#487 タイ新年のクレイジー祭ソンクランで水を一滴も浴びない。inタイ(22) 2019.4.13
- 2019/04/15
- 06:00
さて、
本日は実はタイ歴でいうところの元旦にあたります。これをソンクランと言うそうです。
Wikipedia先生より:
ソンクラーン (ソンクランとも、สงกรานต์) とはタイにおける旧正月のことであり、チャントラカティ(タイの旧暦)の新年である。現在、政府によって4月13日から15日(仏暦・西暦)に固定されており、祝日になっている。
また、ソンクラーンの前後約10日間はテーサカーン・ソンクラーン(ソンクラーン期間)と呼ばれ、休日ではないが祭典が行われることがある。
もともとは、純粋に新年のお祝いであり、家族が一堂に集って共同で仏像のお清めを行ったり、年輩の家族のお清めを行う期間であったが、後に単なる水の掛け合いに発展したため、現在では新年と言うよりも祭りという色彩が強い。このため日本では(タイの)水掛け祭りという言い方もする事がある。
この赤字の箇所に何者かの恣意を感じますが、まあこのタイという国の適当さを鑑みるに実際問題この国の元気な国民たちが率先して「単なる水の掛け合い」へと進化させていったのでしょう。
そんなタイのソンクランは昨夜のカオサン通りの通り、
想像の斜め上を1億光年くらい疾走してるくらいのクレイジーっぷりでした。
そんなソンクランは本日からが本番です。
なのですが、
今日は先日仲良くなったタイ人青年が一緒に初詣に行く?と誘ってくれたので、ちょっと違ったソンクランを垣間見れるかなぁと思い、誘いに乗ってみました次第です。
彼の名前はMark。
どう見ても私より若い北村一輝似のイケメンですが御年40、タイ語、英語、日本語、フランス語、ロシア語を操る謎の男です。
Mark「じゃあ明日はなんたら寺に7:00ね!」
えっと、
今日は朝5時起きとなりました。
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▼徘徊メモ
・行き先:バンコク市内
・手段:色々
・料金:ー
・時間:ー
↓バンコク地図マップ
(二行目はMapsme表記)
・①のオレンジ:北バスターミナル(モーチット)
Bangkok Bus Terminal (Chatuchak)
・②のオレンジ:南バスターミナル(サーイターイ)
Southern Bus Terminal (Sai Tai Mai)
※③に「バスステーション」とあるがこれは旧バスターミナルなので注意
・④の赤:ワット・パクナム
Wat Pak Nam Phasi Chareon
・⑤の赤:タラートロット・ナイトマーケット
Tarad Rot Fi Train Night Market Ratchada
<旧市街&カオサン周辺>
・中央上部の赤:カオサンロード
Khao san street
・右上の青2つの右上:宿1 ドミ一泊120バーツ≒420円
Feel Like Home Dormitory & cafe
・右上の青2つの左:宿2 ドミ一泊100バーツ≒350円
レスト イン ドミトリー ゲストハウス
・バンコクのンの字あたりの赤:ワットプラケウ
Temple of the Emerald Buddha - Wat Phra Kaew
・その下の赤:ワットポー
Wat Pho
・その左下の赤:ワットアルン
ワット・アルン
・左上の赤:シリラート病院
Siriraj Medical Museum
・右の赤:ワットサケット
Wat Saket
・右下の赤:LHONG1919
LHONG1919
<サイアム&シーロム周辺>
・上の黄色:サイアム駅
Siam
周辺の4つの赤、右から順に
・セントラルワールド CentralWorld
・サイアムパラゴン Siam Paragon
・サイアムスクエア Center Point Siam Square
・MBK MBK Tower
・上の赤:バイヨークタワー
Baiyoke Tower
・下の黄色:シーロム駅
Si Lom
・その左の赤:タニヤ通り
Thaniya Road
・その左の赤:パッポン通り
Patpong Night Market
・その上の赤い犬のマーク:スネークファーム
Snake Farm of Queen Saovabha Memorial Institute
・左下の赤:マハナコーンタワー
MahaNakhon
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てことで
朝からバイタクです。
いえ、
昨夜Markから教えられたお寺、WAT THEPLILAはかなり遠いのですが、調べたらバスがあったのです。
なのでオッケー、と返事したのですが、まあ朝5:30はバスの頻度が少なすぎてこれじゃ間に合わんとバイタク乗ったら
30分で着いてしまい7:00まであと1時間も暇をするという、
タイ歴新年早々からなかなか悔チイ始まりです。
私のバンコクマップの中で最東です。
近くのセブンで朝ごはんを買いしばし待つ。
涼しいからね。
7:00。
Markとも無事合流。写真は後ほど。
お寺周辺の様子。
Markはなかなか敬虔なブッディズムのようです。
私はタイでのお参りのお作法がわからないので右に倣えで着いていきます。
て、え、托鉢??
