【2018/3/2】#80 イギリス(2) ポンテカサステ水路橋
- 2018/03/04
- 09:30
本日から二日間、かなりの離れ技でイギリスを冒険します。
そうまでして見たかったのが掲題の「ポンテカサステ水路橋」。
テレビで見てからいつか行きたいと思っていました。
私のこの旅の最重要目的地の一つでもありました。
念願の、ポンテカサステ水路橋です・・・!
▼旅程
3/2
1.ロンドン→リバプール・・夜行バス
2.リバプール→チェスター・・鉄道
3.チェスター→ルアボン・・鉄道
4.ルアボン→トレバー・・路線バス
5.トレバー→チャーク・・徒歩
6.チャーク→リバプール・・鉄道
3/3
7.リバプール→エジンバラ・・夜行バス
8.エジンバラ⇆ロスリン・・路線バス
9.エジンバラ→ロンドン・・夜行バス
このうち3の鉄道が雪でキャンセルリスクがあるのと
6に至っては雪キャンセルはもちろん一日一本しかなさそうという奇跡。しかもルアボンとチャークは無人駅なんですって。
各合間の時間はかなり余裕を見ていますが、無事にロンドン帰ってこれるだろうか。
念のため9の夜行バスはまだ取ってませんが、流石にWiFiどっかで拾えるだろう&大きい街なのでチケット売り切れはないだろうと判断。
そして携帯の充電ですが、ようやく新iPhoneのアクティベートが私のandroid携帯のSIMカードで実行できて二台持ちになったので、いざとなればそちらも使える算段です。
まあ、、、なんとかなるでしょう。
――――――――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:ロンドン→ポンテカサステ水路橋
▼徘徊メモ
・行き先:ロンドン→ポンテカサステ水路橋
・行き方:
1.ロンドン→リバプール
・手段:夜行バス(Megabus社)
・料金:16ポンド≒2400円
・時間:約6時間
┗London Victoria terminal 23:45発
Liverpool one terminal 5:30着
※電源:Victria×、Liverpool○
WiFi:ともに×
2.リバプール→チェスター
・手段:鉄道(Merseyrail Wirral line)
・料金:7.3ポンド≒1095円
・時間約1時間
┗Liverpool lime station 7:10発(Chester行)、Chester station 8:00着
※この鉄道はメトロみたいなもので地下から出発しました。地上にある立派な鉄道駅ではなかったです。後述の通り、超焦りました。
※Liverpoolの鉄道駅はMoorfields、Lime street、Central、James streetとあり、オンラインチケット予約時、チケット受け取り場所と乗車場所をそれぞれ選ぶ際そして当日駅に向かう際に大混乱しましたが、以下の通りこの4駅は循環するのでどの駅でもokでした。
・手段:鉄道(ARRIVA TRAINS WALES/チェスター以南は鉄道会社が変わる)
・料金:7ポンド≒1050円
・時間:約30分
┗Chester 11:30発(SHREWSBURY行き)Ruabon 12:00着
※鉄道はwebサイトから予約→http://www.nationalrail.co.uk/
※チェスター以南の路線図

4.ルアボン→トレバー
・手段:路線バス(5番バス、Liangollen行き)
・料金:不明 バスGradeによる? 私は往路1.7£、袋2.8£でした
・時間:10分ちょっと
※このバスはWrexham駅からLiangollenへ向かうバスです。
なのでルアボンではなくWrexhamからも来れます。料金3£。30分強。
▼移動図
↓リバプールほんのちょっとのぶらり地図
・黒:長距離バスターミナル(Liverpool one)
・灰:Liverpool Lime street station
↓チェスターぶらり地図
・黒:鉄道駅 / Chester
・灰:Wrexham行きバス停
・1:時計塔
・2:チェスター大聖堂
・3:チェスター市庁舎
・4:キングスチャールス塔
・5:写真のディー川と橋
・6:チェスター城跡
・7:A tale of three gateways
↓ポンテカサステ水路橋周辺図
・黒:鉄道駅 / Ruabon
・灰:バス停1:Ruabon駅前
・灰:バス停2:Ruabon駅前B5606通り
・灰:トレバー入り口
・1:このあたりからカナルボートドッグに入れる
・2:橋の下に行ける小道がこのあたりから入れる
・3:小道この辺へ続き下へ行ける(右側の点線がそれ)
・4:ポンテカサステ水路橋
・5:この点線沿いに歩ける
・6:ベンチがある広めな所
・7:人力橋
帰り道は色々あったので記事内参照ください。
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※チェスター以南の路線図

