本日はバルセロナのハイライト、
サグラダファミリアとイカスミパエリアです。
どうですか、なんだかどっちがどっちか分からなくなってきましたか。
奇遇ですね。
私もです。
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▼徘徊メモ
・行き先:ジブラルタル→バルセロナ
・行き方:ラ・リネアバスターミナルから長距離バス
・料金:まさかの100ユーロ≒13500円
・時間:17時間(19:00発、翌12:00着)
↓バルセロナぶらりマップ(三日間で書き足していきます)
・黒:国内線バスターミナル / Estació Autobusos Barcelona Nord
・1:バルセロナ凱旋門
・2:シウダデリャ公園・噴水 / Cascada Monumental
・3:サンタ・エウラリア大聖堂
・4:サンテ・カタリナ市場
・5:レイアール市場(地元民中心・バル2件)
・6:コロンブスの塔
・7:ブケリア市場(食べ歩きとかはこっち)
・8:ランブラス通り入り口
・9:カタルーニャ広場
・赤:カサ・バトリョ
・橙:カサ・ミラ
・黄:ユニクロ
・黄緑:グエル公園
・緑:グエル邸
・水:サグラダ・ファミリア
・青:サン・パウ病院
・紫:カタルーニャ音楽堂
(レストラン・バル)
・緑1.Tapa Tapa
・緑3.Les Quinze Nits
・緑4.Ceverecia Catalana
・緑5.Tapeo ――――――――――――――――――――――――
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本日はガウディ巨匠の世界にもう一歩近づいてみようと思います。
グエル公園とサグラダファミリアです。
前夜に色々調べたところ、
いずれも混み合うため事前にweb予約せしという情報があり、
早速公式サイトをチェックしたところ、
サグラダファミリアは上まで上がれるエレベーターチケットが
明日はもう14:00の回しか空きがありません。。!
※グエル公園はどの時間も余裕でした。
これは想定外です。
ひとまず今日はこの14:00@サグラダファミリアを軸に動きます。
朝7:00。
まだ外は暗いです。
バルセロナ、初地下鉄。
マドリードと違って、
磁気カード無し、単一料金なので
大変簡単でした。
ただ料金2.2ユーロ、、!
かなり強気な価格設定です。
グエル公園は最寄りの駅から徒歩20分の距離。
ちょっと遠いです。
道中はガチ住宅街なのですが、
ガウディの大作のお膝元ということもあり、
雰囲気出てます。
街角の階段
街角の階段その2
家?
いきなり登場「ガウディ4D」。
どういうことでしょうか。
ひとまず超楽しそう。
ただ扱う素材はそうじゃなさそうです。
恐竜と兵士の図が。
毎度おなじみ標識大喜利の時間です。
これはなんでしょう。
私は一瞬
「グエル公園ハイキング歓迎!」
かと思いました。
二人ともお弁当箱もってるじゃないですか。
着!
メインエントランスのこの大階段が目印です。
なのですが、様子がおかしい。
事前に調べた限りでは、
このメインエントランスは出口であり、
普通は入れないはず。
有料入り口はまた別のとこにあると聞いてたのですが。。。
ひとまずこのメインエントランスが
一番人気ということで賑わってます。
※これトカゲ。後から知ったのですがこれはとても人気らしい。
こんなやる気ない写真しかとっていません。
入り口脇の建物も。
ヘンデルとグレーテルのお菓子の家をイメージしているらしい。
大階段の左の方には
洗濯女の道。
ちょっとこれ凄くないですか。
回廊自体が波打つように捻れてます。
素敵。
この柱たちですが
こんなのがズラっと並んでいます。
その中にひとつだけ(写真右)
洗濯?かわかりませんが女性像が。
これがこの道が洗濯女の道と言われている所以だそうです。
なんて安易な。。!