ちょっといきなりすぎて写真忘れましたが、お寺の周囲にいる仏僧さんに托鉢をしました。
托鉢の食物は近くの屋台で托鉢セットを購入。35バーツ。
靴を脱ぎ、手を合わせ、食物を僧の手元の壺に入れ、僧のありがたいのであろう説法にこうべを垂れ、そしてまた手を合わる。
Markを横目で見ながらの見よう見まねですが、唐突に私の托鉢デビューとなりました。
見よう見まねかつ「35バーツは一昨日のタニヤ通りのパッタイと同額や。。」と思いながらの手合わせは徳を積めたでしょうか。
いや、徳を積めたかどうかを気にしてる時点でもう煩悩ですね。
なおMark曰く、ほんとはちゃんと自宅でご飯を作って来なきゃダメ、だそうですがMarkは現在女友達の家に転がり込んでおり(そんな女友達は現在二人目の彼氏とリゾート満喫中でしばらく不在だそうです)、自炊なんて一切しないらしいです。
いきなり謎を深めるプロフィールを放り込まれてますが、まあ凡人では無いことは確かです。
何度もMarkに発音してもらいましたが発音が流暢過ぎて日本語表記できません。ワットティプリィィラ?
にしてもタイのお寺はどこもやっぱり壮麗です。
美しい。
や、
手前の三人は高僧か?
もはやよく分からず「ありがたやー」と言いながらめりめり金箔を貼り付けました。
でもこれ良いですね、
みんなで金箔貼り付けて金ピカにしていくお参り。
はいこちらがMarkです。
敬虔な、と言っておいてハーフパンツですけども。
こちらの牛たちは全員賽銭箱になってます。
なかなかあざとい牛集団ですが、日々彼らを殺して食べていることへの感謝(?)を込めてお賽銭をするのだそうです。
Markは全牛にお賽銭してましたが、私は一頭にだけお賽銭。
チャリンと入れたら「モ〜」だかなんだか声を出すという、なかなか俗っぽい仕上がりでした。
続いてこちらを購入。
大きなカゴには食物や日用品などが入ってます。200バーツ。結構する(Markとワリカン)。
僧侶さんのありがたい御祈祷を頂いたのちに献上しました。
献上品は亡くなった方(御先祖という意味か、不慮の事故で亡くなった方という意味かがちょっとわからなかった)の遺族へ寄付されるのだそうです。
てっきり仏僧さんに使われるのだと思っていました。
Markといるのに理解が曖昧なのはMarkの日本語は時折多言語とハイブリッドになって聞き取れないのと、Mark自身結構天然でたまにギャグなのか素なのかロシア語なのかよく分からない瞬間が多々あるのです。
なおロシア語はかつてのロシア人の彼女から学び、フランスは学生時代に留学したとか何とか。あんたすごいな。
そして
名前を書いた紙を大きな棺に貼りました。
ちょっとだけのお賽銭と共に。
Mark曰く、事故で亡くなってしまった方を供養?悔やむ?風習だそうです。
しまった。
Markが最初、大切な人の名前を書いてください、と言ったかと思ってうっかり家族の名前を書いてしまいました。
まだご存命ですけども。
お父様お姉様申し訳ございません。事故死扱いとしてしまいました。
そしてこちらは
生まれた曜日ごとに指定されている色に花に火を灯して水に浮かべるお参り。
私の火曜日は紫でしたが、お花の蝋燭はどう見ても赤黄青オレンジピンクしかなかったので、ピンクのを水に浮かべました。
どこのお寺に行っても私の先生は涅槃中なのですが、これはタイ全土共通なんですかね。
分かりやすくてありがたいです。
これからは涅槃中の先生を優先して手を合わせさせていただきます。
Markは土曜日らしい。
土曜日の先生はナーガさんを携えてちょっと強そうです。
※金箔を貼っている。
そんなタイ歴新年の初詣でした。
お寺では大勢の人がお参りしておりました。
ソンクランは観光客にとってはクレイジーオーバーカオスパリィですが、地元民にとっては新年の1日なんだなぁと思わされた次第です。
この人ほんとに屋台に目がないです。
屋台飯をまさかの4種類くらい買ってましたが、このバナナの葉で包んだ蒸しもち米はとても美味かったです。
金持ちだなー、
と思い聞いてみたら「女友達からお金もらってる」と言ってました。
え、ヒモなの?