4.ルアボン→トレバー
・手段:路線バス(5番バス、Liangollen行き)
・料金:不明 バスGradeによる? 私は往路1.7£、袋2.8£でした
・時間:10分ちょっと
※このバスはWrexham駅からLiangollenへ向かうバスです。
なのでルアボンではなくWrexhamからも来れます。料金3£。30分強。
▼移動図

↓リバプールほんのちょっとのぶらり地図
・黒:長距離バスターミナル(Liverpool one)
・灰:Liverpool Lime street station
・Liverpool Central station
・Liverpool James street staion
・1:Mathew street
・2:キャバンクラブ
・3:Hard Days Night Hotel
・4:ビートルズ・ストーリーミュージアム
・5:リバプール大聖堂
・6:シティタワー
・電源/wifiあり/21時まで)Starbucks Coffee
・wifiのみあり/24時間営業)McDonald's
・Liverpool James street staion
・1:Mathew street
・2:キャバンクラブ
・3:Hard Days Night Hotel
・4:ビートルズ・ストーリーミュージアム
・5:リバプール大聖堂
・6:シティタワー
・電源/wifiあり/21時まで)Starbucks Coffee
・wifiのみあり/24時間営業)McDonald's
↓チェスターぶらり地図
・黒:鉄道駅 / Chester
・灰:Wrexham行きバス停
・1:時計塔
・2:チェスター大聖堂
・3:チェスター市庁舎
・4:キングスチャールス塔
・5:写真のディー川と橋
・6:チェスター城跡
・7:A tale of three gateways
↓ポンテカサステ水路橋周辺図
・黒:鉄道駅 / Ruabon
・灰:バス停1:Ruabon駅前
・灰:バス停2:Ruabon駅前B5606通り
・灰:トレバー入り口
・1:このあたりからカナルボートドッグに入れる
・2:橋の下に行ける小道がこのあたりから入れる
・3:小道この辺へ続き下へ行ける(右側の点線がそれ)
・4:ポンテカサステ水路橋
・5:この点線沿いに歩ける
・6:ベンチがある広めな所
・7:人力橋
帰り道は色々あったので記事内参照ください。
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23:45の夜行バスということで、
ロンドンの宿はベッドを使わないままチェックアウトです。
そしてまたロンドンに戻ってきたらここに泊まるから!
と言いくるめてころころバッグは置かせてもらいました。
この宿、場所はやや市街から遠く場所も分かりづらいのですが、WiFi屈強かつラウンジがとても広く、居心地が良いのでリピります。
22:00に宿を出てヴィクトリアバスターミナルへ。
地下鉄ヴィクトリア駅からヴィクトリアバスターミナルは3ブロック離れているのですが、東京大手町のように、出口によっては甚だ混乱します。
極寒の中で手袋外して地図アプリ開いてウロウロするのは苦行でした。
ヴィクトリアバスステーション
COATH=長距離バスを指すようです。
やはり同じ英語のアメリカと比べてところどころ違いますね。
本日のバス
バスはマンチェスターを経由。
あのマンチェスターユナイテッドのマンチェスターです。
すみません、私は全然その凄さが分かりませんが、私が知っているという時点で凄いチームなんだと思います。
バルセロナとレアルマドリードどっちが強いですか。
この質問自体がおかしいですか。
私は上記の3つのチームしか知りません。
朝5:30にリバプールに到着。
この街はビートルズが生まれた街であり、港町でもあり、とても活気の良い街なんだそうです。
