#250 インド出国② inインド(30) 2018.8.20
- 2018/08/22
- 07:00
もはやインドに来て丸一ヶ月のようです。
だんだんとこの開き直ったかのようなインド人共の喧騒と散らかりっぷり、そして身も心も薄汚れて来た自分に何も感じなくなって来ております。
ていうだけが理由ではないですが、一旦インドにお別れでーす。
フライトは明日ですけどね。
つい、はやる気持ち抑えきれずタイトルだけ出国してみました。
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▼徘徊メモ
ひとまず今日は
・行き先:ブバネーシュワル →チェンナイ
・手段:列車
列車番号:12841
列車名称:Coromandal express
等級:スリーパー
・料金:800ルピー≒1,280円
・時間:19.5時間 21:30発、17:00着
↓移動図
↓地図マップ ほとんど行けてないけど。
(英表記はMaps.me上の表記)
・左のオレンジ:チェンナイ・エグモア駅
・右のオレンジ:チェンナイ・フォート駅
・右上赤の左:法律専門学校 ※Maps.me表記無し
・右上赤の右:高等裁判所 Madras High Court
・右上赤のちょい下の赤三つ:セント・ジョージ砦
・その中の右上:フォート博物館 Chennai Fort Museum
・その中の右下:聖マリア教会 St Marys Church
・青:外国人専用宿 ブロードランズ
・上の緑:蟹カレーが有名なレストラン Sealord
・下の緑:映画館あるモール Chennai Citi Center Mall
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チェンナイへ向かう夜行列車の朝。
今回のスリーパークラスはかなり上品です。
昨夜も私の寝台に先んじて寝てるインド人に「どけぇ!」と日本語でドヤしたら一発で退きましたし。
これじゃまるで私の方がインド人みたいじゃないですか。
もうちょっとインド人らしくしてください。
そして早くも10:00くらいにスタッフがお昼のオーダーを取りに来ました。
チキン?ベジ?と聞いてきたのでひとまずチキンにしましたが、なんのことでしょうか。まあどうせカレーでしょうけれども。
しばらくした10:30頃、スタッフがご飯っぽいものを下の座席に置きに来ました。そこの脇でインド人寝てるっちゅーの。
が、その後一向に動きがなく、そのご飯っぽいものは放置されたまま11:30。
ふつうにご飯の車内販売の売り子がわんさか車内をウヨウヨし始めます。
香ばしい匂いが車内を侵略。
もう私の胃袋が浮き足立っております。
売り子君からビリヤニを購入。70ルピー。
「やべ、スプーン貰い忘れた!!」
と思ったら写真の通り中に埋もれてました。
彼らにとってはスプーンも具なのでしょうか。
ただあの汚い手で「ん。」みたいに渡されるくらいならこうして埋めといてもらった方がまだ良いです。
ちなみに、
ビリヤニの米の中に茹で卵が二個も埋まってました。
先ほどのスタッフが笑顔で「お待たせ♪」と
下の寝台に置かれてたチキンカレーを手渡してきました。
え、なんだったんでしょうかこの1時間の放置。
ただ温度は適温でした。
ア、アッツアツだから冷ましてたのかなっ。
そしてこのチキンカレーがめちゃ美味だったので
ビリヤニ直後にも関わらず難なくペロリでした。
なお先ほどの写真見てもらうと分かるのですが、今回の席、すぐ左が出入り口で、例のごとく扉なんて閉まりゃしないので強風もの凄しです。
油断してると米粒やら空の容器が吹っ飛んでいきそうです。
ここはアッパー席なので下ではインド人たちがワイガヤで食事中。
そこに私の食事が吹っ飛んでしまったら申し訳ないです。
いや、彼ら、喜んで拾って食うのかもしれませんが。
※その後、あとで捨てようと置いといた空の容器は突風で車内の奥に吹き飛ばされて行きました。ごめんなさい。
ドイドイドイ〜と聞こえたので、
買ってみました。
ドイってバングラデシュのヨーグルトです。
こんなとこで名前を聞くとは。
ふむ。味はバングラデシュのドイと同じですね。
バングラではとんでもない量が1セットになっており食いきれずワンコにあげてしまいましたが、この量だとちょうどいいです。
蜂蜜あったらもっと美味かったな。捨てなきゃよかったな。
20時間の旅路でしたが、まさかの定刻通りにチェンナイセントラル駅着です。
現在時刻17:00。
フライトは明日6:50です。
微妙に朝早いので、空港泊したろうと思ってます。
せっかくなのでちょっとだけチェンナイぶらぶらしてみようと思います。
最近移動だけの地味な日記が多いのでね。
チェンナイ。
イギリス東インド会社がこの街に設立され、ここを起点にイギリスがインドを掌握していったという歴史背景もあり、各国の商館や公館も多く立ち並ぶ南インドのゲートウェイとして、インド第四の都市なのだそうです。
もちろん、歩き方先生の受け売りです。
コルカタ以来の交通量。
30分くらい歩いて旧市街に来ました。
ジョージタウンとも呼ばれ、イギリス植民地時代にチェンナイ港に出入りする商船相手にインド人商人がつくった町なのだとか。
夕陽を浴びて紅く輝いてます。
写真ではそうは見えないでしょうけれども。
レモンを指差したのに笑顔でオレンジを渡されました。
一般人は入れませんでした。
まあそうだよね。
ちなみに地球の歩き方先生は、高等裁判所をプッシュしておきながら「ただし入れない」とは書いていません。ただ載せている写真が高等裁判所の全景ではなく『高等裁判所の上部』と一言添えた文字通り高等裁判所の上部の写真だけ掲載してました。
え、そこまで行間読ませるんですか?
