#465 ラオス大自然トレッキング。inラオス(15) 2019.3.23
- 2019/03/26
- 06:00
さて、
本日はこのルアンナムターにてトレッキングをしてみます。
ルアンナムターはナムハー自然保護区という原生林エリアが広がっており、そしてカム族、アカ族、ランテン族といった少数民族が住む村が点在しており、これらの山岳民族や原生林を日帰り〜4泊5日でトレッキングするツアーがルアンナムターの街中で申し込めます。
我々は今回日帰りで、
原生林トレッキングを申し込んでみました。
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▼徘徊メモ
・行き先:ルアンナムタートレッキング
・手段:ツアー参加
・料金:350,000キープ≒4,550円
・時間:7時間 8:30発、15:30戻り
↓トレッキング地図マップ
載せる意味あまりないですけども。
ルアンナムターの街の北と南にナムハー自然保護区が広がっており、訪れる山岳民族やトレッキングルート毎にツアーが分かれてます。
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はいお早うございます。
今日の朝めしはカオソイです。
この肉味噌風味の麺を啜るたびに担々麺が食べたくなります。千駄木の、、名前出てこないけど、あそこ。行きたい。
はい、
こちらが本日のお迎えソンテウ。
ペンさんです。
本日はどうぞ宜しくお願い申し上げます。
まずは市場に買い出しのようです。
本日のランチを調達するんだとか。
何か好き嫌いはある?
と聞かれました。「な、生水はちょっと。。」と言いたいところですが『ございません!』と申しておきました。
これまでよく見てましたがぱっと見木みたいだけどうっすら毛が残ってるのでなんだろう?と思ってました。
やらぬぞ。絶対にな。
普段の我々だったら絶対に手を出さないやつです。てかそれどうやって山の中で食べるんだろう。
ペンさん「フィッシュバーベキュー!!」
おぉーー。楽しそう。
だけど大丈夫かな。
山の中、どんな感じなんだろう。
※私、結構潔癖です。
色々買い込んでソンテウ出発。
このご飯代は全てツアー代に含まれてます。
ということはもっと我儘言って肉とかオーダーしたら良かったかしら。
そして
デザートはソンテウ道中でいきなり振舞われました。いまかーーい。
で、
これ美味しいです。
皮はもち米、中身はスイートポテト、外のフレークはココナッツです。
程よい甘さでこれは美味いです。
でで、
ソンテウはルアンナムターの街の南へ向かい、バスターミナルも通り越して
ここはランテン族の皆さまが住まう村の一つだそうです。この村を見学ののち、山へ入るそうです。
高床式の家は、ただ単に涼しさ追求なのかなと思いきや、シロアリ対策の意義が強いそうです。高床対応しないと木造住居は一年で崩れてしまうらしい。
竹となんらかを混ぜた液をこの布地に敷き、乾かして紙を作るんだそうで、晴れた日は1日3枚作れるんだそうです。
ペンさん「どうする?買ってく?」
。。えっと、
ランテン族の皆さんは自分たちで着るものをこさえるのだそうです。
そう言われてみると先ほどの紙の女性もそうですが、みんな黒字の服を着ています。
これはインディゴで染めている服なのだそうです。ベトナムの黒モン族と同じですね。
あと写真はないですが、
女性はみな結婚すると眉を剃り、髪を特定の形に結うのだそうです。
通りでみんな同じ雰囲気なんだと思いました。
先ほどの写真の紙の女性や、機織り機の写真の手前に写ってる方の髪型を拡大いただくとちょっと分かるかも。
機織り機を見学していると、村人さんがファブリックを持ってきて見せてくれました。
これまたインディゴブルーです。
ペンさん「どうする?買ってく?」
この人トレッキングする気あるんでしょうか。
それとも今日のトレッキングは両手にお土産袋提げても楽勝なんでしぃうか。
ラオス!って感じです。
まあそこで買っちゃう姉ももはやラオス人。
この子もファッショナブル。
漢字のようですが、これはランテン族の文字らしく、中国語で用いられる字でも意味合いは異なるんだそうです。
村を一周したところで、
村の裏から山に続く道に入っていくようです。
トレッキング開始ですね。
なお先頭にもう一人知らない人がジョインしましたが、彼はここの村人ローカルガイドだそうです。
お見送りの犬。
ペンさん曰く、ラオスでは黒豚が美味とされていて、ピンク色の豚は好まれないんだそうです。
ラオスでは黒豚しか見ていませんが、ラオス人も豚をPorkとしか思ってないのでしょうね。
南方面へ進んでいきます。
右上のオレンジがルアンナムター長距離バスターミナルです。
朝陽を浴びる森が美しい。
ああ!!