スペインでいうバルセロナな感じでしょうか。
この街は後ほど訪れます。
いまはひとまず私史上初、海外の鉄道デビュー戦に全神経を集中です。
バスターミナルからライムストリート鉄道駅は15分くらい歩きました。
人影はないですが、かなり洗練されていてお洒落な街です。
そういう場所を歩いたんだとは思いますが。
着きましたー!
Liverpool Lime Street stationです。
列車出発は7:45。
あのTHE 列車駅のプラットフォーム、のようにズラッと列車が並んでいます。
電光掲示板にはこれから出発する車両の時刻と途中駅が10列車分くらい表示されてます。
ひとまず事前に乗車券をオンライン予約してあるのでそれを発券機で発券します。
ちょっと解せないのが、オンライン予約時に、発券機で発券する駅を自分で選ばねばいけないのですが、乗車駅とセットにできないのでしょうか。
ここで私は、オンライン予約時には出発駅がLiverpool Centralと書いてあるのに発券場所がLiverpool Lime Street か Liverpool south parkwayしか選べず、???、でした。
で、頭の中で、
ああなるほど、Liverpool Central=Liverpool Lime Streetなんだな、と誤解したわけです。
たまたま地図アプリ上でLime streetを見つけたもののCentralが見当たらなかったのも不運でした。
という真実を知らずにLime street stationで乗車券を発券する私。
発券機
オンライン予約に使ったクレカを入れ、予約番号を入力。
発券!
簡単でした!!
まだ出発まで1時間あります。
ちょっと調子に乗り、COSTA COFEEで祝杯のカフェラテLやらせてもらいます。
、、、としているうちに違和感を感じ始めます。
電光掲示板に7:45発の列車がないのです。
まあ、まさかね。
と思い駅員に聞くと、
何言ってるかわかりませんがどうやらここではなく地下に行けと言っている様子。。!
お願いだからもっとゆっくり喋って、、!
と言おうとしたら好青年がこっちだよ!
っと颯爽と連れてってくれました。
イケメン!
ただ下りエスカレーターまで。
この先のどこへ行けばいいか不明です。
もしややはりLiverpool Centralに行かねばなのでしょうか、、!
そこに地下にあると思われる路線の路線図が。
そこには冒頭に記載の、Liverpool Lime Street のとなりにLiverpool central がある路線図。
これはつまりまずはcentral駅に行きそこから列車か!?
ひとまず走らねばなのですがまだ半分以上あるカフェラテLが邪魔なのでゴミ箱へ放り入れ、エスカレーター走り降ります。
エスカレーターの先には改札、
の前に駅員が!
切符を見せてチェスター行きたいー!
言うと、こっちよ、電車はすぐ出るわよ、
とそのまま進行することを肯定される。
なんだか違和感を感じ始めながら先に進むともはやそれは普通の地下鉄。
路線図の先には
「Chester」
ありゃ。
これに乗るのかな?
ここでようやくすべてが理解できました。
詳細は徘徊メモの通りです。
ということで、
慚愧に堪えないカフェラテLを偲びながらライドオン。
懸案のLiverpool central駅を何食わぬ顔で通過し、着きましたはチェスター!
ここで3時間の猶予を持っているので、ついでに観光です。
その前に、
冒頭の通りチェスター→ルアボン、チャーク→リバプールの鉄道チケットを発券。
オンライン予約時にチェスター駅で受け取る設定をしておりました。
一度使えば図に乗れるもので、
楽勝で乗車券ゲット。
ちょっと町歩きが楽しそうです。
ね。
駅から歩いて15分くらいで城壁エリアに到着。