なおMarkは現在一年のうち一定期間を日本の父方の店で働き、残りのタイでは、、今はよくわかりませんが、以前はダンサーとしてショーに出演したり、ダンサーの先生をやってたりしたそうです。ねえ、何者?
Markのではなく女友達のものだそうです。
お次はどうするのかな、
と思ってたら、サパーンクワイエリアに車を止め、とある場所へ向かうようです。
路上に水をためたクーラーボックスをプールにして遊んでました。これはまさしく水源=まもなくここもソンクランクレイジーパリィの激戦地となる見込みです。
ここ来てみたかったんですよね。
バンコク最大級の市場なのですが週末しかやってないということでソンクランともかぶるし行けなそうだなぁと思ってましたが、Markはソンクラン明けに日本に行くらしく、そのお土産を買いたい、だそうでここに来ました。
お洒落なお店からお土産品、ハンドメイド雑貨、美味しそうな屋台にタトゥー屋からハイセンスなTシャツ屋まで。
なかなか楽しいマーケットでした。
ソンクランソルジャーたちも一時休戦してお買い物を楽しんでます。
てかすごくないですかこの水鉄砲。
キャノン砲ですよもはや。
みんなこのレベルのキャノン砲を担いで街を闊歩するのがソンクランです。
で、
Markのお土産探しに付き合ったわけですが、すんごい優柔不断なのね。
正味1時間くらいマーケットをぶらぶらしました。完全に迷子になりながら。
なおMarkはお参りの後に衣装チェンジしてます。敬虔なブッディズムですが、背中はがっつりタトゥーです。ちょっと写真でも見えてますけども。
昼ごはんタイムを挟んで(Mark頼みすぎ)
またお土産探しタイムです。
時刻は昼過ぎ。
ここチャトゥチャックマーケットも徐々に水鉄砲戦が始まってます。水鉄砲を所持していると=敵とみなされどこからともなく撃たれます。
結果、
無事お土産の品は決まり、正味3時間ほどこのマーケットにいました。
死にそう。
そしてMark、
「よし、シーロム行こう!」
なるほど、
シーロムはカオサン、サイアムと並ぶクレイジーカオスなソンクランフェスティバルの会場です。これからキャッキャしにいくのね!
あれ、でもMark、水鉄砲は?
Mark「私濡れるの嫌だからフェス会場には行かないよ」
え!!あ、そうなの。。!!
どうやらシーロムにはまた別の有名なお寺があり、そこにお参りしたいそうです。
す、すげぇストイック。。
まあちょっと今日はMarkに着いてってみる、というのがテーマなので、大人しく従いたいと思います。
てことでサパーンクワイからモノレールに乗ってやってきましたシーロム駅ですが、
すんごい。
もう列車が駅について扉が開いた瞬間に乗客みんながッフォー!!! って声を揃えて叫ぶほどの熱気。
爆音BGMこそないものの、
皆水鉄砲の撃ちあいを心より楽しんでらっしゃいます。
メトロ駅内の仏像にお水を掛けてます。
「もういい歳だし」
とのこと。
いやあんたどう見ても遊び人だけど。
やって来ましたはワット・ファランポーン(Wat Hua Lamphong)。
入り口が中国様式?道教様式?なお寺です。
ここでもMarkに倣って色々とお参りしました。
チキン食って解散。
地元民の中にはマジで水と無縁なソンクランを過ごす人もいるんですね。
そんなことを学んだ1日でした。
いや、
Markは普通に面白い謎の人なので楽しい1日でした。
今後も日本で会えるし。
Mark今日はありがとねー。
コップンカップ、サンキューメルシースパシースィーバー。
※北村一輝似。
なおその夜はバイタクに乗って帰りましたが、ソンクラン会場を離れるとマジで静かです。
車がほとんど走ってません。
みんな里帰りしてるんでしょうかね。
そして宿に戻る前に今日のカオサンどんな感じかなーと近づく途中でもう頭からびしょ濡れになったので今日はもうやめました。
って事で、
明日は頑張ってクレイジーでオーバーカオスなソンクランフェスの会場を歩いてみたいと思います。
コップンカップでしたー。
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