#56 サンパウロ上陸。inブラジル(6) 2018/2/6
- 2018/02/07
- 12:49
みなさんが心待ちにしていたと信じて止まない。
半蔵門線!!

やばい、
日本に帰ったらすぐにでもこれを360°の角度で精度を再監し、
ニヤニヤし、あえて解体し、組み上げ直し、また再度精度を再監し、ニヤニヤしたい。

サンパウロ行きのバスの中は例により極寒。
タンクトップ+半パンだった私は途中シャツを着、靴下を履き、ウルトラライトダウンを羽織り、ズボンを履きました。
もはやこれは越冬です。
そんな中でバス内で無料で配られたのがこちら。
凍った水。
頭おかしいんじゃないの。
そしてとなりの2席で大型なメンズ2人がせまっくるしい席で体を向けあってお互い膝を曲げて腕を胸の前でキュってしながらずっとおしゃべりしてます。
たまに足を絡ませてます。
もうお互いに夢中になのでしょうが、大変にうるさいです。着てる服もモノホンで目がチカチカします。
夜バージョン
世界は広いです。
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▼徘徊メモ
▼徘徊メモ
・行き先:フォズ・ド・イグアス→サンパウロ
・行き方:長距離バス(CATARINENSE社)
・料金:220R$≒7736円
・時間:18時間(19:00発、13:00着)
移動地図
↓サンパウロ ぶらり地図
・黒色:Barra Fundaターミナル / Rodoviaria de Sao Paulo barra Funda
・濃灰:Tieteバスターミナル / Rodoviaria de Sao Paulo
・薄灰:宿 / State Hostel
・赤色:Luz駅
・橙色:地下鉄Liberdade駅・黄色:すき家
・黄緑:一幸舎ラーメン
・緑色:ブラジル日本移民資料館 / Japanese Immigration History Museum in Brazil
・水色:鳥居
・青色:カテドラル・メトロポリターナ
・紫色:地下鉄Se駅
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上記バスはサンパウロ前で検問に引っかかりました。
私の前の女性はカバンの中を全てチェックされ、
スピーカーが入っている箱まで開けさせられています。
スピーカーが入っている箱まで開けさせられています。
凄いですね。
銃所持チェックでしょうか。
ぜひガンガンやってください。
私の番。
そもそも言葉がわからないので、
ハロー? とか言ってニコニコしてたら、グーッ、のポーズで終了しました。
ハロー? とか言ってニコニコしてたら、グーッ、のポーズで終了しました。
あっけなく終了。
い、いいんですかブラジル警察各位、、!
もしかすると例の滝で錆びた剣を抜き隠し持っているかもしれませんよっ
いずれにせよすんなり終わってよかったです。
検問の拘束時間は1時間にも及びました。
ご苦労様です。。
ということで、
18時間もの時を経て、サンパウロ着。
想定していたバスターミナルではないバスターミナルに着きました。
が、宿までは電車で一本で変わらないので結果オーライっぽいです。
ついでに次の街へ行くバスも買っておきました。
安心と信頼のCATARINENSE社。
ここから電車でサンパウロの路線図でいうところの大手町的なLuzという駅へ行きます。
ここが宿の最寄り駅です。
読み方がわかりません。ラズ?ラス?ルズ?ルス?
このバスターミナルはCPTMが運営するラインが直結しており、簡単にLuz駅へ行けました。
※サンパウロ路線図
どうやらMetro、CPTM、EMTUという三社があるようです。
日本でいうJR、メトロ、都営、という感じなのでしょうか。
今いるPalmeiras Barra Funda駅ホーム。
電車イン。
東京地下鉄より綺麗w
そしてLuz駅。
ルース駅って言ってるっぽい。
雰囲気、ヨーロッパのようです。。
でかい駅なので出口がたくさんありますが、
宿はなんとその中の1つの目の前でした。
この左側の小さな入り口がそれ。