34歳独身男子がこんなこと言って恐縮ですが、、、、
街並みがすんごい可愛いです。
街並みがすんごい可愛いです。
時計塔?
街のシンボルのようです。
ちょっとお腹痛かったのでコーヒーブレイク兼ねて休憩。
イギリス中で見かけるチェーン店ですが、
全席電源完備だったのでメモも兼ねて写メ。
全席電源完備だったのでメモも兼ねて写メ。
チェスター市庁舎
チェスター聖堂
大変にいい雰囲気です。
聖堂入り口の上に巣食うハト。
たいそう御身分の良い事で。
\飯!/
どうせ飯のことしか考えてなかろう。
エクアドルのクエンカもこんな感じで落ち着いた綺麗な街でしたが、こちらは店並びも洗練されてて居心地が良いです。
私が旅先で買い歩いているご当地バッジを売っているような輩な店は見当たらず、市庁舎隣の観光案内所でようやく発見、購入できました。
街の北側の城壁から城壁に上がり、街を一周してみたいと思います。
階段。
なんと、、城壁沿いにもお店がありました。
途中チャールズ王の塔なるものを発見。
中には入れませんでしたが。
城壁からの街並みも素敵です。
どうしても魔物みたいな木々がかぶりますが、チェスター聖堂の裏側。
こんな城壁沿いにHSBC銀行発見。
誰がこのような堅牢な場所にお金の相談しに来るのでしょう。
あ、でもなんだか手堅い運用できそうですね。城壁だけに。
最初に下を通った時計台、今度は城壁の上から接近です。
城壁はこの時計塔の下をくぐり抜けます。
時計塔からチェスターの通りを眺める。
時折このように城壁から裏路地に続く階段があり、路地ゴコロをくすぐられます。
意味ありげな門
A tale of three gatewaysだそうです。
ちょっと城門から降りて外側を歩いてみます。地図アプリによると川がありそうなのです。
その道中。
ここは昔公衆浴場だったそうです。
ここは昔公衆浴場だったそうです。
改めての城壁。
ずっとこの上を歩いておりました。
川です。
ディー川、というそうです。
大変のどか。
街の南西あたりにきました。
ここら辺にチェスター城があると地位に書いてあるのですが、、、
これでしょうか。
これみたいです。
、、、城ではなく城「跡」ですね。
そのように書いておいて欲しいですね。
チェスターの街中に戻ってきました。
そろそろ駅に戻りたい頃合いです。
途中、運河を発見。
このお宅は軒先がもう運河です。
バスに書いてある文字が英語ではないです。
これがウェールズ語というやつでしょうか。
チェスターは所々に英語っぽくない表記があるのですが、それもウェールズ語でしょうか。
基本英語も通じるので問題はないですが。
駅に戻ってきました!
ここで為念の駅員さん確認です。
電光掲示板には各列車の出発時間と最終目的地しか書いてないので、どれに乗ればいいかを念の為確認するのです。
11:00発のRuabon行きはどれに乗ればいいですかー、
と乗車券を見せながら改札にいるお姉さんに聞くと、
姉:その列車はキャンセルされたわよ
私:!?
想定はしていたがこれは衝撃。
姉:返金して欲しいなら窓口へお行きなさい
窓口に来ました。
乗車券を見せ、キャンセルされたのですか?と聞くと、こちらのお姉さん2もコクリ。
なんとかRuabonに行く方法はないか聞くと、
姉2:11:30のがあるわ!
30分後じゃないですか。
私:それ乗ります!
ちなみに帰りはこれこれこういうルートでChirk駅から乗りたいのですが列車は動いてますか?
姉2:ちょっとまってね(席を外す)
・・・
(席に戻る) 問題ないわ♪
このお姉さん2が神すぎました。
Ruabonからのバスが運行されているかどうかまでチェックしてくれました。
席外し中のお姉さん2のデスク
ところが本件、色々と凄くて。
①まず私が11:00発だと思ったのは私の勘違い(そもそも11:30発正解)
②姉1&姉2がキャンセルされたと言っているのも勘違い
③姉2のChrik発の列車の確認がこのあと大問題
アンジャッシュのコントみたいです。
ひとまずこの時点で①②に気づき、恐縮しつつ列車出発まで改札脇のCOSTA COFEE で時間つぶし。
電源&WiFiありです。
この辺りの路線図。
帰りはChirkから乗車します。
私が乗るべきは「Shrewsbury」行きのようです。
駅のホーム
本日の列車
本旅、初の列車です!
地下鉄ならびにマチュピチュやイグアス公園内のような特別列車を除くとこれが初めてのはず。
ちょっと大人げなく浮き足立つ。
