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#443 フエ、ベトナム王朝の古都。inベトナム(9) 2019.3.1



ヤバいです、ベトナム、あと今日を入れて6日しかないのですが、行きたい場所が多すぎます。
そして3/15に某地で某人と一時合流を予定している一件があり、それを加味するとベトナムを早々に出国せねばならない事態に陥ってます。
まだ諸々検討中ですが、今後の予定が破天荒になりそうです。

ということで、
ベトナム王朝の最後の王朝である阮朝が都を置いたフエの街を1日だけ弾丸観光です。


――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:ハノイ→フエ Hue
・手段:民営バス ※シンツーリスト社
・料金:219,000ドン≒1095円
・時間:約12時間  18:00発、翌6:00


↓フエ地図マップ
(二行目はMapsme表記)
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<交通>
・中央のオレンジ:フエ駅
      Hue Railway Station
・右上青矢印隣のオレンジ:シンツーリストオフィス
      The Sinh Tourist
      ※バスはここに到着


<宿>

・その隣の青:宿 一泊58,500ドン≒292円
      FA Backpacker Hostel


<観光>

・青矢印の左の赤:チェンティエン橋
      Cầu Trường Tiền
・青矢印の左の赤:フエ宮廷骨董博物館
      Hue Royal Antiquities Museum
・その左の赤:フエ王宮
      Imperial City
・青矢印の下の赤:安定宮
      An Dinh Palace and Entrance
・地図左の赤:ティエンムー寺
      Thien Mu Pagoda
・その右下の赤:トゥドゥック帝廟
      Tomb of Emperor Tự Đức
・その右下の赤:ウォーターパーク跡
      Ho Thuy Tien Abandoned Waterpark
      ※入れませんでした。
・その右下の赤:カイディン帝廟
      Royal Tomb of Khai Dinh King
・地図左下の赤:ミンマン帝廟
      Tomb of Minh Mang


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はい朝6:00にフエ着。

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今回ハノイのシンツーリスト社の寝台バスを利用しましたが、それがフエのシンツーリストオフィスの前で下車でして、それがまさかの宿から徒歩5分。
てっきりフエ郊外で降ろされるかと思ってたのでこりゃ嬉しい。

なので、

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まあそりゃ宿も閉まってます。

という事で朝フォー。

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ちょっとスープの色がややスパイシー。
そしてつくねみたいのが入ってます。
なんだろこれ。

フエはベトナム中部の街。


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ハノイが北ベトナムに属し長年に渡り中国の支配下にありそしてフランス統治の一丁目一番地だったのに対し、
フエは2世紀ごろからチャム人の王国=チャンパ王国の街として栄えた後に17?18?世紀あたりに北ベトナムに侵略され、19世紀には阮さんが阮朝の王都としたわけで、ハノイとは違うルーツがあり、そしてまた食文化も異なるのだと思われます。


って、
Wikipediaを読みながらサマってみました。
Wikipediaさん説明が回りくどすぎて結局よくわかんないケースが多くて。
とはいえ上記は私なりの解釈なので間違ってても多めにみてやってください。


で、
ここで、フエ名物ってなんだフエ?とググってたらなんと、

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いま食べてるまさにこれ、
ブン・ボー・フエというフエ名物っぽい。
今回はWikipediaを引用。

ブンボー:

“ブン”はビーフン、“ボー”はを意味し、“フエ風の牛肉汁ビーフン”の意味で、ライスヌードルの一種。フエは旧南ベトナムと旧北ベトナムの間に位置するベトナム中部の都市で、このブンボーフエは中部ベトナムで代表的な麺となっているが、近年袋麺カップ麺も売り出され、いまではベトナム全土で食べられるようになっている。

