究極のぼっち旅をしていた私は海外では恐ろしいほど独り言が増えました。
「安っ!」
「高っ!」
「ちょーカッコイイ・・」
「ちょーカワイイ・・」
「マジこいつアタマおかしーんじゃねーの?」
その癖がこの東京でつい出てしまってて困っております。
非常に危ない。
※現在3日間だけ東京滞在中。
さて、
書き出しておいてなんですが、
私、持ち物は最終的に東南アジアの気候に合わせて減らしまくりましたし、
予算はバングラデシュで無念のスマホ盗難に遭い
フィンランド~バングラデシュまでのお小遣い帳アプリのデータが消失したため
情報不十分でございます。
その前提ですが、
備忘録までに上記2点を残しておきたいと思います。
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■持ち物
---------------------------------------------------世界旅行初心者かつ心配性の私が
アホみたいに夢と荷物を山程詰め込んだバックパックをNYの空港でロストバゲッジし、
(しかもキャンセルされたフライトでロストバゲッジ)
80Lのバックパックから解き放たれて
最終的に如何に身軽になったかを以下の通り報告申し上げます。
※箇条書きにすると帰国時も意外と多く見える。
<出発時> ※写真なし
・バックパック80L
・ショルダーバック
・腰巻き財布
・パスポート
・パスポートのコピー
・クレジットカード(VISA1枚、JCB1枚、AMEX1枚、プリペイドMASTER1枚)
・プライオリティパス
・腕時計
・メモ帳
・ボールペン
・ノートPC
・ノートPC付属の充電コード
・マウス
・スマホ(iPhone=サブ)
・スマホ(android=メイン)
・充電器
・充電ケーブル
・GoPro
・GoPro用ミニ三脚
・iPod nano
・iPhoneケース
・SDカード
・SIMカード
・モバイルバッテリー
・イヤホン(iPhone用、iPod用)
・Tシャツx4
・よそ行き用シャツx1
・ズボンx2
・ベルトx1
・ウルトラライトダウンx1
・ハーフパンツ水着x1
・パンツx5
・靴下x5
・ストールx1
・安全ピン
・S字フック
・延長コードx2
・ミニドライヤー
・折りたたみバケツ
・折りたたみ椅子
・折りたたみ電子ケトル
・室内履きサンダル
・折り畳み傘
・ハサミ
・姉から供された大量の粉末青汁
・シャンプー
・リンス
・ヘアワックス
・ヘアスプレー
・ボディタオルx2
・ボディウォッシュタオル
・防犯チェーン
・南京錠
・化粧水
・香水
・爪切り
・歯ブラシ
・除菌用アルコール
・絆創膏
・ウェットティッシュ
・トイレットペーパー
・薬各種(風邪薬、正露丸、目薬)
<帰国時>
全体図・・・総重量4kg強

サブバッグ(写真手前左から順に)

・サブバッグ →タイMBKで2000円
・財布代わりのメッシュケース
・パスポート
・パスポートのコピー
・クレジットカード(VISA1枚、JCB1枚、プリペイドVISA1枚)
・プライオリティパス ※支払漏れで会員資格停止
・iPhoneケース
・iPod
・SDカード
・SIMカード
・充電器
・充電ケーブル
・モバイルバッテリー
・イヤホン(iPhone用、iPod用)
・ノートとペン
・S字フック
・扇子
・サングラス
・虫除けスプレー
・除菌用アルコール
・絆創膏
・ムヒx2
・ウェットティッシュ
・トイレットペーパー
・薬各種(酔い止め、風邪薬、正露丸、目薬)
・歯ブラシ
メインリュック

