【2018/3/10】#88 アイスランド(4) 雪陽炎・地獄谷・温泉・雪道スリップ・大地の裂け目と温泉・奇岩・滝
- 2018/03/14
- 20:00
アイスランドの物価の高さは先日の日記のとおりですが、
中には意外と安いものもあります。
・牛乳→1リットル150円
・塩→1kg120円
・プリングルス大→1個180円
・バナナ→1房7,8本で250円
つまり、
こんな僻地に来てまで私はバナナマンに成り下がっているわけです。
先代はバナナをまったく口にしません。
こんなに美味しいのに(アイスランドのバナナは甘いです)。
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▼徘徊メモ
・行き先:宿@エイイルス スタジル(Egilsstaðir)宿@エイイルス スタジル(Egilsstaðir)宿@エイイルス スタジル(Egilsstaðir)
→1.Hverarondor Hverir(読み方不明)
→2.ミーヴァトン・ネイチャー・バス(Mývatn Nature Baths)
→3.グリョゥタギャゥ(Grjótagjá)
→4.ディンムボルギル(Dimmuborgir)
→5.ゴーザフォスの滝(Goðafoss)
→6.宿@アークレイリ(Akureyri)
・手段:レンタカー
・料金:6日間で42000円+ガソリン代1日5000円程度
▼移動図

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本日はアイスランド北部を西へ西へと向かいます。
最初に向かうは
1.Hverarondor Hverir(読み方不明)
です。
ここはいわゆるアイスランドの地獄谷で、
温泉がボッコボコ湧いている場所らしいのです。
本日は私の運転にてドライブ開始。
吹雪ではないものの曇天、そして道中ずっと真っ白です。
そして我々の車はなぜかDIESELでして、
ガソリンスタンドではDIESELを給油するのですが、
これはDIESELだからでしょうか、減りが早い早い。
150kmも走ったらすでに半分なくなってます。
※半分給油するのに6000円です。
この給油器?を給油口から抜く時にめっちゃ液体がズボンに掛かるのですが、
これ大丈夫でしょうか。
可燃物な男になっているでしょうか。
燃やされるよりも、燃やしたい。
なんとなく言ってみたかっただけですが、意味わかりませんね。
リッター203円です。
こういった白くなくまっすぐな道に入るとヒャッハー(゚Д゚)です。
気がつけば160km出てます。いかんいかん。
本日はアイスランド北部を西へ西へと向かいます。
最初に向かうは
1.Hverarondor Hverir(読み方不明)
です。
ここはいわゆるアイスランドの地獄谷で、
温泉がボッコボコ湧いている場所らしいのです。
本日は私の運転にてドライブ開始。
吹雪ではないものの曇天、そして道中ずっと真っ白です。


そして我々の車はなぜかDIESELでして、
ガソリンスタンドではDIESELを給油するのですが、
これはDIESELだからでしょうか、減りが早い早い。
150kmも走ったらすでに半分なくなってます。
※半分給油するのに6000円です。


この給油器?を給油口から抜く時にめっちゃ液体がズボンに掛かるのですが、
これ大丈夫でしょうか。
可燃物な男になっているでしょうか。
燃やされるよりも、燃やしたい。
なんとなく言ってみたかっただけですが、意味わかりませんね。
リッター203円です。

こういった白くなくまっすぐな道に入るとヒャッハー(゚Д゚)です。
気がつけば160km出てます。いかんいかん。

よく隣の先代は寝てられるなと思います。
私が私の運転を私の隣で見ていたら絶対に私は私が運転している車を停めさせます。
と思っているとあっという間に路面の雲行きは怪しくなり、

すぐにこうなります。
たまにうっかりこういう路面に時速120kmとかで突入しヒヤヒヤします。

ここは山なので時速120kmのままカーブに突入するともれなく
Driver's High→Heaven's Drive→DIVE TO BLUE→花葬です。
時折ちいさな村が現れては1分しないうちにこの看板が現れます。
おそらく「村はここで終わりだよ、こっからかっ飛ばしていいよ」ということだと
解釈しています。どうでしょうか。

朝陽を受けてよりいっそう白くなる山々。

緊張する橋。
なぜかこの国は橋が1車線になるのです。
向こう側からトラックとか来たらpieces→花葬→NEO UNIVERSEです。

そして昨日も遭遇した雪陽炎(仮称)が本日も容赦なく襲ってきます。
こいつは害が無いことがわかって以来、とても綺麗だなと思い
ハンドル握りながらの動画です。
ということで2時間くらいで到着しましたは
アイスランドの地獄谷、Hverarondor Hverir(読み方不明)につきました。




