【2018/3/11】#89 アイスランド(5) 海豹・海賊・吹雪・火口・車雪没・オーロラ
- 2018/03/15
- 16:49
フランス・リヨンで日本から輸送された補給物資、新iPhoneですが、
こともあろうになんとすでにディスプレイにヒビが入りました。
なぜかって。
アイスランド2日目の宿にて、
角砂糖が入ったガラス瓶のフタを開けた時に
そのガラスのフタがディスプレイを直撃したのです。
こういうやつ。

それだけでヒビが入るiPhone。だれかはやく提訴してください。
幸いまだ薄いヒビなので、本旅初代iPhoneより全然マシなのですが、
どうしたらいいでしょう、このやるせない感。
――――――――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:宿@エイイルス スタジル(Egilsstaðir)宿@エイイルス スタジル(Egilsstaðir)宿@アークレイリ(Akureyri)
→1.Hvammstangi(読み方不明)
→2.ブーザルダールル(Búðardalur)
→3.Snaefellsjoekull National Park(スナイフェルスネス国立公園)
→4.宿@ボルガルビッグズ(Borgarbyggð)
・手段:レンタカー
・料金:6日間で42000円+ガソリン代1日5000円程度
▼移動図

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――――――――――――――――――――――――
本日は移動メイン、観光二の次の1日です。
アイスランド第二の街、アークレイリの朝は毎度ながらの曇天です。
せっかくなのでアークレイリ大聖堂にやってきました。
長い階段から真正面にファサードを臨む聖堂ってなかなかなかったかも。
先日のレイキャヴィーク大聖堂といい、
大変にクリーンな雰囲気です。
朝8:00。
当然、閉まってますけどね。
ただ何者かが、右から入り口に接近し、
左から撤退した様子が目に取れます。
当方の先代です。
さて、今日もクルマは荒野を走っていきます。
ところがふと気づくと
あっという間に一面雪景色です。
かと思えば、
爽快な景色が開けてきて、
BGMも大変な騒ぎです。
まあいい歳したおっさん二人ですからね。
なお上記の通り写真も記憶も飛び飛びなのは、
運転しているのが先代で、私は爆睡していたからです。
恐れ入ります。
最初の目的地、
1.Hvammstangi(読み方不明)
に着きましたー!!
ここはアザラシを見ることができることで有名な港町です。
さっそくアザラシインフォメーションセンター(日曜日休館)の脇にある
海にやってきました!

