#501 インレー湖が想像以上に良さげな件。inミャンマー(11) 2019.4.27
- 2019/04/29
- 06:00
おおお。
チリタビさんと私の日記がほぼ同じ内容同じタイミングでUpされています。
いや、
清く正しく美しいチリタビさんと清くない正しくない美しくない弊ブログでは読者様も異なるでしょうし(いつも弊ブログを読んでくださっている清く正しく美しい皆様ありがとうございます。清くなく正しくなく美しくないのは私です)、
むしろ同じ場所に対する感じ方の違いなぞが出て味わい深いのかもしれませんが、
ブログ村ランキングにおいて珍しい事象だと思うので私は楽しいです。
※チリタビさんにとってはいい迷惑だと思いますが。
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▼徘徊メモ
・行き先:マンダレー→ニャウンシュエ Nyaung shwe
・手段:民営バス ※バス会社多分SHWE MAN THU
・料金:10,000チャット≒700円
普通バス、冷房あり、水配布
・時間:7.5時間 19:30発、翌3:00頃着
↓ニャウンシュエ(インレー湖)場所
・オレンジ:長距離バス停まる場所
MAY, Bus Ticket Centre
・青:宿 ドミ一泊6,200チャット
Sin Yaw
朝食は別途2,000チャット
シン ヨー ゲストハウスという名前の
宿が別の場所にあるので注意
・右上の赤:ニャウンシュエ文化博物館
Cultural Museum (Nyaung Shwe)
・その左のピンク:市場
Mingalar Market
・その下の緑:絶品シャンヌードル
Nyaung Inle Shan Noodle
・青の上のピンク:ナイトマーケット
Niqht Bazaar
・左上のピンク:ボートツアー申し込んだお店
詳細は明日日記にて
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朝3:00、バスはニャウンシュエに到着しました。
いぬが大量発生しています。
マジでなんもないただの駐車スペースですよここ(暗いから見えてないだけかもだけど)。
そして降りたの私だけ。
ひとまず宿なんて開いてないのでここでしばらく時間を潰さなくてはなのですが、やはりここはミャンマー。
こんな時間でもタクシー運転手たちが「タクシー!」「インレーレイク!」と嬉しそうに寄ってたかってきます。
てかねえこの時間にインレー湖行ってどうしろと?
犬神家ごっこでもやれと?
そんなタクシー運転手たちは他国と異なり一度Noというとシュンとして立ち去るから嫌いじゃないです。
そして彼らがまた暇そうにトゥクトゥクで寝そべりながら映画見てるから野犬対策は十分です。
てかね、
寒いです。
ここニャウンシュエの南に広がるインレー湖は標高884mということで、マンダレーよりは涼しいらしい。
いや、寒い。
ウルトラライトダウンで応戦です。
ちょっとずつ夜が明けてきました。
ニャウンシュエはこれまでの街とは比較にならないほど野犬が街に溢れてます。ただみんなヴァラナシの野犬のように毒気が抜け、むしろ近づくと逃げます。
向こう遠くには山が広がっているんですね。
6:00。
そろそろ移動してみます。
宿は到着後の3:00頃にBooking.comから予約しました。まあきっと大丈夫でしょう、オフシーズンですし。
私の「一枚の写真に何匹のいぬを収めるか大会」の記録を大幅に更新。
19匹。
まだ眠いそうです。
ローカルピーポーが集まるお店でおんなじのたのんでみました。
初めてですこのチャイみたいなやつ。
あっつい街ではなかなかそそられなくて。
練乳入りです。
練乳まで混ぜ合わせるとインドのチャイ級の甘さになります。
で、
中国以降よく見る揚げパンと、ひよこ豆ペースト?です。
ローカルピーポーさんはパンをペーストにつけたりミルクティーにつけたり各々のスタイルで食べてます。
うん、
冷えた体に染みる味です。
とにかく客入りの回転が早いので揚げパンが揚げたてなのも嬉しいです。
なおいまこのミルクティーについて調べてみました。
これは「ラペイエ」というミルクティーだそうで、ラペイエを出す店のことを「ラペイエザン」と言うそうです。「ラペ」とは、ミャンマー語(ビルマ語)で、「お茶」という意味だそうです。
そしてインドのチャイと違うのは「ミルクで紅茶を煮出すのではなく、濃く作った紅茶にミルクを混ぜて作るというところ」とのこと。ガッテン!
