#285 五度目のデリーは遺跡へ。inインド(54) 2018.9.24
- 2018/09/27
- 07:00
地獄のローカルバス夜行から一夜明け、デリーに戻ってきました。
デリーとかもはや五度目です。
マジでお呼びでねーから。
てめーは木目でも数えてろ。
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▼徘徊メモ
・行き先:デリー周辺
↓デリー地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
※枠線内は後述
・青矢印左の紫:ラクシュミー・ナーラーヤン寺院
Lakshmi Narayan Temple
・ニューデリーの文字の右の赤:インド国立博物館
National Museum
・その左の赤:インド門
India gate
・その右下の紫:フマユーン廟
Humayun's Tomb
・その右上の紫:アークシャルダーム寺院
Swaminarayan's Akshardham Temple
・右下の紫:ロータステンプル
Lotus Bahai Temple
・下の緑:イケてるショッピングモール
Select Citywalk Mall
・左下の赤:クトゥブミナール
Qutub Minar
↓枠線内
・左下のオレンジ:ニューデリー駅
・右上のオレンジ:オールドデリー駅
・さらに上のオレンジ:カシミアゲート バスターミナル
Kashmiri Gate ISBT
・右上の赤:レッドフォート
Red fort
・その左の紫:シク教寺院
Gurdwara Sis Ganj Sahib
・その下の紫:ジャーマー・マスジット
Jama Masjid
・下のピンク:コンノート・プレイス
Connaught Place
・下の赤:階段井戸 アグレセン・キ・バオリ
Agrasen ki Baoli
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いやー。
体調ぜっっっっふちょうです。
これ本旅で一番辛いかも。
いえね、途中までは平気だったんです、昨夜のバス。
で、ちょっと胃が痛くなったなー
思ったら
あれちょっと頭も痛くなったなー
思いはじめ
やべ、ちょっと肛門様が唸り始めとる
からの
うーん、なんか、吐くかも
てな具合です。
デリーに近づけば近づくほど悪化しました。
これなんでしょうか。
インスタント麺をボリボリ食ったのが胃の中で水分吸収しすぎて脱水症状でしょうか。
それとも一昨日の笑顔が素敵な御夫婦の食堂で食べた大地の味がする米でしょうか。
ないしは標高2000mのマナリと標高200mのデリーを一日置きで往復したことによる高山病的なやつでしょうか。
はたまた心の底からデリーが憎いのでしょうか。
まあ、全てでしょうね。
いずれにせよこれちょっとキツい。。。
目眩してます。
って事で、不本意ながらインド人が転がるバスターミナルのベンチで休憩中です。
あと奥歯がめっちゃ痛い。
ぬるい水飲んでもキーンなります。
こりゃもうアレですね。
体調が不良ですね。
おそるべしローカル夜行バス。
1時間ほど休憩したらだいぶ良くなったので、
いつも通り騒がしいメインバザールへ赴き、
前々回と同じBackpacer's hostelです。
24時間エアコン効いてるのが堪らん。
ちょっとここで今日は療養です。
。。と!
思っていたのですが、
ALOO GHOBIをいただきます。
ALOOは芋、GHOBIは私大好きカリフラワーです。
ニューバザールは飯選びに困らないから良いですね。
ここは宿から3秒のレストランです。
リキシャの往来次第で10秒掛かることもあります。
そして、
地球の歩き方先生と対話してたら街外れの遺跡の存在をご教示頂いたので行ってみようと思います。
いや、以前から知ってはいたのですが、あまり興味なくて。
とはいえ流石に「食って寝て終わり」はブログ的にもアレなので、まあ行ってみましょう。ブログ的にな。仕方なくな。
もう一つ、
行ってみようと思ったきっかけ。
ここにメトロ駅あったんですね!(マップ左下)
メトロ乗るときいつもゴミゴミしたニューバザール通りを抜けてリキシャと詐欺師だらけのニューデリー鉄道駅を超えてニューデリーメトロ駅に行くのが面倒だったんですよね。
ただ今の宿は安宿街の西側なのでこのメトロ駅使えばあのニューデリー鉄道駅に関わらずに街へ出れる、コレは素晴らしい。
てことで
くだんのなんたら駅。
名前長いので覚えません。
それにしてもこんな街中にして地上駅です。
では向かいまーす。
えー、
いま目指してるのはクトゥブミナールという遺跡です。
メトロのイエローラインにクトゥブミナール駅があり、まあ取り敢えずそこ行きゃなんとかなるでしょ、ってんでやって来ました。
そして改札を出るなり20人くらいのリキシャがワラワラと近づいてきました。
クトゥブミナール?
