にハノイいこうと思ってるのでバスチケット買います。
駅に向かって右側のこのド派手な店がバス会社です。
ハノイまで230,000ドンですって。
で、
時刻を聞いたら、どうやら朝6:00から1時間に一本ずつあるらしい。
英語が得意では無いようで、紙に
6:00
7:00
8:00
と一つ一つ書き出してくれました。
最終24:00まであるようです。
つまり18行も書いてくれたわけです。
※これ後で揉めるのでご留意を。正確な時刻表は不明です。
ハノイまでは5時間かかるらしいので、21:00には着きたいなー、と思いまして16:00のをオーダーしました。
このとき私はこの切符が後に事件になるとはつゆ知らず。
さて、
一仕事終えたので早速バックハー行きのバスを探します。
あっという間に客引きのおばちゃまに拾われ、サーティーミニッツ!ウェイトヒアー!と言われております。
なので
本日の朝フォーを愉しもうと着丼の写真を撮っていたところへ
おばちゃま「バスカミン!」
おいサーティーミニッツどこ行った。
まあここは東南アジア。
時間の概念なんてネジが数本ぶっ飛んでるんでしょう。
郷に入っては郷に従え。
私もいつも通りのペースで朝フォーを平らげ、
悠々とバスへ乗り込み、
動き出した車内で集金係が放つ衝撃の一言
「200,000ドン!(≒1000円)」
待て待て待て。
ハノイ行きのバスが210,000ドンやで。
もうカチンと来た私は即下車です。
車停めさせて下車。
今思うとちんたらフォー食って待たしておいてっつう話ですがもうこのときは激おこぷんすか丸です。
するとその場ですぐに私の耳元へ「100,000ドン!」という集金係。
いかん。この手口は完全にぼったくりバスや。
とはいえ、
実は料金相場すら知らない私。
その場でググって先人ブログを覗いてみると、
ほら来たやっぱり「60,000ドン」だの「ぼったくり注意」だの書いてあるじゃないの!
散々待たせそして挙句途中下車しておいて、そのバスを見捨てる私。
後ろから集金係が「チープ!グッドプライス!バックハーイズファー!スリーアワーズ!」
などと言ってますが、自らグッドプライスという奴は大概バッドプライスです。
おい待て。
それはともかく今なんて言った!?
スリーアワーズ!?
そんな遠いのかバックハー?
先ほどのバスを見放してから徒歩10歩するまでも無く、別のミニバスから声がかかり、ハウマッチ?と聞くと車窓に掲示された紙に書かれた70,000ドン≒350円というのを見せてくれたので安心して乗り込みました。
で、
集金係にどれくらいで着くー?と聞いてみたらなんら迷い無くスリーアワーズ!言われました。
えっと、
いま9:30。
バス会社の人は「30分前にはここに来てね」言うてたので、
12:30にバックハー着いて、
12:30にバックハーを出発しないと間に合いません。
ヒャッホウ!(゚ω゚)
バスは1時間に一本と言ってたので、
思い切って、秘技「泣きつき」で行こうと思います。
(17:00のバスに乗せて乗せてって > <)
さて、
このミニバスはそんな私のざわつきなぞつゆ知らず、いきなりバックハーではない方向に向かいバスターミナルで乗客を拾いながらの休憩タイムを繰り広げ30分ほど無の時間を創出し(乗客なし)、
道中で次々と荷物をPickupして私のスペースはどんどん侵食され、
※SONYのBRAVIA。
全て見越しての3時間だったのね。
さて、
えっと、本来ならばこのままミニバスに乗ってラオカイに戻るべきなのですが、ここはベトナム。なんとかなるっしょの精神で街歩き開始。
そして早々に市場を発見。
ベトナム(東南アジア?)は喫茶店や飯屋に行くとこのタバコの中身(なんて言うのか分からん)が直に箱に入ってたりするんですけどこれみんな自分で巻いて吸うのですかね?タバコ吸わないのでよく分かりませぬ。
東南アジアの日本の心。味の素。
東南アジアで日本人というと「ホンダ!」「アジノモト!」と言われると聞いてますが本当でしょうか。今のところそう言った機会には恵まれておりませんが。
青空床屋。
ただここで着目すべきは市場というよりもここで商いしてらっしゃる花モン族の方々。
なんですけども、
思った以上にみんな各者各様の服を着てるので花モン族の定義がよく分からぬままながらおばちゃま方をウォッチング。
皆さん大変に色鮮やかです。
いま改めて調べてみると、
3枚目のおばちゃまや4枚目の左のおばちゃまあたりは花モン族ではなかろうかと。
最近は自分の民族色に他民族のカラーを取り入れたり、とミクスチャーファッション化が進んでいるようです。
このおばさまが眺めているのは恐らく花モン族の工芸品じゃなかろうか。
市場の南側の区画ではおばちゃま達が地面いっぱいに服を広げて商いしてらっしゃいました。
ちっちゃなお子をおぶって商いされてる方も沢山います。そのお子もこれまた色華やかなのであります。
こうしてみていると老若関係無いのが分かります。お婆ちゃまも、いや、おばあちゃまの方がよりレベルが高いように思います。
この青系の衣装はまた別の民族なのでしょうか。冒頭引用の通り、この市場には花モン族以外の方々もいらっしゃるようですが。
安定の美味です。
まだ英語が拙いながら一生懸命接客してる少年からミサンガを買いました。15000ドン。
少年が一生懸命すぎて、私がピックアップした検討候補のミサンガの上に別のミサンガの山をドシャってしちゃったり、なかなか可愛らしい感じ。
という上記の工程をたった30分で見学しました。
なんとかなるっしょとか言っておきながら小心者の私です。
ただですね、
実はこのバックハーの日曜マーケット、14:00で終了らしく、私がウロウロしてた12:30-13:00時点で既に店終いしてた区画などもあり、もったいないことしました。
もっと早くにサパを出ねばならなかったようです。
13:00に広場に戻ってきましたが、出発は13:30とのこと。
うん、3時間でラオカイに着くとすると16:30ね。アイヤイヤー。
まあ、
なんとかなると良いなー。
そして爆睡して目がさめると既にバスはラオカイ近郊。そしてなんと時刻15:00。
をー!!!
