#498 常軌を逸する信仰心、モンユワ。inミャンマー(8)
- 2019/04/26
- 06:00
先日の日記にて、チリタビさんとご一緒した件はご報告の通りですが、今度はチリタビさんがその日の日記をUpされてました。
1日目&2日目。
ふふ、なんだか楽しいですねこの相思相愛感。
ブログ書いてる者同士ならではの楽しさです。
ありがとうございますぅ!!!
私は帰国後このキャプチャを履歴書にはっつけて再就職活動に勤しみます。
ところで私5/1-3あたりにたぶんまたバンコク戻るので、こんな面倒な私ですが、誰か!!飲み!ま!!
さて、
昨日の体調不良が程よく回復してきたので、今日は近郊の町への遠足を決行します。
ちょっと面白そうな町があるのです。
その名はモンユワ。
いや、当初計画ではバガンからモンユワ にいこうと思ってました。その方が近いから。
ただ街中の旅行会社で「モンユワ 」と書かれてるお店もみんなバスチケットを扱ってなく、致し方なくマンダレーから日帰りです。
なおモンユワへはマンダレーバスターミナルからバスがあると聞きました。バスターミナルはマンダレー郊外です。
なので、
・朝一でマンダレーバスターミナルへ移動
・そこからモンユワ へ
・モンユワからマンダレーバスターミナルへ
・マンダレーバスターミナルから夜行バスで次の街へ
と言う100点満点の計画を立案済みです。
ふふ、
今日も計画的な旅をしている私です。
という計画が朝イチから崩れ去った今日です。
事の顛末は以下の通りです。
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▼徘徊メモ
・行き先:マンダレー→モンユワ Monywa
・手段:バス
・料金:2,000チャット≒140円
・時間:約3.5時間 9:00発、12:30着
↓バスターミナル場所(郊外のバスターミナルでは無い)
名称:Thiri Mandalar Bus Terminal
※モンユワ モンユワ 言うてたらそのバス会社に連れてってもらえるはず
※1時間に一本出てる模様
↓モンユワ 地図マップ
(二行目はMapsme表記)
・左上オレンジ:モンユワ駅
Monywa
・その下のオレンジ:モンユワバスターミナル
Monywa Bus Station
・中央の赤:タウンボッデー寺院
Thanboddhay Paya
・右の赤:ボディタタウン
ひとまずStanding Buddha
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ということで、
まずはバスターミナルを目指します。
マンダレーも他の街と同様にバスターミナルは遠く、タクシーで行かねばなりません。
私はGrab。
バイタク大好きな私はあえて通勤ラッシュの時間を狙ってGrabを発動させました久々のバイタクヒャッホーウ!
なのですが、
上記の動画の通り、思ったほど交通量は少なかったです。みんなまだ寝てるのかしら。
それよりも
このバイク、
右ミラーは仮死状態、左ミラーはもげ落ちてます。
ただふと周囲を見ると、ミラーがあるバイクなんて一台もありませんでした。
え、みんなどうしたの。ミラー外しちゃうのがオシャレなの?
はいバスターミナルです。
宿からここまで2,800チャット≒196円
ドライバ「どこのバス会社だい?(英語できる)」
私「モンユワ に行きたいんです」
ドライバ「オー。。モンユワはここじゃ無いぜ。。」
ふぁ!?
ドライバー曰く、モンユワ行きのバスは別のバスターミナルらしい。
あ、
えっと、、
宿から歩ける距離ですね。
え、
うそん、ほんと?
てかこのバスターミナル発着じゃ無いと、モンユワから帰還からの次の街へGo計画が白紙になるんですけども!
