【2018/3/7】#85 アイスランド(1) 断層・間欠泉・滝・羊頭
- 2018/03/13
- 09:00
今回の旅で、私はある課題を抱えています。
それは一人旅であるがゆえに、
各旅先を入念に調査しまくった結果、予定調和な体験となってしまい、
実際にその場に立っても感動が薄れてしまうというものです。
答え合わせのような。
特に街中観光でそれを感じています。パリ、ロンドン等々。
とはいえ文化的遺産はその背景や歴史を理解していることで
感動もことさらとなるはずでもあるので、
これをどう解消したらよいか、まだ解がありません。
一方で、
それでも感動するものは感動するので、
そういったものが本当の感動なのかもしれませんが、
もっと、感を動させていきたいです。
というのが前置きで、
要はこのアイスランドは先代がモチベーション高くいろいろプランを練ってくれているため
私はまったく事前準備を怠っているということです。
今日はどんなところに連れて行っていただけるのでしょうかー♪
(もちろん運転はします)
――――――――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:レイキャヴィーク→ゴールデンサークル→Þykkvibær(読めない)
・手段:レンタカー
・料金:6日間で42000円+ガソリン代1日5000円程度
・時間:レイキャビーク→ゴールデンサークル 1-2時間程度
ゴールデンサークル→Þykkvibær 2時間程度
▼徘徊メモ
・行き先:レイキャヴィーク→ゴールデンサークル→Þykkvibær(読めない)
・手段:レンタカー
・料金:6日間で42000円+ガソリン代1日5000円程度
・時間:レイキャビーク→ゴールデンサークル 1-2時間程度
ゴールデンサークル→Þykkvibær 2時間程度
――――――――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓

にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
↓ブログランキングに登録してみました↓

にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされたましたらぜひ1クリックいただけると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。
クリック数でランキングが上下します。
――――――――――――――――――――――――
火と氷の国、
アイスランド一周の旅、初日です。
アイスランド一周の旅、初日です。
本日はレイキャヴィークに近いゴールデンサークルという、大自然三点セットをもれなくいただきます。
まずその前に、
火と氷の国と言われるこのアイスランドがどういった国なのか、を
こちらのサイトを参考に、私の知識も追加してメモしておきます。
★Guide to Iceland:https://guidetoiceland.is/ja/best-of-iceland/37-reasons-not-to-go-to-iceland
・アイスランドはヨーロッパと北米大陸の間に位置する小さな島国。
・北海道より少し大きいくらいのアイスランドの人口は約33万人。
・ひとつの町の大きさほどしかない国に溶岩の大地や氷河といった自然が広がっている。
・国民一人あたりGDPは2016年調べで59,629ドルで世界6位。アメリカより上。
・9世紀にノルウェーでノルウェー王に従うことを拒否した人々が国を捨てこの島に移住を始めたのが始まり。
・公用語はアイスランド語。上記の歴史があるからかなんとなく北欧言語に似ている。
・通貨はアイスランドクローナ(ISK)。1ISK=1.06円(2018/3/8現在)
・物価が信じられないくらい高い。500mlの水1本400円、レストランでビール一杯1500円。
・クレジットカードほぼ100%。現金がほとんど使われていない。
・全体的にエコ・スマートという印象。街中にアート作品が多い。
・氷の国というか、むしろ北欧のほうが寒い。ただ風が強いので体感温度が寒い。
・2010年ヨーロッパの空の交通網に大打撃を与えた火山噴火はこのアイスランド。
・その火山名が凄い。エイヤフィヤットラヨークル(Eyjafjallajokull)火山。
・ビョークはアイスランド出身
・パリピが多い
このサイトのキュレーターがなかなかおもしろく、
もはや後半は賑やかしだとは思いますが、
なかなか参考になります。
まずはせっかくのアイスランドの首都レイキャヴィークなので、まずは市内ドライブ。
アイスランドって皆様どのようなイメージをお持ちでしょうか。
グリーンランドにほど近いので、もはや人の住みつかない白銀世界を想像していました。私は。
実際は、まだ行ったことないですが、北欧に近いと思います。
元々はアイスランドはノルウェー人が入植したバックグラウンドがあります。
そして現在の町並みはかなりヨーロピアンでありつつも、洗練されている、、というか、利便性よりもデザイン性重視な雰囲気です。
レイキャヴィーク市内もアート作品が非常に多いです。
そんな中でのコンベンションセンター。
海沿いに建てられた国際フォーラムみたいなものです。
こんなに洒落乙にする理由がわかりませんが、
夜はライトアップされるどころか自らこのガラス張りの壁面に映像を映し出し、
かなり自己主張していました。
中に入って天井を見上げると、もうなにがなんだかな絢爛っぷり。
そして本日の朝食。
えっとですね、以下、結構ショッキングな写真が出てきますので、
文面見てヤバそうな方はSkipしてください。
ペルーでテンジクネズミの丸焼きをなんなく平らげた私がこういうのですから、
なかなかなレベルです。
改めまして、本日の朝食。
アイスランドの郷土料理でもある、スヴィズ(Svið)です。
なんですかって?
こんなに洒落乙にする理由がわかりませんが、
夜はライトアップされるどころか自らこのガラス張りの壁面に映像を映し出し、
かなり自己主張していました。
中に入って天井を見上げると、もうなにがなんだかな絢爛っぷり。