世界の車窓から
の心持ちでしたが景色はどんどん雪景色。
だ、大丈夫でしょうか、、、。
Ruabon駅
無人駅です。
列車が走り去った後は音なき白銀世界。
駅舎
バス停。駅の目の前。
以下、掲示されていた時刻表。
乗るべきバスは「Liangollen」行きの5番バスです。
時刻表によると、20分に一本。
、、、あるくことにします。
道は一本なのでバスが来たら止めれば良いや、と。
ずっと待ってるのは寒いし。
ということで歩き出したのですが、失敗でした。
歩道の雪が溶け始めており、つま先から徐々に浸みてきます。
これ後々足先がヤバくなるやつです。
歩き始めて15分くらいでしょうか。
ふと後ろからバスっぽい音がするので振り向くとそこには5番バスが、、、!
おーい!!! ・・・っととととととおおおおおおおおおぉぉぉぉぉいいい!!!
→通過!
バス止まりませんでした。。。
さすが英国。
バス停なき場所ではサービス提供しないのですね。。。
ひとまずバスが運行されていることを認識。
ちょっとすると次のバス停があったので、
このまま歩き続けるのと、
20分バスを待つのとどちらが良いかを計算。
しているうちに別のバスが来ました。
行き先は、、あれ、これもLiangollenだ。
バスを止め、運転手のおっさんに、
Trevor(水路橋がある地区)へは行くか?
と聞くと、
グーッのポーズで「行くよっ」
いいおっちゃんです。
1.7ポンド。
バスに乗って良かったです。
これ歩いてたら1時間掛かってたでしょう。
さて、GPSみている限りまもなくTrevorなのですが、あ、見えてきましたバス停です。
ここで私は降りるんだっとととととととおっちゃん!私ここで降りる!!
おっちゃん「え、そうなの?」
お前!!!
今日ずっと感じているのですが、ウェールズの人たちの英語は発音が異なるのだと思われます。なんとなく理解できない&してくれない。
筆談が確実ですね。
到着しました。
Trevorのバス停です。
(バス停から来た道方面のカット)
世界遺産の看板もさりげなく。
いくつかのブログに「Barが目印!」と書いてありましたが、Barはどこにも見当たりませんでした。オフシーズンだからかな。
Trevorの道を水路橋に向けて歩きますが人っ子ひとりいません。
家々が可愛らしいです。
きっとハイシーズンにはもっと輝いているウェールズへようこその看板。
歩いて10分くらいで水路橋っぽいところまで来ました!
ちょっとこの水路橋がどうすごいのか、しばらくは???だと思うのですが、今しばしお付き合いください。
水路橋を渡る前に、一旦下から見上げてみたいと思います。
水路橋の右脇から下へ下る小道があります。
札が立っているのでわかるかと。
私も小道に先人の足跡があるのを見て踏み出す勇気が出た次第です。
川です。
雪景色の中を轟々とながれています。
この辺りで一旦見上げてみると、、、
こちらが・・・ポンテカサステ水路橋です。
でもこれだけじゃ、ただの橋ですよね。
そのすごさをお伝えしたいので、今度は上に上がります。
この上=水路橋の前は、
ナローボートドッグになっていて、沢山のボートがありました。
こちらがカフェ。
オフシーズンなので閉店中です。
運河を跨ぐ橋から見渡すナローボート達。
オンシーズンはこのナローボートに実際に乗ることができます。
カフェボートまでありました!
水上でコーヒーの受け渡しをするだけでなく、中でいただくこともできそうです。
という事で、
お待たせしました。
水路橋との御対面です・・・!
・・・えっと、分かりますかね。
これ、先ほど下から見上げた橋です。
橋の上に、運河、が通っているんですよ。
イギリスには3500kmにも及ぶ水路のネットワークがあります。
当初は運搬手段として時代を支えていたのですが、蒸気機関車の出現とともに忘れられてしまいます。しかしその後、カントリーサイドと古いものが大好きなイギリス人達が新しい旅のスタイルとして甦えらせたのだそうです。
当初は運搬手段として時代を支えていたのですが、蒸気機関車の出現とともに忘れられてしまいます。しかしその後、カントリーサイドと古いものが大好きなイギリス人達が新しい旅のスタイルとして甦えらせたのだそうです。
中にはリタイア後、ナローボートを別邸として定住し、移動しながら生活している人もいるのです。郵便物も届くらしいですよ。
なんて優雅でのどかなのでしょう!
というのが1ミリマイクロシーベルトも伝わらないのが甚だ悔チイので
