#455 続々・ボラベン高原 バイクで行く滝巡りときどきやはり滝
- 2019/03/16
- 06:00
ボラベン高原三日目です。
当初二日で戻ってこれちゃうんじゃないもしかしてだけど?
などと思っていましたが甘過ぎるにも程がありました。
朝起きたらなぜか蚊帳の中にぬこが居る国ですあー痒いよもー!!
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▼徘徊メモ
・行き先:Tad Loの滝がある村→パクセー
・手段:レンタルバイク
・料金:24時間70,000キープ≒910円
・時間:ー
↓ボラベン高原ざっくり地図マップ
(二行目はMapsme表記)
↓本日の目標
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謎の村の掘っ建て宿。
蚊帳を突き破って侵入してきたぬこはさる事ながら、朝5:30に村内放送だかなんだか知りませんが「マイクテスマイクテス。」と謎のマイクテストの後にやっぱりカラオケが始まったのにはもうこの国イかれてると思いました。
なんなんだ?どうしちゃったんだ?
なんかのお祭り期間なんでしょうか?
村内放送じゃなくてどっかの民家かもしれませんけども。
おかげさまで時刻7:30です。
なんという早朝出勤だ。
Mapsmeで見るとここは「Senvang-Gnai」という村のようですね。
この村にはTad Loという滝があり、近くの他二つの滝と合わせて見どころとなっているそうです。
今日はまずそのTad Lo滝三兄弟を見学するところから観光業を勤しみ始めたいと思います。
やはり朝からカラオケかまされて機嫌が悪いのでしょうか。突進されかけました。
村はあんなに騒がしいのにちょっと歩くととても静かです。
あ、
いきなり一つ目の滝が見えてしまいました。
Tad Hang Waterfallだそうです。
遠い。
村から離れる私を先導するいぬ。
先ほど牛にちょっかい出して蹴られて悲鳴を上げていたかわいそうなやつです。
そのいぬに着いて行くと
Tad Hang Waterfallの上側に出ました。
滝って上から見てもちょっとね。
↑道はこちら!
みたいに書いておいて道が塞がってますが、構わず突き進んでみます。
ここから先はトレッキングルートになってます。
こんな感じの道を進んでいくと、
はいやってきましたTad Loの滝です。
うん、、、
まあ、そんな感じです。
私が到着した時にはラテン系カップルがバッシャバシャ泳いでましたが、もう滝を見るというよりは滝壺で泳いで遊ぶ!と割り切った方が良さそうです。
ただもう一つ滝がありますからね。
そこまでは頑張りましょう。
ここからちょっと離れてるようでしばしトレッキングを再開。
探検?狩り?
ラオスの山で出会う子供たちは両者双方の判別が付きません。
観光トレッキングルートのはずなのですが、突如村に放り出され、村民も「?」のような顔をしてます。なんだかすんません。
ぶただらけ。
Mapsme見ながら村の奥のトレッキングルートへ。
これ地図ないと辿り着けませんて。
乾季のアジアの田畑をひたすら歩く。
右のラオス人が「走り抜ければ大丈夫!(意訳)」みたいなこと言ってましたが無視して迂回しました。
昼間っから昼寝してビアラオ呑んで朝までカラオケしてたらそりゃ頭も沸いて走り抜ければ大丈夫!みたいな思考になるでしょうけども。
ポツンと立つ民家から子供たちが「サバディーっ!!」って。(=こんにちは)
さて、
Mapsmeを見ていると、
お目当ての滝=Tad Soungはこの辺りから東に200mほど一直線なのですが。
道がありません。
道がありませんが基本焼けた畑が広がるのみなので無理やり行けないこともないです。
行っていいかどうかは分かりません。
なので抜き足差し足でやってきました。
えっと、、
まじですか。
こんな感じなので間違ってないと思うのですが。。
むむ、
ちょっと地図を引くと、
南の端を超えて対岸に行けそうです。