そして本日の朝食。
えっとですね、以下、結構ショッキングな写真が出てきますので、
文面見てヤバそうな方はSkipしてください。
ペルーでテンジクネズミの丸焼きをなんなく平らげた私がこういうのですから、
なかなかなレベルです。
改めまして、本日の朝食。
アイスランドの郷土料理でもある、スヴィズ(Svið)です。
なんですかって?
そうです。羊の頭です。
バスターミナル併設のカフェテリアで気軽に食べれてしまうのです。

朝8:30という時間に、普通に注文できちゃいます。
そしてあっという間に来ちゃいます。

すごくないですか。
そのまんまです。
結構なところまでそのまんまです。
味はかなりコラーゲンな感じです。
食感豚足、味は豚足をもうちょっと獣臭くした感じでしょうか。
とにかくぷるんぷるんです。
食べていくと当然、骨になっていきます。
どんどん罪悪感が湧いてきます。

途中、上顎のあたりは、肉が歯の形でギザギザになっていて、
ちょっと鳥肌立ちました。
耳はコリコリでした。
目まではちょっといけませんでした。
ご馳走様でありました。
君の分まで精一杯私は頑張るよ。

\おす!/

胃も心も羊さんでまったりもったりしているところへ
レイキャヴィーク大聖堂。

これまでのヨーロッパの聖堂たちとは違う、洗練された構造美です。
逆光なのが大変もったいない。。。。
とても美しい、白き塔でした。
聖堂内もたいへんに清々しく白く透き通った印象を受けます。

礼拝用の水を受ける皿もこのようなガラス台。

そしてさらにこのパイプオルガン。
ヤバくないですか。

横から見るともはや

続いてはクリントン大統領も訪れたという人気のホットドッグ屋。


ホットドッグ450円ナリ。
この後ろにいるのがクリントン大統領とツーショットしているおばあちゃんです。
この息子?バイト?のやる気無さそうな兄ちゃんが独りで切り盛りしているところへ唐突に現れ、
レジから現金を持ち出しています。

ホットドッグ!

を食べようとすると先程のおばちゃんはそそくさと路地へ消えていきました。

店の売上を持ち出してこれからパチンコにでも行くような後ろ姿でした。
そしてこれからどんどん人里離れていくため、
食料の買い出し。
スーパーなら安い食材を仕入れられるので自炊でコストカットができるのです!

誰ですかスーパーの食材が安いと言ったのは。
白菜1/4カットで379ISK≒379円、
レタス人たま649ISK≒649円、

オレンジジュースはこの謎機械で自分で絞り出すのですが、350mlで500円くらい
もうスーパーマーケットにすら日本のジリ貧民は入れないのでしょうか。
とはいえこのままでは野草と土と雪と氷の炒め物を作ることになりそうなので、
なくなく以下を購入。
・卵12個 250円
・パン30cmくらいの大きいやつ 250円(これはやすかった)
・ジャム 250円(これもやすかった)
・サーモン 300g 1000円
・ソーセージ4本 650円
・冷凍エビ 800円
サーモンは先代がつまみがほしいと仰られたので。
要は嗜好品です。
さて、車はどんどん北を目指していきます。
レイキャヴィークを過ぎるとあっという間に荒涼感ある景色になっていきます。


走り出して30分。
もう既に周囲は氷原です。

あの向こうの山とかもはや氷の塊。

犬ぞり発見。


どこまでも連れて行ってほしいですが、
最終的に犬のエサになりそうなので、今日は止めておきます。
先代はマイペースです。
サンダルです。
そのまま凍傷になってしまえば良い。

氷原どころか、湖がそのまんま凍っているところを見つけました。
しばらくヒザスライディングをやりまくる先代(41歳)の写真撮影タイム。


この湖はシンクヴァトラヴァトン湖というアイスランド最大の湖です。
ヒザが痛くなったということなので、先へ行きます。
まずこちらがアイスランドのゴールデンサークルと言われる必見スポットの一つ目。
シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)。

シンクヴェトリル国立公園はアイスランドに3か所ある国立公園のひとつ。
なんとここ、地表に大西洋プレートが表出しているのです。
シンクヴェトリル国立公園の西側が北米大陸プレート、
東側がユーラシア大陸プレートです。
はじめまして、プレートさん。
私がMAEDAKです。

なんかもうギザギザすぎてようわからんですね。
この割れ目はギャオ(Gjá)と言うんだそうで、
毎年2.5cmずつ広がっているんだそうです。
ちょっとこのギザギザに潜り込んでいきたいと思います。


