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#41 標高5200mのレインボーマウンテンにトライ。inペルー(9) 2018.1.22


ツアー会社に指示された出発時間は3:20ー3:40。

その時間に宿まで迎えに行くから待っててね♪

とのことでしたがいま4:20です。


前回のマチュピチュ出発といい、本当に呑気なもんです。


本日もどうぞよろしくお願い致します。

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▼徘徊メモ 
・行き先:レインボーマウンテン(正式名称:ヴィニクンカ山)
・行き方:クスコからツアー会社のバスで直行 片道3-4時間くらい?
・料金:ツアー代金55ソル+入山料10ソル ※ツアー代はツアー会社により55~100ソルでした。



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宿の入り口を睨み続けて1時間。

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私、本日夜行バスでクスコを発つのでスケジュール遅延は許されぬですよ。

こういう時に電話がないと不便ですね。



結局ガイド到着は4:30。
毎度ながらラテンアメリカーノは人が良いけど時間にルーズですね。
それでいてメンゴメンゴみたいな照れ笑いします。

※ちょっと許しちゃってる自分がいます。



乗合バスにはすでに15人。
私含めて16人のようです。


4:45にバスは出発し、
7:00頃に謎の村で朝食。GPS見たのですがどこなんだかよくわからなかったです。

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※本日のバン
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このあたりの村は似たようなウォールアート、、、
と言って良いかどうかわかりませんが、インカの絵が描かれています。

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たまにこのインカの兵隊?がニヤリと笑っているバージョンがあったりして、
そういうので良いんだっけと思いつつ。



そして川沿いの荒れた道を鋭意邁進。

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とはいえ川沿いの道なら安心です。

森羅万象神社仏閣ばっちこいです。




と思いきやの嫌な予感。
ヘアピンカーブが登場しました。

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からの

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やはり

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そうなっていきますよね
にしてもこれって道と言うんですか。

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景色は良いのだけど。

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道中に川が登場するし、

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そしてすでにここは標高4,500m。
バスの中で座っているだけでも、ちょっと息苦しいです。

深呼吸を意識しまくりながら、
バスはレインボーマウンテン入り口に到着です。

201801230914483ac.jpeg


我々16名はチーム「フラメンコ」と名付けられ、
一緒に行動するようガイドから指示がありました。

酸素不足による高山病その他急激な体調悪化続出するためだそうです。



チームフラメンコ、いざ出陣。

するとすぐに何か見えてきました。

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ロバです。

ここから山頂近くまで60ソル≒2,100円払うと
ロバが連れてってくれるのです。


私はマチュピチュ派手に左足を挫いているのと、今夜夜行バスでボリビアに向かうのでこのロバを冒頭から使うつもりでいたのですが、ガイドのスペイン語がよく分からず、歩いているうちにロバに乗るタイミングを逃しました。


が、
ここでまさかの
日本人デスカー
という声掛け。

ブラジルから来た3名御一行、
なんと以前日本に住んでいたことがあるようで、多少の日本語が出来るようです。
ニッポンダイスキーということなので一緒に登頂目指すこととなりました。


ロバには乗り損ねましたが、
貴重な出逢いがありました。



入り口。
ここで10ソル≒350円を支払います。

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もうバスの中から若干感づいてはいましたが、
相当な絶景です。すでに。

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本日の野犬1。

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と思いきや唐突に野犬がスタンドバイミーし始めました!

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私のもとからいなくなりました。。

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なんだろうこのデジャブ感。


そしてこの時点で私+ブラジリアンチーム以外に誰もいません。

チームフラメンコ即刻終了です。


なんだったのでしょうかあの一体感。

おそらくロバに乗る乗らないあたりの時点でチームは揉め、
その時点で終了していたんだと思われます。


なのでもうお構いなしで進むことにしました。




標高4604m到達です。

2018012309183031b.jpeg



ここで唐突に必殺ロバ乗りをかました人たちがどんどん追い抜いていきます。
悔しいですが、ブラジル御一行各位が想像以上に良い人たちで面白いので、
ロバとかもう良いです。

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!!!

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野犬が待ってくれています!

なんだなんだ、そうならそうと早く行ってくれよー!
スタンド・バイ・ミー、イズ、ヒア!!



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犬「ドント スタンド・バイ・ユー!」



私ではなかったようです。


今年のおみくじはまだ引いておりませんが、
待人欄はなんと書いてあるのでしょうか。

来ず。来たかと思えば甚だ勘違い。

あたりでしょうか。




標高4743m。

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ここで勾配の上の方に大量のアルパカを発見。

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青い空に白い雲、
緑の大地に白いアルカパです。


なんの韻も踏めてないですね。



ブラジリアン1(トシン氏)がアルパカを
リャマリャマ言って追いかけると猛速で逃げて行くアルパカ達。

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ちなみに私昨日の日記も含め、
いまのいままで「アルカパ」と称していましたが、
正しくは「アルパカ」なんですね。

