#217 ブルーシティ ジョードプル inインド(3) 2018.7.18
- 2018/07/20
- 08:00
ちょっと急ぎ足ですが、
本日は朝6:00発の列車でジョードプルという街に行きます。
デリー駅で詐欺師に嵌められかけた我々。
大丈夫です。もうインド人誰も信じねーから。
※インド人にも良い人は沢山いますよ。
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▼徘徊メモ
・行き先:ジャイプール→ジョードプル
・手段:列車
・料金:500ルピー≒800円
・時間:5時間 6:00発、10:50着
↓移動図
↓ジョードプル地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
・オレンジ:ジョードプル駅
・中央の赤:サダルマーケット中心の時計塔
Clock tower
・その右上の赤:階段井戸
Mahila bag ka
・青:宿 Royal heritge Jodhpur
ツイン一泊1600円
・左の赤:メヘラーンガル砦
Mehrangarh
・上の赤:ジャスワント・タダ墓廟
Jaswanth Thada
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朝5:15。
デリー駅での反省を生かし1時間前の朝5:00には駅についてるようにしよう、とか言っておいて起きたの5:00。
なかなかの速度で宿を出れたなと自負してます。
ジャイプール駅。
ありました。この22478というのが乗りたい列車です。4番線。
朝の構内。
列車が早いだけあってインド人もすでにわさわさです。
無事4番線に列車発見。
席はなんとテーブル席。
向かいのインド人ご家族とナマステです。
ドラえもんオープニングソングの動画(ヒンドゥー語)で即座に沈黙したのが上記図。
さすが世界のドラえもんです。不思議なポッケで泣く子も黙らせます。
ああダメでした。
ドラえもん効果も虚しく十分後にはこの様子。
暴れる子ども、悲しむお母さん(右)、諌める祖母(左)、物資を退避させる我々(手前)。
今回の列車は無料で色々振舞われるということはなく、スナックとチャイ屋が何度も「スナックスナック〜」「チャイチャイチャイ〜」と右往左往する感じでした。
チャイにトライ。
おっさんが前に抱えたポットにジョバーつってチャイを入れてくれます。
インド初チャイだなんて今更ながらの話ですが、ちょっと街中のチャイスタンドにまだトライする覚悟ができなきて。衛生的に。
外の景色は一面緑だったのが徐々にサバンナのような荒涼感出てきました。
湖なんかも見えてきました。おばちゃんも爆睡中。
そして昨夜に続き今日も、
定刻通りでジョードプル駅着です。
こんな定刻通りで大丈夫ですか。貴国のアイデンティティはどこ行ったんですか。
ジョードプル駅はなかなか凝った駅です。
そして駅前の景色。
見てくださいあの黄色×緑のリキシャの大群。
この街も騒がしそうです。
さて。
駅から宿がちょと距離があるので、もうこの時点で明日の列車の切符を買いたいと思います。
我々、もうこのインドで切符を予約するときはReservation counterに行くべしということを学びました。
ので、それっぽいところに並ぶのではなく、暇そうにしてる駅員に「明日のほにゃらら行きのチケットを買いたい。Reservationオフィスはどこだい?」と聞いて見みました。
するとなんと、
「外を出て右に曲がって500m行ったところよ。」
遠くないですか。
念のため三人の駅員に聞いても同じ回答でした。
、、マジか。
じゃあひとまず行ってみましょうか。。。
駅出てすぐ右に行くとPERSONAL TRAINING CENTERと書かれた建物が見えてきます。
もうこの時点で駅の敷地から出ちゃってる感がすごいです。
近くにいた兵士に「リザベーションチケット?」と聞くと、そっちそっち、と進行方向を指されます。
RESERVATION OFFICEと書かれた建物に着きました。なにこの遠さ。
場所ここです。
Maps.meでは建物名として「Railway reservation」という建物があります。
無事購入完了。
おし。
ここから宿まではリキシャ。
150ルピー提示を80で、と押したら拒否されました。
結構拒否るもんだなぁ。
その後のリキシャ各位もみな150150言うので、ある程度のラインがあるのかも。
と思ったら最初に交渉したおっさんが舞い戻ってきて、80で成立しました。
不機嫌なリキシャのおっさん。
Royal Heritageが本日の宿です。
この宿、凄いのが、テラスからの景色!