・・・・日曜日はアザラシも休業のようです。
なぎ倒されんばかりの勢いの暴風だけが容赦なく我々の期待と体温を奪っていきます。
そこへ久々の天使降臨。
早速手を出す先代。
手は洗ってくださいね、な私。
あぁあぁ。しっかり手は洗ってくださいね。
とはいえ私もせっかくの天使降臨なので、
運転席のポテチを一枚与えてみるが、全く興味無さそうな様子。
ポテチは暴風にさらわれていきました。
天使は引き続きアザラシインフォメーションセンターの脇で
佇んでいます。
そこへ現れた欧米人のクルマ。
と颯爽と身を委ねる天使。
そしてこともあろうに欧米人のクルマの中へひょいっと入っていったではないですか。
そうか、この天使は旅人の貧富を瞬時に見分けるのですね。
その後しばらくカップラーメンを食べながら
アザラシの登場を願いましたが、
彼らも欧米人らしい仕事ぶりで、オフの日は完全オフのようです。
アザラシを諦めて次に向かいます。
アイスランドの東~北エリアはフィヨルドが続きます。
この谷間感を写真で伝えたいのですが、
どうしてもフィヨルドがでかすぎて、いい写真になりません。
下記は東と西を山に挟まれたフィヨルドなのですよ、一応。
そしてたどり着きましたは
2.ブーザルダールル(Búðardalur)
です。
アイスランドと言えばヴァイキングです。
もとい、
アイスランドと言えばヴァイキングらしいです。
そのヴァイキングの暮らしを紹介する民俗博物館です。
そのアイスランドと言えばヴァイキングです。
誰もいませんけどね。
やはり欧米各国の週末=世紀末論はここでも正のようです。
ヴァイキングが暮らしていてであろう茅葺き屋根のお宅がありました。
壁は土壁。ちょっと本気な感じのお宅です。
あああああもう。
こういうところにすぐ登ってしまう。
家の裏に登れそうな階段があったとご当人は主張していましたが、
きっとダメです。 なんてったってこれ茅葺屋根ですから。
謎の彫刻。
ビジターセンターが開いてさえいれば
こんな「謎の」とか言われることもなかったのですよ、館長。
このあたりから運転が私に変わった気がします。
先代は基本的には運転が好きなので、好きなだけ運転させておくのですが、
唐突に「眠い」だの「飽きた」だの言い出すので、
そのタイミングから私の出番です。
途端に怪しくなる雲行き。
途中、崖一面が凍っている美しい場所がありました。
そんな僻地の奥に街があり、スーパーがあったので
本日のつまみを買い足し。
どのスーパーでも見かけるこの存在感抜群の巨大パプリカをとうとう購入。
一個450円。
高い・・・だがこれは、お祭りであり、儀式です。
その駐車場から出る所。
窓に反射した我々のクルマのフロントガラス(右)に、
窓の中のおっさんが入り込んでいる軌跡の一枚。
私、最初、どんなかっこで飯食ってんだ先代は、と思ってしまいました。
いまアイスランド西の極限まで向かってます。
あたりはどんどん雪景色に。
もうこの辺りから
3.Snaefellsjoekull National Park(スナイフェルスネス国立公園)
に突入しています。
この半島の西側一帯が国立公園です。
この半島をぐるっと一周してみる次第です。
唐突に力強い鋭角な山が現れました。
Kirkjufell Mountainというそうです。
そしてその後すぐに今度は山頂まで登れそうな火山を発見。
登ってみました。
火口が登場です。
ちょっとでかすぎてカメラ収まらず何が何だかですよね。
山の上から、麓を見下ろし、そこからこの山の火口を映した動画。
麓は麓で大きな噴火跡があり、ドラゴンヘッドのその後の世界な感じです。
もはや路面が凍結してきています。
ああ、もう。
ここはどこ、私は誰。
BGMだけイキイキしております。
ブリザードが止んだと思いきや
こんな雲海の上のような幻想的な景色。
この白靄はすべて雪陽炎(仮称)です。
Hellnarの村までやってきました。
雪陽炎は極限までその凄まじさを進化させ、
もう歩いてられないくらいの状態です。
簡単にいうとつまりは猛吹雪です。
ちょっと調子にのって歩いてみる。
海岸に謎のオブジェ。
単体では絵にならなかったので
せっかくなので太陽に重ねてみる。
眼鏡岩?
と言われる奇岩も。
もうブリザードがすごすぎて、一旦ここで車内で休憩。
小説「地底への探検」の舞台となった洞窟の入り口がある、という
事前情報を期待していたのですが、
近くのレストランのWi-Fiで調べなおすとどうやら洞窟の入口云々ではなく、
この一帯の全体が小説「地底への探検」の舞台なのだそうです。
行き場をなくし、
そろそろ帰ろうか、、、となる一行。
先程の流れに沿って半島を一周すべく道に戻ります。
が、なんと、行先の道(坂道で急な上り坂)で
クルマが多数立ち往生しています。
なんだなんだ事故か!?
と野次馬マインドで接近してみると、、、、
なんと積雪で複数のクルマがスタックしていました。
ただスタックしているのは二駆。
一部の四駆はその横をすり抜けて進んでいるので、
我々も行ってしまおうとエイヤで乗り込んだ数秒後、
クルマが進まなくなりました。
ありゃりゃーーん。。
と引き返すことに。
バックで10mくらい引き返していると、
こんどは後ろに進まなくなりました。
うっそーん。。
と今度は前へ戻そうとアクセル踏むも、
・・・・進まない。
なんと。
とうとう前にも後ろにも進まなくなりました。
そこへ下ってきたクルマが真横で派手にスタック。
我々二台が道を塞ぐ形でスタックしたのです。
坂の上のほうはもはや5,6台がぐっちゃぐちゃに入り乱れて全員スタック。
坂の下の方はこの惨劇をみてみんな引き返していて誰もいません。
・・・\(^o^)/・・・
いよいよヤバい事態に気付かされざるを得なくなりました。
ひとまずクルマから出寒い!!!!
一旦クルマに引き返します。
もうブリザードがすごすぎて耳を引きちぎらんばかりに氷が突き刺さってくるのです。
一旦コート着て、帽子かぶって、手袋つけ、雪かき棒を手に、いざ。
タイヤの周囲の雪をどかしどかせない!!
こんなに雪って凝縮されると固くなるのね。。。
二人で交代して片方がアクセル踏んでみたり休憩してみたり
もう片方が必死に雪かき。
時刻18:30。
あと30分で暗闇です。
急がねばなのです。
ここであることに気づきました。
車輪の左前と左後は空回りするのに、
右前と右後ろは空回りすらしません。
これもこれでヤバそうな事象なのですが、
ひとまず右前と右後のタイヤの軸にとんでもない量の
雪が詰まっていることを認識。
これを雪かき棒とカメラの三脚を使って
ガシガシ削っていくことに。
もう手の感覚無いです。
地べたに寝そべらざるを得ないので足の感覚も微妙です。
たまに排気ガスを顔面に暗い火傷しそうになります。
たぶんこのとき二人とも半べそ書いていたでしょう。
私はとにかく「今日オーロラみなきゃいかんのだ」という
こういうときだけ大変身勝手にオーロラ理論を持ち出しては
生命活動の口実にしていたことを覚えています。
とにかく必死でした。
しばらく雪を掻き出してから
アクセルを踏み込むと、、、、右前が動いた!!!
引き続きもう雪と一体化してしまっている右後ろのタイヤ軸に絡みついた雪をどかしていきます。
15分くらいすると、、、
動きましたよ右後ろ!
ここで
アクセル全開+全力でクルマを前から、押す!!
ちょっと動いた!!
ちょっと動いたからもうちょっと動いた!!
そしてさらにさらに動き出し・・・抜けたァァァァァァアアアアアアアアアアッッツ!!!
正味45分くらい格闘していましたよここで。
ほんとに死ぬかと思った。
抜け出せたときの感動はもはやおそらくこの旅の一番の達成感でした。
そんなこんななので写真は一枚もないですすみません。
写真を一枚も残せていないことを思い出し、
抜け出した後にいまさらのショット。
生!!
本日は移動メイン、観光二の次の1日です。
アイスランド第二の街、アークレイリの朝は毎度ながらの曇天です。
せっかくなのでアークレイリ大聖堂にやってきました。