余裕で間に合うじゃんか!!
歓喜です!これで私は胸張って乗車出来ますよ。
。。。!?
時刻16:30。
嘘でしょ、
あれから1時間半も経っとる。。!!!
この数kmの間に何があったんだ。
ひとまずバス会社のカウンターへ。
私「ハロー。。キャンナイライドディスバース?」
私のチケットを見るなり目を見開き、固まり、溜め息と共に首を振るバス会社スタッフ。
まあそりゃそうですよねー。
とはいえここは東南アジア。
ワンチャンスです。
私「バックハーのバスディレイしてミーはお手上げだったデース!」
みたいなことを上記では無い表現で訴えかける私。
スタッフ「ナウ、15:30!!」
へ??
指をさされた壁に掛かってる時計をみると現在時刻15:30。
。。。なるほど!
先ほど時計見て16:30だったのは恐らくバスが中国国境付近を走ってたのでiPhoneが中国時間を表示したのですね(恐らく)。
だから1時間先の時刻を表示したわけです。
。。。??
じゃあ16:00のバスいけんじゃん!!
私「ナウ、15:30!バス、16:00!」
バス会社スタッフブチ切れ。
「ユア チケット イズ 13:30!!」
へ?
衝撃。
私の持ってたチケットは13:30発でした。
二重の倒錯。
なんということでしょう。
にしてもちょっとこれは酷い!
これはあんたらのミスでしょうがー!
なんて訴えるもそんなん聞く耳持たないバス会社。まあそうですよね。確認しなかったこちらのミス。
次のバスは17:30らしい。
えっと、、
1時間に一本じゃ無かったの?
三重の倒錯。
先方は英語がほとんど喋れないのでもうお手上げデースです。
あえなく新しくチケット購入となりました。
210,000ドン≒1050円をドブに捨ててもうた。。
勉強代と割り切りましょう。
シロップ何個投下したんだというくらいの激甘っぷりでした。
そしてここの親父さんが自転車の空気入れる噴射チューブ?で店内を掃除してたのがほっこりでした。
バスっぽいのが来てます。
車体に「HANOI」書いてますが、これでは無いと言われました。
17:45。
同様にHANOIと書かれたバスが来ましたが、これでも無いと言われました。
まあここはベトナム。
気長に待ちましょう。
そして18:00。
HANOI!
と言われたバスは
ミニバスはちんたらちんたら街中を走っていきます。
どうやら50km速度を遵守してるようです。
ここは東南アジアでしょう、
サパ行きのバスのように思いっきりかっ飛ばせコンニャロー。
別のバスターミナルで大型バスに乗り換えでした。
まさかの寝台バス。
ちょっと狭目。
私の左下階下ではおばちゃんが商売道具広げてのんびりしてます。※餅とか果物。
そしてバスは出発して1時間後に1時間の休憩を取るという誠に承服致しかねる自由さを発揮し、
走り出して消灯し、ようやく寝れると思いきや1時間に一回はジュリアナ東京かのような車内ライトが唐突に点火(途中で乗客を拾ってるっぽい)するなど実に不快極まりない道中でした。
そして、
ここはどこ。
バスはハノイの観光エリアである旧市街に着くわけではない、というのは知ってましたが、とはいえどこが最終地点なのか分からず、旧市街から5kmほどの場所で降りました。このまま行くとさらに旧市街から離れそうだったので。
で、
歩き出して気づいた実際の距離が8kmもあるという事実。
タクりました。
雨だったし。
そしてタクシーは意外にもメーター性でした。
バス降りた場所(左のオレンジ)から1kmほど歩いたあたりから、宿エリア(右の青矢印)まで65000ドン≒325円。
初乗り6000ドン、1kmあたり10500ドンだそうです。明朗会計でした。
ということで無事宿に着きましたは24:30。
お疲れ様でした。
私からの遺言は、日曜日のバックハーマーケットに際し、サパから自力で行くことはオススメしない、ならびにその日のうちにハノイに行くのもオススメしない、というところでしょうかね。
明日はハノイの街をぶらっとしてみます。
うっかり長居すると米朝会談にドンピシャってなんらか支障出るのも嫌なので数日で出る予定です。
本日もお疲れ様でした。
カームオーン、でした。mm
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