使用する麺は粳米の粉を捏ねて作るが、稲庭うどんほどの太さの生麺で、中国の“昆明米線”、“桂林米粉”、広東の“瀬粉”、台湾の“米苔目”などと似ている。
スープの味付けにはレモングラス赤唐辛子を炒めて作った調味料サテ(vi:sa tế)とニョクマム魚醤)を使う。スープのだしは、レモングラス、フエ産の塩辛、豚足、牛肉などから取り、具としては、ベトナム風の蒲鉾などの練り物や牛の腿肉の外、薄荷葉空芯菜甘蕉の茎、香草など、野菜をたっぷりのせてスープをかける。それら野菜を盛った皿と共に供される場合もある。
レモングラスと赤唐辛子の香辛料が効き、酸っぱくてピリッと辛いのが特徴だが、さらに赤唐辛子を加えて食べるのが一般的。北部名物の米の平打ち麺フォーとよく対比される。

ちょっとここで今さらなんですけども、
私が北ベトナムで一日一回以上食べてきてるフォー。結構な割合で「平打ち麺」ではなくこの「ブン」だったのではと思うのですが、まあ、正直私としてはどっちも美味いのでどっちでも良いです。

どっちでも良い話に尺使いすぎましたことお詫び申し上げます。


さて、
宿に無事チェックイン出来まして、ここでも朝イチでチャイム鳴らして起こされて眠い目こすりながら出迎えてくれた兄ちゃんが懇切丁寧に部屋まで案内してくれておじさん胸キュンしてちゃってます。

ベトナム人のこういうとこ好きです。



というわけで、
古都フエを散歩しに出かけましょう。
まずは朝8:00のオープン時間に合わせてフエ王宮に向かいますよ。
フエの街も通勤時間はバイクだらけです。

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「本日の野犬たちにもドラマがある。」な本日の野犬。

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フエの街の中心を流れるフォーン川(香河)。

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これがフォーン川名物、ドラゴンボートでしょうか。


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なんというか、昭和のテーマパークにありそうな。きっと夜になるとビッカビカのギッラギラなんでしょうね。



まだ朝7:30ですが、
人民各位が大勢で飛び乗って行きましたよ。
そのまま海まで行っておしまい。


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フエの街の中心にあるフラッグタワー。

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かつて見張り台として使われていたそうです。大砲が並んでいるのはここフエもハノイ同様フランスの支配下となった際に設けられたのでしょうかね。



城壁。

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かつてフエ王宮があった一帯はこの城壁がぐるりと囲んでいます。
南北604m、東西622mですって。
フエに都が移されて王宮建設が始まったのが1805年らしいので、割と近代の建築物です。


フエ王宮チケット売り場。

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150,000ドン≒750円でした。
な、なかなかでござる。。

なおフエには他に三つの歴代王の廟があり、そちらは各100,000ドン、王宮と三つの廟のコンボチケットは350,000ドンとかでした。
さすがベトナムの京都。しっかりしてるぜ。
京都かどうかは知らんけど。



はいフエ王宮でーーす!!

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しゅてき。

フエ王宮の正門、午門です。
1834年の完成だそうです。

なおフエ王宮は北京の紫禁城を3/4サイズにした形で設計されているそうです。
なるほど確かにデジャブ感ある。


ただ紫禁城はひたすらにデカすぎてもはや訳が分からないレベルなのと
あとこちらは人民たちがいないので、気分が良いです。



屋根の随所に龍がいます。

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午門を抜けた先。

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なんとなく閑散としてるのは、ここベトナム中部のフエはベトナム南北戦争の激戦地となり、ほとんどが破壊されてしまったからだそうです。
今残ってる建物はほとんどが再建築されたものだそうですよ。

で、
見えてきたこの門の奥に見える建物。

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太和殿です。
政治が執り行われたいわば王宮の中心です。

紫禁城の太和殿と比べると寂しさ伴うのは致し方無いですが、復元されてる遺構の細部へのこだわりは物凄いです。これ当時は如何程の宮殿だったのでしょうか。

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太和殿内部は短パンNGでしたが、係員さんにおいでおいでして入れてもらえました。
というか観光客95%が短パンなのでもうその辺はよしなになのでしょう。

