#476 首長族の集落にお邪魔しました。inタイ(12) 2019.4.3
- 2019/04/06
- 06:00
昔テレビで見たことがあった首長族。
その首長族は、東南アジア山間部、ミャンマーとタイに集落があるのだそうです。
もちろん首長族という名は第三者が便宜的に使用しているものであり、彼らが自称する名称はカヤン族(カレン族?)
「人間動物園」と揶揄されるなど難しい問題もありますが、タイのメーホンソン県の本日私が向かう村は、観光収入として入村料を取り工芸品を売っているとのことで、まずは足を運んでみました。
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▼徘徊メモ
①
・行き先:パーイ→
メーホンソン Mae hong son
・手段:民営ミニバス
・料金:150バーツ≒525円
・時間:3時間 8:30発、11:30着
②
・行き先:メーホンソン市内→首長族の村
メーホンソン県には3箇所の村があり
今回向かったのはフアイスアタオ村
Mapsme表示:Huai Suea Tao
・手段:レンタルバイク
・料金:24h 300バーツ(高い!)
・時間:片道30分
↓メーホンソン地図マップ
(二行目はMapsme表記)
<広域>
・左下の赤:フアイスアタオ村
Huai Suea Tao
・左上の赤:ナイソーイ新村
Ban Nai Soi
・上の赤:スートンペー橋
Su Tong Pae Bridge
・右上の赤:フィッシュケイブ
Fish Cave
・オレンジ:バスターミナル
Mae Hong Son Bus Station
・青:宿 ドミ一泊200バーツ≒700円
Crossroads House
・右上の赤:ワット・チョン・クラン
Wat Chong Klang et Kham
・左上の赤:ワット・プラタート・ドイ・コンムー
Wat Phra That Doi Kong Mu
・ピンク:ナイトマーケット
Night Market
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寝起き早々宿ぬこにテロを仕掛けられた今日はきっと大安。
さて、
8:00のバスでパーイからメーホンソンに向かいますよ。
今度はいぬテロです。
ところでこのいぬの尾っぽは誰かにやられたのでしょうか。
寝落ちしてるいぬ。
今日もパーイはパーイらしさ全開です。
バス出発までの時間、
バス広場脇にあった屋台でガパオライスっぽいのを食べました。20バーツ。
パーイ→メーホンソンは1時間に一本で頻発!と聞きましたが時刻表は見当たりませんでした。お値段150バーツ≒525円です。
今回は酔い止め投入しました。
いや、先ほどのガパオライスがちょっとこってりでして。自爆です。
ここまで3時間弱でした。
酔い止めは「強烈な眠気に襲われる」と聞いてましたが、ガパオライスが胃の中で暴れまわっていたため一切寝れませんでした。
車酔いはしなかったので効いてはいたんだと思いますけども。
なお道はグネグネではありますが、チェンマイ→パーイの方がもっとグネグネです。
メーホンソンの街。
パーイとは打って変わって、観光客がまったくいません。
街の北東にある池周辺がちょっとツーリスティックらしいのですが、私は街の南の宿を取ってしまいました。
ここ
Crossroads House。
ドミ一泊200バーツ≒700円。
くぅ、、高いぜ。この街は宿が多くなさそうで価格競争が起きないのでしょうね。
さて、
ここから早速カヤン族の村に向かいたいのですが、選択肢は二択、ツアー参加かバイクです。即断でバイクなのですが、道中は道が浸水してたりしてちょっと危ないらしい。
とはいえ今日この時間から参加できるツアーなぞ無いと思うので、バイクで行きます。
150バーツのがあるじゃん!!
宿の人に尋ねると、これはどっかのバイク屋と提携してるサービスのようで、電話でオーダーして持ってきてもらうスタイルのようです。
電話越しのおっさん「今は125cc(250バーツ)しかないよ!」
そうですか。。
残念ですが自分で探しに行くことにしました。
が、
街の南エリアにはレンタルバイク屋が全然無く、バスターミナルを越えて北上し、もはや北東の池近くのエリアまで来て
ようやく発見。
お姉さん「一台300バーツよ」
高ーーっ!!!
