#496 天空の寺院、聖地ポッパ山へ。inミャンマー(6) 2019.4.22
- 2019/04/24
- 06:00
本日はバガンの街からから南東50kmくらいの場所にあるポッパ山という場所に行ってみます。
これがなかなかな天空感らしくて。
天空というワードに目が無い私はもちろん馳せ参じました。
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▼徘徊メモ
・行き先:バガン⇄ポッパ山 Mount Popa
・手段:シェアタクシー往復
・料金:10,000チャット≒350円
・時間:片道約1時間強 9:00発、14:00過ぎ戻り
※ポッパ山へのシェアタクシーは街中の宿や旅行会社で募集している
↓ポッパ山の場所
・寺院:Taung Kalat
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ヒャッホーウ!!
宿の朝飯がパン以外にレタスとトマトと卵がついててちょっと高まった私です。誠に有難うございます。
本日のポッパ山行きシェアタクシー。
乗客は私含めて4人でした。
昨日熱気球が現在やっていない問題で認識しましたが、いまバガンはオフシーズンなんですかねぇ。雨季ではないから雨は降らないけど暑過ぎるからオフシーズンという。
で、
車は途中で唐突に停まりました。
どうやらこのヤシ砂糖工房を見学するらしい。まあよくあるよね、こういうの。
あんな高いとこにホイホイ登っちゃうなんてさすがだよね、なんて思ってたら
ハシゴ付きでした。
壺を木の上に設置してじっくりコトコト回収するようです。
牛車使ってペーストにしたり、
まあなんか色々やってました。
あいまいなのは我々の付いたタイミングは別の団体さんがいてこちらまで声が聞こえてこなかったからです。
欧米人ファミリーのお子がジュース飲んでギャン泣きしてました。まあ、そんなお味です。蒸留酒の方がインパクト大でした。いや、中毒性ある味だとは思いますです。
同乗していたフランス老夫婦が籠と蒸留酒をお買上げしていたので私は何も買わずに退散。
なおこの蒸留酒、帰りの車内で暑さで膨張して破裂するという大惨事を引き起こしました。試飲して思わずお買い上げになる方はご注意を。
その後車はポッパ山目指して南進。
道行く人がみんな我々に手を振るのです。
凄い。観光客対応が行き届いてる!
と思ったらドライバーさん曰くこれヒッチハイクだそうです。
バスはないのでしょうね。
にしてもここは街でもなんでもない荒野です。こんなところに生活できるのでしょうか。そして生活していたとすると相当厳しい生活をしているはずなのですが。経済成長著しいミャンマーの光と陰です。
にしても総勢30人くらいは手をあげてましたよ。バス運行してあげたら良いのに、、とはいかない事情があるのでしょうね。
なお道端には
こんな感じのかまくらのような簡易な日除けがあり、みんなその陰でのんびりしてました。
その後バスはグイグイと山道を登り、
現在10:45。
12:45までにこの場所に戻ってきてねーだそうです。
というわけで、
ご覧くださいポッパ山の雄姿!
しゅんごーー!!
なるほど確かにこりゃ天空感あるわ。
ちょと思ってたより山が低いけども。
参道入り口。
入場料は無いそうです。
777段あるそうです。
さてこのポッパ山、
ミャンマーの土着信仰のナッ信仰の総本山だそうです。
ナッとは精霊、魔神、死霊、祖霊などを表す言葉だそうです。
ナッ信仰の神さまはひとまず相当な数いるそうで、その中でも37の神さまが重要視されているらしい。その神さまたちがここポッパ山の参道の随所にいらっしゃると聞いていたのですが、
なんだかもうアタマの中のハテナが膨張しております。
これが、、神さま??
(そもそも神さまという表現は正しいのか?)
私調べによると、37神に入っているのはほとんどが王朝に関係がありなおかつ非業の死を遂げた元人間だそうです。日本で、時の政権によって死に追いやられた平将門や菅原道真を神として祀る様になったのと似ているとも書かれてました。
なるほど、
通りで人間味ある神様が多いのですね。
あ、じゃあさっきの象は違うのか?ええいややこしい。
山頂への道はシンプルですが随所に登りと下りで順路が分けられてます。なんて書いてあるかわからない矢印をひとまず信じて進みます。
ちょくちょく見覚えある仏様も登場します。なんだか安心します。
そしてちょくちょく見覚えない神さまかもしれない方が仏様の並びに混じってます。なんだかそわそわします。
ちょっと神様が奔放すぎます。
S字フック持ってきました。カバンにサンダルぶら下げて登頂を目指します。
なお裸足エリア初っ端から猿の餌やりエリアと化しており、そこら中に食べかすや包みのゴミが散らかっています。
事前情報では猿糞に気をつけるべしとありましたがさすがに糞はありませんでした。
なお道中は
このように大勢の方がお掃除しています。
にも関わらずこの散らかりようって相当だと思うんです。
美味そうにトウモロコシ?かなんかが入った包みをほうばる猿。
包みを放り捨ててバナナへ飛びつきます。
飽食の時代です。
水を器用に飲む猿。
私ジブラルタルでコロコロキャリーケースのチャックを開けられて中にあったパンを食われましたからね。こいつらの器用さは理解してます。キイ。
階段がひたすら続きます。
あまり休憩どころがありません。
そんな混んではないのでいくらでも休憩はできますが、これハイシーズンはなかなか大変だろうと思います。
道中の神さまたち②
こちらの神様はファミリーのようです。
このお母様が中心にいますがこの方が主なのでしょうか。
ちょっと紅白に出てきそうなラスボス感ありますけども。
その他神さま方
皆さん物騒なものを構えてますが、何を殺るつもりでしょうか。
あとこのブランコもお祈りの対象になってましたがこちらも神さまなのでしょうか。
なお写真以外にもあまたの神様たちが所狭しといらっしゃいますが、その随所に
どうみても必要以上の巨大な賽銭箱があります。そしてどの賽銭箱にもがっつりお賽銭が入っているのが凄いです。
えさ待ちのいぬ。
お掃除係さんが札束握ってブツブツ呟いてます。参拝客からお金を受け取っているお掃除係もいました。
これはチップでしょうか。それともこれもお賽銭?