長い階段から真正面にファサードを臨む聖堂ってなかなかなかったかも。

先日のレイキャヴィーク大聖堂といい、
大変にクリーンな雰囲気です。

朝8:00。
当然、閉まってますけどね。
ただ何者かが、右から入り口に接近し、
左から撤退した様子が目に取れます。
当方の先代です。
さて、今日もクルマは荒野を走っていきます。



ところがふと気づくと

あっという間に一面雪景色です。
かと思えば、

爽快な景色が開けてきて、

BGMも大変な騒ぎです。

まあいい歳したおっさん二人ですからね。
なお上記の通り写真も記憶も飛び飛びなのは、
運転しているのが先代で、私は爆睡していたからです。
恐れ入ります。
最初の目的地、
1.Hvammstangi(読み方不明)
に着きましたー!!
ここはアザラシを見ることができることで有名な港町です。

さっそくアザラシインフォメーションセンター(日曜日休館)の脇にある
海にやってきました!

・・・・日曜日はアザラシも休業のようです。
なぎ倒されんばかりの勢いの暴風だけが容赦なく我々の期待と体温を奪っていきます。
そこへ久々の天使降臨。

早速手を出す先代。
手は洗ってくださいね、な私。

あぁあぁ。しっかり手は洗ってくださいね。

とはいえ私もせっかくの天使降臨なので、
運転席のポテチを一枚与えてみるが、全く興味無さそうな様子。
ポテチは暴風にさらわれていきました。
天使は引き続きアザラシインフォメーションセンターの脇で
佇んでいます。
そこへ現れた欧米人のクルマ。

と颯爽と身を委ねる天使。
そしてこともあろうに欧米人のクルマの中へひょいっと入っていったではないですか。
そうか、この天使は旅人の貧富を瞬時に見分けるのですね。
その後しばらくカップラーメンを食べながら
アザラシの登場を願いましたが、
彼らも欧米人らしい仕事ぶりで、オフの日は完全オフのようです。


アザラシを諦めて次に向かいます。
アイスランドの東~北エリアはフィヨルドが続きます。
この谷間感を写真で伝えたいのですが、
どうしてもフィヨルドがでかすぎて、いい写真になりません。
下記は東と西を山に挟まれたフィヨルドなのですよ、一応。

そしてたどり着きましたは
2.ブーザルダールル(Búðardalur)
です。
アイスランドと言えばヴァイキングです。
もとい、
アイスランドと言えばヴァイキングらしいです。
そのヴァイキングの暮らしを紹介する民俗博物館です。
そのアイスランドと言えばヴァイキングです。