もう到着した駐車場がすでに吹き上がる噴煙で何も見えない状態です。
とんでもない場所です。
そして相変わらず自己責任の国アイスランド。
柵はあってないようなものなので、
その気になればこのボッコボコ湧いているところにブックブク潜っていくこともできそうです。
温度はたった200度です。
マグマに比べたら行けそうじゃないですか?
もうこのアイスランドに来ていると物価を含めてその辺の感覚がラリラリです。
周囲は火山の影響ですっかり火山っぽい特有の色合いになっています。


凄いやつが出てきました。

地表にぼっこり顔を出し、
怒り心頭な湯気っぷりです。
こういう人いますよね。顔から火が出てる状態。
思い切って360度から様子を眺めてみました。
いま思いましたが、これ火山ガスとか大丈夫なのでしょうか。
動画の通り、私、こいつのガスを全身っからたっぷり吸収しておりますけれども。
その後もう一体、より強いやつが現れました。

こいつも360度から撮ろうと思ったのですが、
こやつはこの白煙の下に大変なぬかるみをしかけておりました。
ぬかるみにハマっている間に火山ガスでやっちまうやーつだと思われます。
かなりアザトイやつです。
なんてやってるうちに一通りあたりを一周してしまったので、
次の目的地へ。
アイスランドは火と氷の国、ということで
当然に温泉がそこらじゅうから吹き出しているはずなのですが、
人間が入れる温泉はそこまで多くないようです。
ということで人間が入れる温泉がここにあります。
2.ミーヴァトン・ネイチャー・バス(Mývatn Nature Baths)


こちら料金表↓。
値段、見えますか?

1kr≒だいたい1円だと思っていただければと。
凄いですよね。
とはいえこれでもアイスランドの観光温泉としては安い方なんですよ。
信じられません。
旅人を何だと思っているのでしょうか。
あ、ただの外貨獲得手段ですよね。そうですよね。
こちら温泉の温度表。
わかりますか、めっっっっっっっっちゃめちゃでかいです。
温泉内で迷子になること請け合いでしょう。

靴脱場。

ロッカーには受付で渡されたコインをいれて施錠。

温泉!

毎度そうなのですが、
このブログは横幅が固定されていて
パノラマを乗せると横幅に合わせて縦幅が決定されるので
結果として縦幅がかなり小さくなり、
全然パノラマ感がでません。
なので、想像してください。
このデカさを。
そして想像してください、
氷点下の寒空の下で水着一枚で更衣室からこの温泉へ駆け込むニンゲンの気持ちを。
(温泉ですが水着着用。プールみたいな感覚です)
ドアをガバッ
→ッツツツ!!! ※全身が強烈な寒風で激痛
→タタタタタ!!! ※寒さのあまり奇っ怪なちょこちょこ走り
→バババババシャン!!! ※奇っ怪な体勢でそのまま湯へ
→はんなりー。 ※欧米人たちの目線の白さ。

温泉の色が青いのがわかりますでしょうか。
なお肌触りはつっるつるのぬっるぬるです。



先代はこの水筒にビールを隠し持って持ち込んでおりました。
マジで運転する気がないのですね。

先代の足です。

先代の手と温泉の泥です。

なぜ先代の手足が登場するかというと、
彼はビールだけでなく携帯カメラも隠し持っているからです。
もはや隠せていませんが、
係員も何も言わないので黙認なのでしょう。
なんてったってこの後にお祭り騒ぎ欧米人達が
Goproに自撮り棒つけてキャッキャしながら入ってきましたからね。
なお私はこの温泉で1時間ほど爆睡していました。
先程のビール水筒の後ろで2D映像みたいになっているのが私です。
さて、
温泉後に併設のカフェでゆっくり飯でも、
という思いを断ち切る美味しそうなスープと美味しそうではないお値段。
(お値段は後ろのボードにて。1700ISK≒1700円。カップ一杯で1700円。)

やむなく撤退です。
おとなしくバナナをほうばることにします。
この観光温泉の近くには同じく青い池が。
ここは温泉にできないのでしょうか。

そして
3.グリョゥタギャゥ(Grjótagjá)
です。
大地の裂け目の内部に温泉が湧き出しているという
秘湯感満載の火山スポット。
ただ現在は温度上昇により入ることが出来なくなっているのだそうです。
雪でわかりづらいですが、
伝わりますかね、この割れ目感。

なにもない荒野にこの割れ目がどっかーーーんと突き抜けているのです。
クエイクです。

ここから割れ目に入れそうです。
というかこういうのを見つけると先代がすぐに入ってっちゃうのです。
(写真中央の赤紫のジャケットが当該です)
先代、下手したらマグマですよマグマ。

なんとなく大丈夫そうな雰囲気なので私も続きます。
先代が先陣を切るので毎度安心して進めます。
なにかあったら私だけ生き延びるつもりです。
割れ目から地上を振り返り、シャバにお別れ。

割れ目の先には・・・

ありました!
泉です!
湯気です!
つまり温泉です!!