看板が控えめすぎて住所を番地で辿っていかないとたどり着かない。
部屋はインド人のダンシだかダンテだか、すみません毎度人の名前を覚えられないのですが、よく喋るインド人で、このままだと観光する時間なくなるので上手いこと切り上げて部屋を出ようとすると、ニヤリと笑いながら
「Anyway.... Be careful... Good luck♩」
「Anyway.... Be careful... Good luck♩」
と全然Goodではない物言いで見送られました。
今日は日本人街リベルダージに行ってみます。
サンパウロはブラジルの中で最も日本人移民が多い街ですが、その中でももはやここ日本じゃない!?と皆が言う地域がこのリベルダージです。
最近は日本人というよりは中国韓国も入り混じり東洋人街と評されているようです。
そして、サンパウロで今日本人を狙った強盗が急増している地域でもあります。
スーパーデンジャラスです。
これに合わせてちょっと武装の内容を改良してみました。
今履いてるボニートで購入したハーフチノパンがやや緩めなのですが、逆に腰巻ベルトをこのチノパン内にすぽっといれてしまい、
現金の原資をそこにイン。
(パスポートとカードは全て宿のロッカー)
それ以外に3000円分くらいの現金を前ポケットに入れておき普段はそこから出し入れ。
減ってきたらトイレとか個室で腰巻ベルトから現金を補充。
ベルトの背中部分には小さな小物入れをくくりつけ、そこにパスポートコピーと米ドル100ドルと100レアル。
Tシャツとタンクトップの隙間に肩掛け小物入れを掛けそこに携帯。
片手にやっすいビニール袋提げてゴミとお菓子が少々入ってます。ここにも現金多少隠してます。
どうでしょうか。
もし強盗にあっても腰巻ベルト無いよ、手持ちの現金これしか無いお、と
max3000円を差し出す算段です。
逆に、
これしかねーのかッ、死ね!
これしかねーのかッ、死ね!
となるでしょうか。
そしたらお菓子と現金を差し出してみようと思います。
とか言っていざその時になったらすぐさまズボン下ろして有り金ぶちまけて逃げ出すと思います。
強盗は一瞬気でもふれたかと思うでしょうね。
さあ、リベルダージ地区へ。
宿前のLuz駅から地下鉄一本です。
便利!
いきなりすき家発見!!
今すぐいかないわけがない!!!
今すぐいかないわけがない!!!
なぜか焼きそばオシです。
店内もどことなく「憧れのTOKYO」感あります。
わかります?なんか東京を、江戸を洒落乙にしつつアニメーション混ぜ込んじゃったような感じ。
メニュー詳細
(1レアルだいたい35円換算です)
そして極め付けは
麦茶w!
懐かしい!
ちょっと久々すぎてカレーと米の配分を誤り米が余りました。
しばらくすき家やってなかったがために
すき家レベルを下げてしまったようです。いかんいかん。
ここから通りをちょっと歩いてみます。
もちろん日本スーパーもありますよ。
ふりかけ買おうかとも思ったのですがそもそも米が日本米でないと意味ないのでやめました。
ラーメン屋、というか日本食レストランが立ち並ぶ通りがありらしいのです。
来てみました。
どうしたんでしょう。
そのうちのとある店が半開きだったので思い切って中に入り、
何時からオープンするか聞いてみると、どうやら17:30あたりから
このあたりのお店は夜営業を開始するらしい。
なるほど、通し営業ではないのですね。
その間に、もうちょっと奥にある日本ブラジル移民資料館へ行ってみます。
このあたりのお店は夜営業を開始するらしい。
なるほど、通し営業ではないのですね。
その間に、もうちょっと奥にある日本ブラジル移民資料館へ行ってみます。
ここは1908年から開始された、
日本からブラジルへの移民の歴史を綴った資料館です。
移民開始当初のコーヒー農園での奴隷のような時期と、
徐々に日本人コミュニティができブラジル農業に逆に革命を起こしていく過程、
世界大戦が始まりブラジル内で日本移民達が混乱していく様子、
そして今現在に至るまで、
が紹介されています。
ちょっと画像ベースでご覧ください。