ただカメラはNGでした。
ので、
別の場所にあったパネルで太和殿の玉座をご紹介。

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玉座からの景色。
午門が見えます。

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戦争前のフエ王宮の模型がありました。

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外に近い場所に置かれてて光が反射して写真はこれが限界です。とにかくデカいです。


なおこちらが戦争後の王宮の様子です。
全体像は不明ですが、この写真の部分は全壊ですね


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阮朝皇帝になりきって写真を撮ろうのコーナー。

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太和殿の奥。

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もうここは回廊しか残って(復元されて)いません。
ただその回廊がなかなか素敵です。

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これは詩のようです。
円形に書かれてます。どういう意味合いなのでしょう。

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回廊の先。

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龍の階段。
この上は

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この強そうに見えて実は華奢な金龍像があるのみで意外は何も残されていませんが、

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紫禁城を思い返すとなんとなくここに皇帝の居住スペースがあったんじゃないかと思うのですがいかがなところでしょうか。
当時の写真だけありました。

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で、
この辺りで王宮見学エリアの北端に着いてしまいました。

ありゃ、フエ、意外と小さいじゃんか。
と思ってMapsme見たら、

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有料エリアがここまでなだけで、
フエ王宮自体はクッソでかいのね。
さすが紫禁城の3/4サイズ。



しばし王宮敷地内(有料エリア)を散歩。


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ここ、
皇帝が「読書をなさる邸」だそうです。

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ど、読書のためだけに邸をお造りなさり侍ったので御座いますで候なりか。


他にも、

清朝を思い起こさせる中華建築の屋敷がいくつかありました。

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はい出口。
東門から出てきました。

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しばし休憩タイム。


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カプチーノフラペチーノみたいなおフランソワぽいのやらしてもらってます。毎度逆光で闇の飲み物みたいになってますけども。


王宮周辺は観光客向けにサイクルリキシャ(シカラというらしい)が駆け回ってます。

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ベトナム人たちはやっぱり一家三人で一台に乗っちゃうんですね。

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そしてやる気ないシカラーたちはもう自分のサンダル投げて表か裏かを賭けて遊んじゃってます。違う仕事を探しなさい。

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はいお次はフエ王宮骨董博物館。

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王宮東門のすぐ東区画です。
入り口でおっさんに「パレスチケット?」と言われましたが、王宮のチケットは王宮の入り口で回収されてしまいました。
困った顔してたら、Ok、と入れてくれました。
えっと、どうしたら良かったのだろう。


博物館外観。
ここも王宮の建物の一部だったんでしょうね。

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内部。

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平屋の建物内に王宮のアイテムがそこら中に展示されてます。
中央に鎮座してる王座はカメラNGでした。

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日本の通貨がありました。

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時は19世紀ですからね。
日本も鎖国するまで密に貿易していたようです。ここからちょっと先のホイアンという街には当時から日本人街なんかがあったそうですよ。


これはなんらかの遊びの道具らしいです。


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説明書きがありましたが説明が雑すぎる。


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博物館の奥にはチャム博物館なる小さな建物が。

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。。。インドっぽい。。!


もしかして。。?とここでチャンパ王国をググってみたところ、なるほど、チャンパ王国はチャム人が主要な民族だった国ですが、どうやら4世紀頃に当時のカンボジアにあった扶南国の影響を受けてヒンドゥー文化が入ってきてたんだそうですよ。


通りで、

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このイラッとさせる腰使いに見覚えがあったわけです。


さて、
ここからちょっと歩いて、
ちょっと贅沢ランチをしに行きます。


先日コメントくださったR923Eさんのサイトがめちゃめちゃグルメ情報が充実しており、このフエもしっかり網羅されていたのです。

http://r923e.blog109.fc2.com

で、
ここフエでは皇帝がさぞかしグルメだったのでしょう、皇族が食べていた宮廷料理がこの街のグルメの一ジャンルとして定着しているそうなのです。
ただ、宮廷料理だなんて名前からしてちょっとお高そうじゃないですか。なのでコスパ良く宮廷料理を食べれるお一人様向けレストランを探していたのですが、そしたらですね、あったのですよ、R923Eさんのサイトに、私の探し求めてた条件にがっちり会うお店が!


