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#151 洞窟住居マテーラの街② inイタリア(14) 2018.5.13


昨日の日記に記載の通り、このマテーラは一時期衛生環境が激悪化した際に「イタリアの恥部」と呼ばれていたらしいです。

イタリアの恥部は現在進行形で街中のトイレです。

速やかに対策を講じて下さい。ピザ焼いてる場合じゃないよ。



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▼徘徊メモ
・行き先:マテーラ市内
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー


↓マテーラぶらりマップ 大枠

・左のオレンジ:長距離バスターミナル

・中央オレンジ:鉄道マテーラ駅

・右のピンだらけ:洞窟住居エリア

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↓詳細地図

・青:宿 オステル デイ サッシ  平日一泊17€

・ピンク:ドゥオモ 

このドゥオモが小高い丘になっており、この北西方面と、南方面がすり鉢状の谷になっており、洞窟住居が広がっている。

・オレンジ:大広場の教会 

      Chiesa di San Francesco d'Assisi

・緑:マテーラで有名なレストラン le botteghe

・紫:洞窟教会

   下  サンタ・ルチア・アッレ・マルヴェ教会

      Santa Lucia alle Malve

   中  サンタ・マリア・デ・イドリス教会

      Santa Maria di Idris

   上  サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会

      Chiesa dei Santi Pietro e Paolo

・茶色:各種絶景ポイント


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唐突ですが、本日の朝日。





昨日この場所を訪れた時に、この谷が東側にあることを認識したので、ワンチャンス朝日行けるんじゃないかと思ったらビンゴでした。

ついついオシャンにタイムラプスなぞ使うてみました。


折角なのでもう片方の携帯でパシパシ撮影した方も残しておきます。

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さて、本日は1日マテーラです。


時間を持て余すことは完全に理解していますが、次の交通手段が2日に一回しかなく、ならば宿が高いバーリよりもこのマテーラでのんびりしようという判断です。


ということで宿に一旦戻り、またも山盛りパスタを平らげていざマテーラ昼の部。


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ド快晴です。
むしろ昨日晴れて欲しかったのだよ、もう。


私ご用達の見晴らしの丘。※朝日見た場所。

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本日は時間が有り余っているので、思い切ってあの谷の向こう側に行ってみます。

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こうして拡大してみると、谷ぎわに人が沢山いるのです。きっと行けます。

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ひとまずは手前側の崖っぷちの教会に行ってみたいと思います。

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やって来ました。
サンタ・マリア・デ・イドラス教会と言うそうです。


イドラスとは水と言う意味だそうです。

近くで撮るとただの岩ですね。


マテーラにはこうした洞窟教会が多数あるようですが、特に有名な3つの教会は入場券セット売りされてて、個別にみる場合は1つ3€、3つみる場合はセット券6€という感じです。


内部。フレスコ画はかなり崩れてしまっていますが、ここが信仰の場だったことは十分感じ取れます。

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そしてこの教会の人に教えてもらい、教会三点セットのもう一つに来ました。


Mapsmeの地図を頼った結果、民家の上を土足で歩いたり、民家の軒先をくぐったり、と絶対公式ではないルートでした。


サンタ・ルチア・アッレ・マルヴェ教会。

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聖女ルチアを祀った教会で、こちらもフレスコ画だらけです。

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ここから先ほどの教会に戻る道中にあった、かつての洞窟住居の生活を再現したミュージアム「カーサ・グロッタ」。


入場料3€。


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内部の様子。

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一見ちゃんとしてますが、

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換気窓はこの一つのみ。
ややカビ臭さを感じます。



キッチン。


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馬車を呼ぶやつかと思ったら容器でした。

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井戸。

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といっても湧き水などなく、雨水をここに流し込んで水貯めしていたそうです。


ベッドは上げ底。
湿気を防ぐため&ベッドの下で養鶏していたそうな。

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トイレ。いわゆる壺トイレ。

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部屋の奥には家畜用の部屋。

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家畜と同居!?と思いますがこの街ガケ沿いですから家畜を放牧するスペース無いですもんね。


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流石にこの調度品は盛ってるのではないかと。



隣の洞窟ではマテーラの歴史などを映像で紹介してました。

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その隣の洞窟は洞窟教会と書いてましたが、ただの穴ぐらでした。
洞窟教会跡なのかな。

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三点セット洞窟教会とは別の、普通の教会@崖ぎわに来ました。


サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会です。


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この際感。

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内部は至って普通です。

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むしろおっさんが神父さんにピアノを教わってました。崖っぷちなのに微笑ましい光景です。


