#64 航空都市ブラジリア。inブラジル(14) 2018/2/14
- 2018/02/15
- 14:19
20時間バスの旅を爆睡で終え、
1ミリも世界史の勉強することなくブラジリアに到着です。
ここはブラジル政府が大草原にドカンとこしらえた都市で、
都市の形自体が航空機というかコンドルというか、をかたどっています。
都市の形自体が航空機というかコンドルというか、をかたどっています。
日常的な航空機での移動を大前提にした新型都市、と
以前の上司が教えてくれ、地図ヲタの血が騒ぎ続けていたのです。
せっかくなので久々にwiki引っ張ります。
ちょっと長いですが、ブラジリアの遷都の経緯とかも把握したかったので。
以前の上司が教えてくれ、地図ヲタの血が騒ぎ続けていたのです。
せっかくなので久々にwiki引っ張ります。
ちょっと長いですが、ブラジリアの遷都の経緯とかも把握したかったので。
1.ブラジリアとは
ブラジル高原の荒涼とした未開の大地(セハード)に建設された計画都市。
ブラジル人建築家ルシオ・コスタの設計により建設された計画都市地域は、
人造湖であるパラノア湖のほとりに飛行機が翼を広げた形をしており、
飛行機の機首の部分に国会議事堂や行政庁舎、最高裁判所が並び、
翼の部分には高層住宅や各国の大使館がある。
国会議事堂や大聖堂などの主要建造物は、
いずれもモダニズムの流れを受けた未来的なデザインで作られている。
これらの公共建築の主任建築家は、ブラジル人建築家オスカー・ニーマイヤーである。
2.遷都の経緯
ブラジルは、ポルトガルの植民地から独立した頃から
旧首都であるリオデジャネイロやブラジル最大の都市であるサンパウロといった
大都市が存在する大西洋沿岸部に人口や産業が集中している。
そのため、内陸の高原部との間で所得などの面で大幅な格差があり、
既に19世紀頃からその解消と、その方策としての内陸部遷都が叫ばれていた。
20世紀に入ってからも、何度か内陸遷都が検討されながらも
度重なる政変や第二次世界大戦の勃発などで具体的な形にならないままでいたが、
1956年に大統領に当選したジュセリーノ・クビチェックは、
新首都建設で内陸部の開発とそれによる国土の均衡的発展を企図し、
正式に新都市の建設とリオデジャネイロからの遷都を発表した。
インドのチャンディーガルと並び、
モダニズムの理念に基づいて計画的に建設された都市で、
工事はクビチェックの任期である5年以内に間に合うよう、
急ピッチで進められわずか41ヶ月間で完成。
1960年4月21日に供用を開始した。
3.功罪
この新首都の建設によって内陸部の開発が進んだが、
その一方で、莫大な建設費はブラジルの国家財政に大きな負担となって残り、
1970年代から1980年代にかけてブラジルを襲った経済不振と
高インフレの大きな原因の一つとなったとの評価もある。
新首都を国土の中央に建設した結果、
開発の進行によって内陸部の経済振興は進み、
ブラジル全体としてみれば、ブラジルの国土の中央部に
ブラジリア国際空港を建設したことにより、
航空路線の航路は東西南北の各地域を結ぶハブを得ており、
商業運輸の面でもこの地域の国道が整備されたことで、
中西部のマットグロッソ州方面から北東部のバイーア州など大西洋側の地域へ、
あるいはサンパウロ州から中西部、
北東部へと抜ける物流や長距離バス路線が再整備されており、
連邦直轄区の建設自体には今日、一定の意義が認められる。
しかしながら、道路は整備されているものの、
河川が無い内陸部に建設されたため水運手段がなく、
航空路線も国内線は充実しているが、
大きな産業もないため国際線定期便の就航は少ない。
また、サンパウロやリオデジャネイロ、マナウスなどの
他の大都市とは距離がかなり離れている。
このような状況から大企業の本社機能の移転などが行われるには至っていない。
さらに、ブラジリアは整然とした計画都市だが、
市内の移動は自動車による移動を前提にしているために、
実際の市民生活を送るには不便である。
しかも、国家プロジェクトとして緻密な計画が練られて
開発されたブラジリア市とは対照的に、
周囲の衛星都市は無秩序に発展し、
ブラジリアが位置する連邦直轄区内は州境の幹線脇を中心に
土地の不法占拠など半ばスラム化しているところもあり、
そうした衛星都市を都市圏とすることで成り立つブラジリア市もその影響を免れておらず、
一口に成功したとは言い難い状況である。
遷都の詳細、もうちょっと知りたいです。
なんにもないところにどうやって人を集めたのでしょうね。
衛星写真がこちら。
幹線道路に色がついているからなおさらですが、
飛行機が右向きに飛んでいるような街になっています。