誰もいませんけどね。
やはり欧米各国の週末=世紀末論はここでも正のようです。
ヴァイキングが暮らしていてであろう茅葺き屋根のお宅がありました。
壁は土壁。ちょっと本気な感じのお宅です。

あああああもう。

こういうところにすぐ登ってしまう。
家の裏に登れそうな階段があったとご当人は主張していましたが、
きっとダメです。 なんてったってこれ茅葺屋根ですから。
謎の彫刻。
ビジターセンターが開いてさえいれば
こんな「謎の」とか言われることもなかったのですよ、館長。

このあたりから運転が私に変わった気がします。
先代は基本的には運転が好きなので、好きなだけ運転させておくのですが、
唐突に「眠い」だの「飽きた」だの言い出すので、
そのタイミングから私の出番です。
途端に怪しくなる雲行き。

途中、崖一面が凍っている美しい場所がありました。


そんな僻地の奥に街があり、スーパーがあったので
本日のつまみを買い足し。
どのスーパーでも見かけるこの存在感抜群の巨大パプリカをとうとう購入。
一個450円。
高い・・・だがこれは、お祭りであり、儀式です。

その駐車場から出る所。
窓に反射した我々のクルマのフロントガラス(右)に、
窓の中のおっさんが入り込んでいる軌跡の一枚。
私、最初、どんなかっこで飯食ってんだ先代は、と思ってしまいました。

いまアイスランド西の極限まで向かってます。
あたりはどんどん雪景色に。

もうこの辺りから
3.Snaefellsjoekull National Park(スナイフェルスネス国立公園)
に突入しています。
この半島の西側一帯が国立公園です。
この半島をぐるっと一周してみる次第です。
唐突に力強い鋭角な山が現れました。
Kirkjufell Mountainというそうです。

そしてその後すぐに今度は山頂まで登れそうな火山を発見。

登ってみました。
火口が登場です。
ちょっとでかすぎてカメラ収まらず何が何だかですよね。

山の上から、麓を見下ろし、そこからこの山の火口を映した動画。
麓は麓で大きな噴火跡があり、ドラゴンヘッドのその後の世界な感じです。
もはや路面が凍結してきています。

ああ、もう。
ここはどこ、私は誰。

BGMだけイキイキしております。
ブリザードが止んだと思いきや
こんな雲海の上のような幻想的な景色。
この白靄はすべて雪陽炎(仮称)です。

Hellnarの村までやってきました。
雪陽炎は極限までその凄まじさを進化させ、
もう歩いてられないくらいの状態です。
簡単にいうとつまりは猛吹雪です。
ちょっと調子にのって歩いてみる。

海岸に謎のオブジェ。

単体では絵にならなかったので
せっかくなので太陽に重ねてみる。

眼鏡岩?
と言われる奇岩も。


もうブリザードがすごすぎて、一旦ここで車内で休憩。
小説「地底への探検」の舞台となった洞窟の入り口がある、という
事前情報を期待していたのですが、
近くのレストランのWi-Fiで調べなおすとどうやら洞窟の入口云々ではなく、
この一帯の全体が小説「地底への探検」の舞台なのだそうです。
行き場をなくし、
そろそろ帰ろうか、、、となる一行。
先程の流れに沿って半島を一周すべく道に戻ります。
が、なんと、行先の道(坂道で急な上り坂)で
クルマが多数立ち往生しています。