途中、随所にDVDを閲覧できる設備があります。
音声はポルトガル語なのですが、
受話器を取ると日本語が聞こえる、という大変に斬新な設備です。
さっそく聞いてみました。

この「コロノ生活の想い出」

さぞかしノスタルジックなストーリーかと思いきや、
奴隷のように扱われとにかく辛かった。。。という悲しい想い出でした。
なんだかすみませんでした。
入植地にはこんな獰猛なやつらがいたんだぞ、という様子。


この説明は、どういうスタンスで語られているのか甚だ不明です。
テヘッ
なのか、
・・・(特に感情は無い)
なのか。

この子とか、
笑いを取りに行ってるのか、
はたまた蛇の恐怖を伝えたいのか。
入植当時のお住い。

ポルトガル語辞書を作られた御方。


日本人コミュニティでは運動会も行われたそうです。
柔道、剣道、相撲。
ものすごい運動です。

文武両道。
ギター、三味線、将棋、レコード。

日本人がコーヒー農園から独立して幅を広げていった農作物。
ナスがでかすぎると思いませんか。





全体的に、この資料館の展示は、
日本人をヨイショしているのか、ただ単に切々と事実を並べているのか、
ちょっとよくスタンスが理解しかねました。
おそらく事実を並べるが9割、
その中で日系人としてのこのブラジルでのプレゼンスの表明意向が1割、
という印象です。
実際どうなのでしょうか。
もうちょっと係員の方にお話を伺えばよかったのですが、
ラーメンの時間になってしまったので御暇させていただいてしまいました。
・・・すみません、それは言い過ぎで、
もうちょっと日系ブラジル人の方にお話を伺うべく
近くにある「宮城県人会」という建物に行こうとしたのですが、
このあとゴミ箱を漁っていた屈強な男と目が会い、
しばし付きまとわれるという恐怖があり、
宮城県人会は諦めました・・・。
私が道路の右側に行くとやつも右側に移動し、
私が道路の左側に行くとやつも左側に移動する、
そして距離を徐々に詰めてくる、
という大変に恐ろしいやつでした。
本当の恐怖はいきなり銃を突きつけられるパターンないしは
急に首しめられて意識持ってかれるパターンなのですが、
こういった浮浪者系も十分に恐ろしいです。屈強ですし。
ということで屈強なホームレスから逃げているうちに17:30になりました。
ラーメンの時間です。

とんこつラーメンやらしてもらいます!!!
さすがにラーメンストリートとはいえ
背脂!とか魚介豚骨Wスープ!とかベジポタどろどろ!とか野菜マシマシ!とかカタ・コイ・オオメ!とかパパパパパイン!とかは無かったので、
久々に博多ものをやりたくなり、こちらを選びました。


一風堂な雰囲気ですね。
そして店員さんが全員日本語w
しかも非常に上手・・・!
ラパスやサンタ・クルスでは日本人経営レストランに行きましたが
さすがに店員は現地の方で、日本語喋れない人ばかりだったのですが
世界一(なのかな)日本人移民にルーツをもつ日系人を抱えるサンパウロ、
次元が違いました。
入り口の若者「お客様ご来店でぇーす」
全員「いらっしゃいませっ!」
てなよくあるパターンを
お客様に感謝、仲間に感謝、そして、博多の地に感謝
というTシャツをまとった集団に浴びせかけられます。
日本語上手ですね!? と見るからにブラジル人の女性店員に聞くと、
「あ、うちら日本生まれなんっす」
とジャパニーズJKのような快活な返答です。
ホームレスに追われたことなど吹っ飛ぶくらい元気もらいました。
ブラジルでは日系人も3,4世になっていくなかで
もう日本語喋れる人いないのではと思っていましたが、
こういう方たちもいらっしゃるんですね。
着丼!!