レッツゴーです。
高いだけあって、走り心地がとても良いです。詳しいことよくわかりませんが。
パーイで借りた相棒君は走行時の振動で機体がパタパタ鳴ってたのに比べたら今日の相棒君は大変クールです。
このマッサージパーラーとやらの近くにあります。
後ほど出てくる池の近くにもレンタルバイク屋ありました。値段は不明です。
で、
いきなりですが
こちらのレストランに来ました。
ゲーンハンレーって言う北タイ料理をこれまたコメント欄からおススメ頂きまして。「メーホンソン ゲーンハンレー」って検索したらこのお店が出てきたのです。
入った瞬間に分かる後悔の予兆。
そう、ここは超シャレオツレストランでございました。
ゲーンハンレーと伝えて出てきたのこちら。
右奥のが渦中のゲーンハンレーです。
ねえ、ライスのディッシュへのその盛りは何!?
おお、
これは、、、ビーフシチューみたいな感じです。
※ゲーンハンレーがなんだか分かってないままオーダーしてます。
では実食。
ほぉ!
(これビーフじゃなくてポークですね(恥))
豚の角煮並みにホロホロです。
スープは、、生姜が効いてますね。
全体的にはカレーのスパイスが効いてるようなポークシチュー、、?
Wikipedia先生!!>
が見当たらなかったので今回はThainaviさんのサイトをキャプらせていただきました。
だそうです。
なるほど!
腑に落ちる説明です。
お味の方はもちろん美味美味です。
ただあれですね、もうちょっとローカル食堂で食べてみたいです。
だってここのお店のゲーンハンレー130バーツもするんですから!!私の短いタイ飯史上の中で先日のチェンマイのスタバを抜いてNo1のお値段です。ギギギ。
ということで
バイクそして昼飯と、次々と予想外の出費が生じアンニュイですが、カヤン族の村へ向かいます。
距離は10kmちょい。
めっちゃ近いです。
林道を通るのでセミのお小水(たぶん)がぴしゃぴしゃ来ますが今日はフルフェイスメットなのでばっちこい。
ときおり出てくる「Long Neck Villedge」の看板。
象に注意ですって!象いるの!?
※いませんでした。
途中、
雨季になったら沈む前提と思われる箇所がたくさんありました。
数々の先人ブロガーさんがここですってんころりんしているそうです。
今は乾季もド乾季なので浸水は大したことないですが、これ雨季とかどうなっちゃうんでしょう。
ふつうに川が流れ込んでるんですね。
てかタイほどの国力ある国ならば簡単に治水できると思うんですけどコレ。それをあえて(かしらんが)しないってことはコレあれか?タイ国土交通省によるエンターテイメントなのか?
この左の看板、目盛り付いてます。
これ雨季のすごい時期はもしかして目盛り埋まっちゃうんでしょうか。
そうなるともう車どころかモーターボート必要ですけども。
三つ目は浸水エリアが広くかつカーブ地点なので、なかなかスリリングでした。
はい到着ー。
どこに行けばいいか分からずバイクでひたすら進んでいくと↑この2枚目の前写真の場所でおじさんに呼び止められました。
そこが観光エリアの入り口のようです。
入村料250バーツ≒875円です。
合わせてこの説明書きをいただきました。
入村料の背景についてです。
この説明書きでも一部触れられてますが、
彼らの起源はチベットと言われ、中国雲南、そしてミャンマーへ移り住み、そして今タイの山間地帯で暮らす彼らの多くはミャンマーからの難民なのだそうです。
土産物屋が並び、犬が寝てます。
てか人がいません。
なおバイク停めた場所にほかの車やバイクはいませんでした。
観光客は私だけっぽい。
川。
を渡ると人の声が。
そしてその奥は道の両脇がすべてお土産屋になっており、そして、
しゅ、しゅごい。。。!!
カヤン族の皆さまがのんびりとお店をやってらっしゃるのですが、いや、本当にお首が長い。。!!
ご存知の方も多いかもしれませんが、彼らは首が長くなっているわけではなく、この輪っかによって肩の骨が下がり、首が長く見えるのだそうです。
1枚目の写真のおばあちゃんはずっとギター?を弾いてました。
2枚目の写真のおばあちゃんが手に持っているポストカードの方はおばあちゃんご本人だそうです。
もちろんお二人とも商売なので、片っ端からお土産品をお勧めなさいます。
1枚目のおばあちゃんからはポストカードを、2枚目のおばあちゃんからはマグネットを買いました。
二人とも流石に英語は喋れないようです。
お土産の品各種。
それぞれのお店で扱っているものは概ね同じです。
これはきっと観光客向けのお試しリングですね。
びんぼっちゃま仕様。
なお各サイトを色々見るに、やはりこの村は最も観光地化されている場所のようです。
お土産屋は次々と出現し、一つのお土産屋のおばあちゃんと身振り手振りの会話が終わりかけると隣のお店のおばあちゃんが立ち上がってニコニコして待っている、と言う私にとっては大変ハードな時間でした。
ちょっと休憩。
※人がいないお店の奥の壁の向こうからイビキが聞こえるお店。
なお輪っかを付けているのは女性のみ。
男性は普通です。
こんな感じでハンモックで寝てるかスマホゲームしてます。
こちらの織物中のお母様は輪っかをはめていませんが、英語が堪能で色々教えてくれました。
カヤン族の女の子は、輪っかを付けるかどうかを自らの意思で選択できるのだそうです。なお輪っかをつけている女性はタイ政府から生活費の給付金が出るそうです。
このお母さんが織っているのはタイ国旗のストール。一日で織り上げちゃうそうです。
あとお母さんオススメの、
まさかここで出会うとは!!
