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#60 リオ③ いよいよセントロ宿、今日はスプレーを浴びる。in ブラジル(10) 2018.2.10


毎日ギリギリのところでやっておりますが、
こちらは着々と歩みを進めております。






南北線!

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カビルンルンに見えてきましたか?

私もです。


将来的には環七と環八にメトロが走ってほしいと願っていますが、
結構な同志がいると思っています。


本題は以上です。

恐れ入りますが副題に今しばしお付き合いくださいませ。

本日は3件のヒヤリ・ハットに襲われております。


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▼徘徊メモ

↓リオデジャネイロ ぶらり地図 3日目まで



・黒色:バスターミナル / Rodoviaria Novo Rio
・濃灰:各種の地下鉄駅、トラム駅
・水色:各種の宿
・赤色:
セラロンの階段 / Escadaria Selaron
・橙色:
カリオカ水道橋 / Carioca Aqueduct
・黄色:
リオデジャネイロ大聖堂
・黄緑:ボン・ヂ・アスーカル山
・緑色:
コルコバードのキリスト像
・桃色:リオ・カーニバルチケットオフィス
・青色:コパカバーナビーチ&イパネマビーチ

・黒色2:市バスターミナル
・紫色1:コブラ氏のウォールアート
・紫色2:リオデジャネイロ美術館
・紫色3:サンベント修道院
・紫色4:幻想図書館





















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リオ3日目。

いよいよ本日の宿はセントロです。
セントロというか、その端っこ、カーニバルの会場から徒歩5分です。

5分といいながら、また例のごとく曲がりくねった道の途中にあるので
急勾配であることは確実でしょう。

そして本日からリオは35度超え。
もうどうにかなってしまいそうなくらいの暑さです。



ちょっとセントロ恐怖症になっているので、
移動手段は地下鉄Cinelandia駅からタクシーにしました。


本日は土曜日なのですが、
唐突に本日から街中が大騒ぎです。

ちょっと大荷物なので大騒ぎの渦中の写真は納めていません。

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これまでは平日だったからでしょうか。落ち着いていたのですが。



もう地下鉄の中から大騒ぎ。

床は昨夜の余韻でビッシャビシャです。

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となりの車両がいきなり爆音で音楽が流れ出しクラブ状態が開始しました。
まだ朝10時ですけど。

※もはや人が入れない状況なので近づいてません。



地下鉄を降りてもそこは大騒ぎ。

ただこちらは全財産背負っているのでここでわきゃわきゃはせず
脇目も振らずに進みます。


タクシーを拾うも道路も大渋滞。
10分で着く距離は30分かかり、宿着です。


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この階段の上に宿があります。

階段上からの眺め。

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そして宿。

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衝撃の三段ベッド×3というとんでもないドミトリーなのですが、
カーニバル会場から近いということも有り満室。

若者が昨夜からの余韻でわーきゃーうっさいです。





さて、本日は勇気を出してセントロを中心にぷらぷらしてみます。

昼間っから馬鹿騒ぎしている若者で街は溢れているので、
多少は危険度が低いであろうという判断です。

とはいえタクシー乱発する余力はないので、市バスにて。
リオはGooglemapの経路検索で市バスが検索できるので便利です。

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宿の近くから出ている102番バスがバスターミナルまで行けるので、
まずはバスターミナルまで。
そこからトラム(路面電車)にのって港沿いを進みます。


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市バスのバスターミナル。
長距離バスのバスターミナルとは別なんですね。

この市バスのバスターミナルを出てちょっと北に進むと
すぐ長距離バスターミナルがありました。

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確かにこの間なら歩いてもそこまで危なく無さそう。



そしてこのバスターミナルのすぐ近くから、
トラム(路面電車)があります。

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乗車にはリオカードというSuicaみたいのを買わなければならないようです。

発券代が5レアル、乗車賃3.8レアルです。

券売機がポルトガル語かつお釣りが出ないらしく、
係員に手伝ってもらいました。

幸い小銭がちょうどあったのでなんとかクリア。
なおカードも使えるようなので小銭なくてもなんとかなるのではと。


トラム。

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車内。

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このトラムはリオオリンピック開催直前に開通したもののようで、
湾岸地区を走るとてもきれいな電車です。

そして湾岸地区は再開発がガシガシ進んでいるようです。

なんとなく横浜みなとみらいな感じ。


ただすぐそこにファベーラがあるということもあり、
もともと治安は非常によろしくないのでしょう。

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トラムからの景色はかなり殺伐としていました。
途中、浮浪者たちがガンガントラムの窓を叩いてきてビビりました。




トラム駅「Parada Dos Navio」駅に着きました。
この駅の目の前に、お目当てのこちらがあります。


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世界的に有名なウォールアーティスト、
エドゥアルド・コブラ氏による3000メートル四方の壁に描かれた
グラフィティアートです。

壁画はリオオリンピック開催を祝して描かれたものだそうです。
五大陸をテーマに描かれているんですって。


コブラ氏、ご存知でしたか?
常々不勉強な私は当然初耳ですが、
東京でも期間限定でウォールアートをやっていたようですよ。

http://www.christiantoday.co.jp/articles/21541/20160726/seibu-sogo-christ-wall-painting.htm


パノラマってみましたが、なんか違った。

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このあたりは全体的に再開発感がすごく、
ポリスメンもいて安全な印象です。

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ただ随所に廃墟があり、
もともとの治安はボロボロだったんだろうなと思われます。
窓とか粉々です。

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途中、開けたところに出ました。
港?

