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#52 カンポ・グランデ 日本語を浴びる。inブラジル(3) 2018/2/2


暖かいエリアに入ったからでしょうか。

NYカウントダウンにて被った凍傷が疼きだしており、
結構じんじん痛みを伴っています。

色は普通です。紫ではないです。
死にかけていた神経が感覚を取り戻し始めているんだね、
と至極前向き一直線に捉えて日々あるき続けていますが、
どうなんでしょうか。

ちなみに足先足先と書いていますが、
若干、右手指も痺れています。

後遺症にならなければ良いのですが、
なったらなったで旅の記念として上手に付き合っていきたいと思っております。










嘘です。
誰か医療費を私に入金してください。

口座番号は楽天銀行ロック支店の2



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▼徘徊メモ
・行き先:ボニート→カンポグランデ
・行き方:長距離バス
・料金:60R$≒2100円。
・時間:4時間

↓カンポ・グランデ ちょっとだけのぶらり地図



・黒色:バスターミナル / Expresso Queiroz Rodoviária
・灰色:宿 / rodrigo hostel
・赤色:市内バス・バス停
・橙色:カンポ・グランデ・ショッピング・モール
・黄色:公園 / Park of Indigenous Nations
・黄緑:ドン・ボスコ博物館 / Museum of Cultures Don Bosco
・緑色:日本食?市場 / Feira Central

最近こうして地図を載せていますが、
ほとんどぶらりぶらぶらしていないのであんまし意味ないですね。
ただバスターミナルの場所はどの先達ブロガーも書いてくれていないので、
地図を載せ続けていこうという所信をここに標しておきます。

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もともとはボニートから南へ進む予定だったのですが、
ペルーのレインボーマウンテンで知り合ったご夫妻の地元を訪れるべく
このカンポグランデに寄り道です。


ボニートの朝。

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鶏がものすんごい勢いでコケコッコーの大合唱をしているので否が応でも起きる。


コケ
コケコ

ケコッ
コケコッコーコケコッコーコケコッコー
コケコッコーコケコッコーコケコッコ
コーコケコッコーコケコッコーコケコッ
ッコーコケコッコーコケコッコーコケコ
コッコーコケコッコーコケコッコーコケ
コッコーコケコッコーコケコッコー
コッコーコケコッコーコケコッコー


こんな感じです。
伝わりますでしょうか。

数万羽というコケコッコーたちが
決してピタリと一致することなくややずらしの輪唱を無限ループということです。



道端にちっちゃいワニ。

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えっと、昨日私達昨日ボニートでさんざん川辺を泳ぎ散らしていますが、
ワニさんまわりのほうは危険性なかったのでしょうか。
いまさらですが、甚だ疑問であります。

 

本日のバス。

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もうバスじゃなくてバンですからねこれ。



ボニートからはバス4時間くらいで着きました。朝7:00発、11:00着。


宿はバスターミナル近くに最安値の宿があったのでそちらで決定。
@1050円。

宿はホームステイみたいな感じで子供がお祭り騒ぎです。
パパは巨漢の格闘家みたいな風貌で、
色々冗談言うのですが目が全然笑ってないので超怖いです。

ジャポン!ヤクザ!ガハハ!
と言ってましたが貴方に限っては別の日本語に変えた方がいいと思います。




このカンポグランデは、
この一帯であるマットグロッソ州の州都であり、とにかくデカイ街です。

そしてバスターミナルが町外れにあるの大変不便。



宿チェックイン後は、
思い切って市内バスでカンポグランデの街に出てみます。

大きい街だとGooglemapで市バスが経路検索できるので大変便利。
とはいえバスの運行時間がまちまちなのでたまに痛い目にあうのですが。

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カンポグランデの見どころはでかい街に散り散りなのですが、
ひとまず大きめのショッピングモールに行ってみます。


理由は簡単です。
ただひとえに冷房を浴びたいのです。






着きました!

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思っていたよりも全然キレイで洒落乙です。

カルフールも在住です。

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てかカンポグランデ、普通に都会です。

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こんな高層ビル、よく考えたらNY以来です。




インスタントなマックがあったのでソフトをやらせていただきます。
途中、なんか聞かれたのですがよく分からず、適当にウンウン頷いたら

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チョコになってしまいました。



残念。
私はバニラ党です。



日本食レストラン発見。

巻き寿司がホットクリスピーとなってますが正しいのでしょうか。

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ショッピングモールには必ずある
必殺フードコート。

こちらでブラジルっぽいのないかなと思っていたのですがお値段70R$≒2450円を余裕で超えていくので断念。

安めの中華で手を打ちました。

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悔しいので山盛りにしましたが、
味も安めでした。




近くに公園があるようなので行ってみます。

道中、こんな標識が。

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なんでしょう、
動物さんたち旅行中、って感じでしょうか。