屋根が続く参道を別の角度から眺めると結構素敵。
おそらくここが山頂の「タウン・カラット」という場所だと思います。
標高737mですって。
悪そうなやつらは大体うちの組みたいな顔してます。どう見てもカタギの方ではございません。
こちらはボ-ミンガウンという神様で、1952年に亡くなった実在の人物だそうです。
彼は、脱線した列車をひとひねりでどかしたり、首をはねられた鶏を生き返らせたりと、数々の超能力エピソードを残しており、死後60年ほどしかたっていないのに、今やたいていのパゴダでひとつは彼の像を見かけるほど、広く信仰を集めているのだそうです。
ミャンマー、すげぇ。
ボーミンガウンさんに祈りを捧げる人たち。
お賽銭に埋もれてます。
まるでVシネの世界です。
そして御釈迦様と思われる像も多々ありますがもはやナッ神さまたちの幅が広すぎていまいち確信を持てません。
ゆばあばのような方もきっと神様です。
なお撮影は禁止でしたが、先ほどのボーミンガウンさんに似た方がタバコくわえている像もありました。タバコ吸ってる神様、かなりいかしてます。
「ビルマ スーパースター レストラン」とか書いてあります。こんなところで宣伝でしょうか。
いや、これきっと寄付ですね。
日本人の名前もいくつか掲示されてました。
寄付額3000円とかです。3000円でナッ神さまの聖地に名を残せるだなんて素敵ですね。ねえ?
なんてフラフラ歩いてたら
強制的に下山ルートとなりました。
下山途中のお土産コーナー。
隣の招き猫が不釣り合いすぎます。
はいお疲れ様でした。
10:45解散、12:45集合ですが、まだ今11:30です。もっとナッ神さま探しすればよかったなー。
おっちゃんが並んでるカレーたちから選ばせてくれたので、チキンとベジタブルを頼んだら色々出てきてヒャッホーウ系な飯屋です。
これマンゴーサラダ。
青いマンゴーをサラダにしたやつ。
多分ラオスやタイにもあったと思うのですが食べたことありませんでした。
お味はマンゴー味ではなく、刻んだキャベツみたいな食感。味は酸味強めのマヨドレッシングって感じです。この酸味が正常な酸味であることを願います。
シェアタクシーまで帰ってきました。
この花を分けてくれました。
ポッパ山のお花だそうです。
なんとポッパとは「お花」と言う意味なんですって。ステキな名前ですね。
なおドライバーさんが何を言っておるのかよく聞き取れず、かといってこんな花びらを持って帰らせるはずなかろう、つまりこれはたべもので食べてみなということだな!
と一口食べたら死ぬかと思うほどまずかったです。食べ物ではないらしい。
え、これなんのためにくれたの?
はい無事にバガンの宿に戻り、今度は次の街に行きますよ。
バスターミナルへの送迎付きでした。助かるー。
9,000チャット≒630円のバスはクーラー付きで快適でした。が、
思ってたより道が良くなくバスはなかなか揺れまくり、あまり寝れずでした。
これまた市街地から7kmくらい離れた場所です。
いつも通りバスの出口にてタクシー運転手たちがわーきゃーしてますが、なんとその奥にクールに待ち構えていた乗合トラックを発見。
乗客全員こちらへライドオン。
タクシーの運転手共はすごすご退散していきました。ざまーみろばーかばーか。
なおこの乗合トラック、無料でした。
最初値段聞いたら「?」みたいな顔され、でも乗合トラックだからタクシーよりは安かろうとエイヤで乗り込み、乗車中ずっと「いくらだろう」と悶々してたのですが、本当に無料でした。
バス会社のサービスでしょうか。
であれば最初からそう言ってくれ。
ドミ一泊」8,750チャット≒612円のKAUNG HOSTELです。
これまたBookong.com最安宿ですが、エアコンあるし朝ごはん付いてるし宿の構造がなんだかおシャンだし、と驚いております。
さて、
ここマンダレーはミャンマー第二の都市。
先日のヤンゴンではあまり食べ歩ききれなかったのでここマンダレーでは飯情報色々調べてあります。
さっそく宿の近くの青空屋台へ繰り出してみたら22:00時点では屋台なぞ一つもなく、野犬3匹に襲われかけたのでおとなしく宿で腹を鳴らしながら布団を被りました。キイ悔チイ。
ということで本日は以上です。
明日はマンダレーをぶらっとしますよ。
チェズーティンバーデー!でした。
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