【2018/2/19】#69 ジブラルタル(1) 猿に飯を奪われる。
- 2018/02/20
- 13:08
本日はスペインを南下してジブラルタルに参ります。
ジブラルタルは国ではなくイギリスの自治領なのですが、
インデックスのためにタイトルはジブラルタルにしました。
歩いて一周できちゃうくらい小さい国です。
飛び交っているのは英語とスペイン語です。
そして物価はイギリスです。
▼徘徊メモ
↓ジブラルタルぶらりマップ
・黒左:アルヘシラス長距離バスターミナル
・黒右:ラ・リネア長距離バスターミナル
・1:ジブラルタル出入国審査
・2:道路を横切る滑走路
・3:カフェレストランが集まる広場(バーガーキングにwifiあり)
・4:メインストリート入り口
・5:ロープウェイ乗り場
・6:ロープウェイ山頂
・7:ジブラルタルロック
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・黒左:アルヘシラス長距離バスターミナル
・黒右:ラ・リネア長距離バスターミナル
・1:ジブラルタル出入国審査
・2:道路を横切る滑走路
・3:カフェレストランが集まる広場(バーガーキングにwifiあり)
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マドリードの南バスターミナルからinterbus社で揺られること8時間。
アルヘシラスに6:00に到着しました。
周囲は真っ暗。
夜明けは8:00くらいです。
アルヘシラスは2箇所停車しました。
最初に港に、次に市内バスターミナルです。
港はPUERTO、バスターミナルはCENTROと呼称してました。
港は地中海を船でモロッコへ渡る人向けです。
私最初PUERTOの意味がわからずうっかり港で降りました。
そして違和感に気づき居合わせた英語できる兄ちゃんに
運転手との会話を通訳してもらい、
再乗車して無事バスターミナルに着きました。
運転手との会話を通訳してもらい、
再乗車して無事バスターミナルに着きました。
まあ両者の距離間は徒歩10分だったのですが。
さてバスターミナルです。
カフェが開いたので8:30まで時間を潰し、
8:30のラ・リネア行きのバスでジブラルタルとの国境の町、ラ・リネアに着いたのが9:15。
ラ・リネア行きのバスは
このTransportes Generales Comes社が
運行しているのですが、
チケットはこのカウンターではなく、
バス乗車時に運転手に直接支払うスタイルでした。
2.75ユーロだったかな。
そして路線バスのように各所に停車していき、終点がラ・リネアです。
バスターミナルを出るともう目の前に
ジブラルタルの顔であるジブラルタルロックが見えてます!
ジブラルタルの顔であるジブラルタルロックが見えてます!
ちょっと山頂が霧がかってますが。
行ってみましょう。
ちなみに先程の写真の手前に見えている車が並んでいる先が入国審査場です。
国境です。
入ると右にはゲート、左には窓口、その手前に警官が。
(右のゲートはジブラルタル市民っぽい)
パスポート見せると日本語で
「ありがとうー!」と左へ誘導され、そのまま素通りでした。
これはやはり寿司効果でしょうか。
ヨーロッパいまのところ各街に寿司屋があるので
日本にinterestedな人が一定数いるのでしょう。
あれ、よく考えると国境素通り?
日本にinterestedな人が一定数いるのでしょう。
あれ、よく考えると国境素通り?
の先に入国審査官女子二名がいました。
あ、こっちが本番ね、
と思いきやめっちゃ2人してポテチ頬張ってます。
ポテチの手を止めず、パスポートを見て、
オッケー♪
ですって。
この仕事が羨ましい。
ということで簡単に入国。
入国スタンプすらありません。
最初にお目見えするのがこれ。
ジブラルタルロックと滑走路。
この無機質な道は、実は空港の滑走路なのです。
ジブラルタルは土地が狭いが故にこんなところに滑走路を作らざるを得ず、
国の唯一の幹線道路がぶった切られています。
なので飛行機の発着陸時は踏切が降り、
こうなります。
(出典:http://labaq.com/archives/51237787.html)
イイですね、クレイジーです。
踏切の表示。
これ、歩道と滑走路の境い目が無いので普通に滑走路進入できちゃいますね。
とはいえ管制塔も目の前ですし踏切には警備員が複数いるので
不用意なことしようものなら即投げ縄で捕まるのでしょうけれども。
不用意なことしようものなら即投げ縄で捕まるのでしょうけれども。
なおジブラルタル空港は見ての通り
滑走路のすぐ脇にジブラルタルロックがあり、
かつ偏西風に煽られやすいということで
世界で一番危険な空港と言われているらしいです。
その割には無防備に
住宅が周囲に派手に展開されていますが、
そこのところ、どうなのでしょうか。
ジブラルタルへようこそ的な。
ジブラルタルの街中にはポツポツとイギリスっぽいものが。
(イギリスをまだ知らないので、正確には「スペインっぽく無いもの」)
大砲。
メイン通りは免税店で溢れてます。


結構な店の数。
もうちょっと寂しい感じを想定していました。
「Super Dry 極度乾燥(しなさい」、
以前海外へ出張した上司に戴き物をしたのですが、
初めて店舗見ました。日本では通販では買えないのです。
初めて店舗見ました。日本では通販では買えないのです。
CRAZY PRICES!!