「タナカ」です。
ミャンマーウーマン必携の天然美容クリーム、タナカ。
タナカと言う木から抽出するんだそうです。
これね、欲しかったんですよ。
いや、世のガールズパッカーが凄い絶賛してるのもありますが、私、ベトナム以降すんごい日に焼けてまして。でベトナムラオスはヌードル頼むとすんごい量のハーブが出てきてビタミンCだらけだったのがタイに来たらなかなか野菜食べれなくて何となく肌がガサついてきた気がするのです。
男のくせに肌のガサつきとか気にするの!?
って話ですが、知ってましたか、私の数少ない取り柄の一つが「たまご肌」なのです。まあたまご肌だろうがたまご肌でなかろうが、それが効果を発揮する機会は一切ないのですけども、せっかくなのでタナカを購入しました。1瓶50円ととても安いし。
この女の子はほっぺに葉っぱマークのタナカ塗りをしてます。可愛い。
村の奥にはコートがありました。
お土産屋が並ぶ通り以外は、ごく普通の村です。
ただこうしてみると、屋根がトタンだったり、茅葺き屋根だったり、経済的には苦労しているんだろうなぁと思わされる光景が垣間見えます。
観光エリアのちょっと外にあった見晴らしの良い場所で田んぼを眺めながら色々と物思いにふけってました。
さて、
ちょっと天気が怪しくなってきたのでカヤン族の村はここまでにしたいと思います。
宿に着いた途端に猛風です。
雨はそんなでもないですが、これじゃ外に出れません。
メーホンソン周辺のオーガニックな見どころを巡ります。
やってきましたは
スートンペー橋。
ちょっとデジャブ感ありますけども。
パーイの竹橋とは違い、ここは村と高台のお寺を繋ぐだけの小さな橋でしたが、そのこじんまり感がむしろ素敵です。
この方は神さまでしょうか。
タブレット使いこなしてますけども。
最後の写真だけよく理解できませんが、まあそんな感じでした。
ところで橋の手前にあったこちら。
一人罰ゲームみたいなことしてる神さまがいたのですが、これはなんなのでしょうか。
踵返してメーホンソン街中へ来ました。
この池のあたりがメーホンソンのギンザらしいです。
お寺がありました。
ワット・チョン・クラン。
ちょっと屋根の形がこれまでと違いますね。
ミャンマー様式が混ざっているそうです。
ミャンマーのお寺ってストゥーパのイメージが強かったのですが、お寺はこんな感じなんですね。ミャンマーも広いので地域によって違うのかもしれませんが。
夕陽タイム。
と、
ここであの山に上にお寺があることに気づきました。
ワット・プラタート・ドイ・コン・ムーです。
丘の上からの景色。
正面右手に先ほどの池と寺、
左手の開けた場所は空港です。
なおここでついに曜日別の仏様を発見しました。自分の生まれた日の曜日の仏様にお祈りするてやつ、、ですよね?
こちらでした。
仏陀先生、涅槃中でした。
その後は先ほどの池まで戻り、
池のほとりのナイトマーケットへ。
シェイク25バーツ。
素晴らしきかなローカルプライス。
なおこのお店のベンチのセキュリティレベルが酷すぎるのですが大丈夫でしょうか。
※店員さんのバイクの鍵
麺を。
濃ゆい味の団子スープでした。
35バーツ。
夜はタナカを足にヌリヌリして寝ました。
効果のほどは後日レポート致します。
ということで本日は終了です。
明日はさらに南下してメーサリアンという街に行くのですが、もはや何もなさそうすぎてどうしましょうです。
まあ、ひとまず行ってみます。
コップンカーップでした。
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