こちらの「Y Thao Garden Restaurant」


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Mapsme検索でもヒットします。
Google情報によると開店は11:00ですが、うっかり10:30に着いちゃいました。


が、


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店員さん、ご丁寧に案内してくれました。
ほんとすんません半袖短パンの子汚いおっさんを。


え。。

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ちょっと、
思ったよりお上品じゃないですか。

茂みのカエル君がグエグエと美声を響かせてくれてます。結構な爆音です。

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メニューはコースのみです。

さすが宮廷料理。


↓一番安いの。250,000ドン≒1250円


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↓次に安いの。280,000ドン≒1400円。


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右が英語。左は一番安いやつのベトナム語版。

一番高いのは500,000ドン≒2500円だったかな。。うろ覚えです。

そしてこういう時だけ数ミリの背伸びをしてしまうタイプの私は280,000ドンのコースにしました。それでも8品ですよ。キャー楽しみ。

ひとまず、

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Hudaビール。
フエのビールだそうです。
美味い。

そして
キャー!!!


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なんかいきなり凄いのキタけどなにこれ!?


店員さん「Spring Rolls.」
あ、ご説明頂けるんですね。
ちょっとおコース料理だなんて手汗かきすぎて何度もナイフとフォークを落としかけた一年前のフレンチ以来なので(元上司のお兄様が経営する星付きのお店でご馳走になった件)ちょっと緊張しる。

ということで、
こちらの鳥さんは背中にぶっ刺さっている揚げ春巻きを頂く一品でございますだそうです。


さすが宮廷料理。

まずは見た目から皇帝を喜ばすのですね。

てか、

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この食器たち、どう使ったらいいんだろう。
このお椀は飲茶みたいに使うのかな。
そしてこの食器たちはバッチャン焼きかな。

ここでも龍と鳳凰です。


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ひとまず揚げ春巻きは串に刺さってるのでこのまま頂こうと手を伸ばしtうぁっち!!!


この鳥さん、


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体内が燃えてますよ。
え、燃やす意味ある?
あ、これ、鳳凰なのねきっと。
だから燃えているのか。
すんません鳥さん呼ばわりして。

ということで勿論お味の方は爆裂美味でございます。

ハロン湾でお風呂椅子で食った揚げ春巻きとは訳が違う美味さです。


なお鳳凰さんの羽と顔人参です。
これ食べて良いのかな?
βカロチン摂取したいんだけど。
でもきっとこれ使い回しだよね、衛生面とか気にしないから私は食べたいけど、食べちゃうともっかい作らなきゃいけないから迷惑かな、いやでもこんな上品な店で使い回しなぞせぬか、よし食おう!レッt
というタイミングで鳳凰さんは下げられ次の一品がやって来ました。

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パンプキンスープ。
うん、これは普通だ。
味はめっちゃ美味いけども。
懐かしい味です。


フエ料理は日本で食べるご飯と味付けが近いとどこかで見ましたが、このパンプキンスープは日本のレストランで食べるものとほぼ同じ、濃ゆい感じのスープでした。



えび
ちゃんです。

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ガーリックソルト炒めです。

なんて最高な響きなんでしょう。

そんなガーリックソルトで浸されてる熱々なえびちゃんの皮を剥いて指先までガーリックソルトだなんて本当に贅沢なひと時です。


さ、美味しく頂くよ。


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※殻剥く前です。


これはパンケーキと言われました。
メニューにもHue special pan cakeと書いてあります。
カリッと揚げられていて見るからにパンケーキではないですが。

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中に色々入ってます。
ベトナム名物のベトナム流お好み焼きですかね?まだ食べたことなかったですが見た目こんな形してた気がします。
こちらの中身は色々でした。すんません忘れましたけども、美味でしたよ。



なおこの辺りからビールのせいでちょっとご機嫌になってきており、添えられてた装飾をどんどん食べてみました。

いかんせんまだ11:00でして周囲にお客さんいないものでして。ついつい。

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↑そしたら装飾が繊細すぎて壊れてしまった。凄い罪悪感。


なおこれはトマトでした。



これMixed fig salad with pork and shrimpですって。


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このおせんべいに乗せて食べるのかな?