そもそも基準物価がクレイジーなので全然クレイジーではありませんでした。
なおバスターミナルのロッカーの使い方が謎だったので
今両手にぱちもんアンダーアーマー・ボストンバッグを
抱えているのですが、やはり重たい。
今両手にぱちもんアンダーアーマー・ボストンバッグを
抱えているのですが、やはり重たい。
そこへさして怪しいころころバッグ屋発見。
小さめころころバッグの相場が私には分かりませんが、
機内持ち込みできるサイズで4000円って安いです?
思い切って、ボストンバッガーから
ころころバッガーになってみました。
※ボストンバッグをゴミ箱突っ込んだ時に撮ったもの。
楽!!
ですが石畳の街ではガタガタうるさいですね。
日本の心、忍の心、の私としては
これまでの音もなくスタスタと街中を闊歩する感じは
あれはあれで自分が街に透き通った感じがして良かったのですが。
あれはあれで自分が街に透き通った感じがして良かったのですが。
なおジブラルタルに来て早速英語を使うわけですが、
アメリカ同様、ネイティブ英語は逆に着いていけません。
アメリカ同様、ネイティブ英語は逆に着いていけません。
この2ヶ月で私の英語はまったく成長していないようです。
さてケーブルカー乗り場に着きました。
国境から歩いて30分くらいでしょうか。
往復14.5ポンド or 19.5ユーロ。
高い、、!
なおケーブルカーと言いつつロープウェイです。
なんかたまにあります、ロープウェイをケーブルカーと言うケース。
どっちでも良いのでどうでも良いのですが。
そして写真が緑っぽいのは、
なぜかここは天井がなくグリーンのビニールシートで覆っただけの場所だからです。
崩落でもしたのですか。
なぜかここは天井がなくグリーンのビニールシートで覆っただけの場所だからです。
崩落でもしたのですか。
さて、ロープウェイ改めケーブルカーはグイグイ山を登っていき、
富裕層の邸宅たちをひょいひょい上から失礼し、
着きました山頂です!
いきなり猿がお出迎えです。
こちらは西側の景色with猿。
思った以上に良い景色!
こちらは北側。
ジブラルタルロックと、その奥はスペインです。
こちらは東側。
地中海の方面ですが、何も見えません。
麓にはビーチが見えます。
流石に寒くて誰も泳いで無いですが。
あるきながら西南東270度を撮ってみるがうまくいかない図。
ここでふと見ると猿が私のころころバッグのファスナーを開けようとしています。
ふふふそこには何も入っとらんよ。
しっしっと追い払い、
念のため南京錠を、、と思いきや南京錠がジッパーに収まらなかったので、
財布のウォレットチェーンを巻きつけて代用。
財布のウォレットチェーンを巻きつけて代用。
引き続き景色を、、、
と思ったその時、
強そうなでけー猿がウォレットチェーンもろとも
ファスナーをぶち開けたではありませんか!!
急いでカバンを引き上げようとすると
イグアスのハナグマ同様余裕で食らいつく猿。
中身は先程カバン屋で雑多に詰め込んだため私の私物がジブラルタルの空に舞います。
猿はその中から見事に私がちょびちょび食べていた
安物のパンと1リットルのジュースの袋を手に取り、
キキーとその場で食い散らかし始めます。
安物のパンと1リットルのジュースの袋を手に取り、
キキーとその場で食い散らかし始めます。
私のパン、、、(0.5ユーロ)
凄いですね、
猿ってこんなに頭が良いのですね。
私、猿なじみがないのでここまでとは想像していませんでした。
なお宙に舞った私の私物は周囲の人がてきぱき集めてくれ、無事でした。
領収書とかパスポートコピーとか散らかってていてこれ風強かったら結構アウトでした。
ジュースの箱を食い破って地べたに溢れたジュースを啜る猿。
むぅ、、、
いざというときはそうしろということですね先生。
学びです。
さて、
展望スペースの反対側に回ってジブラルタル海峡を、、、
と思ったら南側は小さな送電施設みたいのがあって海峡見えないw
異国を臨む海峡よりもジブラルタルロックを優先したわけですね。
徒歩で送電施設みたいなところの近くまで行けるので、無理やり取ってみました。
左側から。
右側から。
いずれもうっすら、
肉眼ではアフリカ大陸見えているのですが、、、、
写真ではもはや霞ですね。
向こう側はアフリカ大陸・モロッコです。
朝いたアルヘシラスから船でモロッコへ渡れます。
60ユーロくらいだったかな。
ちょっと私は先々の予定の都合でモロッコは行きませんが、
飛行機で行くより安いのでこのルートはありですね。
飛行機で行くより安いのでこのルートはありですね。
満足したので下山です。
帰りもケーブルカー乗車口あたりで猿たちがやりたい放題してました。
先ほどのとは別の南京錠をつけてみたころころバッグ。
動画の後半で猿が食いつきますが、
全然開けられません。
ざっまーみろ!!!!