おこぼれ待ち中のいぬ。
はい宿が見つかりませーん。
宿は「シン ヨー ゲストハウス」です。
Booking.comの地図=Mapsmeの地図に従ってその場所に行くと超オシャンレストランがあり高まりまくりましたが、店員曰くどうやらここではないらしくしかもそのゲストハウスは知らないけど裏にゲストハウスがあるよーと言われてそっちの道に行ったら突如いぬが2匹現れあわや喰われかけたので退散。野犬は今のとこ大丈夫ですが、家の番犬が仕掛けてきます。てか門閉めとけよ。
で、
結局Sin YawでMaspmeでヒットした場所に
宿がありました罠。
こういうケース、ちょくちょくあるんですけどどうにかしてもらえませんかBookingさん。
場所↓
左が宿がある「Sin Yaw」
右が間違いの「シン ヨー ゲストハウス」
一泊6,200チャット≒434円です。
私の中でミャンマー最安ですがそれは朝食がないからだと思われます。
むしろ良いです。朝食なしで安い方が助かります。朝早くからそこら中に屋台あるので。
なおドミ部屋はラオス以来のバンブールーム。「屋根から虫が落ちてくる」とレビュー書かれてました。そんなの大丈夫です。蚊帳あるし。
ラオスのバンブー宿は朝起きたら蚊帳の中にぬこがいたんですよ。
まあ冷房ないのが残念ですが、夜は寒いくらいなので問題ないですz
日中がしんどいな。
さて、
今日の計画です。
ここインレー湖のHow toを今になって色々ネットで見てみたところ、インレー湖はここから南10km以上先にあり、ボートツアーに参加するのが常套のようです。
ということで、
明日ボートツアーに参加するために街中ぶらついて旅行会社さんたちに話を聞いてみたいと思います。
そんなに大きい街ではないですが、あるなら使う、レンタサイクルです。1日2,000チャット@宿です。
売店でジュース買ったら店員さんが「こっちの方が冷えてるわよ」と違うの差し出してくれるのは多分ミャンマーだけ。
さて、
結構私旅行会社巡り頑張りまして。
聞き回った感じだと、今のオフシーズンはだいたいこんな感じのようです。
<基本>
・ツアーはシェアボートかチャーターボートか2形式
・シェアボートは一人6,000チャット
・チャーターボートは大体20,000チャット
・基本的な訪問スポットは以下
・ファウンドーウーパゴダ(金箔貼りすぎで丸くなった仏像)
・ガーペー僧院(ジャンピングキャット)
・マーケット(どこの村かは恐らくその都度)
・首長族さんの工房(布織物など)
・In Phaw Kone村(織物工房)
・Nan Pan村(水上集落・水上菜園)
・インダー族の釣り見学
<追記事項>
・朝陽、夕陽、インデイン地区(インデイン寺院)は含まれない。
・上記3点をチャーターボートに加えるとどこの旅行会社も25,000チャットだった
・旅行会社はこの通りにたくさんある↓
あとは地図の左の川沿いに行くとボートボート!と激しく勧誘されるが、値段は旅行会社とさほど変わらず。
今回シェアボートを募ってる場所が宿しか見当たらず、街中の旅行会社はみんなチャーターを進めてきました。チリタビさんやA君情報だといくつかありそうでしたけども。
で、
今回私はせっかくなので朝陽夕陽もみたいなーと思い、そしてどうやらインレー湖周辺の村々で5日置きに開催されるマーケットがちょうど明日、インデイン村で行われるようで、インデイン地区も追加。
旅行会社や川沿いの客引きは口を揃えて25,000チャットですが、
このピンクのあたり(地図左上)にいたおばちゃんが22,000チャットまで安くしてくれたのでそこに決めました。1,540円。
朝6時発の19時戻りです。
楽しみ。
てか行き先スポットの二つ目ジャンピングキャットってなに!?!?やばんぬあがりんこたまらぬはぬはぬ!