さて、一通り見終えたので、
有料エリアを探します。
歩き方先生が言うのはメインエントランスの左右双方にあるとのことですが、、、
それっぽいところを進んでみます。
先ほどの大階段を囲うように公園が展開されてます。
そしてこちら側には何もありません。
むむ。。
係員に聞いてみると、
なんと、
私がさっきまでいたところが有料エリアであり、
朝8時までは無料で入れるのだと!!
入場料を払っておいて、
無料で入れる時間に来てしまうと言う、
大変に寄付みたいな行為をしてしまいました。
あいにく寄付できる余裕はありません。
ボリビアーノでもよければありますが。
(ボリビアで余ったお金)
まあ良いです。
時間はたくさんあるので、公園を散歩します。
この公園、
元々は何もない小高い丘に新しい街を作ろうと、
ガウディの大パトロンかつ大親友のグエル氏が提言して
ガウディがおっす!と手がけたものの、
場所が辺鄙で難易度高すぎて頓挫し、
その後バルセロナ市が公園として再利用した場所なのです。
なのでとにかく高低差が凄い。
凍傷の足指には堪えます。
公園マップを見ると、
向こうの方に噴水があるっぽいです。
行ってみます。
人っ子ひとりいません。
たまに犬を散歩してるおばあさんがすれ違う程度。
道中
倒木が行く手を塞ぐ。
迂回して辿り着いた、噴水
ちょっと、オフシーズンだからってやる気なさすぎでは無いですか。
遊泳禁止!
と書いてましたが、泳ぎようがないし。
がねーし!
と打とうとすると「ガネーシャ」が出て来ます。
私はどこに導かれようとしているのでしょうか。
そこから公園外郭をぐるっと回って滝のようなマークがある場所へ。
道が強制的に公園外の一般道に行ってしまうため
何度か丘を駆け上がり、
強引に標高を上げて行く。
辿り着いたのは滝ではなく水飲み場でした。
ガウディー!!!
デザインとアートのバランスって難しいのですね。
そのままさらに公園の高みを目指し、
頂上っぽいところにたどり着きました。
やや霞みがかってますが、
バルセロナの街。
ひとまずそのまま崖を下っていくと徐々にまたガウディっぽい雰囲気が。

すごいなぁ、、、と思いながら、
どこか既視感を感じるのは、
日本で見る映画や映像は
こうした海外のアートや景色に
インスピレーションを受けているからかも、と
ちょっと思います。
そんなガウディの作品に便乗したがるお茶目な樹。
ガウディ博物館。
行く価値はあまりない、と各ガイド本で酷評されている。
やっちゃダメよコーナーに、さすがはバルセロナ。
蹴球が。
左上の犬、ちょっとお命頂戴一刀両断みたいになってますが。
にしても日本人が多いです。
女子大学生っぽいのが多いです。
卒業旅行でしょうか。
みんなかの国の女性のように
いかになんたら映えする写真を撮ろうかと躍起です。
民度を問われるのでご遠慮願いたい。
・・・む、私も同じようなもんか。
おや
そういえばあの広場に行ってないな。
広場を波型のベンチだかというガウディの作品が囲っている場所です。
が、あそこは有料エリアです。
しまった、朝行った時に行き忘れてました。
手元のオンラインチケットは8:30まで。
時刻すでに9:00。
やっちまったピーナッツ。
有料エリアに無料時間に入っておきつつ、
見るべきものを見ずして本来の入場時間を過ぎてしまい入れないという。
ですがワンチャンス行ってみましょう。
行けました。
いや、よくみたらEチケットには8:30の30分以内にエリアへ入場を、とありました。
時間は9:02。
ギリギリセーフだったようです。
ということで改めてこちら、
中央広場の波のベンチです。
なおこの写真は中央広場の左半分であり、
残念ながら右半分は激しく工事中です。
この下の「市場」と呼ばれる場所も工事中。
ただ天井にはそれらしき面影を感じます。
有料時間帯となっていますが、
ツアー客がどんどん入って来ていて大盛況です。
朝一無料タイムはこういう観点でメリット多いかもしれません。