思い切って外部画像をぶちこみます!!
※今は雪で覆われていますが、夏場はこのようになります。
ああ素敵っ!
とっても素敵っ!
凄くないですか、
この地上38メートルの高架の上をボートが通るのですよ。
その凄さを伝えたく、プライド無く容赦なく引用写真を多用してます。
運河の脇は1m弱の幅があり、ここを歩いて渡れます。
これがですね、
強烈な大強風で吹き飛ばされそうだし、
ちょっとでも踏み誤るとすってんころりんしそうなくらい足下凍りついてるし、
でよく通行止めになってないなというレベルです。
ただこの景色!
そしてこの谷底!
水路橋を渡りきると、
運河沿いに静かな風景が続きます。
たくさんのカナルボートが停泊しています。
中で自由気ままに生活している人がいるのですが、、、
運河凍ってるんですよね。
冬の間ってどうしているんでしょうか。
移動はせずにじっとしているのでしょうか。
ナローボート「エクスカリバー」
強そうです。
ここでとあるナローボートの窓辺でコーヒーを飲んでいるご婦人がいらしたので、Helloとお声がけすると妖怪でも見たのかと思うぐらい驚かれ、カーテンシャットアウトされてしまいました。
そんなでしたでしょうか。
ちょっとひらけたところに来ました。
家々が運河に沿って並んでいます。
良い街並みです。
夏場はこんな感じになります。
・・・そんな景色を思い描きながら、
私がわざわざロンドンから持って来ている旅のお供袋。
ここからピクニックセットを。
5秒で強風で吹き飛ばされ我に帰りました。
いま私のこの瞬間のすぐとなりに死があります。
雪に突き刺さったポテチ。
これをカラスが奪いにくるだなんてこともなく、本当に一人ぼっちです。
ここで足を滑らせても誰も助けにこないでしょう。
と思ったら唐突に人間が登場。
強そうな犬を連れています。
強そうな犬を連れています。
雪原に放たれ狂喜して走り回るもののやはりポテチには興味がない本日の野犬ではない犬①②
運河を(人が)渡る橋です。
ナローボートでここを通過する人は、この手前の橋を自分で操作して橋を上げ下げせねばならないそうです。
さて、このまま運河沿いに進んでいくと、2時間くらいで次の鉄道駅Chirk駅にたどり着くのですが、私、足が凍傷の観点からかなり痛みを伴っているので、ここでやめておきます。
鉄道は1日1本ですからね。
この寒さの中で無人駅で列車に乗り遅れたら即ち死です。
戻り際
、ナローボートから出て来て何やら積荷整理してる人。
なにも今日やらなくてもいいだろうに。
よく見ると向こうの谷にも橋が見えますねあれも水路橋でしょうか。
天気と時間と季節が都合つけばあそこまでトレッキングできるのでしょうけどね。
水路橋の手前のドックには車でいう洗車みたいなサービスも。
帰りもバスです。
帰りのバスは行きのバスよりも奥側です。
この写真は手前が往路、奥の方の車の右側に辛うじて見えそうでもはや見えてない赤いのが復路のバス停。
帰りのバスはRuabon駅まで。
2.8ポンド。
む、往路と比べて結構な値段差だな。。
往路はオンボロバス、復路はWiFi付きバスなので料金体系違うのかもです。
どちらの運転手も、行き先確認した際に料金即答できずディスプレイ見ながら返答してたし。
そしてバスですが、
駅前まで行かず、地図上の「バス停2:Ruabon駅前B5605通り」のバス停で私を下ろし、先に行ってしまいました。
行ってしまうバス
これ、駅前のバス停で待つ、は不正解なんじゃないでしょうか。
さすがに駅前バス停にもバスはくるんだと思いますが、この通りは複数の路線バスが通っているので、私が思うにこの通り沿いのバス停の方がバスを拾いやすいのではと。
さて、Ruabon駅に戻ってきました。
列車は私がもともと乗車する予定だったChirk駅を14:50に出発するので15:00頃にはこのRuabon駅に列車が来るはずです。
電光掲示板がありました。助かる・・・。
そうそうおそらくこれですね。
14:57。
Holyheadというのはチェスターからさらに北西(かなり西)なので、
先程の路線図を思い返すにチェスターを経由するでしょう。
なのできっとこの列車でしょう。
次の瞬間
電光掲示板がありました。助かる・・・。
そうそうおそらくこれですね。
14:57。
Holyheadというのはチェスターからさらに北西(かなり西)なので、
先程の路線図を思い返すにチェスターを経由するでしょう。
なのできっとこの列車でしょう。