ジョードプルを見下ろすメヘラーンガル砦が君臨しております。
素晴らしいロケーションです。
ひとまず荷物を置き、昼寝!をし、15:00、再出発です。
いかん。寝すぎた。
宿の近くにリキシャの溜まり場みたいのがあるので来てみたら
リキシャはあれどおっさんがおらず、結局流しのリキシャに乗りました。
150提示でしたが結果100で成立。
10分ぐらいリキシャ走ると見えてきました、メヘラーンガル砦。
チケット窓口。
入場料600ルピーでした。
なお今回感心したのは、インド人はカウンターが別になっており、これまでのインド観光地のように、観光客価格とインド人価格が併記されていてその価格差にみんなが「インド滅べ」と唱える、というようなことがありませんのです。
まあインド人カウンター行けば価格差は分かっちゃうんですが。
インド人は100ルピーでした。6倍。滅べ。
チケット
下から見上げるこの迫力。
ラッシー売ってる店があったので入りました。
ここは砦なので、何度も門をくぐって城塞中心部へ進んでいきます。
門の天井。
この黒いの全部コウモリ。
こっちは蜂の巣。
蜂がざわっと動くと波が立つように見えます。
ゾッとする。
この後にミュージアムの入り口がありました。
この砦はこのミュージアムで当時の美術や文化についての展示をしているようです。
そしてその入場券が600ルピーなのだそうです。
※これ、後述しますがここに入らなくてもジョードプルの景色は楽しめますよ。
内部へ。
窓からインド人がナマステしてきやがります。
もうこの国はどこをどうやってもインド人がフレームインしてきます。
ミュージアムの番人が爆睡中。
象に乗る時に象の背中に乗せる荷台。
お神輿みたいな昔の乗り物。これなんちゅうんでしたっけ。
こんなん。
インドらしい、という表現が正しいか分かりませんが、とてもカオスです。
こちらもなかなかインド。
「マハラジャの行進」的なタイトルだったかと。
こちらがマハラジャさんですね。
この辺とかマジ現代のインドです。
駅の乗車券購入待ちの列とかまさにこんな感じです。
なおマハラジャとは王を指す言葉です。
「天皇」「大名」とかと違うのはこの文字が名前にも入れられるところでしょうか。なのでいろんなとこにいろんなマハラジャさんがいるんだと理解してますが、どうでしょうか、違ってたら教えてください。
王宮貴族たちの遊びでしょうか。
日本でいう蹴鞠的な?
すげえ強そうな神さま。
やはりどの絵も「数で物言わす」あたりがインドですね。
。。と、私の中の貴国への偏見が申しております。
ここは舞踏室だとか隣のツアー団体のガイドが言ってました。多分。
良いですね、マハラジャ感出てますよ。
この姿こそがブルーシティ、ジョードプルです。
昨日のジャイプールに引き続き、カラーリングが好きですね。
ゴレンジャー的な要素あったりするんでしょうか。
なおジャイプールのピンクカラーはイギリス王室のVIPを迎え入れるために街塗ったった!というインドらしい理由でしたが、
こちらのジョードプルのブルーカラーは害虫駆除のため化学塗料を塗ったところ青色に変色したのだそうな。
インドですね。
てかマジ体に悪そうですけど大丈夫ですか。
北側の景色。
いい感じに荒涼としてます。
とある部屋でターバンたちが会合してました。
なんだろうと思ったらテレビカメラの撮影が始まりました。演出だったんですね。
城の中庭から荘厳な城の表情をいくつか。
そしてお城はこの後お土産屋ラッシュが続き、退場となりました。
せっかくなのでこのまま城壁内のさらに上に登れそうなので道を進みます。
のんびり。
2mはある鉄のお椀みたいなもの。
閉じ込められたら終わりです。試しにいまそこにいるセルフィーセルフィーうるさいインド人を捕獲したい。
良い景色!