さてここからですが、
サグラダファミリアの予約時間は14:00なのであと4時間あります。
ひとまず昨日、目の前を通っておきながらすっかりスルーしてしまったグエル邸へ。
ここはグエル氏がガウディに邸宅をオーダーし、
まずは別邸作ってみたところグエル氏が出来栄えに大喜びしてしまい、
もう住んじゃえ!ってなったお宅です。
入場料12ユーロと、
安くはないですが昨日のカサ・バトリョやカサ・ミラより全然安いので、
入ってみることにしました。
時間あるし。
入り口でオーディオガイドを配られるにつきスタッフに
Where are you from? と聞かれるのですが、
私の前後周辺全員日本人でした。
繰り返しですが
ここバルセロナは本当に日本人観光客が多いです。
サンパウロより全然日本語が聞こえて来ます。
グエル邸、
思っていたよりすごかったです。
大階段がお出迎えし
ステンドグラスが光に色付けをし
まだまだ大階段が続き
またまたステンドグラスが光に色付けをし、
天井もしっかり技巧が施され、
家の中央エリアには2階から5階まで続く
太陽光差し込む吹き抜けがあり、
当然キンキラキンな装飾もあり、
一つ一つの部屋にはそれぞれのガウディの意向やグエル氏の想いが綴られていました。
※トイレ
オーディオガイドからはガウディの技巧の詳細や意匠のこだわり、
そしてグエル氏の暮らしぶりなどが不自然な日本語で紹介されてきます。グエル氏の暮らしぶりは大変興味がないですが、
やはりオーディオガイドは良いですね。
一つ一つに興味関心が持てます。
分からないと分からないまま、
ふーん、で終わっちゃいますからね。
まあ事前知識云々はさておき、
その場所その瞬間で五感で感じるのが私は好きなのですが。
屋上に出ました。
大曇天ですが、ここにもガウディのデザインが爆発しています。
中央吹き抜けの真上にあたる大きな屋根と、
それを取り囲むケーキみたいな煙突達。
これみんな煙突です。
邸宅内部はかなりゴシックですが、
どうしてテラスだけこんなはじけちゃったんでしょうか。
テラスならちょっと遊んでもグエルさんにはばれないよね、
なのか、
ねえちょっとガウディくん、テラスくらいもうちょっとKawaii❤︎が欲しいよ
なのか、
違和感拭いきれないところです。
ガウディ手掛けた煙突の上でこのカモメがフンをしました。
彼にとってはそんなもんです。
\お、ちょうど良い便器発見♪/
遠くにはロープウェイが見えます。
すぐ裏には一般住宅が見えます。
着工当時はたしかまだこの時点ではガウディは
そこまでの知名度ではなかったはずなので、
住民からしたら最初は
楳図かずおハウスが建ったぞ
みたいな気持ちだったでしょうね。
トイレ。
オシャレすぎて最初どこにドアがあるのかわかりませんでした。
世界は左です。
縦の棒が把っ手です。
地下にも意匠を凝らした空間が。
ここには馬車の馬を止めていたんだそうな。
いくつか鎖を繋いでおく馬の形のオブジェ(こういうのなんていうんでしたっけ)が。
同じ要領でこちら。
なんでしょうか、ケルベロスでしょうか。
鎖で繋ぐには心許なすぎる相手です。
出口。
このアーチ型のデザインが当時は大変画期的だったそうです。
ローマ水道橋然り紀元前からこの手のデザインは存在したと思うので
たぶん聞き間違いです。
その後、スタバで昼寝。
最近ついついやってしまいがちなのが、
(席が空いてる時に限りますよ)
前客が片付けていない席に座り、あたかも客を装っての休憩。
これとか2人分のカップあるのでバレバレなのですが、怒られたら退きます。
痺れるんです、物価。
12:00になったので
昨日の日記で宣言したイカ墨パエリアをやります。
こちらのお店にて。Les Quinze Nits。
ここは
「普通のファミレスみたいなもんだがイカ墨パエリアは絶品。コスパ良し」
という評判だったのですが、
誤算は
「オーダーは2人分から」ということと、
「必食BKであるパスタパエリアではない」