このツナ見たいのがポークとエビと砕かれた豆?みたいなもので、めっちゃ美味い。


おそらくメインディッシュです。

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左はFried fish、右がFried riceだそうです。

Fried fish。

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ご覧下さいホックホクです。
魚って海外で外食するとホント高くて、そのくせ生臭かったりするので滅多に食べれないのですが、この魚はふっくらしてて誠に美味でした。

そしてFried rice。

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亀さんです。
昨日の日記かなんかに書いた気がしますが、ベトナムでは龍、麒麟、亀、鳳凰が四神とされてるんだそうです。それで亀なんでしょうかね。
麒麟と龍ももしかしてこれまでの料理のどこかにいたのかも。

で、
もうだいぶご機嫌の私は亀さんの手足尻尾をβカロチン万歳言いながらバキバキ食べてったわけですが、

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ごめんなさいちょっと顔がデカすぎてさすがにかじれませんでした。
最後の姿はすごい罪悪感でした。


デザート。

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左がマンゴー、
右がもち米?ぽいのが中に入ったお菓子でした。

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完・食!

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いやー、楽しかった!!

もちろんお味の方も前評判の通り、フエ料理は日本人の舌に合うんでしょうね、すごく懐かしさを覚える味であり、そして美味でした。

ただそれ以上に、見た目にも面白い料理って、良いですね。
楽しい。




さて、
次の予定ですが、フエにある三つの王廟を回るほど予算と体力に余裕はないので、ひとつだけ、カイディン廟に行ってみます。

バイタクで。

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ハノイではちょっと交通事情カオスすぎてバイタク乗る勇気がありませんでしたが、ここフエならハノイほどじゃないでしょうし、デビューするには良いかなって。


おお?


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おおお???

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おおお!?


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なにこれすんげぇ飛ばすんですけどこのおっちゃんんん!!

そこら中のバイクを追い抜き
なんなら

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ねえ今タクシー追い抜いたでしょ!?
ザクとは違うのだよザクとはのザク側が追い越したでしょ!?


ねえ一体何キロ出してるの!!

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嗚呼、南無三!!!
※スピードメーターぶっ壊れてる


地図上では9.8kmの道のりを12分で到着したので、、ああ49km/時か。。そんな大した速度じゃないんですね。


ただ道中は手に持ったスマホが風で煽られ吹っ飛ばされる(首かけストラップのおかげでセーフ)ほどの風圧でした。

このおっさんが異常なんだと思いたい。


なおお値段100,000ドン提示を80,000ドン≒400円で乗ってみましたが相場はどんなもんなのでしょうか。

私のこれまでのベトナム人とのやりとりを見てた方から「私ボラれやすい人と思われてる説」を頂戴しておりまして。気になるところです。


はいカイディン廟。

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文字通りカイディン帝さんのお墓です。
在位時フランス支配下にありながら、税金を引き上げたり派手な生活をしたり、とあまり評判の良くない王様だったそうですが、その志向は彼のお墓にも及んでいるようで、なかなか豪勢なお墓を建てちゃったようなのです。


そんなカイディン廟。


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全体的に「石」感が凄い。

一見の派手さはないですが、細部のレリーフは凄いです。

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この龍の目玉は当時宝石だったりしたんでしょうか。


そして周囲には

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兵俑。


ちょっと後列の兵隊は丸腰ですけど。


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そして石塔たちはなんとなくインドっぽい。エローラ遺跡を彷彿とさせる。

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こちらが王廟です。

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内部。

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アッメージング。

見れば見るほど、装飾が洪水でカオスです。

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模様は全て龍だのなんだのがギュギュッっと凝縮された壁画です。

そして装飾の形や、

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建物のベースにも西洋風建築が垣間見えるのです。

こちらは前室。

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西洋東洋ゴチャ混ざってます。

この壁はよく見ると陶器の破片でデザインされてたりします。モザイク画じゃないか。。!