ざっまーみろ!!!!
ざっまーみろ!!!!
取り乱しました。
すみません、食べ物の怨みは深層心理から自ずと滲み出るのですね。
要点を明確に描写しすぎた絵。
私のケースはどうなんでしょう。
0.5ユーロ分のパン奪われましたがその上罰金でしょうか。
ひとまず早々に下山しました。
時刻14:00。
次のバス19:00。
当初想定よりだいぶ健闘したほうだとは思いますが、やはり時間は余りました。
というか着くのが早すぎなのです。
バーガーキングがWiFiあったので
そこで日記更新したり次の街のBK情報集めたり
ころころバッグの荷物整理しているうちに17:00になったので、出発。
そこで日記更新したり次の街のBK情報集めたり
ころころバッグの荷物整理しているうちに17:00になったので、出発。
なぜ17:00か。
調べたところ、17:25にジブラルタル空港発のフライトがあるようなのです。。!
1日に数本しかフライトなさそうなのでこれは折角なのでチャレンジしたい。。。!
踏切。
ヤバイです、凄いです、
私の到着と同時にカンカン鳴り出しました!
読み通りすぎて超アガります。
フライト情報が胡散臭すぎる日本語サイトなので実態とは違うと思ってました。
踏切を待つ人々。
踏切を待つ人々と車たち2。
地元の人からしたら
早よせいイライラっ という感じなのでしょう。
実際20分くらい踏切は閉鎖されます。
前方右手が空港。
あの飛行機が離陸するようです。
はて、どう離陸するのでしょうか。
と思ったら、
ゆっくり
通過して
行きました。。。
ありゃ、
離陸はここじゃないのね、、、。
と思っていたのですが、
踏切が開きません。
そして地元の子供達がいよいよカメラを構え始めました。
こ、これはもしかして、、、
数分後、唐突に
ジェットエンジンの音がグイグイぐいぐい高まってきます!
ジェットエンジンの音がグイグイぐいぐい高まってきます!
ヤバい昂まるるるるるるるる!!
ほんとに目の前で離陸して行きました。。。!
凄いなこの大胆な滑走路。
この間、幹線道路は大々大渋滞ですからね。
踏切解除後、
ヒャッハーっとなだれ込んで行く通行人と車両各位。
これを毎日繰り返している訳ですね。。
朝は霧がかっていたのでもう一度ジブラルタルロック。
件の空港。
1日数回のフライトしかない(かどうかは知りませんが)割にはちゃんとしてる。
To SPAIN。
そして出国審査所に到着。
ぬかりました。。
先ほど踏切解除後にヒャッハーして行く各位を温かく見守りましたが、
結果、入国審査の長蛇の列の後塵を配することに。
とはいえお陰様で時間はたっぷりあるので、
のんびり手続きをし(もはやパスポートチラ見せして素通り)
この後はマックでガソリン注入し、
余ったポンドをユーロに両替。
この後はマックでガソリン注入し、
余ったポンドをユーロに両替。
ジブラルタルのお店の大半がユーロで払えるものの
お釣りはポンドで来るので、小銭が多少あるのです。
お釣りはポンドで来るので、小銭が多少あるのです。
多少、、、ほんとに多少でわずか2ポンドちょっとなのですが、
両替してくれました。
両替してくれました。
3ユーロちょっとになりました。
大事大事。
ジブラルタルのポンドはイギリス本土では使えないらしいのです。
してバスに乗りました。
次は一気にバルセロナまで行きます。
途中グラナダとバレンシアに寄るかどうかを検討したのですが、
今の私には2つの街を楽しむ知識と財力がないので、スキップします。
今の私には2つの街を楽しむ知識と財力がないので、スキップします。
3月になるとバレンシアでは火祭りが開催され大変楽しそうなのですが、
半月余分にヨーロッパで時間を使う体力がありませんで。。。
ということで、
明日からバルセロナ日和です。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
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