ということで明日の件が整ったので、
今日はこのままチャリでぶらぶらしてみたいと思います。
ひとまずやってきましたは街のメイン市場。
この時間はお店も開いてました。
ただやはりピークは午前中なのでしょう、いま12:30はどちらかというとみんなまったり休憩おしゃべりタイムです。店じまいしてるところもちらほら。
ニャウンシュエはミャンマーを代表する観光地インレー湖の拠点街ですが、観光客向けというよりはほぼローカル向けでした。
なにか食べ歩きたかったです。
ひとまず日よけ代わりに張り巡らされたシートが私の頭に付くほどの低さです。自分で言うのもなんですが、これって相当だと思うんです。
ということで腹が減ったので
ここへ。
チリタビさんイチオシのシャンヌードル屋さんです。
Mapsmeでは「Nyaung Inle Shan Noodle」。
日本語だけじゃなく色々な言葉でメニューが掲げられてます。ラトビア語までありました。どういう背景?
ところでシャンヌードルシャンヌードル言うてますが、このシャンってシャン州のことを指し、ここニャウンシュエはまさにシャン州でございます。
つまりここがシャンヌードルの本場でございますのです。
シャンヌードルが二種類あり、チキンとクリーミーグラムがありました。
そして私はクリーミーグラムを食べたかったのですが、おばちゃんのイチオシに負けて
シャンヌードル(チキン)です。
めちゃめちゃ美味いじゃないですか。
さすが本場。
とはいえこの後も別の店で色々食べますがやっぱりここが抜群に美味いので良いお店なんだと思います。
明日はクリーミーグラムを食べにきます。
なおお会計1,900チャットで2,000チャット渡したら「お釣りないからこれで許して!」と
コーヒーもらいました。
面白かったので良いのですが、私はこの先これを飲める環境はあるのだろうか。
ニャウンシュエ内のお寺をぶらぶらしました。
もはや毎日見ているミャンマー寺院。
既視感は否めませんが、ここは台座に色ガラスがはめ込まれていたりとなかなか小洒落てました。
先生(右)は生身なのに先生にお祈りする方(左)がガラスケースで保護されている。
なお寺院本殿の外周に一部遺物が展示されており、なかなか独特な品々が展示されてました。これ以外の写真は逆光すぎてなにも写ってませんでした。
朝に朝日を浴びている姿を見て一目惚れしての再訪ですが、開いてないようで中には入れませんでした残念。
さて、
ニャウンシュエの街はとても小さく、だいたいこんなもんです。
ただまだ13:00。全然時間があるので、その場で色々見てたらちょっと南東の方にワイナリーがあり試飲なんかもできそうなので行ってみたいと思います。
約4km半。
ずううううっとこんな景色が続きます。
溶けそう。
マンダレーより涼しいとはいえそれでも灼熱です。息も絶え絶えで登ってきました。
インレー湖見えない。
インレー湖はまだまだ南のようです。
結構遠いのね。
なかなかステキな景色です。
ミャンマーワインだなんて面白いですね。
肝心のお味の方はご存知の通り私は味覚オンチなのでここで何か語ることはできませんが、白はやや辛口感、赤はちょっと重ためでした。左から二番目が好きかな。
ちょっと喉カラカラの状態でやるべきものじゃないなというのが今回の学びです。
さて、
せっかくここまで来たので思い切ってインレー湖見れないかしら、と欲付いた私はこのままインレー湖まで行ってみることにしました。
このMaing Thauk(マイントゥク)という場所までひとまず行ってみます。約8km。
相変わらずの道中。
ただ遠くに山々が連なる姿はとても美しく気分が良いです。おかげさまで私のiPodカラオケタイムも弾みます。
この道、湖に続いている気がする。
なんだか急に抜け感のある美しい場所に出ましたよ。
ボートでしか行けないレストラン。
肝心のボートが見当たりませんが本日は休業中でしょうか。
と、
この辺りで桟橋は終了しました。
ただ、まだ奥には水上集落が続いています。
なるほどここから先はボートでないと行けない本気のやーつなのね。
桟橋の入り口あたりで私がチャリ停めたあたりのタイミングで声をかけてきたおばちゃんがここまで先回りして待ってました。ここまで600mあるしこれ手漕ぎだからスタスタ歩く私を追い越すには結構な努力が要ると思うんです。
そんなおばちゃんの「じゃぱぁん、れっつごー!」という笑顔に私はいとも簡単に射抜かれたのでした。
水上集落だけぐるっと回るコースは3,000チャット、インレー湖まで出るコースは5,000チャットと言ってました。
手漕ぎボートの良いところってこの目線の低さですよね。
そしてこの水を漕ぐ音、水上集落の喧騒、ボートおばちゃんと人々のおしゃべり(おばちゃんすんごい顔広いっぽい)。
思った以上に水路は区画整備されているようです。
進んでいく長閑な景色。
青ベースの色の家がポツポツ目立ちます。
何か理由があるのでしょうか。
ヴェネツィアのブラーノ島だかムラーノ島だかの景色の写真見たらこの人たちすぐ色塗りまくりそう。
上手くできてないですよ。
その後顔を隠す。ヒットアンドアウェイ戦法ですね、未来の孫子。
思いのほか良かったです。
まあ明日のボートツアーと内容かぶったかもしれませんけども。
この水上集落は舟漕ぎのおばちゃん曰く「メイターフィレ」と言っているように聞こえましたが真相不明です。
ざっくり地図なんて不要な世界ですがなんとなく作っちゃったので貼っときます。
屋台アイスを食べてみました。
これタイあたりからよく見かけている安っぽいアイスです。
商店のケースで売られているアイスってだいたい100円越えますが、これは30円くらいでした。
味は、ねるねるねるね、でした。
分かりますかねるねるねるね。
要は「美味」です。
さて、
ちょっとここらで一息ついている間に、ふと、私がインレー湖初日の日記をUpする日の1日前にチリタビさんがインレー湖初日の日記をUpするタイミング被りに気づきました。
って事でチリタビさんに
インレー湖初日どうしてましたかー?