クトゥブミナール?
クトゥブミナール?
クトゥブミナール?
10ルピー!OK?
10ルピー!OK?
10ルピー!OK?
50ルピー!OK?
一人頭悪い奴がいますが、まあ概ね相場は5ルピーなんでしょうかね。
つまりは超近そうじゃん、と思い、リキシャの群れを無視。
リキシャマン各位が右から左から顔を覗き込んで来ます。私はスタスタ歩いているので次々インド人の顔が出現します。
No? Why!?
貴方が嫌いだからです(心の中で)
No? Why!?
貴方方が嫌いだからです(心の中で)
No? Why!?
インド人が嫌いだからです(心の中で)
No? Why!?
あーもうお前らが◼️▲●✖️!!(声を!大に!して!)
なんでこいつらは同じことしか言わないんだ。
そして
意外に歩く。
15分は歩く。
これ大人しくリキシャ乗った方がいいですよ。
意外と混んでるチケット窓口。
と思ったらこれ全部インド人で、
外国人窓口は右にこっそり佇んでました。
右の奴らは次は俺だ次は俺だと前方へ食い気味。
左の奴らはいま左のほうで起きている口論を野次馬。
いざ入場ー。
おお!!
早速クトゥブミナールがお目見えです。
クトゥブミナールとは、インド最初のイスラム王朝、奴隷王朝(すげぇ名前ですね)の王様クトゥブッディーン・アイバク氏が、ヒンドゥー教徒に対する勝利を記念して建てたものだそうです。
ヒンドゥー教徒が戦うイメージってまったく湧かないですがどう戦うんでしょうか。
シヴァ神ないしはいカーリー神の降臨をただひたすらに祈る?
まあもし降臨したら世界が崩壊しますけれども。
※カーリー神さま
クトゥブミナール、
良いですねカッコいいです。
もっと近くから、、
曇天&逆光。
後回しにしましょうかね。。
格子窓越しに超決めまくってる香具師いるなと思ったら
かの国の方々でした。
ヤメれ。アジア人の品格下げるな。
どなたかのお墓。
構造美はイスラムっぽいですが、細部への追求はヒンドゥー感ありますね。
それもそのはずこの建物はヒンドゥー教徒に作らせたそうです。
アイバクさんからしたら驚いたでしょうね。
ちょ!おま!何オレ流にしてくれちゃってんの!って。
(追記:建物名はアラーイー・ダルワザ。かつてのこの建築群の正門だったそうです)
クトゥブミナールの説明。
読める人だけどうぞ。私ギブです。
建物の遺跡たち。
めちゃクソでかいです。
一緒に写り込んでる人と大きさを見比べていただければと。
アイバクさんの後の王朝であるハルジー朝のアラウッディーンさんが、クトゥブミナールよりでかいの作ろうとしたものの途中で暗殺されて建設は頓挫しちゃったんですって。
ん。なんか聞いたことあるぞこのパティーン。
イール・トゥミッシュ廟。
なんたらかんたらした人です。
白大理石の立派なお墓です。
(追記:奴隷王朝の二代目国王)
アショーカ王の鉄柱。
あれ?
アショーカ王って紀元前3世紀の人じゃなかったっけ?て思いますよね?ね?
あ、私だけですかね。なんだか私アショーカ王の足跡に触れる気合が多くてつい覚えてしまった。
で、
これアショーカ王が建てたのではなく、その後の紀元4世紀、グプタ朝が建てたものらしいです。
だとしてもグプタ朝ってヒンドゥー教絶世期な時代な訳で、よくアイバクさんに壊されずに残ってましたねコレ。
なおこの鉄柱にはもう一つの謎があり、建設から1600年経った今もまったく錆びていないんですって。
スゴい。それはスゴいよアショーカさん。が作ったわけじゃないらしいけど。
ちょっとせめてサビに見えないように工夫するとかしてよね。浪漫が緩慢ですよ。
ただこれ色々調べてたら、
昔は周囲の柵がなく自由にベタベタ触れたそうで、「後ろ向きに手を回して手がついたら幸せになれる」という花とゆめコミックスみたいな言い伝えがあったんだと。
それで手を回すインド人が急増し、柵が設けられたとか。
後ろに手を回すくらいでサビないと思うのですが、まあここはインドですからね。
誰かガンジス川の汚水聖水でもぶっかけたのでしょう。良かれと思って。
鉄柱からしたら逃げ場なしですからね、強制的に沐浴ですよ。悲劇です。そらサビるわ。知らんけど。
なおこの鉄柱は鉄純度99.72%で、「だから錆びにくい」んですって。
あの、文系にも分かるように説明してください。
なお鉄柱には文字が刻まれていました。
なんて書いてあるか知らんけど。
(追記:サンスクリット語で「偉大なるチャンドラを記念する柱」と書いてあるとか。チャンドラとは当時の王様の名前らしいです。)
周囲は元モスクの跡がモリモリです。
レリーフ凄いなぁと思いきや、これアイバクさがヒンドゥー寺院とジャイナ教寺院をぶち壊してそれを石材にしてるんですよね。その名残でしょうか。
確かにレリーフあるのは中途半端にごく一部なんですよね。
さあ、満を持して、クトゥブミナールですよ。
世界最大のミナレット(本当かな?)よ、その姿を見せ給えー!
