【2018/3/14】#92 デンマーク(2) コペンハーゲン② ヒュッゲリな一日。
- 2018/03/16
- 03:02
朝イチから同室の欧米女に絡まれキレられそそくさとチェックアウト。
英語ができないだけで他旅行客と揉めたのは初めてです。
さて唐突ですがみなさん「ヒュッゲ」って知ってますか。
意味合いとしてはデンマーク語で「居心地がいい時間や空間」。
デンマーク人はこれをアイデンティティの一つとして常に意識しているんだとか。
デンマーク人はこれをアイデンティティの一つとして常に意識しているんだとか。
デンマークは国連調査の「世界で最も幸せな国ランキング」で一位なんだそうです。
※スウェーデン、ノルウェーなど北欧諸国も上位。
北欧諸国は人口が少ない、一人当たりGDPが高い、教育無料、補助金すごい、(そして税金も高い)、という共通点がありながら各国を制してデンマークが一位という点もあってかどうかわかりませんが、いまアメリカやイギリスで新たなライフスタイルとしてこの「ヒュッゲ」が注目を浴び始めているのだそうです。
この「ヒュッゲ」で検索して出てきたサイトの説明がなかなか秀逸で。
パチパチと音を立てる暖炉を囲みながら、手編みの靴下やセーターを着込んだ友達や家族が、コーヒーやケーキを食べてほっこりする時間ーー。
ヤバくないですか。
「--」←これ、なんだし!
さらに説明は続きます。
「あなたをディナーにご招待しましょう。その日までの間、私たちはそれがどんなにヒュッゲリ(ヒュッゲの形容詞)なひと時になるか話し、当日はとてもヒュッゲリなディナーだと語り合い、翌週はこの前の土曜日がいかにヒュッゲリな1日だったか話すのです」
あーもうたまらん。
ヒュッゲがどうこうではなくこの述者たまらん。
ちょっとこの文脈だとヒュッゲをなんだと思ってるんだとなってしまいそうなので補足ですが、あくまでもヒュッゲは個人の主観かつ価値観によるものであって、いちいち当人がヒュッゲヒュッゲ言うものではないですし、他人がどうこういうことでもないですよね。
つまりは気の持ちようなんだと思います。
みなさんもどうですか、ヒュッゲで幸せになってみませんか。
私も今日は出だしからノンヒュッゲでしたが、ここからは今日一日をヒュッゲリにできるよう、努めたいと思います。
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▼徘徊メモ
▼徘徊メモ
・行き先:コペンハーゲン市内
・手段:徒歩
▼コペンハーゲンぶらりマップ
・黒色:FLIXBUSバスターミナル
・灰色:地下鉄駅 / Kongens Nytorv
・黄緑:宿 / Bedwood Hostel
・1.ニューハウンエリア / Nyhavn
・2.アマリエンボー宮殿
・3.フレデリック教会
・4.デザインミュージアム・デンマーク
・5.カステレット要塞
・6.人魚姫
・7.ローゼンボー城
・8.ストロイエ通り入り口
・9.ギネワールドレコードミュージアム / Guinness World Records
・10.Bang & Olufsen本店
・11.ロイヤルコペンハーゲン本店
・12.LEGO®Store 本店?