そして、これがブラジル最後の街になります。
上記の背景も有り、
リオからちょっと遠いですが、せっかくなので足を伸ばしてみました。
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▼徘徊メモ
▼徘徊メモ
・行き先:リオデジャネイロ→ブラジリア
・行き方:長距離バス(KAISSARA社)
・時間:21時間(12:30発、翌日9:30着)
・行き方:長距離バス(KAISSARA社)
・時間:21時間(12:30発、翌日9:30着)
・料金:215レアル≒7409円
↓ブラジリア ぶらりマップ
・黒:長距離バスターミナル
・灰:地下鉄駅各種
・青:宿
・1:テレビ塔
・2:ドン・ボスコ聖堂
・3:ショッピング・モール
・4:国立博物館
・5:ブラジリア大聖堂
・6:国立劇場
・7:国会議事堂
・8:三権広場
・9:Temple of Good Will
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バスターミナル着きました!
サンパウロ、リオのターミナルより小さいです。
街自体も小さい印象です。
長距離バスターミナルは街はずれにあります。
すぐ隣に地下鉄「shopping」駅があり、
そこから街の中心地、「central」駅へ移動です。
そこから街の中心地、「central」駅へ移動です。
乗車賃は5レアル。
サンパウロ3レアル、リオ4.3レアルよりさらに高い。
平日の9:00ですが、
乗車客はほとんどいません。
通勤ラッシュ後なのだろうか。
Central駅から宿へはタクります。
歩くと30分くらいなのですが、街の感覚つかみたいという建前でタクシーです。
本音は、暑い。それだけです。
宿は地図の通り、両翼の北側真ん中あたり。
街並みは思ったよりも普通です。
普通の住宅&お店が立ち並んでる感じです。
そして宿の近くでタクシーを降りたのですが、、、全然宿が見つからない。
先達ブロガーのとある記事に、
ブラジリアは安宿が禁止されており、
みんな看板を掲げずにこっそり営業しているとありましたが、
そういうことでしょうか。
ブラジリアは安宿が禁止されており、
みんな看板を掲げずにこっそり営業しているとありましたが、
そういうことでしょうか。
ただ住所まで詐称するとは。
近隣住民に住所で聞いても
???
なのです。
10軒くらい聞いて周り、
ようやく知ってるっぽい人が。
この上だよ!
のように上を指す。
二階に行くとドアが閉まっているのでさらにその上の三階に。
すると
この下だよ!
のように下を指す。
なので二階のインターホン押しまくり、出て来たにいちゃんに聞くと
さあ?
コントやってる場合じゃないんだよ。
こちとら溶けそうなんだ。
もっかい三階に行くと(一般家庭だったが涼しかったので)、
奥から英語できる息子らしき人が登場し、おばあさんと何やら会話。
奥から英語できる息子らしき人が登場し、おばあさんと何やら会話。
そうするとおばあさんどこかへ電話をかけ出す。
おや、このパターン、既視感あり。
お兄さん
もうすぐここに宿の人来るからちょっと待ってて神!!
当家のわんころを急に撫で撫でする私。
そこへ宿のおっさん登場。
この家の方々に謝礼したいくらいなのにジュースくれちゃいました。
優しすぎる。。。
その後おっさんは住所とは全く違うブロックの、
家と家の隙間に入っていき、
建物の勝手口みたいなところに入って行くとそこに部屋が複数。
どうしたらよかったんですか私。
家と家の隙間に入っていき、
建物の勝手口みたいなところに入って行くとそこに部屋が複数。
どうしたらよかったんですか私。
予約完了時に、
場所がわかりづらいから個別に連絡しようとか
事前にやってくれないとここたどり着けません。。
場所がわかりづらいから個別に連絡しようとか