すみません、日本時代のクセでついつい
担々麺、硬め、濃いめ、+白飯
やっちまいました。

美味!
うまいです。
ちゃんとしてます。
流石です!
完 飲 。

ご馳走様でした。
となりの寿司屋。
こちらもきっと美味いのだろうと覗くと

殺人的なプライシングで失神するかと思いました。
トロ二貫ですでに先程のすき家カレーが二杯食えます。
寿司屋を諦め、
そば屋を探したのですが見当たらず、
まあ明日来ればいっか!と開き直り、帰路へ。
途中サンパウロの幹線道路を見渡せる場所にて。
壁の落書きが、治安面に影を落とす。
車はほぼみんなスモーク張ってます。
銃による強盗が多いためなんだそうです。

さあ、ここから、サンパウロでもかなり治安が悪いと言われるセントロに行ってみます。
そこにはセー大聖堂というサンパウロのカテドラルがあるのです。
歩いていける距離です。
もう食うもん食ったので、強盗にあっても後悔は無いです。
先程のくだりの通り、逆上して撃たれてしまっては元も子もないのですが。
携帯もポケットから首掛けバッグに入れ直し、いざ!
ということで道中の写真は一切ないですが、
やはり貧しい人が路上で転がってる数がグッと上がりますね。
ただ私は帽子+タンクトップ+サングラス+たわしみたいなビーサン、という
なに人なんだかわからない格好で歩いているためか
あまり見向きされません。
ただし、携帯を取り出して写真を撮っているとチラチラ見られている感じがします。
携帯を取り出して写真を撮ったのは
意外とセントロ中心のセー広場には警官が多数いたため、
彼らの近くで写真を撮り、逃げるように地下鉄で帰ってきました。
ということで以下写真です。
こちらがサンパウロのカテドラル、セー大聖堂です。

ヤシの木とのコントラストが美しいであります。

この写真を撮る前に、
入り口が閉められる直前だったのを走り込みで中に入れてもらいました。

でかいです・・・。
派手さはないですが、とにかく大きい。
南半球で最大のカテドラル、、、だかなんだか聞いたような気がします。




(天井)


南アメリカで聖堂は結構な数を見てきましたが、
このサンパウロの聖堂はとても素晴らしいと感じました。
あとはエクアドル・キトの聖堂がすごかったかな。
知識の浅い私には短絡的な印象論でしか語れないのが心苦しいです。
セー広場には地下鉄の駅があるので、
地下鉄に乗り込む直前にヒット&アウェイでソッコーで写真を幾つか撮ってみた。
セー広場。

なんとなく長閑な雰囲気だが、この周囲には道端に多数の人が転がっており、
なかには天高く手を掲げて ぎゃー とか わー とか叫んでる人が数名。
周囲は小便くさい。
この広場の向かいの建物。
もはやギャングいそう。

そんなこんなで逃げるように地下鉄に乗り込みました。
後ろから付けられている可能性もあるので電車はギリギリのタイミングで飛び乗りました。
地下鉄構内は大変に平和です。
Wi-Fiが飛んでいるからか、
若者たちがたむろして寝っ転がってます。

そんなこんなでサンパウロ初日が完了しました。
やはり危険を感じる瞬間は圧倒的に多いですね。。。。
リオはもっとこの上をいくのだと思うと気後れします。
ただこのサンパウロはそこまで見どころはないので、
思い切って明後日朝イチでリオに行ってみることにします。
もともとリオは2日間滞在の予定でしたが、これで5日間滞在となります。
気をつけながら、ゆっくり色々と見てこれればと。
ひとまず明日はサンパウロのお洒落地区、
バウリスタ通りに行ってみます。
これまた浮かれた日本人を狙った強盗急増地区です。
浮かれていない日本人なのかどうかわからない風貌で望みたいと思いますが、
しっかり気をつけていってきたいと思います。
みなさま、今しばらく御祈祷をお続けいただけると幸いです。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。
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