なんて聞いてみたら、なんと、チリタビさんも初日は「市場→昼飯シャンヌードル→ワイナリー→水上集落」とのこと。
こ、ここまで被るか!!
※この時点ではチリタビさんのインレー湖初日日記はUpされていない。
※チリタビさんのインレー湖初日の日記→http://chiritabi.blog.fc2.com/blog-entry-60.html
チリタビさんからは
と
むしろ煽りコメントを放り込まれたので、それは期待に応えねばと
さすがの返答が返ってきました。
恐れ入りますが私はバッカスではないのでそれは遠慮申し上げます。
そこでちょっと趣向を変えてみます。
バッカス(酒の神)であるチリタビさんは夕陽を見たら間違いなく速攻で酒を浴びにニャウンシュエに行くはずだと容易に想像が付きます。
あの丘の上のパゴダまで登ってみようと思います。きっとチリタビさんはあそこまでは頑張らないはず。
見よ、
東方のパゴダは紅く燃えている。
す、
すごいじゃないか。。。
ちょっと、これ、
すごいじゃないか。。。
え、
なんで誰もいないのだろうこんないい景色なのに。
この紅く輝くインレー湖(めっちゃ拡大してる)。
あゝ最高。
いや、iPhone画質だと実物の1/100程度の美しさですからねっ。
場所ここ。
マイントゥク村の桟橋からまっすぐ東進したばしょにあるMonastery Mam Thouk Forestという僧院のパゴダの左奥に物見小屋があります。
扉は閉まってましたが鍵はかかってないのでそのまま入れました。入っていいかどうかは知りません。
さて、帰ります。
いま18:00。ニャウンシュエまでは13kmで1時間越え確実で暗闇突入するので急ぎます。
ミャンマーのロカピーはだいたいバレーボールかセパタクロー(蹴鞠みたいなやつ)です。
はい、
無事帰還しました。
という写真を忘れました。
もう真っ暗ですね、夜の道中は。
そのくせみんな道端で遊んでたり道端で寝てたりいぬが寝てたりとエキサイティングです。
さて、
なんだかインレー湖観光が楽しくなってきそうなので、チリタビさんの圧力に屈して例のチリタビさんが
狂喜したミャンマー居酒屋に行ってみたいと思います。私は長いものには出来る限り屈するのです。
チリタビさんが飲み散らかして潰れたのでしょうか。
シャッターが降りてます。
なんならチリタビさんからはあれ以来この居酒屋で食べたものが続々と送られてきておりかなり過激に煽られていたのに残念です。
※後日追記:翌日は開いてました。
おシャンな店で5000チャットくらい払っておシャンなインダーカレーを食べました。
インダー族とはインレー湖周辺に住んでいる少数民族さんです。
で、
カレーは、ちょっとよそ行きの味がする、どこかで食べたことある味でした。そしてビールはキン冷えではありませんでした。
Inle Palaceというお店です。
つまりお勧めしませんよという話です。
さ、
そんなインレー湖初日でした。
明日は満を持してインレー湖ボートツアーに行きますよ。
ジャンピングぬこ!ジャンピングぬこ!
チェズーティンバーデーでした。
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