事前にやってくれないとここたどり着けません。。
そしてやはり宿には私しかいないようです。
ということで、時刻11:00。
ブラジリアの街に行ってみましょう。
ここからはバスです。
Googlmapでバス経路検索で乗るべきバスを
事前に見繕うのですが、この街のバス番号が凄いです。
事前に見繕うのですが、この街のバス番号が凄いです。
※画像最下部見てください
小数点第3位まであるんですけど。
まあ多分 . の前と後とで丁目と番地、とかなのだと信じたいですが、
人工的に作られた街のはずなのに
地図上の曲線美を求めておるのかやたらと道が
入り組んでいるためバス路線も入り組んでいるのでしょう。
地図上の曲線美を求めておるのかやたらと道が
入り組んでいるためバス路線も入り組んでいるのでしょう。
まずは街を一望すべく、テレビ塔に行ってみます。
上に登れるらしいです。
着きました。
ブラジリアはとにかく日陰がないです。
リオより気温はやや低いのですが、リオよりキツイです。
THE ブラジリア。THE 逆光。
ではさっそくテレビ塔へ!
と思いきや強面のおっさんがピースして何やら怒鳴って来ます。
情緒不安定かっと思いきや、どうやら14時オープンだそうです。
なんと。
どういう背景で14時オープンなのでしょうか。昼休み明け?
しょうがないので次の目的地、サンボスコ聖堂へ。
歩いて15分くらい。
ちょっとすでにその片鱗が見えていますが、
こちらの聖堂、
こちらの聖堂、
真っ青なのです青いステンドグラスで。
凄いです。
私訪れた時間は11:30だったのですが
どうやらミサか何かが12:00から始まるようで、
大勢の人がそそくさと準備中であまりバシバシ撮ってられない雰囲気でした。
そのミサかもしれないなにかに参加してみましたが、
内容が分からなすぎたので中座しました。
内容が分からなすぎたので中座しました。
すみませんキリスト様。
次はブラジリア美術館。
こちらもまた建物が面白いのです。
と思って来た場所には雑居ビルしかなかったのでスキップ。
Central駅まで戻って来ちゃいました。
リオで購入したのは靴底薄すぎて脚が痛かったのです。
ナイキ直営店があったのでそちらでこちらを購入。
だいぶ調子良さそうです。
もう
おかしら、ジャパカモ(ジャパニーズカモ)がネギ(ブランドもの)背負ってノコノコ歩いて来ますぜ
ヒャッホウ!お前らやっちまいな!
なんてこともない街なので、
機能性重視です。
400レアル=14400円。
ちょっと奮発。
まだ凍傷の足が痛いし。
そしてここから歩いて
航空機をかたどった街の機首部分へ歩いていきます。
ブラジリア劇場。
wikiの説明にも有りましたが、
こちらの建物も、ブラジルの有名な建築家、オスカーニーマイアーデザイン。
こちらの建物も、ブラジルの有名な建築家、オスカーニーマイアーデザイン。
ブラジリア美術館。
これです、私が目指してた美術館。じゃなくて博物館でした。
土星っぽい。
さっそく中に
閉館。
なんでまた。。
おっさん曰く、明日は空いてるよー、とのこと。
信じ難い。。。
ブラジリア聖堂。
いかつすぎる。
人々を救いを与えるどころかあの串で
中はしっかり教会です。
中は思った以上に明るく、
ステンドグラスが透明感ある綺麗な空間を創り上げていました。
回廊にギャラリーがありました。
夜景はこんな感じだそうです。
建設当時の写真。
一枚一枚のガラスをはめている図。
犬ダメ、携帯音ダメ、ショートパンツダメ。
私ショートパンツでしたがおなじくショートパンツの人多数いたので
失礼させていただきました。
道中のお土産物屋。炎天下。
やはり各々の建物をそうしちゃいますよね。
金属です。
触ったら火傷するかと思いました。
なんたらパレス。
ItamaratyPalaceかな。
と言われてもよくわからないパレス。
国会議事堂。
なぜこうなった。
↓あそこに行ってみたい。