という点でした。
前者は、まあペロリなので問題なし。
後者が問題です。
イカ墨パスタパエリアのお店がなかなか見つからず、ようやく見つけたと思ってたのですが、ここは「イカ墨パエリア(ARROZ NEGRO)」と「パスタパエリア(FIDEUA)」が有名なのでした。
ということで、
一旦イカ墨パエリア二人前を注文しました。
鍋ごと来ました。
まあ、そうなりますよね。
だから2人前なんですよね。
安定のアリオリソースで頂き超美味い。
昨日食べたばかりですが
やはり超絶ですね。
まあ写真はただの黒い塊ですが。
アリオリソースって、
moco’sキッチン情報によると簡単に作れるんですね。
これね、私、やるでしょうね、日本でも。確実に。
ただご存知でしたか。
パエリヤって物凄い量のオリーブオイルが投下されているのです。
2/3食べたくらいで一瞬意識飛ぶかと思いました。
南米中は節食してた(食べたいものがなかった)ので胃が小さくなっているのです。
そこへ大量の米と油がこんにちわ、
という次第なのですから私のストマックもベリーにサプライズでしょう。
く、苦しい。。
なおこちらのお店ももはや3/5が日本人でした。
おそらくみんな大学生です。
卒業旅行でしょうか。
裏山です。
そしてこんな小汚い妙齢のおじきが
独り2人前の鍋を平らげている姿をどう見るでしょうか。
全く声をかけられないのは
いろんな意味で日本人っぽくないからかなーと
能天気に私は今日も元気に2人前のパエリヤやらせてもらってます。
さあ、参ります。
サグラダファミリアへ。
最寄駅はその名もサグラダファミリア。
地下鉄駅の階段を上がるといきなり!
受難のファサードです。
、、、の前に、
サグラダファミリアの概要を転載しておきますね。
・そもそもサグラダファミリアは聖堂。
・1882年に初代建築家ビリャールが着工
・翌年に建築家ガウディが引継ぎ
・太陽が昇る東側に「生誕のファサード」
・太陽が沈む西側に「受難のファサード」
・ファサード=正面、という意味
・ガウディは生誕のファサードを作り上げた
・がその後没。
・今はガウディが遺した設計図を元に工事が進められていて、ガウディ没後100年にあたる2026年の完成が目指されている
・それぞれのファサードには聖書の物語が彫刻で表現されている
冒頭に、そもそも聖堂、と
あえて書いたのですが、
皆さんサグラダファミリアがそもそもなんだったかって正確に知ってましたか。
私アバウトでした。
建物なのは当然なのですが、
ただの街のシンボルなのか、オフィスビルなのか、ショッピングモールなのか、電波塔なのか、お祭りなのか、卒業制作なのか、教会なのか、修道院なのか。
そして名前が名前ですからね、
サグラダ家のなにかなのかと思ってました。
ハプスブルク家的な。
小室ファミリー的な。
そして、
以下、いちいち一つ一つに説明が入りますが、
ガウディ的には
「すべてが構造であり、すべてが象徴である」
だそうです。
巨匠に免じてご容赦ください。
そして各種説明は
こちらのサイトから引用させていただいております。
■バルセロナ・ウォーカー http://kamimura.com/?p=7724
そして記述の通り、旧約聖書の内容がベースになっていますが、
私は諸般の事情で幼い頃に聖書に触れる機会がかなりあったので
うろおぼえながらある程度、頭に入っております。
以下、細かい前提事項は省略しているのであしからずです。
ということで、
先程のがその聖堂・サグラダファミリアの
受難のファサードです。
動画。
天高く黄金のキリスト様在住です。
このファサードはイエス・キリストが受けた数々の災難を表現しているそうです。
日当たりが強すぎて写真見づらいですが、
■最後の晩餐
ご存知、キリストが処刑される前夜の最後の晩餐の場面。
弟子たちの苦悩の表情がなんとも。

■16数字の板
後ろに見える合計16個の数字が描かれた一枚のパネルは、