きっと対岸から見るのだな。
対岸↑
警備員「滝?(ジェスチャーで)橋の、向こう側、だよ!」
なんだかもうよく分からないので諦めました。
橋の向こう側には何もなかったからこっち側に来たのに。
欧米人ツアー団体に目撃されてなんかちょっと罪悪感だし、彼らが私を素通りしていった=滝はあそこじゃなかったんだろうし。
先ほど渡った橋。
端っこに転がってるのはヤギです。
この場所に限らず、今回のバイク旅では1日に何箇所も上記のような日本支援による学校建設を見かけます。
2019年9月までのプロジェクトで南ラオスにいくつも学校を作っているようです。
授業を盗撮。
みんな一生懸命にノートを取ってました。
未来へ翔けラオスっ子たち。
昼間っからビアラオ呑んで昼寝して夜中までカラオケして朝起きたらまたカラオケするだけが人生じゃないぞ。
なんて一人アツくなってたら
この小学3年生くらいの男の子に轢かれそうになりました。
この国の将来はきっと相変わらず奔放です。
さて、
トレッキングルートは川の西側を南北に走るルートで、いま私が歩いているのは川の東側を南北に走る車道なのですが、
ぜんっぜん面白くもなんともない道でした。
村まで一時間弱も掛かりましたわ。
そして
ようやくの朝ごはんです。
フライドエッグアンドベジタブル
を頼んだらまさかの目玉焼きオンザ野菜炒めが出てきてちょっと高まりました。
そして周辺トレッキング図を発見。
私が田畑に踏み入ってまで探し求めたTad Soungはニセモノでした。
Mapsmeにしてやられました。
でも良いのです。
たぶんこの台詞は再登場すると思うのですが、「ボラベン高原は滝を見に行くのではなく、滝を見に行くという行為そのものを楽しむ場所なんだ。のんびりとね。」、と思い始めております。
とまあ、、、
そんな風に。ゆるーく。
さ、
朝も早よから行動開始したのでまだ10:30ですよ。
最終ゴールはパクセーですが、途中にあるTad Phasouamという滝に立ち寄ってこうと思ってます。
あんまし大した写真もないまま当初目標にしてた休憩地点に到着。
Tad Phasouamの滝までの中間地点あたりにコーヒー農園があったのでそこを休憩ポイントとしておきました。
今回もまた、「コーヒー。ブラックで。」とキメてみましたが、お姉さんが「with Milk?」と優しく聞いてきたので思わずウンウンと首を縦に振ってしまいました。
結果、
ウマーー!!
やはり私はミルクっ子のようです。
これは砂糖入ってるのかしら。程よく甘いです。
作業中のお姉さん。
なんの作業してるかは素人には分かりません。
名前からしてヴィエンさんによるコーヒー農園ツアーなんかも開催されるのでしょう。カフェ内に20,000キープとかで見学できるようなことが書いてあったような。うろ覚えです。
さて、
道中再開です。
今この辺りは↓この山を軸にパークソンの反対側(北)を走ってます。
パークソンは標高1200mくらいあるらしくなかなか涼しかったですが、もうこの辺りは標高が低いようで足元からは熱波です。
それでも道の両脇の草むらは風に揺れ、
頬を涼しい風が通り抜けていきます。
良いですね、この感じ。
時速80km出てるのもありますが、
このまま風になれそうなくらい身体が軽いあれ!?
そりゃそうです。
だって、
リュックサックを先ほどのカフェに置きっぱなしでしたからね!!
上記写真は取りに帰った時のもの。
もうこのカフェからかれこれ12kmも走り去った位置から取りに帰ってきましたよ。
宿からカフェまで20km走って休憩タイムとしたのに、結果、リュックを取りに24kmも走りました。罠。
はいすったもんだでやって来ましたよTad Phasouamの滝です。
入場料15,000キープ(バイク代5,000キープ含む)でした。一番高い滝です。
森を進んでいくと現れる橋。
あ、、、
一つ目の滝を見つけちゃいました。
えっと、、
いや、まだもう一つ滝が上の方にありますぞ、そっちに期待しましょう!