なんだなんだ事故か!?
と野次馬マインドで接近してみると、、、、
なんと積雪で複数のクルマがスタックしていました。
ただスタックしているのは二駆。
一部の四駆はその横をすり抜けて進んでいるので、
我々も行ってしまおうとエイヤで乗り込んだ数秒後、
クルマが進まなくなりました。
ありゃりゃーーん。。
と引き返すことに。
バックで10mくらい引き返していると、
こんどは後ろに進まなくなりました。
うっそーん。。
と今度は前へ戻そうとアクセル踏むも、
・・・・進まない。
なんと。
とうとう前にも後ろにも進まなくなりました。
そこへ下ってきたクルマが真横で派手にスタック。
我々二台が道を塞ぐ形でスタックしたのです。
坂の上のほうはもはや5,6台がぐっちゃぐちゃに入り乱れて全員スタック。
坂の下の方はこの惨劇をみてみんな引き返していて誰もいません。
・・・\(^o^)/・・・
いよいよヤバい事態に気付かされざるを得なくなりました。
ひとまずクルマから出寒い!!!!
一旦クルマに引き返します。
もうブリザードがすごすぎて耳を引きちぎらんばかりに氷が突き刺さってくるのです。
一旦コート着て、帽子かぶって、手袋つけ、雪かき棒を手に、いざ。
タイヤの周囲の雪をどかしどかせない!!
こんなに雪って凝縮されると固くなるのね。。。
二人で交代して片方がアクセル踏んでみたり休憩してみたり
もう片方が必死に雪かき。
時刻18:30。
あと30分で暗闇です。
急がねばなのです。
ここであることに気づきました。
車輪の左前と左後は空回りするのに、
右前と右後ろは空回りすらしません。
これもこれでヤバそうな事象なのですが、
ひとまず右前と右後のタイヤの軸にとんでもない量の
雪が詰まっていることを認識。
これを雪かき棒とカメラの三脚を使って
ガシガシ削っていくことに。
もう手の感覚無いです。
地べたに寝そべらざるを得ないので足の感覚も微妙です。
たまに排気ガスを顔面に暗い火傷しそうになります。
たぶんこのとき二人とも半べそ書いていたでしょう。
私はとにかく「今日オーロラみなきゃいかんのだ」という
こういうときだけ大変身勝手にオーロラ理論を持ち出しては
生命活動の口実にしていたことを覚えています。
とにかく必死でした。
しばらく雪を掻き出してから
アクセルを踏み込むと、、、、右前が動いた!!!
引き続きもう雪と一体化してしまっている右後ろのタイヤ軸に絡みついた雪をどかしていきます。
15分くらいすると、、、
動きましたよ右後ろ!
ここで
アクセル全開+全力でクルマを前から、押す!!
ちょっと動いた!!
ちょっと動いたからもうちょっと動いた!!
そしてさらにさらに動き出し・・・抜けたァァァァァァアアアアアアアアアアッッツ!!!
正味45分くらい格闘していましたよここで。
ほんとに死ぬかと思った。
抜け出せたときの感動はもはやおそらくこの旅の一番の達成感でした。
そんなこんななので写真は一枚もないですすみません。
写真を一枚も残せていないことを思い出し、
抜け出した後にいまさらのショット。


生!!
もうクルマとタイヤの軸は雪がカチンコチンにつまり、
そしてクルマの下と雪面もガッツリ一体化していて死ぬ思いでした。
その後、来た道をすごすごと引き返します。
もうブリザードと夕日がコラボして天国へのお導きかと思いました。
タイムラプスにしてみたり。
自分らの置かれている身の程をわきまえるべきでした。
というのも、
半島を元の道に戻る=半島の北側に出るわけですが、
宿はもっともっと南です。
つまりこの半島を南へ抜けねばならぬなのですが、
この抜け道がいまならもれなくすべて山道なのです。
最初の山道54号線。
試しに入ってみるも、クルマが一台もいません。
ぐんぐん坂道を上がっていき、
漆黒の闇をブリザードが視界を覆う未知の領域に突入してきた頃、
突如路面が凍結しだし、15cmくらいの積雪エリアが行く手を塞ぎます。
こんなところでスタックしたら、即死です。
この道は泣く泣く諦め、引き返します。
そしてかなり道を戻り、
56号線で、なんとか南へ抜けることができ、
22時に宿に着きました。。
(本来は19時には宿ついてるはずでした)
いや本当に怖い思いをしました。
宿に帰り道路情報を見ると、
Snaefellsjoekull National Park(スナイフェルスネス国立公園)半島周辺は
すべて通行止めになっていました。
ちょっとでも遅くなってたら我々、車ごとあのエリアに閉じ込められていたでしょう。
アイスランドの自然の厳しさをここに見ました。
傷心の本日のつまみ。
見た目くそ不味そうな味噌ラーメンとポテトになりました。
そしてクルマの下と雪面もガッツリ一体化していて死ぬ思いでした。
その後、来た道をすごすごと引き返します。
もうブリザードと夕日がコラボして天国へのお導きかと思いました。
タイムラプスにしてみたり。
自分らの置かれている身の程をわきまえるべきでした。
というのも、
半島を元の道に戻る=半島の北側に出るわけですが、
宿はもっともっと南です。
つまりこの半島を南へ抜けねばならぬなのですが、
この抜け道がいまならもれなくすべて山道なのです。
最初の山道54号線。
試しに入ってみるも、クルマが一台もいません。
ぐんぐん坂道を上がっていき、
漆黒の闇をブリザードが視界を覆う未知の領域に突入してきた頃、
突如路面が凍結しだし、15cmくらいの積雪エリアが行く手を塞ぎます。
こんなところでスタックしたら、即死です。
この道は泣く泣く諦め、引き返します。
そしてかなり道を戻り、
56号線で、なんとか南へ抜けることができ、
22時に宿に着きました。。
(本来は19時には宿ついてるはずでした)
いや本当に怖い思いをしました。
宿に帰り道路情報を見ると、
Snaefellsjoekull National Park(スナイフェルスネス国立公園)半島周辺は
すべて通行止めになっていました。
ちょっとでも遅くなってたら我々、車ごとあのエリアに閉じ込められていたでしょう。
アイスランドの自然の厳しさをここに見ました。
傷心の本日のつまみ。