次の瞬間

・・・・・・!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?
3回見て、3回考え、一旦見なかったことにしてみつつ
3回見て、3回考え、だんだん不安になり、
自分の中の天使と悪魔が葛藤を始めます。
「やはりこれはキャンセルなのだろうか」
「いやいや14:57まで待ってみようよ」
どっちが天使でどっちが悪魔かわかりませんが、
このキャンセルされたかも、と思ったときの衝撃、なかなかです。
ただいま14:15。
この無人駅は当然に待合室などありません。
・・・・バスに乗りましょう。
ここにあと30分もいたら、凍死します。
ここでバスに乗ろうと思えた背景が2点。
先程、水道橋があるTrevorからこのRuabonへ向かうバスが
「Wrexham」行きでした。Ruabonの一つ前の鉄道駅がある街です。
そしてチェスターで最後にウェールズ語かな?と
写真を撮ったあのバス、あれが確か「Wrexham」行きでした。
つまり、バスを使えばチェスターまで帰れる!?
そしておそらくチェスター以北はもともとが30分に一本走っている時刻表が無いような路線なのできっと運行しているだろう、と推測できたのです。
やはり何気なくでも地図を把握しておくこと、
自分が乗る予定の公共交通機関の始点と終点を抑えておくことは
我が身を助けます。
Ruabon駅前ではなく、バス停2:B5605通りのほうのバス停でバスを待つ。
ここで20分位待ちました。

そしてバスが来ました。
Wrexham行きと書いてます!!
料金3ポンド=450円。
バスは30分ちょっとでWrexhamバスターミナルにつきました。

このターミナルもちゃんと電光掲示板があり、
チェスターは10分に1本の頻度で運行されていました。
乗車券はバス乗車時に運転手へ支払います。3ポンド=450円で45分くらいだっただろうか。

そしてバスはチェスター駅前のバス停に到着します。

・・・・か、帰ってきたーーー!!!!
一安心です。
もうほんとに列車嫌です。
遅延や欠便はしょうがないですが、そうなった際の代替が効きづらい。
これからポンテカサステ水路橋へ行く人にはバスをオススメしたいです。
時間と料金は列車の場合とそんなに変わらないので。
チェスター→リバプールは往路と同じローカル線で戻りました。
リバプール、17:00頃着です。
さて、冒頭の通り、本日このままエジンバラへ夜行バスで向かいます。
23:40の便なので相当時間があります。
なのでこのままリバプール観光としけこみたいところですが。。。。
もうここまでで結構に体力を消耗したので、
ガンガン歩く気になれず・・・。
遠方にあるリバプール大聖堂は早々に諦めました。
遠目からみてもどこにあるかわかるくらいでかい(英国最大らしいです)のと、
内装もゴールドで美しそうなのですが、
なんというか、ポンテカサステ水道橋の夢が叶い膨満感なのです。
ただバスターミナルへの途中にある、
THEビートルズなストリート、MATHEW STREETは行きました。
(暗くて何が何だかですが、MATHEW STREETの看板です)

そこら中のお店からビートルズの名曲が流れています。
ただですね、すみません。
私ね、ビートルズですら全然明るくないのです。
もはや非国民を超えて非地球人と言われてしまうかもしれませんが。
なのでこの通りを歩いていても
「あ!これビートルズ!あ、これも!あ、これもこれも!」
とはならないのです。
聖地巡礼組はもう一歩歩くごとにわーきゃーなんだと思います。
ビートルズがデビュー前に出まくっていたライブハウス、キャバンクラブ。
の前にジョンレノン像。