わー!わー!
もっとお近づきしてみました。
迫力すごー!
高さ72.5mですって。
ヒンドゥー教徒集めて
「イスラム帝国バンザーイ!はい、Say!!」
をする為に建てたのでしょうね。
これコーランの語句なんですって。
そしてこれ、
眺めながらWiki見てて気づきました(歩き方先生の同行を失念)。
下層は円柱&三角柱、
中層は円柱、
上層は三角柱
なんですねー!小技効かせるよねー。
内部には378段の階段があり上に登れたそうですが、転落死事故が発生して以来、内部は見学不可となってます。
どこぞのインド人がセルフィーしようとして足を滑らせたのでしょう。
あと数々のアーチたちも、
いわゆるヨーロッパによく見る様式(なんていうんでしたっけ、あの石と石が支えあうように組み上げるやつ)ではなく、純粋に石の積み上げなんですよね。
ふむー。
凄いですねぇ。。。
リスね。
あと一歩で膝に乗ってくるんじゃないかって。ポテチ持って来れば良かったなー。
なお遺跡は意外と広く、それでも色々なところからクトゥブミナールさんを見上げられるのが楽しいです。
満足です。
いえね、実際問題、650ルピーは高いと思うんです。あとは好みの問題かと。
デリーの有料スポット小分けにしてぼちぼち巡って来ましたけど、私の好み的にはこんな感じでしょうか。
1.ジャーマー・モスジット 300ルピー
2.レッドフォート 600ルピー(入場せず外観だけで)
3.国立博物館 650ルピー(細密画らぶ)
4.クトゥブミナール 650ルピー
5.ジャンタルマンタル ?ルピー忘れた
6.フマユーン廟 600ルピー
あ、私の好みとかどうでも良いですよね。
すみません出すぎたマネをして。
ただもう5度目ですんでね。
「もう来ねえぞ!!」
という誓いでした。
実際もう来ないと思います。思いたい。
最後は
チョウメンで〆。
いわゆる焼きそばです。インドではCHINESE FOODカテゴリ扱いです。
てかこれね、
CLUB INDIA CAFEという、ニューバザールの真ん中の広いとこにあるレストランで、地球の歩き方14-15年度版には『日本食が美味しい』と書いてあるんです、が、いつ来ても
「今日はカツ丼と親子丼しかないよ」とか言われるんです。
私はメニューにあるそばかうどんを食べたいのに。毎回「フィニッシュ」とか言われる。
てか蕎麦うどんが無いってどういう事?
毎日粉から打ってんの!?
と疑心暗鬼の私の心を読み取ったのか、店員は「昼ならアルヨ」と教えて来れました。
まあもう来ないけどな。
さ!
今日はここまでです。
デリーをこれで最後にして次に向かうは、
は、
行けたら更新しますー。
どぞお楽しみに。
ひとまず、大変な下痢です。
インド初下痢です。
エジプトで激しい下痢を嗜んでからと言うものの私の胃もある程度はタフガイになってくれていたものと思ってました。
が、
ここへ来てまさかの。
マナリの大地の味の米が原因ではないかと推測しています。ごめんなさいね食堂のお父さんお母さん。
激下痢で脱水症状気味→水飲む→すぐ下痢→トイレを出る→すぐトイレへ入る、
そんな感じです。
出すのは簡単なので良いのですが、尻を拭きすぎて私の黄門様がそろそろ痛い言うてます。
トイレットペーパー勿体無いし。
インドくそ高いんですよ。
私の尻に話などどうでも良いですね。
ダンニャバードでした〜mm
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