見た目くそ不味そうな味噌ラーメンとポテトになりました。
パプリカどこいったんだ。
でもこれが超絶美味いんですよ。
アイスランドは物価高いだけでなく、味もちゃんとしてます。
パプリカが甘すぎて味噌ラーメンと超マッチしてくれました。
まあ作ったのは私ではないのですがね。
私はポテトを揚げただけです。
もこみちもガッカリのあっさりキッチンです。
さて、この
4.ボルガルビッグズ(Borgarbyggð)
という村に宿を取ったのは、
オーロラが見やすいと評判の村だからです。
だがしかしこの日は大曇天。
オーロラ光度も「1」(=絶対に見れない)
でもでも、せっかくここまで着てるのですから
行くだけ行ってみたかったわけです。傷心引きずりながら。
村の街頭エリアが途切れる田舎道にあるガソリンスタンド(無人)に入り、
なんとなく空を見ていると、まさかの満点の星空!!!
晴れてるー!!
ですがオーロラ光度は1。
星空は100点満点なのですが、オーロラは見えません。
ただなんとなく、
なんとなく北の空に他の星空とは色が異なる一帯があるように感じられます。
先代はまったくそうは見えないと言っていましたが。
やはり私レーシック受けてから多少、光に過敏になっているようです。
ひとまず私がなにかを感じる方角に向けて
先代の一眼レフで長時間露光でシャッターを切ると、、、
来ました。
まさかのオーロラ発見です。
・・・・カメラを構えてようやく認識するだなんて 発見の仕方やだなー!!
もっと肉眼で眼前一面を大迫力で襲いかかってくるぐらいの光のカーテンを拝見したいのです。
結局寒さで3分も外に出てられないという現実に勝てず、
すごすご撤退した次第です。
明日はアイスランド最終日!
明日こそはー!
――――――――――――――――――――――――
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記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、

でもこれが超絶美味いんですよ。
アイスランドは物価高いだけでなく、味もちゃんとしてます。
パプリカが甘すぎて味噌ラーメンと超マッチしてくれました。
まあ作ったのは私ではないのですがね。
私はポテトを揚げただけです。
もこみちもガッカリのあっさりキッチンです。
さて、この
4.ボルガルビッグズ(Borgarbyggð)
という村に宿を取ったのは、
オーロラが見やすいと評判の村だからです。
だがしかしこの日は大曇天。
オーロラ光度も「1」(=絶対に見れない)
でもでも、せっかくここまで着てるのですから
行くだけ行ってみたかったわけです。傷心引きずりながら。
村の街頭エリアが途切れる田舎道にあるガソリンスタンド(無人)に入り、
なんとなく空を見ていると、まさかの満点の星空!!!
晴れてるー!!
ですがオーロラ光度は1。
星空は100点満点なのですが、オーロラは見えません。
ただなんとなく、
なんとなく北の空に他の星空とは色が異なる一帯があるように感じられます。
先代はまったくそうは見えないと言っていましたが。
やはり私レーシック受けてから多少、光に過敏になっているようです。
ひとまず私がなにかを感じる方角に向けて
先代の一眼レフで長時間露光でシャッターを切ると、、、

来ました。
まさかのオーロラ発見です。
・・・・カメラを構えてようやく認識するだなんて 発見の仕方やだなー!!
もっと肉眼で眼前一面を大迫力で襲いかかってくるぐらいの光のカーテンを拝見したいのです。
結局寒さで3分も外に出てられないという現実に勝てず、
すごすご撤退した次第です。
明日はアイスランド最終日!
明日こそはー!
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