#529 遂に憧れのアンコールワットへ。inカンボジア(2) 2019.5.25
- 2019/05/27
- 06:00
アンコールワット。
誰しも聞いたことがあるであろう世界屈指の遺跡でございます。
先生、久々に出番ですよ。
アンコール・ワット(クメール語: អង្គរវត្ត, 英語: Angkor Wat)は、カンボジア北西部に位置するユネスコの世界遺産(文化遺産)であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表する寺院。12世紀前半にヒンドゥー教寺院として作られたが、16世紀後半に仏教寺院に改修され、現在も上座部仏教寺院となっている。
サンスクリット語でアンコールは王都、クメール語でワットは寺院を意味する。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれている。
遂に私もアンコールワット。
実に感慨深いです。
ガイア幻想紀。
このブログを見ている方でその名を知る人は限りなくゼロに等しいと思いますが、世界旅行など全く興味がなかった私が実際に世界旅行を始めてみて気づいた、私の中に眠っていた世界遺産への好奇心を形成したものの一つです。
マチュピチュ、ナスカ、万里の長城、ピラミッド。
同作品に登場する実在の場所は出来る限り巡ってきました。
そして最後がここ、
アンコールワットなのです。
ああペギー。。
そんな中二病の私の私による私のためのアンコールワット巡りですどうぞ宜しくお願い申し上げ!
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▼徘徊メモ
・行き先:シェムリアップ市内→アンコール遺跡群
・手段:レンタサイクル
・料金:2.8ドル ※もっと安いのあり
・時間:ー
↓アンコール遺跡群地図マップ
(二行目はMapsme表記)
・チケットセンター
Angkor Wat Ticket Office
・青:宿 ドミ一泊2ドル
Naga Angkor Hotel
・右上の赤い十字ラインおよび赤ピン:パブストリート
Pub Street
・その下の赤:オールドマーケット
Old market
・その下の赤:アートセンターナイトマーケット
Night market
・左の緑たち:Sok San通りの安飯屋たち
Lady Khmer Kitchen
Two Sister Café & Restaurant
↑はMapsmeの場所の道路の反対側
Taste For Life
(通称、小周りコース)
1.アンコール・ワット
Angkor Wat
2.アンコール・トム
Angkor Thom
3.プノン・バケン
Phnom Bakheng
4.ヴィクトリーゲート
victory gate
5.チャウ・サイ・デボーダ
Chau Say Tevoda
6.トマノン
Thommanon
7.タケオ
Ta Keo
8.タ・プローム
Ta Prohm
9.バンテアイ・クデイ
Banteay Kdei
10.プラサット・クラバン
Kravan Temple
(通称、大回りコース)
11.プリア・カン
Preah Khan
12.ニャック・ポアン
Neak Pean
13.タ・ソム
Ta Som
14.イースト・メボン
East Mebon
15.プレ・ループ
Pre Rup
16.スラ・スラン
Srah Srang
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アンコールワットと言えば朝陽です。
鬱蒼と茂る密林に佇むアンコールワット越しに昇る朝陽。
そんな神々しい姿を拝むべく昨夜にレンタサイクルをレンタルしておき万全の状態で臨んだ今日のこの日、
寝坊しました。
いや、
正確に言うと、
4:00に一度起きたのですが、
ま、今日じゃなくてもいっか。ってまた寝た次第です。
まぁまだアンコールワットの右の左も分かりませんし、
今日はとりまでゆっくり行きましょうよ。
とはいえ現在時刻朝7:30です。
二度寝してもこの早起き。
適当な店でバゲット食べてみました。
ここカンボジアもベトナムとラオス引っくるめてフランスさんに統治されていた経緯があり、その影響かバゲットサンドが定番メニューなのだそうです。
って事で店の前にバゲット屋台がありかつローカルピーポーが多々入ってたこの店にしたんですけども、
これ2.5ドル。嘘でしょう。
ベトナムのバゲットサンドは100円しないのに。
やはりシェムリアップは地元民も潤っているんでしょうね。
と思ってましたが実際にはこの写真は半切れでして、もう半切れ食べる頃には満腹でした。
結果良しとします。
さて、
まず目指すはチケットオフィスです。
アンコールワットって、
アンコールワットだけでなく多数の遺跡が点在しておりその規模感は莫大です。東京ドーム何個分かは知りませんが東京ドーム何個分かで測りたい人だけググってください。
つまりは遺跡の数が多すぎるので遺跡群ひっくるめてチケッティングしちゃおうぜと言う、ミャンマーでよくあった入域料的な感じのようです。
ただそのチケットオフィスが遠すぎる!