なのですがブルーシティな方面ではありません。
遠くに見えているのはウメイド・バワン宮殿でしょうか。
行くかどうか検討して結局遠すぎるからやめたのですが、現在のマハラジャが居住する宮殿で半分は今ホテルになっているんだそうです。
その宮殿じゃないかもですが。
ここでも姉が人気です。
気をつけなさいなインド人、
その人、仙人だから。いずれ霞食いだすから。
気がつけば城壁の上を歩いてます。
卍、調べてみたらこんな記述を発見しました。
このシンボルはドイツのナチスが使用したことから世界の場所によっては負のイメージを持っているところもありますが、実は卍は運と幸福の象徴です。この種類の十字は古代ヒンドゥー教で見られ、誠実、真実、純 粋、安定などを表しています。四つのポイントは四方向あるいはヴェーダを表しています。
https://www.ancient-symbols.com/japanese/hindu-symbols.html
マジ卍とは、マジAgeってことで良いですか。
城壁の先には祠。。?がありました。
ここの城壁には穴が空いており、そこからの景色が最高です。
ここでも先ほど姉とはしゃいでいたインド人一家が欧米人と大騒ぎしてました。
被写体がイケメン欧米人になると急に絵になる。
なおこの祠のあるあたりは靴を脱ぐのですが、足元に
こんな巨大なアリがもぞもぞしてるので気が気じゃないです。
そんなメヘラーンガル砦でした!
ブルーシティがそこまでブルーじゃなかったのは残念ですが、
城壁が圧巻だったので満足です。
そして入場料を払ってミュージアムに行かずとも奥の祠の穴から覗くブルーシティは十分綺麗でした
ただ私は思った以上にインド美術が面白いと感じたので、
ミュージアムに行ってよかったです。
帰りは徒歩。
この城塞、階段を使うと街から一直線で来れるのですが、オートリキシャ(道路)だとめっちゃ遠回りになるのです。
ということを知らずに150と提示してきたリキシャのおっさんに「50」とぶっ込んでみたら「そんなに言うなら歩きなよ(呆れ顔)」と説明されたルートです。なんかごめん。
徒歩ルートの景色。
見上げる城壁。
インド初。野犬ではない犬。
めっちゃ吠える。野犬の方が可愛いぜ。
良い野犬の代表例。くぅ。かわゆす。
街の中心、サダルマーケットに来ました。
こ広場の北の門を北側に出た両脇に有名なオムレツ屋が2軒あると聞いて来ました。
これかな?
オムレツ、看板には書いてますが、売ってませんでした。時間限定なのかな。
門を出て右がこっち。
こちらではオムレツ焼いてたので、ひとつだけ注文しました。
を見て怖気付いたからです。
なにしろインドに来てこれが初の屋台飯。
でもせっかくなので、一個テイクアウトです。
本日のヤギ。
本日の野犬。
本日のリス。
動物だらけです。
つまりこの街、
めっちゃきったないのです。
歩いてて茶色い物体がそこら中にあるのですが、
うんこ?
と警戒してよく見ると
あ、なんだハエの集団か、
と思ってその横を通ろうとすると
そのハエが一斉に飛び去り中からホクホクのうんこが登場したりします。
そこに甘ったるい売店のラッシーの匂いや揚げ物の匂い、
浮浪者の小便の匂い、下水の匂い、足元は謎のぬかるみ、
常にひっきりなしに轢きかけてくるリキシャたち。
そんなインドにやられたでしょうか。
姉が完全に様子がおかしいです。
夕飯は宿の屋上レストランで先ほどのオムレツサンドとともに頂いたのですが、もう野菜スープを一口食べるなりそのまま寝落ちする姉。
症状を聞くと、ただただ眠いのだそうです。
、、、あんた昨晩もガッツリ寝てるしジョードプルに来る列車内もずっと寝てたやんか。
仙人の必要睡眠時間はダテじゃないです。
(この後すぐ寝た姉は翌朝回復済み)
テラスからの景色。
先ほどのオムレツサンド。
味は普通。多分私の方が美味しく作れる。
マンゴーラッシー。
もはやヨーグルトです。食べる感じ。
KAJUカレーなるもの。中身はカシューナッツでした。
メヘラーンガル砦の夜遊びバージョン。
その後唐突にスコール。
ライトアップは気がつけば終了しておりました。
そんなジョードプルでした。
今これ書いてて気づいたのですが、ジョードプルにも階段井戸があり、そしてなかなかデカいタイプだったのを見逃しました。。。残念。
先ほどの時計塔とかワンピースのモデルになってるとかなってないとかなのですが、私ワンピース10巻くらいまでしか読んでなくて全然ピンとこないんですよねー。
全巻ちゃんと読破したいのですが、どっかインドの日本人宿でないですかね。ワンピース全巻あるとこ。
明日は砂漠の街、ジャイサルメール へ行きまーす!
もうジャイプールだのジョードプルだのジャイサルメール だのややこしい。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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