天井画が木製天井で綺麗でした。

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さあ、ここからは対岸を目指して歩け歩け大会です。



最初はMapsmeを見て、この谷をぶった斬るこの道、


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を発見し、余裕ぶっこいてましたが、

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まさかの閉鎖中だったので、結果こうなりました。

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っっっっっっっっっっそ遠回りです。



でも良いのです。

時間はあるので。
いざ。


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まだ歩き始めて10分の景色です。
谷の手前側です。この谷を越えてあの丘に行きたいのです。


振り返るとドゥオモ。

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この街はすり鉢状のサッシ地区がドゥオモの南東と北西の二箇所あり、いま北西のすり鉢の北側の丘の上にいます。


そしてもう名前も分からぬ教会。


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今日は日曜なので限りなくどこの店もシャッターが降りてますが、

しばらく歩いたあたりで賑やかな界隈に来ました。

みんなお花を売っている。ミサで使うのかな。。??


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朝顔久々に見た。




殺風景な街並みが続きます。

なんというか、ダレます。


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いよいよ荒野感出てきました。


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、、、、日陰がない!!


当たり前なのですが、当たり前だと思ってませんでしたナメてましたすみません。



道は大きな通りに合流し、谷を超える橋まで来ました。

ここまでで45分くらい。。


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から道をそれてあぜ道を上っていきます。

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途中、巨大な採石場跡?を通りました。

写真じゃ分かりづらいですが、これ高さ20mはあります。

落ちたら即死です。

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長閑。

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懐かしい風景。

昔我が実家の前は山でして、こんな草むらが沢山ありました。

今ではその山は立派な新興住宅地として我が家はすっかり見下ろされています。

 

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徐々にマテーラの街が見えてきました。

あの尖ってるの多分ドゥオモです。


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もうだいぶ近くまで来ましたよ。

ここまでで1.5時間です。

私乙。



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良いですよ。


周りに誰もいません。

さっきから第九を爆音でかましてますが、誰にも気を使う事なくトランスしてます。


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落ちたら即死の崖っぷちで、小さな赤い虫にまとわりつかれながらトランス中。



途中雲が太陽に掛かり、景色の一部が暗転し、


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そしてまた晴れるというスペクタクル。



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動画撮ったタイミングでちょうど雲により暗転かつBGMのヴェートーベン第七が最高潮を迎えた。




 

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良いです。



Mapsme曰くこの崖の下に教会があるようなのですが、どうしろと言うのでしょうか。Mapsmeが指す道はもはや道をなしていないのでこれ以上は諦めます。



なお朝日を見た丘の対岸にもいきたいのですが、この谷が遮っており、向こうまでは行けなそうです。



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ウロウロしてたら十字架発見。

遠くのドゥオモとコラボさせてみる。


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と思ったら、


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面はちゃんとした教会でした。

 

教会の上に土足で立ってたんですね私。

すみません。



近くにはきっとここにも人が住んでいたのであろう洞穴。


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ふう。


もう溶けそうなので切り上げます。



帰りも大自然を戴きながらのんびり参りました。


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途中、綿毛のボスみたいのがいました。

後ろの花とサイズ感を比べてみていただければと。


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マテーラ街が近づいてきました。


ところで熱射病でしょうか。

歩いた時間は3-4時間程度なのですが、かなり疲労感が来ておりとにかく休みたいもののどこもシャッター降りてる中で、唯一空いていたお店。


おっさんにジェラートを注文。


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男ジェラート。


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そしてようやく宿近くの観光地エリアに来るともはや日曜だったんじゃないのと言うくらい普通に各店営業していたので、とにかく座りたくてのピッツァ。


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ドゥオモというピッツァにしたらズッキーニ入りのマリゲリータでした。

どこまでもマルゲリータなのね南イタリアは。


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体力回復したので、せっかくなので名前も分からないこの大広場の教会も覗いておきます。

てか日曜なのにミサしないのかな。


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ドゥオモも。


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ドゥオモはなかなか煌びやかな内装でした。



そんなマテーラ2日目でした。


宿には16:00頃戻ったのですが、

ここから先の旅程をだいぶしっかりめに組みたかったのです。



次はギリシャに行きますが、もうアルファベットじゃなくなるんですねギリシャって。それだけで情報収集に時間かかります。



どんどん旅の難易度上がっていきます。

ヨーロッパが終わろうとしています。


そしてそろそろ5ヶ月です。日本を出て。

まだ5ヶ月かー!&もう5ヶ月かー!



なんて書き出したら寝れなくなるのでこの辺で。



明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。



あ、明日はアルベロベッロ という街に立ち寄ってからイタリアを出ます!


 
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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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