ここ
左下が市街地、
上がアンコール遺跡群なのですが、
なぜそんな場所にチケットオフィス作ったんでしょうか。
所長の自宅の近くにでもしたんでしょうか。
いやこれ、
アンコール遺跡群を旅行される「普通の」皆様はバスなりタクシーなりトゥクトゥクなりをチャーターして遺跡群を巡るんですって。
その流れでこのチケットオフィス行くんですって。
なので市街地からアンコール遺跡群に行く道から多少外れてても支障はないんでしょうね。
問題は広大なアンコール遺跡群にチャリで行こうとするようなバジェットトラベラーです。身近な言葉で言うと私のような土民匹夫な貧乏人です。
炎天下の中チケットオフィスに行くためだけに日陰のない道を淡々と走る。
敷地には無駄にお堀見たいのがあって建物目の前に見えてるのに遠回りさせてくるあたりギギギです。
はいお値段62ドルゥ!!!
ちゃんと申しますとチケットは3種類あり、
1日券37ドル
3日券62ドル
7日券70ドル
こんな感じです。
料金幅の設定に恣意を感じざるを得ません。
で、
私は1日券じゃ足りないけど3日はちょっと多いかなぁ、って感情だったので、3日券にしました。たった8ドルの差なら7日券でよくない?と言うほどの懐事情ではございませんで。
パスポート提示とか不要でした。
にしても
やはりペトラ遺跡の入場料は圧倒的に高いですね。。(約7,700円)
途中、
なんかCHECK POINTとか書かれた場所があったので無視して素通りしてみました。
チケットに穴を開けてチェック完了です。
いやCHECKPOINT入り口に誰もいなかったし
実際どうなんだろうとテストしてみただけですよ。
現にチケット持ってるし。
ってほど歓迎してくれてる感はないですが、もう間も無く到着しそうです。
さて、
ちょっとここで遺跡群の地図を。
この①がかの有名なアンコール・ワット、
そしてそれよりもはるかに巨大な②がアンコール・トムです。
そしてそして、
①〜⑩と、①〜③&11〜16が、
環状に連続してるんです実は。
で①〜⑩の方を小周り、
11〜16の方を大周りと言うんですって。
ツアーの定番コースになっているそうです。
と言うことをこの時まったく知らなかった私ですが、ひとまずアンコールワットに来たんだからまずはアンコールワットでしょう、とアンコールワット目指してます。
どっかのサイトで「アンコールワットには午後から行くべきだ!」と書いてました。理由は忘れました。
てかアンコールワットに来てアンコールワット後回しとかどうかしてませんか。
到着です。
チケットオフィスからここまで40分でした。
ひとまずジュース。
2ドルくらいするかなと思いきや1ドルでした。30バーツ。うん、高いけど思ったほどではない。
はい、
遂にやってきましたよ、アンコールワットです。ど、ドキドキしる。。
お堀を渡る橋の手前でチケットチェック(要る?)してさあ遠目に目に飛び込んでくるはアンコールワットの遠景ぃぃ!!!
あ、、、
逆光でした。
そう言うことだったんですね午後に来るべしというのは。
いや入り口が西側と言われた時点でアイヤーと思ってましたがまさか現実とは。
本来はあちらのレンガ橋なんだそうです。
ふふ、
逆光で何も見えますまい。
橋を渡りきると寺院の外壁、西大門がそびえアンコールワット本殿が姿を消します。そして周囲はアンコールモンキーがウロウロしてます。
私の2.3ドルのパンが早速狙われました。
昨夜スーパーで買っておいたちょっと上質なゴマ入りフランスパンです。
なんとか死守しました。これは絶対やらんぞ。バーツにしたら70バーツやぞ。パッタイ2杯分なんだから。
って、
これ朝陽を待つ間ように買ったやつなんですよね。
すっかり忘れて朝飯バゲットなんぞ食ってしまいました。
ひとまず今日のお昼はこの高級フランスパンです。小麦祭り。
西大門。
見えてきてる見えてきてる。
ちょっとアンコールワット選手が垣間見得てきちゃってるよ!
と、トリハダ。。。!!!
改めまして、アンコールワットです。
この三本の大きなシカラ。
これぞ私の中のアンコールワットのイメージです。
逆光じゃなかったら失禁していたかもしれません。
積極的に逆光を肯定していきます。
この中庭には二つの殿があり
第一回廊という回廊。
本殿の外周を囲う回廊のようです。
なにこれ。
まさかレリーフですか。
私いま回廊の一辺の真ん中にいるので同じ景色が反対側にもある、つまり回廊のレリーフはこの写真の規模の二倍あります。
戦い、、?