4つの数字を縦、横、斜めいずれの組み合わせで足しても
イエスの死んだ年齢「33」を表しています。・・・イエスは年下か・・。
■ペテロの否定
キリストが捕らわれた後、弟子のペテロがキリストを
知っていることを否定した場面。
後ろの三人の女性が三度に渡り否定したことを表しているそうです。
■鞭打ちのキリスト
中央の門の柱、私達と同じ目線にあるのがこちら。大変つらそうな。
最初、大変恐縮ながら、隠れんぼかと。
■この人を見よ
鞭打ちの刑の後に、民衆の前にさらし者される場面。

■ネガのレリーフ
十字架を背負わされて自ら歩くキリストに、汗を拭うよう布を差し出したヴェロニカ。
その布にはなんとキリストの顔の跡が残ったという場面。
■キリストの磔
磔で死んだキリスト。
傍にいるのはヨハネに慰められる聖母マリアとマグダラのマリア。
キリストの足元には死を意味する頭蓋骨が置かれている。
■サイコロ遊びにふける兵士達
キリストが十字架に磔になっているにも関わらず、
キリストから奪い取った衣服を賭けてサイコロ遊びをしている場面。
■ロンギネス
キリストが磔になった際に、更に脇腹に槍で突きさしたとされる兵士です。
この槍がいわゆる「ロンギヌスの槍」と言われています。
■キリストの埋葬
ヨセフとニコデモにより、今まさに埋葬されようとしている
布に包まれたキリスト。その後ろには、膝まづく聖母マリア。
なお受難のファサードは全体的に骨と皮のようなデザインになっているそうです。
「痛み」を表しているのだそう。
そしてこちらが生誕のファサード。
こちらの方がいわゆるサグラダファミリアとして有名です。
・・・逆光ですけどね。
動画。
こちらは文字通りイエス・キリストの誕生をテーマにしています。
上の方、最も目立つところにある、生命の木。
左の2本の塔と、右の2本の塔を結ぶ渡り廊下の間にクリスマスツリーみたいなの
ありますよね。それです。
群がるハトは神のもとに集う信者だそうな。
その下、聖母マリアの戴冠。
キリストが聖母マリアに冠を授ける場面です。
以下の写真はいくつかまとめて。
■聖母マリアの受胎告知(真ん中の上)。
こちらも有名な画面です。
さらにその左下3人、右下3人の楽器持ってるのが■奏楽の天使たちで、
ここの幾つかは日本人の外尾悦郎が手がけているんだそうです。
■ラッパを吹く天使
キリストの誕生を告げるラッパを吹く天使たち。
先程の全体写真の左端と右端にあります。

■羊飼いの礼拝
最初に星を見て神の子イエスの誕生を知った羊飼いたちが
ベツレヘムへ向かって礼拝する場面で、
この羊飼いは神に対しての私達、民衆の象徴と言われているそうです。

■エジプトへの逃避行
ヘロデ王のイエス殺害計画を知り、
幼いイエスを胸に抱いたマリアたちがエジプトへ逃げる場面

■幼児虐殺
イエス・キリストの誕生を知ったヘロデ王は、
王の座を失うことを恐れ生まれた幼児を見境なく殺するよう命じる。
こちらは赤ちゃんを殺そうとする兵士に、母親がすがりつく場面。

■聖母マリアの訪問
聖母マリアが神の子キリストを身籠もったことを伝えるため、
従姉のエリザベトを訪ねている場面。

■働くキリスト
大工である養父ヨセフを手伝って働く、若きキリストの姿を描いた場面。
正面の門の両サイドに亀。
左側は足がヒレ。
右側が足が指。
左側は地中海の方角で、
右側はカタルーニャの山々の方角だから、だそうです。
ということで中に入ってみまーす。
で、そのまま塔に登ってみまーす。
塔は、
生誕のファサード側と受難のファサード側とあります。
どちらも一長一短のようなのですが、
私、生誕のファサードのつもりが受難のファサードに事前予約してたようです。
まあ結果、日当たり良好で良かったです。
塔にはエレベーターで上がれます。
さすが近代建築。
塔の上、というか途中の塔と塔を繋ぐ渡り廊下から外が見えるのですが、
当然物見櫓の機能は想定していないので
