#492 黄金のゴールデンロックを仰ぐ。inミャンマー(2) 2019.4.18
- 2019/04/20
- 06:00
そうなんです。
ここキンプンはかの有名なゴールデンロックが佇む山の麓の街なのです。
ミャンマーと言えばのゴールデンロック、
仰がせて頂きましょうぞ。
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▼徘徊メモ
・行き先:キンプン→ゴールデンロック
正式名称チャイティーヨーパゴダ
Kyaiktiyo Pagoda
・手段:乗合トラック
・料金:片道2,000チャット≒140円
・時間:約40分
↓ゴールデンロック周辺図 拡大
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これ、
なんだと思いますか。
これが、キンプンからゴールデンロックへ向かう乗合トラック乗り場です。
こんな感じでこの高い場所から乗合トラックの荷台に乗り込むのですが、ご覧の通りトラックの荷台とは思えないほどしっかりと長椅子が設置されてます。遊園地のアトラクションみたい。
お隣のレーン。
みんなちょっとお立ち台な感じの場所で吊革に掴まってるのがちょっと面白いです。
いざ出発。
まあ、
事前に聞いてましたし?
それなりに覚悟してましたし?
想像してましたけれども?
ギャグレベルの激震です。
なにこれ?
ゴールデンロックへの道の険しさをアトラクションとして体感させたいだけとしか思えないいいいあああうううおおおギギギ
乗合トラックは途中で停車しました。
事前調べでは「運賃を途中で集金する」と聞いていたので、それかな。
なのですが様子がおかしいです。
一人の男が延々と何か説明をし、もう一人が上記の写真の通り集金箱をフリフリしてます。
払う人もいれば払わない人も。
これ募金?寄付?ですかね?
しばし様子見てたらトラックは出発しました。なんだったんだろう。
走行中に。
チョットマッテチョットマッテオニーサン!
上上下下左右左右LRBA脳震盪シェイキングのこのライドにおいて荷台の脇に掴まり立ちで集金するとかどんだけ!!
オニーサンは慣れたもので乗客が圧死しそうになるほどの急カーブ(スピード下げない)でも涼しい顔してチャキチャキと集金してました。
乗合トラックは依然として激しさを維持したまま山を駆け上がります。
写真では伝えられないこの激しさとせつなさと心細さと。
おや。
ロープウェイ乗り場に着きました。
事前情報にはなかったけど、最近できたのかな。
ここで降りてロープウェイに乗って山頂を目指しても良いし、このままトラックで山頂目指しても良いそうです。
私は引き続き乗合トラックです。
なんだかんだで楽しい。
はい着きました。
ここが終点で、
ここからはお土産屋とレストランが並ぶ参道を歩いて行くみたいです。
早速買い食い。
いや、チェーっぽいのがあったのでミャンマー版はどんなかな、と。
結果、普通に美味しいのですが、私言うほどベトナムでもラオスでもタイでもチェーを飲んでるわけではないので比較できませんでした。ひとまず美味しいです。以上。
1,000チャット≒70円。
朝ごはん。
昨日の反省を活かしておかず食べまくろうと意気込んでいたらどうやらこのお店はおかず食べ放題ではなかったようです。
それでもこのカリフラワーのカレー炒めが美味なので私は今日も元気です。
お値段2,000チャット≒140円。
昨日のおかず食べ放題のお店と同額です。キイ。
ご婦人がタンカで運ばれていきました。
え??
ぎゃんかわ。
顔に塗っている白いのは「タナカ」です。
ミャンマーガールズ必携の美容クリームです。
ところで私の前職の後輩の田中君という人が自らを「タナカ」と称してニックネーミングしているのですが、彼はこのミャンマーのタナカを知らなかったそうです。
タナカ君、ミャンマーではタナカが女子にヌリヌリされているよ。
と喜んでいました。
そうですか。
みんな顔にタナカを塗ってます。
参拝に来ているのであろう仏僧さんが青龍刀のおもちゃを持ってハイチーズしてました。誰を斬るおつもりですか。
これどうやらタンカじゃなくて駕籠なんですね。
いくらか知りませんが、お金払えばゴールデンロックまで運んでもらえるそうです。言われてみると確かに乗ってる方はちょっとお金の匂いがしてます。
と、
ここで道の脇からポリスが現れ私を路肩に誘導しようとしてきました。
私はチェンマイ罰金事件のこともありついつい本能で後ずさりしてしまいましたが
外国人は入域料10,000チャット≒700円が必要だそうで、その支払いでした。びっくりさせないでくださいよもう。
ここからは裸足だそうです。
そして半パンNGと言われてしまったので
ダサジャージ出動。
てかサンダル焼けすごくないですか。
そこからしばし歩くと
おおお!!
見えて来ましたよゴールデンロック!
早よ謁見いたしましょう。
ゴールデンロック周辺は広大なエリアになっており、参拝客の憩いの場となってます。
てかこの白床の照り返しが眩しすぎる。
ちょっとイスラムっぽい。
はいゴールデンロックーー!!!