ギザギザの狭間は意外と広いです。
幾億年かどうかはわかりませんが、
悠久の時を経てこのように川が流れていたり。

マグマから出来上がったのであろうかすったら擦り傷じゃすまないであろう強そうな岩達。

そこに唐突に旗が掲揚されていました。


この旗には驚きのエピソードが。
先にも触れましたが、アイスランドは9世紀にノルウェーの王に従うことを拒否したノルウェー人が国を捨てて入植してきたのが始まりです。
ところが定住開始時にはアイスランド全体をまとめるリーダーという人や王様のような人はいなかったので、各地域を超える争いの解決や、アイスランドの島全体での意思決定のために何らかの形で会議を持つ必要となり、そこで930年にアルシング(Althing)と呼ばれる民主議会が設立され、30以上ある各地のグループがそれぞれ代表者を決定、その代表者がシンクヴェトリルで議会を開くということになったのだそうです。
シンクヴェトリルという地名はアイスランド語の「議会の場所」という意味なのだそうです。
こんな場所にこの写真の解説図のように大勢の人がアイスランド中から集まっただなんて
ちょっとオシャレな話です。
世界初の民主議会なんだそうですよ。
当時ヨーロッパは王様世界でしたしね。
そこからの景色。
割れ目から滝が!!
こちらオクサルアゥルフォス(Öxarárfoss)という滝だそうです。

やはり滝は動画ですね。
思い切って割れ目の上に登ってみました。
(多分本当は駄目です)
シンクヴァトラヴァトン湖が見えています。


ちょっとこれすごくないですか。
この宙に浮いている石、ではなくて、
その下の空間。ネコに見えます。
▼とうとう空間アートに走り出した本日のネコ。

世界の割れ目で今日の夕飯を考える34歳男性。

帰りに国立公園ビジターセンターのトイレに寄ったのですが、
なんと、有料で、代金をクレカで支払うシステム。
お値段なんと、200円です。

上記のマシンでクレカ決済してQRコードを発券し、
以下入り口でスキャン。

なんという。。。
私史上もっとも高価格なトイレでした。
ここからさらに車を走らせ、
ゴールデンサークル第二の必見スポットへ向かいます。

それがこちら。
ゲイシールの間欠泉 Geysir Geothermal Area。






ぼっこぼこ湧いてます。
間欠泉ってあまり馴染みがないですが、
間欠泉が存在するためにはかなり細かい条件が必要なんだそうです。
1)地表近くにマグマがあり、周辺の岩が水を沸騰させられる状態である。
2)マグマの近くに地下水が流れていること。
3)地下水は流れるだけでなく、ある地点に貯水される必要がある。
それが整うと、、、、こうなります。

凄くないですか。
この爆発する瞬間。
美しい透き通った緑色がいきなり隆起して吹き上がるこの瞬間が
とても綺麗で、そして面白く、なんどもこの動画を見てしまいました。
さあ、もう行きます。
なぜもっとこの場で間欠泉を見なかったのかって?
・寒すぎた
・寒すぎてiphoneが落ちた(極度の低温が続くとiphoneはバッテリーが0になるのです)
という二点で、車に戻らざるを得なかったのです。
その後の道中。
馬登場。


優雅な毛並みです。
なんてことしながらゴールデンサークル3つ目の必見スポット。
グトルフォスの滝(Gullfoss Waterfall)。


ここも凄い滝でした。
この滝の幅広さはイグアスまでは行きませんが、イグアスに近いものが有りました。
ということで、初日から「火と氷の国アイスランド」を存分に味わう
濃厚な1日となりました。
からの本日の宿。

家が3軒しかない村なのかもわからない場所にぽつんと立つガレージ。
なのですが、我々のようなレンタカー旅行者をターゲットにしているのでしょう。
中身は過去最高レベルのドミトリーでした。
他客もおらず、部屋は貸切状態。
キッチンもトイレも大変きれいで、別荘気分です。
テンションあがりそのまま夕日狩り。


反対方面には2010年に噴火してヨーロッパ中の航空機を欠航させ、
その長過ぎる特異な名前で一躍有名になった
「エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)山」。

本日の炭水化物。

贅沢サーモン。

宿の過去旅行者が置いていったっぽいパスタを
エビと卵で炒めたパスタ。先代作。

やはり伊達に41年も独身やってらっしゃると料理の腕も流石ですね。
私は座って待っているだけです。
皿洗いだけ張り切ります。
ちなみにこの日は快晴なのですが、
オーロラベルトが我々の宿エリアには及んでおらず、
オーロラは見れませんでした。明日はどうかなー。
(アイスランドはどこにいてもオーロラが見れます。
あとはオーロラの光度の強さと天気の2つの条件が合えば、見えます)
明日もどうぞよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓

にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされたましたらぜひ1クリックいただけると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。
クリック数でランキングが上下します。
――――――――――――――――――――――――