気持ちはわかります。



着きました、公園です。

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めっちゃでかいです。


野鳥もたくさんいるようです。

あれ、昨日あんなに貴重な鳥かのように追いかけたアララが普通にいるようですね。

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か、カピバラさんがいます。

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近づいたら逃げられました。

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追いかけようとして危うくこいつのうんこ踏みそうになりました。

芝生中に敷き詰められた石かと思ったらうんこでした。
罠です。



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公園は思った以上に広く、
公園の中ほどにあるドンボスコ博物館になかなかたどり着きません。



博物館とはなかなか乙ですね、と我ながら思うのですが、
先ほどの大味大量中華が胃を圧迫しており、
ちょっとトイレに駆け込みたいだけです。



見えてきました。
ドンボスコ博物館です。

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中はこの地域周辺で発掘された先住民族の品々や生息する動物の標本、
というなかなか商いが難しそうな内容。

入るやいなや手を持て余していた職員が
目をキラキラさせてあれこれ説明をしてくれましたが、私の目的はトイレであり、
一通りの説明ラッシュの後にトイレどこですか、
と問うとガックシしながらトイレまで連れてってくれました。



ちょっとかわいそうなので5R$払って中を見学することに。

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標本の数々


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迫り来る剥製


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先住民族の暮らし



思った以上にそそられず、
さらに説明もポルトガル語なのでちんぷんかんぷんですが、
休憩兼ねて30分は滞在しました。

トイレを貸してくれた彼への義理は果たせたかなと。


ハイテンションでチャーオっという彼に見送られるローテンションな私。

途中キーキー鳴き声が大音量な鳥発見。

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先ほどの写真でいうと右上でしょうか。

ケロケロというらしいです。



本当でしょうか。
誰ですか名付けた人。




途中ココナッツジュースを売っている店を発見。

超ブラジルっぽい!
とトライしてみました。
4R$。安い。水とほぼ同額。

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かなり薄味の梨ってところでしょうか。
うーん、微妙な感じ。




一旦ここで宿に戻り、
ブログ更新などしつつ時間を潰し、
カンポグランデ在住のご夫妻と合流です。



奥さんのTayanaより、

UBERでタクってここまで来てッ!

とメッセ。
残念ながらUBERがないことを告げると

じゃあ私がUBERをホテルまで向かわせるからそれに乗って!

UBER便利ですね。
人をピックアップさせることもできるのですね。



無事到着。

待ち合わせ場所とは、なんとダンススタジオでした。

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ご夫妻はサンバのチームを組んでおり、そのチームで練習をしていたようです。


サンバってカーニバルのイメージしかなかったですが、こういうのもサンバというんですね。





ちょっと練習風景を見学させてもらった後に、
じゃあいこっか、と
Feira centralという市場のようなところへ連れて行っていただく。

feira-central_portal.jpg

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なんとここは日系の色が強い市場で、
入って早々に

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まんじゅう発見。

夫妻の旦那Tochinはまんじゅうが好物のようで2セットご購入。
嫁Tayanaは私はきらーいと言ってました。

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値札には生産者のお名前も。

こちら杉村さんのまんじゅうです。

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味はなかなか美味い。
ボリビアの日本料理屋と比べて完成度は高めです。



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味噌!
お値段はなかなか相応です。



そこら中がやや日本な感じ。やや、ね。

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カンポグランデはサンパウロに次いで(と言っていたかどうかは失念)、
日系人が多い街なんだそうです。

昨日出会った日系の方もカンポグランデでしたし、
前の会社のブラジルで勤めていた方もカンポグランデ出身とのことでした。



Tochin&Tayanaご夫妻がそこらじゅうの店に
日本語喋れるかーいと
声を掛け、
お爺さんお婆さんが登場し、私をフロムジャポーンと紹介し、
どうもどうも
という流れを数回繰り返したのちに
ICHIBAN SOBAなるお店へイン。

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左側がブラジル料理、右側の上と下が日本料理です。


私、この沖縄そばを食べてみたかったのです。

カンポグランデは沖縄からの移民の方がとても多いそうで、
この沖縄そば評判だったのです。


一方でTayanaからブラジル料理として
左側のEspetosも強く推奨されます。


困りましたね。
これでは両方行かなきゃ行けなくなるじゃないですか。

大変に幸いです。



串から削ぎ落とされる肉

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沖縄そば

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ちょっと色々話しているうちに写真収めるの忘れまくり、
食卓の写真は以上です。


沖縄そばは想像以上に沖縄そばでした。
肉がザ・ブラジルなのですが、
この後まさかの薬味で生姜が登場し、
なおさら懐かしい仕上がりに。

肉の方もびっくり柔らかく、大変に美味。



途中毎度よろしくTochinが日本語喋れるスタッフを招き入れ、
周りは日系人だらけに。

日系とはいえ移民が多かった時代からも時が経って
今は3世4世の世代になっており、
日本語喋れる人ばかりではないようです。

みんなたどたどしいながらも温かく迎え入れていただきました。



20180205030800d7d.jpeg

お土産までいただく。



ここにご夫妻の友人でありサンバの先生でもあるナイスガイ登場(名前失念)。

彼は沖縄そばのグランデをペロリと平らげ、
この後、ちょっと踊りに行こうよ!