ただ周辺は例に違わずオーバーカオスなバスターミナルです英語も通じないので、大人しくドライバーさんのいうことを信じて
私はGrab(2)
往路はちょっと交通量増えましたが、皆さんちゃんと安全運転してて面白みに欠けました。残念。
MapsmeではThiri Mandalar Bus Terminalという名称でした。
ドライバーさんはモンユワ行きバス会社のとこまで連れてきてくれましたが、バス会社はいくつかありそうな雰囲気です。
モンユワ行きバス。2,000チャット≒140円。
さっきのバイタクより安い。
※バスの写真失敗。
むしろどうやってこんな最奥まで詰め込めたのでしょうか。
窓枠の鉄がめくれており大変危険です。
バスは1時間に一本ペースであるようで、私のバスは9:00出発。
道中でどんどん乗客を乗せてちんたら進んでいきます。
出発して直ぐに川沿いのマーケット周辺を通るのですがそこではインド級の勢いで物売りの皆様がバス周辺を取り囲んできます。
みんなぶどうを売り込んできます。
ほんとね、どうしてみんな同じもの売るんだろうね。
水を売る売り子さん登場。
これですよこれ。
こういうのをマーケティングというのです。
欲しいものを欲しがる場所で売れば高くても人は買うのです。
賄賂の現場。※真相不明
無限ループに突入したのかと思うほど同じようなスイカ屋が続き、
気がつけばモンユワバスターミナルに到着してました。
さてこのモンユワ、
見どころは限られているのですがそこまでの交通手段はタクシーチャーターしかありません。※朝イチには鉄道があるそうな。
そして今回のバスで唯一の観光客だった私はとんでもない数のタクシードライバー客引きに囲まれました(写真撮ればよかった)。
面白いので考えてるふりしながら歩き出すとみんな着いてくるのが楽しい。
で、
実際問題このひとたちと折衝せねばならぬのですが、Can you speak English?と聞くと大多数の人が悔しそうに立ち去りました。
素晴らしい。
インドだったら全員が「Yes! Hello! Nicetomeetyou!!」とか言って勢いづくものですが。
で最終的に私の周囲は5人くらいまでに減りました。みな「あわよくば俺が!」と私の取り合いに必死です。
そしてここで要のワード、How much? と問うとここで急に顔を見合わせる5名。そして目配せ後にウンウンとうなづいて「15000チャット!」。
これを談合と言います。
チッ、そうきたか。
ひとまず私が「観光後はマンダレーに帰りたいのだけどマンダレー行きのバス会社はどれ?」と聞いたら
この2名が案内してくれました。
で、
ひとまずそこで17:00マンダレー戻りのバスチケットを買い、リュックを預けて先ほどの場所に戻る頃には
ドライバーは彼一人になってました。
ここでHow much?と問うと10,000チャットという事前調べ通りの値段で着地しました。
ということで
本日のバイタク(3)
モンユワの街は村というよりは発展しております。地方町という感じ。
目指すは町の東の寺院。
ということでまずご覧に入れまするは、
いやこれね、比較対象入れ忘れたからイマイチ伝わらないのですが、クソでかいんです。
もはや数km手前からその存在が認識できるほどです。
あの鼻の穴、ニンゲン3,4人が平気で吸い込まれそうなほどなんです。
って、
またなにかすごいのがいますね。
こちらの方についてはまた後ほど。
気になるでしょうけども。
小さな仏様が並ぶ中に、祭壇と、仏教説話のシーン再現がいくつか並んでました。
ちょっと床がキチャナイです。
腸内環境もうちょっと整えておいてください。
頭部にぽっかり開いた穴から脳汁滴るんじゃないかと心配になります。
これもですね、とんでもなく大きいのです。
お名前をレーチョン・サチャー・ムニ立像といい、どうやら高さ129.2mもあるそうです。ビルでいうと33階。33階!?
にしても
ちょっと栄養が足りてないんじゃないでしょうか。
身体中に散弾銃浴びたような穴が空いてますが、あの内部を登れるらしく、通気孔か展望窓みたいなもんだと思います。信仰心どこ行った。
足元の祭壇。
これまた仏像が数多く並んでいます。
仏像in仏像です。
天井上からドタンバタンと激しい音がします。おそらく上の階で子供が走ってるんだと思うのですが、立像さんの体内老朽化が心配されます。
地獄絵図。
立像さん、結構な闇を抱えているんですね。
通りで顔色悪いわけです。
お坊さんも例外なしだそうです。
5階あたりでなんだかご利益ありそうな美しい絵に出会えたのでもうここで登るのやめました。
マジで33階まで登れるらしいです。
そして登っても展望スペースはないらしいです。そりゃまあ立像さんですからね。
エレベーターが建設中でした。
これ完成したらあの立像さんの頭頂部が展望スペースになっちゃうのでしょうか。
マジンガーZのパイルダーのように。
ということで、
この立像さんと涅槃仏さんとを遠景から眺めるとこうなります。※借り物画像です。
信仰心が常軌を逸している。
いや、
そのくせ涅槃仏さんには脳汁穴開けちゃうし中身掃除しないし立像さんは散弾銃痕かのごとく窓開けちゃうしエレベーターぶち抜いちゃうしでもはや信仰心なのかどうかよく分かりませんけども。
なお遠方には
坐像さん準備中。
先人ブロガーさんの写真と比べると着々と進んでいるようです。来年くらいには入れるんじゃないでしょうか。
きっとエレベーターで頭上に躍り出ることができお賽銭はQRコードで支払いフリーWifiが飛び頭上のレストランで食べれるのはsこの辺でやめておきましょう。バチが当たりそうです。
なおあの坐像は近くまで行くことすらできないそうです。完成したら道路が作られるのだそうで。
巨大スイカ半玉分ほどで35円でした。
ただやはりあのウイグルで食べた激甘スイカと比べると東南アジアのスイカは甘さに欠けます。ウイグルのフルーツは本当に美味しかったんだなぁと。
なおこれかなりの大盛りサイズですが、ドライバーへの賄賂も兼ねております。もりもり食べていただきました。
なおこのボディタタウンは二大像以外にも巨像に満ち満ちております。
後ろ姿のみの坐像withN(ナーガさん)
ちょw
これ、え?