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なんと、日本のビール瓶も使われてるそうですよ。

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凄いですカイディン廟。来て良かった。


そしてさっきっからずっとこの

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扇風機の前で鑑賞してます。

暑いよ、フエ。
気温は30度ですが、日差しが凄いのね。
もうずっと汗が止まりません。
そりゃビールも飲みますでしょ?


はい、
帰りは徒歩です。

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いや、ちょっと立ち寄りたい場所がありまして。
その場所はどこの日本語サイトにも載ってなく、たまたまインスタでHueと検索したら悪ノリ欧米人たちがPostしてた廃墟があるのです。

カイディン廟からフエ方面に歩くこと約4km。

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ド田舎道をぐいぐい歩いていき、

よしこの先だー!
と思った矢先。

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向こうからバイクでやってきた警備員に止められてしまいました。
なんというタイミング。。

その場所とはこちら。

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Mapsme上にAbandoned waterparkの名で存在するプール施設の廃墟です。
日本人ブロガーさんでも訪れてる人がいたのですがやちょっと前の時点でかなり警備が強化されていて、今回はいけるとこまで行ってみようーの精神でここまできましたがもうエリアに入ることすら出来ませんでした。

いえね、
警備員はそのまま走り去ってったのでそのまま中に入ろうと思えば入れたのですが、ここは社会主義国家ベトナムですからね。
何かあった際に何かが何かしちゃうかもしれませんのでちょっと差し控えました。

見たかったなー。廃墟。
有料化して観光地にしちゃえば良いのに(他人事)。


そこからはフエまでタクシーもバイタクも捕まらず、iPod聴きながら歩いてるうちに宿エリアまで帰ってきちゃいました。
正味11km近く歩いたことになります。

意外と新サンダルでいけました。
ただまだ足が馴染んでないからか靴擦れが三箇所。

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途中で絆創膏を買いました。
8切れで50円。
一切れ単位で購入するんですね。


フォーン川。

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しばし休憩なぞしつつ、
龍の廃墟が見れない以上もうフエに悔いはないので明日の移動チケットを買い、

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ベトナムではそこら中にあるコーヒーチェーン、ハイランドコーヒーに初上陸。

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抹茶フラペチーノ?みたいなやつ300円。


で夜を待ち、
川沿いのナイトマーケットに来てみました。


ありゃ、
あまり盛り上がってないかな。

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時間早すぎたでしょうか。
ドラゴンボートたちも全然ビッカビカもギンギラギンもしてません。

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唯一、移動要塞のような巨大な物体が怪しいネオンを放ってましたけども。

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※レストランでした。


しばらく歩くと徐々にマーケット感出てきました。

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売ってるものはまあいつも通りですかね。

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売り物の並びに並んじゃってるいぬ。

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ほふく前進する兵隊のおもちゃがなんだか残念なほふく前進をさせられていた現場。

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この小ちゃいのネームプレートのピンバッジなのですが、並べるの疲れて途中でやめちゃってる店。うん、分かるよ。

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橋の近くまで行くと屋台飯屋が並んでました。

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タニシ炒め。

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豚足炒め。

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謎の串焼き。

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これなんだろう。
一つ一つ10,000ドン≒50円とお高めですが食べてみました。

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美味!
なんか色々掛けられて味を覚えてませんけども、白いのは米ですね。米が寒天くらいに固まってて、甘酸っぱかったようなコクがあったようなもう忘れましたがなんらかのソースが掛かってて美味かったです。

いま調べたらこれ、バイン・ベオ(Banh beo)っていうんですって。
米粉生地の小皿蒸しで水で溶いた米粉生地を小皿に入れて蒸し、海老でんぶ・カリカリに揚げた豚皮・ネギをのせたフエの伝統料理だそうですよ。
良かった、食べておいて。