ということで夜の街へ。



私、洗濯サイクルの都合で
アルカパのTシャツにおっさんくさいハーフパンツという
ど田舎コーデなんですが大丈夫でしょうか。



到着したのは住宅街の十字路に突如現れた、、、
ホールバーとでも言えばいいのでしょうか。

ホールの複数のエントランスは全開に開け放たれており、
ガンガンに音楽が放たれています。

人々が店の周囲を取り囲み派手に飲み食いしつつ、

ホールではみんなして、、、

201802050309240af.jpeg

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サンバですね。
これさっきスタジオでみんなが踊っていたサンバですね。


すごいです。


ブラジル版のクラブと言ったら語弊があるかもですが、そのような感じなのでしょうか。


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とにかくコミュニケーションが近いブラジル人。

みんな躍りまくりながら抱き合いまくりながらキャッキャしてます。

ちょっと人だらけでカオスすぎたので
人が減ったタイミングで収めてみた一幕。
後ろで踊ってる金髪女子が元職場の後輩Nに激似。




途中、
以前に日本語を勉強していて今でもちょっと喋れるというアケミさんをはじめ、
日系ないしは日系の友人がいて日本語をちょっと喋れるという方に取り囲まれる。

モテ期到来です。


みんな日本になんらかのルーツを持っていて、
お爺さんかひいお爺さんが日本人。
だからなんとなく日本語を知っている、
そこに日本人が来た、

ということでとにかく私と喋ってみたいようです。


みんな、普段日本語を使うことはほとんどないから話せて嬉しい、と言ってました。


ブラジルから日本語が消え行くあるのですね。。ちょっと残念です。



中に、
オー、ドゥユーノウ、マヒカリ?

という子がいました。

3回くらい聞き返しましたが、
やはりマヒカリのようです。

コンド、ニホンニ、ハジメテ、イクンダヨ!

というので、どこに?と聞くと、

ヒダタカヤマ!
マヒカリ、ホンザン!


無事に日本から帰国できることを願ってやみません。



また
リューキューダイコ、ダイスキ、ワタシメチャクチャタタケマス!
という子も。

なんでしょう、
もうちょっと正攻法でアプローチ願いたいのですが、
とにかくみなさん面白いです。


Tochinはポルトガル語で、
キ××イという言葉を教えてくれました。

ロコだかモコだか。

そしてそれをフロア中で連呼してました。

多分人前で使って良いレベルの言葉なんでしょうが、
逆に日本でキ××イを連呼しないか心配です。



最後にご夫妻の友人グループが輪になってアドリブで踊りはじめました。

誰かの掛け声で次の動きをその場で決めていく、、、感じでしょうか。
みんな楽しそうにわちゃわちゃ。
特に後輩Nに激似の金髪女子がめっちゃ仕切ってます。
40秒あたりでコカコーラーって言ってます。たぶんちがうけど。

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そんなこんなで夜は更けていき、
宿戻り時間26:00。

みんなこんな時間まで元気に騒ぐんですね。。。

ブラジル人のバイタリティ半端ないです。

というのも冒頭の通り、
朝は6:00には野鳥たちが大合唱を開始するので寝てられないのです。


ご夫妻には大変に感謝です。
日本に旅行する予定もあるそうで、その際は東京の穴場スポットを案内するよ!と約束。

東京メトロの立体構造図はもちろん、
私のイチオシ構造物、
横浜みなとみらい駅、
副都心線の渋谷駅、
六本木の泉ガーデンタワー、
はテッパンでしょうね。

天下一品、京成立石、砂町銀座も外せない。

というのは半分冗談(半分本気)で、
旅先で出会った人たちを日本を案内してあげるのは余生のちょっとした楽しみでもあります。




最後の最後に、お二人とも、
リオで何もないことを祈ってるよ
としんみりした顔に。


死ぬ前提みたいなのやめてください。


本当に今、すでにリオ恐怖症です私。


ということでカンポグランデを出発し、
次に向かうはカスカベル。

詳細は明日の日記にて。


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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