・ウルトラライトダウン
・シャツx1
・Tシャツx3
・水着ハーフパンツx2
・ストールx1
・シャンプー
・石鹸
・糸ようじ
・綿棒
・小型のハサミ
・爪切り
・チェーン
・南京錠
・折り畳み傘
・レインコート →スコールに対抗できないので一回も使わなかった
・リュックカバー
・ネックピロー
・ボディウォッシュタオル
・ボディタオルx1
・お土産マグネットとミャンマーのタナカ
・香水x2 ※ケルンのお土産
サブバッグよりメインバッグのほうが荷物少ない奇跡。
なおサブバッグはメインバッグにすっぽり入るくらいメインバッグは余裕ありました。
で、荷物ですが、
東南アジアにINしたタイミングで、
パンツを捨て、水着生活にしました。
そして靴と靴下を捨て、サンダル生活にしました。
洗濯物もすぐ乾くのでTシャツの枚数も減らしました(しばらく2枚で運用)。
一方で虫除け、ムヒ、除菌用アルコールは追加荷物となりました。
私の旅程は
北米(極冬)→南米(夏)→ヨーロッパ(極冬)
→中東・インド(激夏)→インドラダック地方(冬級の寒さ)
→イラン・中央アジア・北中国(極冬)→東南アジア(激夏)
と
暑い寒いを繰り返す大変な旅程となっていることにあとから気づきました。
その都度服を買ったり捨てたりしているので、実際の荷物は途中でかなり変化しています。極冬のヨーロッパは防寒着により荷物が増えすぎたのでコロコロバッグに切り替えました。
なお出国から帰国まで持ち続けたアイテムは
「ウルトラライトダウン」「クレジットカード(VISAx1)」「パスポート」の
三点のみ。
あとはすべて途中で買ったか、
途中合流した友人に日本から持ってきてもらってたり、です。スマホさえも。
これはなかなか険しい生存率じゃなかろうか。
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■予算など
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だいたいの世界一周旅行者バックパッカースタイルの平均予算って
100~150万くらいですか?
なにをもって平均なのかよく知りませんが
ネット上にはそう書かれていることが多いです。
そして私。
貧乏貧乏言うてますが、
大変恐縮ながら実は私は
相当な額を使っています。
特にヨーロッパで美食に目覚めたあたりからオーロラ鑑賞あたりまでは
大変に激しく出費しました。
なの、です、が!!!
冒頭の通り、
私はお小遣い帳アプリの入ったスマホをバングラでスられるという
信じられない奇跡を起こしてしまったので、フィンランド~インド前半までの
データが消失しました。
特にフィンランドならびにドイツオランダベルギーそしてイスラエルあたりは
物価の高い国なのに。。。
私の日記を東南アジアあたりから見始めた方には信じられないと思うのですが、
私はほんとに北米西欧北欧あたりでかなりお金を使っているのです。
以下にてもう少し掘り下げます。
記録がある期間
・2017年12月アメリカ~2018年3月スウェーデンまで 1,521,480円
・2018年8月バングラデシュ(iPhoneすられた後)~2019年5月帰国まで 1,114,572円
つまり合計2,636,052円は記録がある金額です。
これだけでもはやなかなかです。
(準備金含まず)
ここにフィンランド~バングラデシュ(iPhoneすられるまで)を、
日記を見ながらなんとなく思い返す一日あたりの平均予算×日数で試算すると、
・・・というところまで書いて、
その後に実際にExcelで試算立ててみたのですが、
ちょっとほんとに思った以上に私のずさんな予算管理っぷりが露呈されてしまうので、
このブログに載せるのを迷うほどでした。
これから世界旅行に出られる皆さんに私の屍を乗り越えていってほしいので
勇気を出して書きますね。
・日数:534日
・総コスト:3,748,052円(航空券・国際船除外すると3,326,322円)
・1日あたりコスト:7,019円(航空券・国際船除外すると6,229円)
やばくね。
なにこれ1日あたりどんだけ使ってんの。
この人クレイジーすぎる。
だってインドや東南アジアは1日2000円使ってませんよ。
それでこうなるって、私はどんだけ西側諸国にマネーしてきたのでしょうか。
記録あり期間だけにフォーカスして内訳見てみます。
総額はさておき、
各項目の比率は他の方々と比べてみてどうなのでしょうか。
感覚的には
・私は一つの街に長期滞在することは基本無く、できる限りいろいろな街を回ったので交通費の比率がやや高いはず。
・既述の通り服やカバンの買い替えなどが多かったので雑費比率も多いはず
・既述の通りヨーロッパあたりで美食狂いしたので食費も多いはず
Excel復習がてらエリアごとにカテゴリ別支出比率を
円グラフ出力するなどしてみたのですが
話が込み入るのでここでは割愛します。
なおいま振り返ると「嘘でしょ」と思わざるを得ない出費項目↓
・アメリカ NY 縮毛矯正 49,438円
どんだけ私は縮毛矯正にこだわっていたんでしょうか。
このお金あったらタイで一ヶ月暮らせるんですけども。
・アメリカからメキシコへのフライト4点 99,969円
もともと予約してた①NY→メキシコシティ、
②メキシコシティ→カンクンのフライトと、
前者がNY大寒波でキャンセルになり急遽とった③NY→カンクンへのフライトと、
さらに③もキャンセルになり新たに取った④NY→カンクンへのフライト、
の総額です。
当時絶望に打ちひしがれていた私は③フライトのキャンセル請求を忘れ、
②は当然に返金されず、結局7万くらいを捨てました。
自然災害とはいえ、これは辛すぎる。
・アイスランド レンタカー代22,260円に対しガソリン代34,980円
アイスランドの物価の高さもさることながら
たった1週間でこんだけガソリン代掛かるとかどういうことでしょうか。
めちゃめちゃ豊かな国なわけだから公共交通機関作ってくれ。
ひとまず屍の私から今後世界旅行を検討中の方へ送る遺言としては
・アメリカ、西欧・北欧だけでなくイスラエルも物価は高い。食費は自炊、宿はカウチサーフィンで節約するにしても、水やらおやつやらメトロやら雑費やらでお金は飛んでいく。
・中国は上記エリアほど物価が高くないが国がでかいので交通費が高い&観光スポットがしっかり1500円前後徴収してくるのでコスト高になる
・服の追加買いが少なくて済むように季節の横断ができる限り少ないような旅程を組む
こんなところでしょうかね。
いや、ちょっと、私も相当引いてますが、
ていうかいまさら引いてることに引かざるを得ないですが、
そんな感じです。
繰り返しますが、だいたい多くの方が100~150万円くらいで旅なさっているので
あくまで上記数字はそういう頭おかしい人もいるよね、くらいに見てやってください。
以上Epilogue2でした。
次の日記が最後になる予定です。
まとめきる自信が無いですが、今しばしお待ち下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。