っぽいレリーフが延々と続いてます。
クメール王朝はヒンドゥー文化が色濃い王朝なのですが、これは安心と信頼の定番クロニクル、インド叙情詩ラーマーヤナの情景でしょうか。
しかもここだけみんな触っていくのでしょう。レリーフはツヤが出ちゃってました。もう。好きねぇ。
永遠か。
一瞬、
豊穣探しをしようかとも思いましたが我に帰り本来のアンコールワット見学に戻ります。
なお今いろいろネット見てたらやはりこの長大な壁画レリーフは全て別のシーンを描いたもので、ラーマーヤナはもちろん、私あまりよく知らない同じインドの叙情詩マハーバーラタや「天国と地獄」「歴史回廊」など様々なテーマの壁画だったのだそうです。
みんなが思い思いに好き勝手彫ったんじゃないんですね。
第一回廊を越えて先に進みます。
その先の中庭には十字に回廊が設けられ、その周囲四角が沐浴池跡になってました。
登った先は祠堂を中心とした層でした。
第二回廊はレリーフは特になく、やや寂しげ。
お、
この上の祠堂には入場制限(一度に100名?)があるようで、その入場待ちでした。
15分くらいで入れるそうです。
やはり聖地・オブ・聖地だけあって厳しいです。女性の方はノースリーブ+ストールはNGと言われてました。Tシャツじゃないとダメみたいです。もちろんTシャツのレンタルはなく、列から離脱させられてました。
なのに私の半パンはオッケーでした。
この階段が作られる前は寺院元来の階段を登っていたそうですが転落死者続発につきこのような階段を設けたそうです。
アンコールワット、
感無量です。
写真だけみるといち遺跡の断片でしかなく「言うほどか?」と言う感じですよね。
実際私も日記書きながら「あれ、こんなだったっけ?」って今思いました。
ただ、
街中から小一時間かけて森の中を進むといきなり現れるこの謎の巨大寺院、そしてこのカンボジアと言う地でヒンドゥーと仏教が織り混ざる世界観、徐々に階段を登り高まっていく視座、その先にそびえる圧倒の本堂、その本堂に足を踏み入れているいまこの瞬間。
この高まりはこの場に来た人にしか分かるまい。
ただこの心境は、
私の旅が佳境を迎えている現実の再実感に対する感慨だったのかもしれません。
この中央祠堂は須弥山(古代インドの世界観における「世界の中心」)を模しているそうです。
そして中央祠堂にはかつてシヴァ神が祀られていたそうですが、今はなんと壁の中に埋められているそうで、現在は四方に四体の仏像が置かれていました。
シヴァ神を壁の中に埋めるだなんて。。
カーリーさんに八つ裂きにされますよ。
ありがとうございました。
大変に崇高な時間でした。
そしてアンコールワットで私のSIMは電波入りませんでしたがこの第三回廊だけは電波入ったのでちょっと休憩がてらネットサーフィンしてました。すみません。崇高とか言いつつ。クソ暑くて。
しばらくすると係員さんに、外に出てくださいー、と言われたのto私ではないと思い引き続きネットの世界にディープダイブしてたのですが、どうやらここ一人当たり15分の滞在時間制限があったようです。
すみません1時間ほどのんびりしてました。
階段上からの景色。
ちょっとそんな風には見えてませんが(そんな写真ばっかりですみませんが)、寺院の周囲は密林です。
アンコールワットはクメール王朝がシャム(現在のタイ)に攻め滅ぼされて以降にプノンペンへ遷都して以来400年、歴史の表舞台に出ることなく密林の中で眠っていたそうです。
今でこそ大観光地として周囲は整備されてますが、再発見当初はどんな感じだったんでしょうか。
美しい女神像が並んでます。
校閲の方、しっかりしてください。
ありがとうございました。
とうとう私はアンコールワットを見終えてしまいました。
逆光でしたけども。
まああと三日間、いつでも入れますからね。
あと空いてたし!
アンコールワット向かいのレストランでシェイクタイムです。
当然にお値段お高く1.5ドルですが、
プーケットのビーチのシェイクが500円だったことを考えると全然安いじゃんと思ってしまう私はやっぱりプーケットなんて行かなきゃよかったかしら。
さて、
ここから次の遺跡に向かいますよ!!
というところで一旦日記を区切ります。
アンコール遺跡群は見応え的にも日記的にも盛りだくさんなので刻んでいきますよ。
オークンー!
でした。
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