このように、無理やり隙間から意味不明な構図を撮る、という行為にみんな必死になってます。
工事真っ最中。
なお先程見上げた件の黄金のキリストが目の前にあったのですが、
写真撮り忘れました。
この渡り廊下、四畳半くらいしかなく、
すぐにみんな飽きて降りて行くのですが、
外が見えるのはここぐらいでした。
29ユーロ(塔なしの入場料が15ユーロなので塔だけの換算は14ユーロ)は
ちょっとどうでしょうか。
ただ私は満足です。
塔の内部が拝見できたので
構造物ヲタクとしてはちょっとワクワクアゲアゲでした。
なぜならばこの帰りの階段。
塔の内部は空洞になっており、
そこに思い切ってエレベーターぶち通してるのもすごいですし、
帰りは隣の塔の階段を降りて行くのですがその階段の構造が強烈。
この螺旋階段すごくないですか。
これは上から覗き込んだ構図です。
しかもこの階段、
手すりが左側で、右側は何もないので、
右利きで右手でカメラ撮影する人は恐怖です。
螺旋階段は地上まで続くので65mの高さを手すりなく降りる感じです。
この螺旋の中心の写真を撮ろうとすると
左の手すりには手が届かないのと
螺旋階段の途中にいるので平衡感覚が整わない中でエイヤで撮影です。
これ落ちる人いるのでは。
逆に65m下から65m上を拝見。
この塔、
サグラダファミリア完成時には18本もの数になる(今何本なのか不明。見た感じ8本)そうです。
そしてただの塔ではなく、鐘楼であり、約60個の鐘が付くそうです。
そしてガウディはその鐘の音が美しくなるよう、音響の研究までしたそうです。
ということでタワーツアーは終了です。
14ユーロの意義は人それぞれでしょう。
そしてここからはオーディオガイドを借りて(タワー料金込み、日本語あり)、内部を見学です。
聖堂内、正面
祭壇
凄いです。
これまでの聖堂とは桁が違う大きさです。
ガウディは、太陽を、大いなる画家、と評したそうですが、
この聖堂は他の聖堂以上に光を取り入れています。
天井までをパノラマで見上げてみる。
動画。
足元にはこのモザイク画。
I=イエス
M=マリア
J=ヨセフ
だそうです。
先ほどの縦長画像、
手前両サイドに太めで上の方に丸いオブジェがついてる柱がありますが、
これがこのサグラダファミリアを支える最も大事な柱だそうで、
最も頑丈な素材を用いているそうです。
右後ろ、左後ろにもあり、この4本は
イエスキリストの4人の使い(?)を表しているそうな。
そしてこの聖堂は天井までズドンっと伸びる柱が
すんごいたくさんあるのですが、
これは「森」がテーマなのだそうです。
確かによくみると柱の上部は枝のように分岐し、
天井に吸い込まれるようにして屋根を支えています。
これは天井を見上げる信者たちの、
神と一体化をテーマにしているそうです。
生誕のファサード側の入り口の上部にはヨセフ像。
受難のファサード側の入り口の上部にはマリア像。
そしてめちゃめちゃでかいステンドグラス。
生誕のファサード=朝日側
青や緑の抑えめな色
受難のファサード=夕日側
赤とオレンジの強めな色。
時刻は15:00前なので
かなり西日が入り、聖堂内はオレンジ色の光で満たされていました。
祭壇の下の地下にも礼拝堂があり、
そこにステンドグラスの光が差し込むように設計されています。
写真では何が何だかですが。
ということで、、、
サグラダファミリアでした。
今日は日記が長いです。
もう私もサグラダファミリアのように頓挫しそうです。
ただ私は無名の乞食であり誰も完成まで跡を継いでくれないので頑張ります。
さてサグラダファミリア後は
一旦バスターミナルへ行き次の街へのチケットを物色。
ヨーロッパは列車も発達しているのですが、高いのです、値段が。
なので
世界の車窓から、
なんてあんな優雅なBGMとはまだまだ無縁です。
そしてその後、おやつ。
お店はCerveveria Catalanaです。
バルセロナ必食BK④「マテ貝のグリル」
マドリードでやれなかったやつです。
やだ美味い!