今日トレッキングに来て良かったと思った瞬間です。
どうしましょう。もう絶頂を迎えてしまいましたけども。
この先どうしてくれるん。お?おおお?
途中でゴムの木を切り出してる青年と、彼の愛車と遭遇。
どうやったらここまでバイクで来れるんでしょうか。
青年「SUZUKI!ジャパン!」
嬉しいですけど鈴木さんもこんな使い方意図してませんよ。
いえ、
先ほどペンさんが、家具に使われる高級な木材の木(名前忘れた)を教えてくれて以来、それっぽい木を見つけては我々「あれExpensiveTreeじゃね」ペンさん「ゴムです」我々「あれExpensiveTreeじゃね」ペンさん「ゴムです」我々「あれExpensiveTreeじゃね」ペンさん「ゴムです」などとExpensiveという言葉に過剰に反応してしまう私達と懇切丁寧なペンさん。
さっきっから草をむしってらっしゃるんですけど、ここ国立公園だからそういうのダメなんじゃないでしょうかね。
あ、自然保護区か。いや違い分からんけども。
何をしようとしてるんでしょうか。
我々に何か作ってくれてる?それとも今日のランチで使うサバイバルアイテム?
捨てました。
どうやら手グセの問題のようですね。
我々も若干の罪悪感を感じながら草笛出来そうな草を摘んでみました。
私の生家は千葉県君津市という大都会なのですが、
昔は家の前に山があって日々忍び込んでは秘密基地作ったり虫と戯れたり草花で遊んだりしてたのですよ。なんと純真な幼少期でしょう。素晴らしい。
途中で木材切り出し作業してた人。
サバイディー!とか言いながらすれ違いました。
タイホォー!!
いやもうラオス人にとっちゃもう関係ないよね。
とはいえ私の先ほどまでの罪悪感はどうしたら良いのですか。
写真じゃ分かりづらいですが、掘り返したようにボッコボコです。
ペンさん「これはみんながタケノコ掘って持ってっちゃうんだ。売ればお金になるからね。」
地元民の皆さん、
竹林が絶滅するんじゃないかってくらいボッコボコに掘り返してますけども。
金目の話にはビアラオほっぽり出して食いつくんですね。いやビアラオ片手にカラオケしながら掘り起こしてるかのしれませんが。
シャキーン!!
これは姉用です。
私は棒があると片手ふさがるのが嫌でいつも棒なしなので、「私は結構です。こう見えて世界各国でトレッキングしてるのdと言い終わる前にズルズルスッテンヒャッホーしてしまったのであえなく私の分も作ってもらいました。
道中はどんどんと森の中へ。
もう一人のガイドさん、名前をバンさんというそうですが、彼がこんな果実をくれました。
スィンサン?Thinsan?
ラオ語でそんな風にいうこの果物。
めっちゃ甘いです。何だろうこれ。
ただその辺に落っこってたやつなのでちょっとかじりまくるのには抵抗が。
足元、枯葉が堆積してて滑りやすいです。
川です。沢、、かな。
向こうでタバコ燻らせてます。
さて、
こっからはこの沢沿いを登っていくようです。凄いトレッキング感。
沢は自ずと森のトンネルのようになっており、「東南アジアの森!」感が凄いです。
もう私10回くらいのヒヤリ!ハット!ヒャッホー!しています。
このサンダル、かなり滑るようです。
あと「ここ岩っぽい」と思って足を踏み入れたら泥で足が沈没したり、「ここ倒木っぽい」と思って足を踏み入れたら中が空洞の木でズドンと足が沈没したり。
もうビッシャビシャです私。
そんな私を見兼ねてか、
ペンさんが行く手を阻む植物を
このナタでバッサバッサ切り落としてくれてます。
ありがたいのですが、
本当に大丈夫なんですか。自然保護区。
あとペンさん切り落とした木々をそのまま放置するから逆に足元見えなくて危ないんですけどもって聞いちゃいねー。
きのこ。
ランチターイム!!
こんな森の中、
しかもガチガチのガチの森の中でランチだなんてちょっと楽しい。
バンさん、
バナナの葉を調理台にして魚を捌き、スパイスを作ってます。
二枚に開かれた魚がその後縦に二つ折りにされて竹に挟まれ、先端はバナナの木の茎の繊維で結ばれてます。
すげえオーガニック。
こんな感じの森の中です。
この間、ペンさんは立ちションしに行ってたり川で顔洗ってたりとラオス人っぽい感じでしたが、その後一人でゴソゴソなんかやってると思ったら、
バナナの葉っぱでお皿作ってました。
すごー!