・13.旧証券取引所
・14.クリスチャンスボー城
・15.デンマーク王立図書館
・16.救世主教会
・17.Copenhagen Street Food
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昨夜茹ですぎたパスタを冷蔵庫にしまっておいたのですが誰も盗み食いなどしてくれず、しっかり二人分がそのまま残ってました。
昨夜に続き、欧米人各位から「この人はこんなに食べるのか」という目線を浴びながら、オリーブオイルと塩だけで炒め、食べ始め、1.8人分くらいまで食べたところで力尽きました。
炭水化物過多です。
マズイ。リバウンドしてしまう。
でもこの盛り盛りのパスタをついばんでるいまこの瞬間の私はヒュッゲです。
さて今日はコペンハーゲンで昨日行けなかったところをぶらりします。
ホワイトタイガーコペンハーゲンも無事見つけられると良いのですが。
ニューハウンを運河沿いに南下中。
しばらくして見えてきたのは旧証券取引所。
この尖塔がユニークです。
三匹のトカゲ?竜?の尻尾が絡まり合って尖塔を成しています。
この旧証券取引所のすぐ近くにあるのがデンマーク王立図書館です。
なんか凄そうなので行ってみる次第ですが、なにがどうすごいかは忘れました。
近々訪れる都市はどこも図書館を推しておりこんがらがっているのです。
・・・これっぽいです。
なんだか図書館っぽくない。
この渡り廊下みたいなところからアプローチするのでしょうか。
なのでこの右側の建物に回り込んでみます。
が、開いてない。。
こちら側はレンガ造り建物になっていてすごく立派な外観でどうみてもここ正面玄関でしょ、という雰囲気ですが、扉はびくともしません。
話を戻し、
そこで今度はモダンな外観側に回り込んでみると
開いてました。
かなりスタイリッシュな内観です。
そして思い出しました。
この図書館はその見た目が話題だったのです。
通称ブラックダイヤモンドと言われているそうです。
図書館のどこかで「ようこそブラックダイヤモンドへ」という看板があり気づきました。
・・・普通の黒いガラス張りの建物でしたが、どの辺がブラックダイヤモンドだったのだろう。
図書館内部自体はやや綺麗目な図書館というだけで、オックスフォードの図書館のような圧倒的なめくるめく古書の世界をどうぞご堪能あれ!という路線ではありませんでした。
スタッフオンリー
と書かれた扉の奥に蔵書エリアがあるのは発見したのですが、
そのぐらいです。
図書館なので当然といえば当然なのですが、観光客向けではないです。
勉強している学生さんも多く、普段使い感が凄いです。
その後、川を渡って対岸からも眺めてみましたが
うーん、ブラックダイヤモンドは言い過ぎかな。
そこから近くのクリスチャンボー城へ。
中に入ろうとしたら入れませんでした。
パーラメント、みたいなことを何度も言われたのですが、
こんなに純真無垢で善良な旅人をなぜ見学させてくれないのだと
プンスカプンスカしながら退散したのですが、
そもそもなんでしたっけパーラメントって。
※あとで調べたら国会だそうですね。
私、英語理解できずに国会議事堂に押し入ろうとしていたのですね。
歩いて川を渡り東側のエリアへ。
コペンハーゲンも例によって寿司屋が多いのですが、ちょっとこのネーミングはどうかと。たぶんノンヒュッゲですよ。
SUSHI SAIKO
寿司最高
さて次の目的地はここ。
この塔を登ってみます。
尖塔の螺旋がヤバイです。
しかもよくみると階段になってます。
あそこ登れるのでしょうか。
こちらの教会の名はその名もChurch of our Saviour。
訳は救世主教会です。
なにがどう救世主なのかは全くわかりませんでしたが、私がみたいのはコペンハーゲンの街並みです。
ひとまず行ってみます。
入場料35DKK。
とにもかくにも階段をガシガシ上がっていきます。
もう10階分ぐらいは登ったであろうと思ったところで外に出ました。
正直もう過呼吸寸前です。
良い景色です。
ここ、足元が外側に向けて傾いており、かなり恐怖です。恣意的でしょうか。だとするととんでもない救世主です。
なお既出の写真の通り、
この尖塔は先端が螺旋状の階段になっていたのですがそこには行けないのかな、と思っていると、この展望スペースの左側に、
天国への階段発見。
行ってみたかったと言いましたが、
実際目の当たりにすると、マジか、、、な心持ちです。
勇気を出して一歩ずつ足を踏み出します。
なにが嫌って、この全体的な心許なさです。
階段べっこべこだし。
螺旋階段は三周くらいしてようやく尖塔の先端まで来ました。