ドラクエ5世代の私はてっきりアルカパだとばっかり思っていました。

あ、すみません。


昨日の日記はさりげなく修正済です。
押忍。




標高4853m

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容赦なく標高が上がっていきます。


もはや雪景色が混じり始めて来ました。

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そしてこの辺りでロバは終了のようです。

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ここから全員、酸欠状態でノロノロ登っていきます。


号泣してる人、吐きまくってる人、等々、
大変過酷な状況下、

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キン肉マン現る(最右)。

気温はおそらく0度前後です。

トレッキングルートは一本道なのですが、
この後この人を見かけることはありませんでした。

服を着てキン肉マンから一般人になったのか、
なにかがどうにかなってしまったのか、
誰にもわかりません。




とうとう5,009mです。

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ようやく頂上が見えてきました!(写真右のほう)

稜線がくっきりしていて、この稜線に沿って頂上を目指す、なんとも粋なルートです。

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この辺りでブラジリアン各位が相当に
グンサード(ポルトガル語で疲れた)だそうなので、
一足先に向かいます。

まずは稜線まで、、

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稜線到着!


果たしてその向こう側は、、、
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Fxxk!!!!

雪とはね!


雪でレインボーマウンテンのレインボーが隠れてしまってます。




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荒ぶる私を諌める本日の野犬2。






とはいえせっかくなのでこのまま頂上目指します。
稜線にそって、一歩一歩。



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道中、写真をせがむアルパカ少年達。

有料です。

素手素足なのですが彼らの肌はどうなっちゃってるんでしょうか。



ひたすら目指すはあの頂上。

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そして登り始めること約2時間、
ようやく、、、、

GOPR0560.jpg


GOPR0559.jpg


GOPR0561.jpg


登頂Done!!
標高5,200mだそうです。


1枚目の写真の尾根の左側が多少色づいているのわかりますか。


これがベストタイミングだとこうなります。
(毎度借り物画像ばかりで大変恐縮です)

rainbow.jpg


wiki先生もさすがにこのレインボーマウンテンをカバーしていないようで
検索ヒットしないのですが、
いくつかのサイトの情報を寄せ集めると

標高6384m、クスコ州随一の高さを誇る霊峰「Ausangate(アウサンガテ)」。
インカの人々が「Apu(アプ/聖なる山)」と崇めたその山を頂点とするビルカノタ山系の一角に、「Montaña Vinicunca/Winicunca(ヴィニクンカ山)」という標高5200m (公称)の山があります。
さまざまな鉱物によって虹色に染まった山肌はまるで七色のペンキを塗り重ねたようなその景色から、今では「レインボーマウンテン」という呼び名のほうが有名になった。

のだそうです。
その鉱物の内容をガイドさんが説明していたのですがスパニッシュだったので謎でした。
銅とニッケルだけ聞き取れたのですが、あとは不明です。



途中、私をはべらせた挙句に最終的には頂上で待っているツンデレな本日の野犬1

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レインボーではないですが、
良い景色です。

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ドローンかます人も。
ドローン、久々に見た。

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20180123093212dc0.jpeg


頂上は5m四方くらいのわずかなスペースなのですが、
ここにもがっつりアルパカおばちゃんが有料フォトでビジネスなさってます。
(背後を隠し撮り)

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ここでブラジリアン各位も無事登頂完了です!

IMG_7725_2.jpg


左から
Tyan, 私, tochin, juliano。

Tyanとtochinが夫婦で10年近く長野は松本に在住、
julianoは友人なのか息子なのか不明、サンバの振付師らしいナイスガイ。
ブラジルのパラグアイ側、イグアスよりも1000km北にある
カンポグランデという街に暮らしているそうです。



なんてキャッキャやってるとあっという間に雲海に覆われる。。

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もはや何も見えません。

とはいえちょっとだけでしたが景色が見えて幸運でした。



さて、頂上は氷点下マイナス5度らしいので
凍傷が悪化する前にとっとと下山します。


せっかくなのでアルパカショット。

IMG_7731_2.jpg

あれ、そもそもこれリャマかな。




下山は下山で酸欠状態で体を動かすことに変わりはないので
しんどいかなと思っていたのですがは思ったよりも楽で、
サクサクでした。

途中アルパカ大量発生エリアに突入してみるも、地味に馴染めない様子




頂上付近は雲に覆われ何も見えないマチュピチュ状態ですが、
下山方面は随所に晴れ間があり、ところどころ大地が輝いています。

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帰って来ましたー!!

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野犬も一緒です。
いっちょまえに伸びてやがります。

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と思っていましたがこうして日記として振り返るとこいつ別の野犬だな。


野犬業界に弄ばれてます、私。




ということで、
大変地味な絵しかお届けできませんでしたが、
往路2時間という手軽な形で私史上最高標高地点を更新できたので私は大変満足です。

高山病もなんともなかったので、これで安心して次の街ラパスに向かえます。



この後は引き続き崖沿いの地獄のヘブンズドライブを爆睡で切り抜け、
ブラジリアン各位とブラジルで(旅程次第で)会う約束をし、
チェックアウト後の宿で図々しくシャワーを借り、
徒歩でクスコのバスターミナルへ向かいラパス行きの夜行バスに乗車、です。

特に何もないので詳細割愛です。



明日は首絞め強盗のメッカと名高いボリビア首都、ラパスです。

請うご期待です。


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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