ああもう何が何だかわからないw
ひとまずここが仰向けの仏陀先生の腹の上ということはわかります。
ちょっと狭苦しそうじゃないですか。
首から顎にかけてハシゴかけられてます。
むず痒そうです。
なお顔上の屋根裏にはハトたちが大量に生息しており、仏陀先生の顔面に糞を散らかすというあんまりな光景でした。
この仰向け像さん、
先人ブロガーさんのブログでは見たことなかったので皆さん見逃しているか見なかったふりしてるのかいずれかだと思うのですが、場所この辺です。
一見ただの工事現場にしか見えませんが、あの顔と屋根は通りから見えます。
すんごい数のなにかが見えます。
ですよねー。
傍らにはメンバーに入れていない二軍(ごめんなさい)も。
よくみると各土台に名前が彫られてます。
寄進された方のお名前ですかね?
こちらは皆さんポーズが異なっていました。
あのお二人がジトッと見つめていました。
ここでは悪いことできません。
そんなボディタタウンでした。
タウンって英語でしょうかね?
なんとなく、信仰の場でありながらもちょっとしたテーマパークのような雰囲気です。
※タタウン=1000と言う意味だそうです。千の菩提。
タウンボッデー寺院です。
ボディタタウンへの道中にあります。
奇天烈とはまさにこのことを言う。
どうやらここは有料のようで、3ドルないしは3,000チャット≒210円でした。一時期の両替レートを使い続けているのであろう価格差です。
「よくわかんないけどなんかすごい感」がすごいです。
この写真に何体の仏陀先生いらっしゃると思います?
もはや隙間なく散りばめられた仏陀先生。
Lonely Planetによると、5,823,631体もあるのだそうです。よく数えましたね。
ときおり一枠にお二人が仲良く並んでたり、お二人ともお出かけ中だったり、なにがあったのかお一人しか留まってなかったり、と、統計を取るのがすんごい大変そうです。
ちょっとそそっかし過ぎですよ先生方。
なお寺院入り口モニターには寺院中を張り巡らせているであろうカメラの映像が。
もしや先ほどの仏陀先生のそそっかしっぷりは誘拐でしょうか。
奥では大勢の方がお祈りされてました。
寺院の周囲。
このカラーリングといい、シカラっぽい造形といい、インドの影響を感じます。
この塔、
登れたそうです(女人禁制)。
登ればよかったな。
現在15:20。
12:40に出発したのでだいたい2時間半でしょうか。
バスチケットが17:00なのですが、
バス会社のおばちゃんが16:00のチケットに変更してくれました。優しす(*´ω`*)
時間潰しに、近くの屋台で隣の人が飲んでたピンク色のチェーを指差して「これください」と言ったらレモネードが出てきた図。
本日の往路バス。
さて、
ここからの計画ですが、
このバスがマンダレーの南のバスターミナルに到着したら、夜行バスで次の街へ。
ではなく出発時と同様に宿近くのバスターミナルに着いたらマンダレーでもう一泊です。
結果、
宿近くのバスターミナルに着きました。
嗚呼。
でも良かったかもしれません。
というのも実はまだ体調が万全ではなく、なんだかまだ頭がふらふらりなのです。
夕飯は通りかかったローカル飯屋で久々にシャンヌードル食べました。
五臓六腑に染み渡る。
宿はこれまでと同じとこです。
受付の人に「?」と言う顔されました。
ふふふ。ですよね。
そんな一日でした。
明日は思い切ってあの日にしようと思います。
乞うご期待。
チェズーティンバーデー!でした。
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