RUBBER SOUL


Hard Days Night Hotel



MATHEW STREET、
蔑称ビートルズ通りは観光客でごった返しているかと思っていましたが、
なんというんでしょう、歌舞伎町の路地のような、
猥雑とした、薄暗い雰囲気の通りでした。
それなりの数のホームレスが狭い道の両脇から手を差し伸べていて、
久々にカバンを前に背負って歩き抜けました。
最後の4人の石像のふもとにいるホームレスはなかなか手強かったです。
写真撮ってると手を伸ばしてくる。
さてさて、その後はラーメン屋を発見し一食800円とイギリスにしては高すぎない&美味い夕飯を食べ、21:00までスタバでブログ更新し、23:30までマックでのんびりしてました。
マックは24時間営業なので夜行バスを待つにはうってつけかと。
リバプールの街の中の中心部だけしか私は見ていないですが、
とにかく綺麗でおしゃれな街でした。
なんと言うのがわかりやすいかなんとも言えないですが、
お台場アクアシティあたりみたいな感じでしょうか。
横浜ほど見た目重視に振り切ってはないが、渋谷ほどゴミゴミはしていない。
なんだなんだ我ながら意味不明だな。

こういったお店+ちょっとしたショッピング・モールがいたるところに有り、
ど真ん中にシティタワーが君臨しています。
さて、今宵 のバス。
マンチェスターでエジンバラ行きへ乗り換えです。

着きましたマンチェスターバスターミナル。
時刻24:30です。

次のバスは25:30です。
なのですが、、、、
待てど暮らせどバスが来ません。
いまこの極寒のターミナルに、10名程度の人間が取り残され、
凍死しそうになっています。
26:30、National express社のロンドン→マンチェスターバスが到着。
10名が殺到します。
バスはまだ来ぬのかと。
バス係員「残念ながら、スコットランド方面の道路は封鎖になりました」
一同「・・・・????」
惨劇です。
26:30に言い放つ台詞ではありません。
・もっと早く共有してもらえなかったのですか。
・振替便は無いのですか。
・17:00頃にメールで「出発まであと7時間、準備OK?」みたいなCRMメールが来たがあれはなんだったのか
といった憤りが私のなかで噴火する前に
・明日のエジンバラからのフライトどうしてくれるんだFxxxxxx野郎
・お前はバカかいまさらなにをいってるんだこのFxxxxxxx野郎
・わああああああわああああわあああああ
といった私以外の9名の勢いが凄まじく、
私は怒りの矛先を失いました。
どうしましょう。
それまでもはや寝落ち仕掛けていましたが、このときは我ながらびっくりするくらい頭が回転しました。
まずwifiを確認。
バスターミナルのはないですが、近くの店のwifiがかろうじて入ってきています。
↓
ネットが繋がったので、Megabus社とnationalexpress社のwebサイトをチェック。
↓
エジンバラ行きは全滅だったので、やはり道路封鎖なのだと思われると確信。
となるともうイギリスで行きたい所がなくなってしまったのでロンドン行きを検索。
↓
Megabusが27:00初ロンドン行きのバスがあったので迷わず予約。
↓
Megabus社のバス出発場所を調べるとげーーーーここじゃない!!
途中までは我ながら順調だなと思ったのですがね・・・。
さあ、ここからマンチェスターの街を走り抜けます。
時刻は26:30。
治安面が心配されましたが、結構マンチェスターって若者多い町なのでしょうか。
街中を歩いているアベックが多く、救われました。
途中奇声を上げて追っかけてきた人がいましたが、
それ以外は治安は悪くない町なんだろうなと思いました。
ただとにかくこの極寒環境下で走り続けるのが辛い・・・!!!
走り続けて15分くらいでなんとかバス停に着きました。
バスターミナルではなくもはや普通のバス停です。

こちらでバス停に飛び乗り、無事ロンドンを目指すのでした。
・・・・だけでは終わりませんよこのひっちゃかめっちゃかなイギリス旅。
続きは明日の日記で!!
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