これは滝とは言いま、せん!怒!
こんなん小糸川にもあるわ!!
(君津市を流れる小川)
いや落ち着こうマエダさん、
ここに来たのは滝を見るためじゃなくて運転の休憩タイムのためでしょう、
と思い直すことにしてレストランっぽい所へ。
アイス一つ10,000キープ≒130円クソ高ぇな!!!
まあ、
ちっちゃいながら滝を見ながら休憩できたので良しとします。
ちょっと地形が柱状節理っぽいのがちょっとだけ良かったです。ちょっとだけな。
なおこの滝エリアには少数民族エリアもあるそうですが、
大人気ない私はもう帰ります。
Daoコーヒー社の工場です。
ラオスきっての大コーヒーメーカーだそうで。
往路ではボラベン高原がコーヒー大産地だなんて知らずに通過しちゃいましたが、せっかくなので写真だけ撮っておきました。
そして結構どうでも良い話ですが、大工場の出入り口にはほぼ必ずATMがあります。現金御入用なんでしょうか。給料を下すのかな。
お疲れ、私。
だいぶ突っついても起きないほどに寝落ちしてました。
そして目を覚ましたと同時にハイテンションで、バイクの状態を見もせずに「オッケーオッケー♪」とパスポートを返してくれました。
さて、
そのまま隣の旅行会社、Green Paradise Travelへ。
※右の看板すらないボロ屋がレンタルバイク屋。ワンワンだかニャンニャンだかそんな名前。
今日の夜行バスでラオスの首都であり中央ラオス?に位置するヴィエンチャンへ向かうのです。
ヴィエンチャンまで150,000キープ≒1950円、20:00発。どこの旅行会社もこんな感じっぽいです。
なお以下はカンボジア、タイ、ベトナム方面へのバス。
パクセーは三ヶ国それぞれの国境が近いすごい場所なのです。実は。
そしてなんと、
シャワー使わせてくれましたー!!!
これは奇跡。
いやもうヘルメットでペシャンコの頭に全身赤土だらけでもうこんなんで寝台バス乗るとかあさまし過ぎる!と思っていたところだったのです。
私へのご褒美タイムです。
スイカスムージー。
マジで美味です。
そしたらこれも超うまかったです。
具材はチキンとすり身団子と卵。
なんのダシだろう。
カオピアックカオと言うんですってね。
中国の影響を受けている料理だそうですが、確かに香港で激ハマりした絶品粥を思い出させる味付けでした。
グァバスムージー。
ちょとこれは微妙でした。
はい本日のバスです。
19:00集合と言われ向かったらそこにいたのはトゥクトゥク(テンソウ)でした。
バスステーションへ。
こんなとこにあったのですね。
Mapsmeでは「Pakse VIP Bus Station」です。
ちょと市場からは遠いですが、安宿エリアではありますね。
ヴィエンチャンからパクセーに来るとここが終点になることもあると思うのでご参考までに載せておきます。
そこから1時間ほど謎の乗車待ちタイムがあり、
(出発時刻20:30に対し我々のピックアップが19:00だったため)
これが噂のラオス寝台バス。。。
一見広そうに見えますがこれ二人席です。
つまり添い寝スタイルです。
ただ今日は乗客少なそうなので一人で広々です。
毛布、キティちゃんのにしようかどうしようか考えてたら
あえなく添い寝となりました。
※写真はありません。
地元民っぽい青年にキティちゃん毛布持ってかれてしまいました。いや別にキティちゃんでもなんでも良いんですけど実際問題。
これ大の大人が二人で寝るにはなかなか狭いですけど寝れるのかな、無事に。
※無事に、が大事です。
ひとまず感想は明日の日記にて。
コッブチャーイ、でした。
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