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リオは入り江のようになっていて、北と南の対岸には街があります。
そこへの一本橋。

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このまま港沿いをぷらぷらしながら次に目指すは
リオデジャネイロ美術館。

先日のサンパウロ同様、そのユニークな外観を御拝顔したいというただそれだけの目的です。



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閉館!!

土曜日だから?
カーニバル期間中だから?

無念です。


無念すぎてその外観を収めるのをすっかり忘れていました。


ただ外から中のこのファベーラの模型が見えたのでパシャリ。

ファベーラをもてはやすのは良いですが早急な治安改善を望みます。

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さて、ここからは湾岸エリアを抜けてガチセントロです。

この近くのサンベント修道院というところに行ってみます、


が、

その前に見えるもんが見えてしまったので、

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一旦。

マックシェイク、15レアル。
高いですが、ガソリンなので、しょうがない。



サンベント修道院は地図の通り、リオ美術館の近くにあります。
地図で見ると入り口が不明ですが、看板があるのでわかるかと。

ゲートを入るとこんな坂道をぐんぐん上がっていきます。

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こちら。

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なにが凄いって、
リオという街でこの落ち着き払った端正な外観も然ることながら、
その内装です。


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キンキラキンにまったくさり気なくない黄金仕様です。

さすがカーニバルの街。
いや、この修道院ができたときにはここまでカーニバルは派手ではなかったとは思うのですが
エクアドルはキト以来です、こんなキンピカな建物。

なぜ修道院をキンピカにする必要があったのか知りたかったのですが、
係員は英語が通じませんでした。

そしてGoogle先生に聞いてもいまいちわかりません。
修道院の人たちが1590年に、数十年かけて奴隷によって建てたことくらいしかわかりません。



礼拝堂は8体のさらにキンピカな彫像に囲まれ、

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その奥にはさらにキンピカな空間がありました。

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強盗はこの修道院を狙わないのだろうかと
どうでもよくもないことをついつい考えてしまいます。





ノッサ・セニョーラ・ダ・カンデラーリア教会。
偶然発見。

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ただ周囲があまりにも雰囲気が悪く、
アンモニア臭もすごかったので写真をこっそりとって逃げるように立ち去りました。


途中強面の男が急に近づいてきて超ビビリました。

ジロジロみて離れていきましたが、
状況によってはやられていたでしょうか。

ぼちぼち人通りもありましたが、
こいつはその人通りの一番後ろからひょっこり出てきました。
やっぱり人通りとかそんなの関係ないのですね。
(いざ強盗が発生するとみんな見てみぬフリ)

本日のヒヤリその1です。




さて、これに懲りずにここからさらに冒険します。

セントロど真ん中を通る大通りを進み、
幻想図書館という、ポルトガルがリオに首都を一時移管?した際の図書館が
とても素敵らしいのです。

が、ここが本当に治安が悪く、
私が頼りにしている先達ブロガーもまさにこの近くでナイフ強盗に遭遇しています。



途中、Uruguaiana駅のそばで若者たちが大騒ぎしていたのでなんとなく紛れてみました。

3秒で後悔しました。

まずみんななんらかでビッシャビシャ。
酒なのか汗なのかはたまた違うなんらかなのかわかりませんが
彼らはほぼ半裸で揉み合うように路上はもみくちゃです。

服を着ている私はもはやタオル。

そして足元も謎の液体がそこらじゅうに。
黄色や墨汁のような液体がビッシャビシャです。

そして音がうるさすぎる。何台アンプ繋いでるねん。

すぐ脱出しました。

ちょっと離れたところから動画。
音も拾えて無く、
ぜんぜんそれっぽさが伝わりませんが。。




市内バスももはやクラブ状態。
このバスは男たちが剣を振りかざして街中の若者と奇声を上げまくっています。

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そんななかで、
これから出会うかもしれない強盗に備えて最後の晩餐。

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そして近づいてきました幻想図書館。

なのですが、幻想図書館周辺、まじで雰囲気が悪いです。

本日が土曜日だからか完全にシャッター街になっており、
あれだけ若者で溢れていた界隈もこのあたりはご覧の有様。

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※この写真は開いていたお店の中から撮ったもの。


なぜお店の中にいるかというと、
前から来た二人組にいきなりスプレー浴びせられたのです。

催涙スプレーではなくなんのスプレーだったかわからないですが、
このお店に逃げ込んだ次第です。
よく逃げ込めたと思います。

どうしようボツリヌス菌とかだったら。


ヒヤリを通り越してますが、その2です。



この通りの向こうが幻想図書館です。

もう、この、行っちゃいけない感が凄い。

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走り込んで到着!!

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閉館してたがなっ!!!



なんだったですか私のこの一部始終は。


いや、
事前に調べておかない私が悪い。

すみません。



その後は人通りをみながら徒歩で宿まで帰りました。
ちょっとリスク意識麻痺してたかもしれません。

途中これまたガタイのいい男が肩に手を回してきて、
目の前のナイスバディの姉ちゃんの尻を指差しながら
耳元ですんげえ吐息仕掛けてきました。

無視しました。
ポケットの中のものは無事です。

ヒヤリその3。




参ったな。
今日で危険だらけのセントロ観光は終わりにさせたかったのですが、
どうしてもこの幻想図書館は行きたいです。

ということで月曜日にリベンジします。




ということで、今日も無事生きて帰ってこれました。

感謝!!


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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