この国会議事堂、中を見学できるんです!
早速行ってみました。
大変ご上品なマダムが入り口に。
私 見学できますか?
マ それは本当に光栄な事だわ。なんだけど、、大変残念ね。
私 あれ、休館ですか?14時からですか?
マ いいえ、違うのよ。そのお召しものではご入館は、いただけないの。
って言ってるかどうかわかりませんが、
そんなマダムな感じで要はショートパンツは入れませんとのこと。
なんてこった!!
大誤算。
大誤算を変換しようとしたらDAIGOさんって変換したこのPCも大誤算。
ブラジリア観光、ボロボロやないか。
わざわざここまで来たのに・・。
しょうがないので次行きましょう。
最高裁判所。
三権広場。
風にはためくブラジル国旗。
文化センター、ってGoogleMapには書いてあるけど、内容謎。
その近くの展望台。
からの景色。
残念ながら湖は見えませんでした。
「残念ですね」

文化センターとやらの脇にちょっとしたアート発見。

三権広場モニュメント1
三権広場モニュメント2
三権広場モニュメント3
いずれも炎天下で人を焼けそうなほど昂ぶってます。
もうここまででペットボトルの水3本浴びても干からびそうなので、
もうここでお開きにします。
バスで先程入れなかったテレビ塔へ。
ただせっかくなので夕焼けも見たいしと思い、
テレビ塔脇のマクドナルドへ。
久々のコーラやりながらブログ更新。
その後、テレビ塔のちょっと先にあるスタジアムに行ってみるも、
これ以上近づけない。
なんとなく奇抜な建築物であることを確認したのみ。

そして18:45頃にテレビ塔へ。
うーん、人影がない。
先程の入り口のおっさんに、来たよ!、とサムズアップすると、
おっさん、悲しそうな顔して「18:30で終了だよ」
バカ!!ブラジリアのバカ!!
すみません4日分の日記を一気に更新するとこうなりますよね。
いま時刻夜中3:30です。
明日はブラジリアからフライトです。
が、その前に行けたら国会議事堂と国立博物館リベンジしたいです。
寝坊しなければ。
中はしっかり教会です。

中は思った以上に明るく、
ステンドグラスが透明感ある綺麗な空間を創り上げていました。



回廊にギャラリーがありました。
夜景はこんな感じだそうです。

建設当時の写真。
一枚一枚のガラスをはめている図。

犬ダメ、携帯音ダメ、ショートパンツダメ。
私ショートパンツでしたがおなじくショートパンツの人多数いたので
失礼させていただきました。

道中のお土産物屋。炎天下。
やはり各々の建物をそうしちゃいますよね。
金属です。
触ったら火傷するかと思いました。



なんたらパレス。
ItamaratyPalaceかな。
と言われてもよくわからないパレス。
国会議事堂。
なぜこうなった。


↓あそこに行ってみたい。

この国会議事堂、中を見学できるんです!
早速行ってみました。
大変ご上品なマダムが入り口に。
私 見学できますか?
マ それは本当に光栄な事だわ。なんだけど、、大変残念ね。
私 あれ、休館ですか?14時からですか?
マ いいえ、違うのよ。そのお召しものではご入館は、いただけないの。
って言ってるかどうかわかりませんが、
そんなマダムな感じで要はショートパンツは入れませんとのこと。
なんてこった!!
大誤算。
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ブラジリア観光、ボロボロやないか。
わざわざここまで来たのに・・。
しょうがないので次行きましょう。
最高裁判所。

三権広場。
風にはためくブラジル国旗。

文化センター、ってGoogleMapには書いてあるけど、内容謎。

その近くの展望台。

からの景色。
残念ながら湖は見えませんでした。

「残念ですね」

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三権広場モニュメント1

三権広場モニュメント2

三権広場モニュメント3

いずれも炎天下で人を焼けそうなほど昂ぶってます。
もうここまででペットボトルの水3本浴びても干からびそうなので、
もうここでお開きにします。
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ただせっかくなので夕焼けも見たいしと思い、
テレビ塔脇のマクドナルドへ。
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その後、テレビ塔のちょっと先にあるスタジアムに行ってみるも、
これ以上近づけない。
なんとなく奇抜な建築物であることを確認したのみ。

そして18:45頃にテレビ塔へ。

うーん、人影がない。
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バカ!!ブラジリアのバカ!!
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明日はブラジリアからフライトです。
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