すんごい。
なるほど。
これは確かに凄い。
落ちそうで落ちない感が凄いですよ。
あと意外とゴツゴツしている。
金箔を貼っている参拝者のようです。
ああして自らの祈りを捧げるのですね。
なお男性ばかりですが、
女性はその手前でお祈り捧げていらっしゃいます。
ゴールデンロックは男性しか触れることができず、女性は離れた場所から祈りを捧げるのみなのだそうです。
せっかくなので私もゴールデンロックにお触りしてみたいと思います。
ちょっと戻った場所にGOLD LEAFと書かれたお店?みたいのがあり、そこで金箔が買えました。一つ2,000チャット≒140円。
ちょっとゴミゴミしてますが、奥に警備員がいるのが分かるかと。
セキュリティチェックは厳重で、荷物やスマホは持ち込みNGでした。
警備員さんが荷物を預かってくれて入場。
ということで写真はないですが、
これ、狭い岩場の上で大勢の大人が金箔を貼りまくってるわけで、下手したら滑落です。
そんな中で私も皆さんに分け入ってペシペシ金箔を貼りました。
「請う金運」
と念じながら。
腕に金箔が!
ちょっと嬉しい。
さて、
もうちょっとこのゴールデンロックを色々な角度から愛でに参りたいと存じます。
いやすんごいなこれ。
どうやってこれが出来たんだろう。
Wikipedia先生に聞いてみたところ、
巡礼者の寄付によって貼り付けられた金箔に覆われた花崗岩の巨礫の頂上に、高さ7.3mの小さなパゴダが乗っている。伝説によると、不確かではあるが、ゴールデン・ロックは仏陀の遺髪の上に載せられたらしい。岩は、恒久的に、今まさに丘を転がり落ちそうな状態に見え、あたかも重力を否定しているかのようである。チャイティーヨー山の頂上に、この岩とパゴダはある。ミャンマーではヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ、マンダレーのマハムニダ・パゴダに次ぎ、三番目に重要な巡礼地である。この「重力の否定」を一目見ることで、ゴールデン・ロックは、多くの人々に仏教へ帰依するためのインスピレーションを与えている。信仰上の理由から女性はゴールデン・ロックに触れることは許されず、男性のみが触れられる。
とのことで回答は得られませんでしたが、
なんだかちょっと悦に入った文調がちょっとツボでした。
「重力の否定」
なるほどですね。
そんなミャンマー三大聖地の一つでもあるゴールデンロック。周囲では多くの人がお祈りを捧げています。
皆さんここで雑魚寝で寝泊まりして夕陽や朝陽を拝むのだそうです。
絵馬的な鐘。
風に吹かれてカラカラカランとよい音させてます。
そこで寝てると燃やされますよ。
仏僧さんが道端に座り込んでタバコふかしてるんですがこれっておけまるなんでしょうか。
物騒です。
って言いたかっただけです。
奥の方にはおシャンカフェがあり、そのまた先にも家々が広がっていました。
が、
ひとまず観光はここまでにしたいと思います。
次の街に移動するバスを予約していないので時間がわからずちょっと心配で。
往路ではスルーしましたが、
ゴールデンロックへの道中にミニゴールデンロックみたいなのがいくつかありました。
シャボン玉を発射する水鉄砲を買おうかどうか悩んでいる仏僧さん。
全体的に自由ですね。ミャンマーの仏僧さん。
はいそんなゴールデンロックでしたよ。
キンプンの街に戻り、
荷物を拾ってバスステーションへ。
って言いながらバスステーションがどこかよくわからずメイン通りを歩いてたら「ヤンゴン!?」と声かけられて着いてったら
バスゲット。
7,000チャット≒490円だそうです。
目的地はヤンゴン。
昨日、ミャンマー国境の町ミャワディからここキンプンまでほぼ同じ距離で20,000チャット≒1400円だったわけで、どうしてくれようこのわだかまり。
ただひとえにこれは喜ばしいことです。
先ほどの金箔金運祈願の効果でしょうか。
↑このKinpunの文字のKのあたりで声を掛けられました。バスのマークのありますし、きっとこの辺がバス発着場なのでしょう。
バスはたまたま空席が一つあったようで、そこに滑り込む形でした。
一路東へ。
おかずちょっと多めで嬉しいです。
この左のタケノコ炒め?が美味いです。
お代わりがサーブされました。
高まるぅ。
バスは5時間ほどでヤンゴンの街に着きました。
ちょっと前まで首都だった街で、ミャンマー最大の都市だそうです。
すげーぇ都会!
街の中心部です。
どうやら普通のバスはヤンゴンのバスターミナルに到着するようですが、私のバスはなぜかこの中心部に。ラッキーです。
バスターミナルは郊外の街外れ十数キロの場所にあるらしく。
って事で、
このまま歩いて宿へ。
建物がどことなく社会主義国感。
なんだか日本の田舎駅を思い起こさせる風景です。日本の車両なのかな?