やはり美味かったです。
食べれて良かった。。。
このCerveceria Catalanaはどのサイトでも
バルセロナ・バルの定番中の定番として勧められてました。
メニューの表示は料理もののみの記載で、
基本的には
カウンターに並ぶ食材で食べたいのあったら指差してくれっ
とお兄さんが言ってました。
聞き取り正しいかな。
だとしたらなかなか初心者にはハードル高いです、値段わかんないし。
ヤバいものを見つけてしまいました。。
私の心の拠り所です。
やはり普通に高いですが、
NY以上に街全体が高いのであまり気にならない値段です。
私は気にしますが。
気にしますが、心の療養のために数点購入。
そして宿の近く過ぎて気づいてなかった「王の広場」へ。
昨日訪れた、大聖堂の裏手です。
ゴシックな建物に三方を囲まれたこの広場。
奥に見えるのは、
昔コロンブスが航海から戻った際にイサベル女王に謁見する際に上った階段だそうです。
私も心は大航海なので上ってみました。
何も起こりませんでした。
そしてバスの時間が決まったので
宿で次とその次の街の旅程を練り、
交通手段と時間の確認をし、
宿を取り、
行き先を地図にプロットし、
とやっているとあっという間に夜21:00。
いかんいかん、
本日の一番大切なイベントがあるのです。
場所は宿から徒歩3分。
こんな灯台下暗しのTAPEOというお店にそれはありました。
バルセロナ必食BK⑤
「イカスミのパスタパエリアアアアアアアアアアアア」ーーーーーーーーー!!!
超超 超超 超超 超超
超超 超超
超超 超超
超超 超超
超超 超超
超超 超超
美味い!
アスキーアートってもう流行ってないですよね。
それはさておきこれは確かに美味い!!
バルセロナに1ヶ月旅していたという
前職の謎後輩がイチオシなだけあります。
(ていうか君は何があったんだ。)
見てくださいこの光沢。
黒過ぎてよく分かりませんか?
奇遇ですね、私もです。
パスタはショートパスタと言うのでしょうか。
素麺のように細く、お皿の上で芝生の様に美しく
黒々と間接照明を乱反射させてます。
メニューの名前は
“Fideua” black catalan cuttelefish pasta
でした。
なかなかGoogle先生がこの料理にたどり着いてくれないのは
ARROZ NEGROではなくFIEDUAだからなのですね。
あ、しまった。
スペイン語のメニュー名を確認していませんでした。
とはいえワタクシ的には
パスタも米もどちらも好きです。
つまりは、マヨ+ニンニクのアリオリソースが好きなだけかもしれません。
なんだか安心しました。
やはり私はお上品なグルメ家なのではなく、
ジャンクな人間なのでしょう。
そしてこの後、その足で、
サグラダファミリアにもっかい行きました。
せっかくなので
ライトアップを拝見しておこうかと。
ということで、
こちら受難のファサード。
こちら生誕のファサード。
生誕のファサードと、月。
と、警備員。
ご苦労です。
ここまで呼んでいただいた皆々様も、
ご苦労様です。
いつもありがとうございます。
そして明日もどうぞよろしくお願いします。
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