もう片足しか載せれないくらい狭く、実質これ以上はもう登れませんし、登りません。
もうアイスランドのような無茶はしません。
さきほどよりお高いところからの景色をもういちど。
下り道。
動画
そこからすぐ近くのクリスチャニアという地区。
ここ、
とんでもないエリアなのです。
・アムステルダム、イビザ島と並んでヨーロッパに現存する有名なヒッピーコミューン。
・デンマークの首都コペンハーゲンのほぼ中心に位置 する自治区。
・人口約1000人、面積約34ヘクタール
・デンマーク政府から独立したルールで社会がまわり、強力な自治権とともに独自の国旗や国歌さえも持つ。
・その一方で市民は政府に税金を納め他国民と同様の手厚い社会福祉も受ける。
・自治体のルールは3つだけ→「暴力禁止」 「ハードドラック禁止」 「自動車通行禁止」
・そして大麻販売が認められており、その販売区域(Green Light District)で厳守しなければならない3つのルール→ 「Have fun」 「Don’t run」 「No Photos」
以上です。
・アムステルダム、イビザ島と並んでヨーロッパに現存する有名なヒッピーコミューン。
・デンマークの首都コペンハーゲンのほぼ中心に位置 する自治区。
・人口約1000人、面積約34ヘクタール
・デンマーク政府から独立したルールで社会がまわり、強力な自治権とともに独自の国旗や国歌さえも持つ。
・その一方で市民は政府に税金を納め他国民と同様の手厚い社会福祉も受ける。
・自治体のルールは3つだけ→「暴力禁止」 「ハードドラック禁止」 「自動車通行禁止」
・そして大麻販売が認められており、その販売区域(Green Light District)で厳守しなければならない3つのルール→ 「Have fun」 「Don’t run」 「No Photos」
以上です。
観光客もちらほらいるものの、
確かに目がxxっちゃってる人や、コソコソと何かを売り買いしている人などいて、本当に大丈夫なのか不安になる雰囲気です。
ただなんとなくながら、観光客への敵意や悪意は感じません。
ただ私があとから驚いたのが「No Photos」っていうことを私知らなかったのです。
どこがGreen Light Districtだったのだろう・・・。
以下、Green Light Districtを含んでいたら追々削除します。。
ただ私があとから驚いたのが「No Photos」っていうことを私知らなかったのです。
どこがGreen Light Districtだったのだろう・・・。
以下、Green Light Districtを含んでいたら追々削除します。。
道案内板にOSAKA発見。
Say to no!
Hard drug
というスローガン発見。
先にも記載しましたが、
ここではHardでなければ問題ないのだそうです。
ここではHardでなければ問題ないのだそうです。
ポリスメンもウロウロしているのですが、
このコカインマークのウェルカムデスクにポリスメンいてはりますからね。
とはいえこの広場っぽいところはなんとなく観光客が多いのですが、
一本裏に行くと居住エリアになっていてファベーラ(スラム)みたいな雰囲気になってます。
さすがにそこには踏み入れませんでした。
※後日調べたらそういうところもひっくるめて本当に安全なのだそうです。
今日は手ぶらではなくパソコンバッグを持ち歩いている(宿に預けていない)ので強盗されるとピンチなのです。
理由は朝からクレイジー女と揉めたこともあり預け入れ荷物に何かされると怖いと思い。
※預け入れ荷物置き場は宿泊者なら誰でも入れちゃうのです。
とにもかくにも、住民である彼らにとって
ここは本当にヒュッゲな場所なのでしょう。
そこから徒歩10分ほどのところにある
Food street marketというコペンハーゲングルメが気軽につまめるフードマルシェみたいなとこに行ってみます。
クローズでした・・。
(写真なし)
こういうの多いなぁ。。
その後は一旦宿に戻り、荷物を拾って3時間ほどうつらうつらしながら明日以降の旅程を検討。
ちょっと船に乗ってみようかとか次の土日はどの街でやり過ごそうかとかとか。
あれ、ちょっといまこの瞬間、超ヒュッゲじゃね。
16:00、
宿発。ころころバッグを石畳で轟音轟かせながらコペンハーゲン街歩き再開です。
再開です、とか言いつつ
もうこれ以上行く場所ないので、バスターミナル近くの喫茶店で時間を潰すだけです。
ストロイエ通りでフライングタイガー・コペンハーゲンを発見しました!