続いてこちら。

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今日の昼の宮廷料理でも出てきたかもしれないやつ。
バインセオ(Banh xeo)。
ベトナム風お好み焼きだそうです。
米粉の生地をターメリックで黄色くし、好みの具を挟んで食べるらしい。
すでに上記の写真は色々挟まってましたが、ピーナッツソースをかけて食べたらなんだか美味かったです。何が入ってるのかは不明です。きっと謎肉なんかが入ってるのでしょう。



そしてこれ食べ忘れたやつ。

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チェー。
最初見たときなんじゃこの合成着色料の嵐は!!と思ったのですが、実際のところ甘く煮た豆類や芋類、寒天や果物など複数の具材を合わせて食べる伝統的なデザートで、大変ヘルシーなんだそうです。
あとで食べようと思って忘れてました。
でもこれは他の街でも食べれそうなので良しとします。

で、
私が食べたかった本命はこちら。

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コム・ガー(Com ga)。
ホイアン名物のチキンライスだそうです。

って、

なんと!
これフエ名物じゃないのね!

いま調べながら書いてて気づきました。
どおりでお店探してもなかなかないし、
ようやく見つけたこの店のはイマイチだったんですね。

てかイマイチもなにも、チキンライスですからね!そりゃ普通だわ!

そんなこと知らずに「よしよしフエ名物ちゃんと食ったぞ」と思いながらの帰り道。

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宿前通りは歩行者専用となっておりました。

もうドアどころか壁ごとまるまる見当たらない民家。

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みんなで見てるTVは金正恩氏でした。

お相手は不明です。

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そして

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宿周辺はもうズンチャカズンチャカ大フィーバーです。
これを書いてる25:00。
未だに重低音がフエの街を揺らしてます。
ハノイですら24:00には静かになったのに。


さ、
明日は早起きしてホイアンという街に行きますよ。
冒頭に書いた通りの事情にてダナンはスキップ致します。。
カームオン!でした!


 
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コメント

No title

おー、ご紹介ありがとうございます!

で、早速ですけど料理の値段1桁間違ってますよ。
2500万ドンじゃあ、1万円超え!
ベトナムフレンチならありますけど、ベトナム料理で万札超えは見たことありません。

しかし、引き込まれてしまう文ですねぇ。
1ランク上で随分と魅力的な料理が出てきているようで、やっぱり失敗したと後悔しております。

バイタク、ベトナムで有料で乗ったことは無いのですが、3年前のファンティエットからダラットのバス(130000đ)が宿までの迎えを忘れてしまい、バイタクで20Km離れた路上まで追いかけて乗せてくれたことがあります。
その時の感覚からすると、10Kmで80000đは高い気がしないでもないです。こればかりは、何度も有償実乗車された方でないと分からないでしょうが、感覚的には50000đかなぁ? 4輪タクシーだと120000đ程度でしょうから。

おまけに、ホイアン名物のコム・ガー、私の次の記事で登場します。
まだ書き終わってないので、21時頃かなぁ。
ちなみに、このチキンライスですけど、東南アジア全般に存在しています。
一番有名なのは海南チキンライスで、マレー半島全般どこでもあります。タイでも名称は違うものの同じです。
ホイアンのは、それらとちょっと違うのでお楽しみに!

Re

>Rさん
またコメント頂きありがとうございます!
ちょうどフエ王宮見終わってさあお昼どうしようというタイミングでRさんからのコメントを拝見し、その場で参考にさせて頂いた次第です(当ブログ、2日遅れの反映でして)。

桁の件、お恥ずかしい。。!
そして二桁も違うとは。酔っ払ってたかもしれません。

ホイアンでは時間がなくてチキンライス食べ損ねました。。けども、Rさんオススメのお店に行ってますのでご安心ください。

バイタクはフエの件を反省して今はGrabを使って爆安でバイタクライフを楽しんでおります。これならきっと私もボラれない、、かと。。

Rさんのサイトはこれからも拝見させて頂きますっ!
ありがとうございます!

No title

うわっ、私も1桁間違えてました。
数字は強い方なんですけど、お恥ずかしい・・

Re

>Rさん
ご安心ください。私もまったく気づいておりませんでした。。

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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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