ホッチキスのように使われてるのはなんかの葉っぱの茎です。
これベトナムでも見ましたけどどういう原理なんですかね。
ペンさんはなんかこんなの摘んで食ってました。英語でカランガと言うそうです。味はミョウガ。
いやー。
すんごいオーガニック。
これは想像を超えてるわ。
もち米はもちろん手づかみですよ。
ペンさんがEnjoy!つって手でもち米の塊を私の前に置いた時は目がテンになりましたが、ところがこれとてもStickyだから全然手でたべれます。しかも美味い。
お皿に盛られたスープはもれなく汁漏れしましたが、それを食べるにはなんと、
このスプーンね。
バナナの葉です。
これが安定感ある作りで全然イケました。
スープは市場で買ってきた出来合いのものですが、これも美味しかったです。ちょっと冷えてるけど。濃いー味付けで米が進みました。
見た目はさておき、
あの泥川メコン川(か知らんけど)で採れた魚なんて相当生臭いのではとこれまた手掴みでガジガジしてみると
超!絶!美!味!
美味いー!!
これはなんだ!
臭みもないぞ!!
見てる限り、魚の下ごしらえは、ココナッツと塩と刻み唐辛子を混ぜたものを刷り込んでるだけです。元の魚が美味いのかな。脂が乗っててホクホクでした。
いやー、
正直最初は「ままままままじでこの葉っぱの上で食べるんでしゅか」でしたが、全然大丈夫でした。
ハエもすんごい数飛んでますが、なぜか飯には寄り付かず大丈夫でした。
そしてもち米が破壊力抜群に胃をパンパンにしてくれたので実に満腹です。
にしてもラオスの魚が美味い説。
これは予想外でした。
大変楽しいランチタイムでした。
ペンさんが我々が座ってたバナナの葉っぱのシートごと全て畳んで森の中にッポーン!!で終了しました。
まあ、全てがオーガニックですからね。
なおランチタイムで毎度恒例の年齢確認タイム。
ペンさん→27歳
バンさん→32歳
そうですか。
まあ想像ついてましたけども。
なお二人とも既婚で子供が複数います。
そうですか。
そしてペンさんに我々の年齢を聞いてみました。
ペンさん
「姉→27歳、私→25歳?」
ふふ。
一回り近くも間違えてますよ。
あ、ちょっと、びっくりしすぎじゃない二人とも?
さて、
兄弟二人してアラフォーかつ未婚と言う事実に口があんぐり状態の二人を急かして先へ進みたいと思います。
ペンくんが(呼び方変更)焼きバナナを食べたいと可愛いこと言い出したので焼きバナナタイム。
めっちゃ甘い。
焼きバナナってこんな美味いんですね。
日本のバナナでもできるのかな。
トレッキング後半戦。
引き続き沢だったり沢じゃなかったりの森の中をずっこけまくりながら進撃。
ペンさんもズルっとズッコケ始めたりして。
ちょっと年下と判明して以来隙見せすぎなんじゃないの。
こう言うのに目がない姉はすかさず触ってました。
その手で私に触らないで下さいね。
あと、
バンくんビーサン。
あなたよくそれでずっこけずにやってられますね。
さて。
現在先頭から順に、バンくん、私、姉、ペンくん、のパーティーなのですが、バンくんが口笛吹きながら後ろも見ずにスタスタ進んだ結果、
ペンくんが行方不明になりました。
こんなことある?
バンくんが戻って探しに行くも見つからず。
しばしこの場で待ってみることにしました。
彼はこれを作っていたようです。自由か!
これ、
バレーボールのようにして遊ぶんだそうです。残念ながらここは一歩間違えばすってんころりんご臨終なのでここでは出来ませんが、
孔雀の羽根に発狂してた姉はこれを嬉々として喜び、日本への土産にするそうです。
。。。検疫引っかからないのかそれ。
この辺りでもう森は終わり、
ここからはご褒美見晴らしタイムです。
と言うゴール地点の写真を撮り忘れました。
というか幹線道路にソンテウが止まってただけなんですけども。
本日のトレッキングルート(ざっくり)
もうちょっと南へ行くとNalan村というなんとか民族がいる村に着くらしい。
お疲れ様でしたー。。
すっ転びまくって身体の随所が痛いのです。
幸い切り傷はないのですが、尻餅と同時に何度も打ち付けた手のひらがマジで痛いです。
ということで、
ほんとになんもしないまま
ラオス最後の晩餐です。
ちょっとこんなおシャンな店に来たのですが、
昼間のもち米が効きすぎて満腹で食欲湧かない罠。
カオソーイとラープを頼んでみたものの、
ラープが辛くて姉ギブアップ。
私が胃に痛みを感じながら食べきったラオスの最後の晩餐でした。
ということで、
明日の朝のバスで、
私はタイへ、姉はヴィエンチャンへ向けて出発です。
コッブチャーイ ライライ!
※ライライ≒Very muchの意味らしい。ペンさん談。
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