昨日発見できませんでしたが、ストロイエ通りの西側にどどーんとありました。
まあ、なにも買いたいものはないのですがね。
日本でもそうですよね、
みてるだけで楽しいですが、じゃあ買うかというとそれはまた別、の典型ではないかと思っております。
ましてや男1人旅ですからね。
市庁舎。
この彫刻はアンデルセン童話でしょうか。
というのもすぐ隣に
H.C.アンデルセン先生がいらしたので。
そのすぐ隣に有名なチボリ公園がでかでかとありました。
休業中でしたがね。
コペンハーゲン中央駅の脇を通り抜けて、
肉市場の近くのこのレストランに来ました。
コペンハーゲンの外食はめちゃめちゃ高いのですが、色々調べた限り、ここがコペンハーゲン郷土料理を1番安く頂けそうなのです。
メニュー
もっともデニッシュ(デンマークの、の意)な一皿、と書かれた料理をお願いしました。
70DKK。
すんごいボリューミーなの来ました。
しかも提供時間10秒くらいです。
一応アツアツです。
謎です。
デンマークは豚肉の生産ならびに消費がとても大きいらしく、この料理も豚肉推しです。
ただ思った以上にシンプルです。
ビールはピルスナーを。
20DKK。
味は、うん、見た目通りですね。
でも良いのです。私の目的はデンマーク料理を食べてみる、でしたので。
お店の雰囲気も良く、地元の人が入れ替わり立ち替わり入ってくる活気ある店です。
とてもヒュッゲな雰囲気なのですが、私の席は入り口のすぐ横だったので人が出入りするたびに極寒の隙間風が入り込み、その度にノンヒュッゲでした。
さてまだまだ時間があるので、
時間つぶしできる場所を探すのですが、
コペンハーゲン中央駅の西側ってなんだか閑散としてますね。
お店もなかなかなく、あってもちょっと気楽には入れなそうなところばかりです。
コペンハーゲン中央駅に着いてしまったので中に入ってみます。
正解でした。
マック、スタバ、といった旅人のオアシスがWiFiをガンガン張り巡らせて待ち構えてました。
席に余裕があったマックへ。
ここでまた溜まりまくっているアイスランドブログを着手。すなわち超ヒュッゲな時間です。
カフェラテMサイズで17DKK≒300円。ここをスタバと思えば高くはないです。
、、、他メニューの値段も見ておけばよかった。
コペンハーゲンのマックはセットで余裕で1000円超えらしいのです。
ここで本日のバスの時間を再確認しようとFLIXBUSアプリをみると、出発時刻が
21:10→22:10になってます。
こ、こんなにシレッと時間変更を通知するとは、、、。
いや、what’sAppとか登録してたらメッセ来るのかもしれないですが、メールとかくれたらなー。
とはいえ私は心配性のB型。
21:10にバス停に向かいました。
・・・やはりバスはありません。
このコペンハーゲンのFLIXBUS発着場所は野ざらしなバス停で、大変な寒空です。
ここで1時間待つのか、、、。
バスはいくつか来るのですが、全てオスロ行きです。
ノルウェーの首都です。
私が行くのをやめた街です。
ノルウェーを止めたのは、
もう物価が超絶高すぎるのと、冬に行っても特に見所がないので、夜行バスイン→夜行バスアウトで宿泊せずの弾丸観光という選択肢もやめました。
ノルウェーはいつか夏のシーズンに行きます。
トロルの舌には死ぬ前に絶対にチャレンジしておきたいのです。
気になる方はググってください。圧巻の絶景です。
そんなみんなオスロ好きなのでしょうか。
私の感度が鈍いだけでしょうか。
でも今更引き返せません。
22:10、目的のバスは来ました。
スウェーデンはストックホルムです。
どこ始発かわかりませんがすでにバスはかなりの人で、私がバスに入った時にはかなり大柄で英語に喋れないおばちゃんの隣しか空いてませんでした。
おばちゃんは私が座ってもずっと私の席の足置きから足をどけようとしないので、丁重に両手でどかさせていただきました。
この感じ、南米を思い出します。
多分、この人も悪い人ではない。
なんだかんだでヒュッゲです。
バスは22:15くらいに出発し、
23:00にスウェーデン国境へ。
デンマークの首都コペンハーゲンは、え、そんな端っこで首都しちゃってて大丈夫?というくらいデンマークの端っこにあります。
というかそもそもコペンハーゲンって島なんですね。
大陸に国土がありながら島に首都。
なかなか粋ですね。
このスウェーデン国境ですが、かなりしっかり目でした。
最初はバスの中に警官が入り込んで来てのパスポートチェックでしたが、その後バスは怪しげな建物へ移動し、全員荷物を降ろして中身チェックが始まりました。
デンマークとスウェーデンは仲良くないのでしょうか。
勉強した限りはこれまで散々戦争してきた間柄とはいえ、橋も掛かってるし、一蓮托生なんだと思ってました。
ということで明日からスウェーデンです!
御察しの通り、お洒落で可愛らしいはずのコペンハーゲンをあまり楽しめてない私でしたが、ストックホルムを楽しむことはできるでしょうか。
明日もどうぞよろしくお願いします。
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