躊躇なく足を入れてみました。

・・・・熱い!
熱い!ですが、入れ、なくも、、、ない!?
温度はおそらく45度くらいでしょう。
なんどか
おそるおそる、ちゃぷ、ワァッチャッチョイーー!!
を繰り返しているうちに、なれてきます。
溶けだせ、私の凍傷。
湯気が収まると(夏季でしょうかね)このような美しい造形が拝見できます。

(Photo from Lake Myvatn Sightseeing & Hot Springs Tour from Akureyri)
大地の割れ目の先にはこの火山。
クヴェルフェットル(Hverfell)と言うんだそうです。
山の中腹から上はすべて噴火で吹っ飛んだんだろうなと思われます。
相当な爆発だったのではと思料。

たぶんもともとはこんなだったんじゃないかと。

・・・いきなり拙い加工写真を入れだしているのは、
いま次の国にてバス待ちで暇だからです。
夏季・同火山の遠景写真。

(Picture by Jesse.Hu)
4.ディンムボルギル(Dimmuborgir)
に着きました。
ミーヴァトン湖の東側にある溶岩でできた奇岩エリアです。


こんな岩がそこら中に散乱しており、
迷路のようです。
黒い岩が雪をかぶっています。
ハーゲンダッツ・チョコチップを頂きたくなる頃合いです。
前方にアーチ状の岩を有する大きな奇岩が登場。

登ってみました。
写真はアーチから地上の先代を見下ろします。
だいぶ高い所まで登ってきたようです。
ちなみに彼は諸事情でいま素足オンブーツなので登頂をご辞退なされました。

奇岩と私。

奇岩と私②
なにをこんなに偉そうにしているのか覚えておりません。

ディンムボルギルはアイスランド語で「暗闇の都市」を意味するんだそうです。
確かにそこらじゅう奇岩だらけで、逆にここに要塞都市を構築できそうです。
夏季写真はこちら。

(Copyright: Arian Zwegers from Wikimedia Commons)
本日最後の目的地、
5.ゴーザフォスの滝(Goðafoss)
です。

国道沿いにどーんと登場する割には
かなり私好みな造形です。

この滝の裏とかいけちゃいそうじゃないですか。
きっと聖剣ありますよ聖剣。
抜いてどうすんだという話ですが。
多分写メとってSNSにアップして元に戻すんでしょうね。
そこへ唐突に陽が差してきます。
もう神々しいのなんの。

車はそのまま本日の宿泊予定地、
6.アークレイリ(Akureyri)を目指します。

道中、北欧神話のような美しい景色と一緒に。

見えてきました。
アークレイリの街です。
でっかいフィヨルド沿いにあり、道もフィヨルドにそって北に行ったり南に行ったりです。
この写真は、東のフィヨルドから、西のフィヨルドにある街を見た構図です。

アークレイリの街。
アイスランドで二番目に大きい街です。
久々に信号を見た気がします。

と思ったら信号がちょっとオシャレです。

本日の宿。


本日の炭水化物。

意外と豪勢に見える見切り品をふんだんに取り入れた本日のつまみ。

今回の宿は最初先代が2人分予約したのですが、
お互いそのことを忘れ、
あ、私の分も予約しないとですね、と
私が個別に予約し、
その後に、そういえば二人分予約してたわ、と気付き、
さらに私が決済したカードが恒例のごとく使えなくなっており予約できてなかったので、
結果オーライだね、なんつってたのですが、
結果私の予約は決済エラーになっていたものの予約キャンセルにはなっておらず、
結果として三人分の予約をして一人分の予約が未決済、という状態になってました。
現地で一人分の料金を追加でお支払い。
大変にもったいないことをしました・・。
それ以上に、私のVISAカードが使えなくなっております。
もともと磁気不良なのでネット決済用にしていたのですが、
これが使えないとなるともうAMEXしかないのです。
そしてAMEXはほとんどのローカルスポットで使えないのです。
ヨーロッパなのに。
参ったなー。
にしてもオーロラ見えないなー。
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