ロータリーの中央にパゴダ。
スーレーパゴダと言うらしい。
明日観光しに来ます。
SIMカードゲッツ。
雑多な携帯ショップでSIM!と宣誓したらこれになりました。Mytel。ミャンマーテレコムとかそんな系でしょうか。
SIMカード1,000チャット≒70円、
データ通信が5GBで確か約5,000チャット≒350円、10GBで確か約10,000チャット≒700円でした。
お店のお兄さん、チャージまでやってくれました。優しい。チェズィティンバーデー!
※私めっちゃネット使うのでまさかの10GBチャージ。
スーレーパゴダの西側に携帯系の店がいくつか点在してました。購入に際し必要な手続きは一切なしです。
本日の宿。
Traveler's house。
チリタビさんがここを予約していると聞いて私も相乗りした宿です。
ただどうやらまだチリタビさんは着いていない様子。
(え?写真の奥にいるのチリタビさんじゃないの?と思った貴方、さすがです。これは翌朝撮った写真です)
実はゴールデンロックで入域料を払うときに名前を書く紙があり、品性下劣な私はしれっとすでに記入されている個人情報をチェックし、チリタビさんが朝一番乗りくらいの早い時間にゴールデンロックに入域してるのを確認しているのです。
だいぶじっくりゴールデンロック見学してるのだなぁ先生さすがだなぁ。私とは旅への情熱と目的意識が1億倍の差がありますからねぇ。
なんて言いながらブログ書いてたらチリタビさん登場(写真撮り忘れたー!)。
チリタビさんのバスはどうやら郊外のバスターミナル着だったようで、そこから1時間かけてここまで来たそうです。私、ラッキーですね。例の金箔効果でしょうか。
そして早々に
チリタビさん「行きます?🍺」
あ、呑むんですね。
いやもうほんと好きですねー笑
※実際はチリタビさんシャワー浴びてからの話です。ちょっと盛りました。チリタビさんごめんなさい。
スーレーパゴダの南東側に屋台がちらほらあったので、ここでツマミを調達。
串焼きがさらに油でがっつり揚げられてます。ごっついな。
で、
コンビニで買ったビールをプシっとやってさあ宴の始まりですよ!!!
っと言うタイミングで
No!
ドカドカと現れるポリスたち。
取り囲まれる我々。
どうやらここでビールを飲んではいけないらしいです。
ただそこはさすがチリタビさん。
どうもすんませんー
っと颯爽と立ち去りました。
さすがの身のこなしです。慣れたもんですねー!
裏通りでしっぽりと宴会開始です。
これはこれでオツです。
※こんな場所でやってます。
もはやベンチですらなく、謎のパイプに腰掛けてます。
そして人目を憚りビール缶を黒い袋に入れて飲んでます。
いい歳した大人同士がこんな僻地で何をしているんでしょうか。
ということでチリタビさんと昨夜の話の続きを。
これまでの旅の話や今後の旅程、
地理の先生を目指されたきっかけ、
タイランド湾側の雨季が10-12月頃になる理由(チリタビさんの日記参照)
そしてあんなことやそんなことまで。
面白いお話を拝聴致しました。
本当にありがとうございます。
もう人目とかどうでもよくなってるw
(黒いビニールからビール缶出しちゃってる)
二次会。
※同じ店
ここの鳥皮が超美味かったので大量に購入。
そしてコンビニでさらにビールを追加し、ようと思ったら21:00でビール販売終了とのことでビール探してウロウロ。
結局スーパーみたいなとこでビールが無事ゲトゥーできたので、
はい二次会開始ー。
よくわからん路地の屋台です。
ここではほかにお酒飲んでる人もいたので黒いビニールとはおさらばしてオープン運用で楽しみました。
ミャンマービールとダゴンビール。
ちなみに先ほどはアンダマンビールとヨーマビールというのを飲んでました。それぞれ色々な種類があったのでチリタビさんと私とで飲み比べしましょーと買ったのですが今思い出すとそんなんすっかり忘れて夢中で呑んでましたね。
でまたこの屋台飯が美味いこと美味いこと。
これで1,000チャット≒70円です。
あと書き忘れてましたがビール500ml缶が1000〜1500チャット≒70〜105円です。ミャンマーミャンマー!!
チリタビさんがお店の椅子を粉砕しました。
ちょw 先生っw
※重みで椅子が突然潰れた
と書かれてましたが、
この椅子の玉砕事件を経ても
「お酒はやめられないですね〜」
と満面の笑みだったのできっとこの先も屋台の椅子を破壊するんだと思います。
なお屋台のおっちゃんも大笑いで許してくれました。
はしゃぎ過ぎてごめんなさいですmm
そんな、
久々に大酒を浴び大笑いした素敵な宴でございました。
チリタビさん、ありがとうございました!
良い旅を!そして飲み過ぎには気をつけて!
明日はヤンゴン市内をぶらぶらっとしてみます。
冷房効いた店が多そうで嬉しいです。
チェズィティンバーデー!
でした。
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