地球の歩き方信者の皆様はやはりそこまでお見通すのでしょうか。
いまだに地球の歩き方の歩き方を歩けてない私です。
17:00閉園だそうです。OMG。
そしてもう陽が暮れ始めたのでチェンナイ観光をこれで終えたいと思います。
もうちょっと17世紀の東インド会社の風を感じられるかなと思ってましたが、甘かったです。
いざ空港へ。
空港へはメトロと私鉄(郊外列車と言われてるやつ)が乗り入れており利便性◎です。
ひとまず近くにあったのが郊外列車のチェンナイフォート駅なので、そこから乗ることにしました。
券売機を高速で操作してどんどん客を捌いてくおばさん。早すぎて機械が追いついてないです。
機会を操作する度に幾重にも重なった腕輪がシャシャシャン!と鳴るのがもはや神事を見ているかのように神秘的です。操作してもらってるインド人たちもおばさんの仕事が早すぎて、切符を渡されてもポカンとしてました。ジャガ様の次はこのおばさんが祭られるのでは。
私史上最大の開け放ちっぷりです。
そしてここからどんどん人が増えていき、
最終的には写真撮ってらんないほどでした。
よくこの状況であの開けっ放しの出入り口から人が落ちないもんです。
いや実際落ちてるのかもしれません。
空港最寄りのTirisulam駅着。
人がゴミのように詰め込まれてる車両から誰も降りようとしないので、
私も人をゴミだと思って出入り口に向かって思い切り押し出ました。
これによりインド人数名が転がり落ちてましたが彼らもハッハー!と楽しんでいたので結果オーライでしょう。
てかどうしたら良かったのでしょう。
ターミナル4は一番端っこでした。
空港に入るためのチェック列。
航空券ないと中に入れないってやつですね。
なのですが、なんと、私は明日のフライトだということで入れてもらえませんでした。ジーザス。
24:00になったらオッケー、ということらしいので、
しばし空港脇で4時間ばかしまったり中。
椅子がややふかふかなのでここでも寝れそうです。
周囲に兵士がたくさんいるのでもしかしたら起こされてしまうかもですが。
24:00。
いよいよ空港にイン。
の前に、謎の東洋人(おそらく中国人)の娘(妻?)が私の目の前で発狂し、父(夫?)が馬乗りになって押さえつけるも娘(妻?)は転げまわり叫び続け最後には身振り手振りで歌い出し踊り出す、という事件がありました。
インド人は総じてお節介なのでみんな父(夫?)に大丈夫かどうしたんだ、的な声を掛けるも彼は「大丈夫です、なんとかしますから(想定)!」と言って1時間以上、二人して揉み合ってました。
で、そんな揉み合いだけなら良かったのですが、周囲のインド人がみんなして私を見る。
待て。無理だ。
※同じ東洋人の私になんとかしてあげて的な目。
するとその娘(妻?)がなんと私めがけて€£$€£$!!と走り寄って来たので全力で逃げました。
その後彼女は車椅子でどこかに連れて行かれ、逆に私が兵士たちに職質される謎な結果に。ああもう最後までインド。
やっと入れたー!!爽
中は座れるカフェがなく、カフェスタンドでコーヒーとパイを買って夕飯。
インディゴ航空ですが、スリランカビザと帰りの航空券提示を求められました。
ビザはオンライン申請していたETAの承認メールのプリントアウトでOKでした。
断捨離の賜物です。
そして結果、ここでハサミが持ち込めないことに気づき、トイレでヒゲと鼻毛を切りました。
ワンチャンスどうにかならんかな、とカバンに忍ばせて手荷物検査に臨みましたが、インド人兵士に「ッポーイッ」って捨てられました。
なんなんでしょうかこのムカつき。
200%私が悪いですし、捨てられてしょうがないと至極当然の心持ちだったはずなのですが、やはりインド人というだけで、私の沸点が乱れるのでしょう。
ということで、明日からスリランカ編、はじめます。
引き続き今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ダンニャバード!でした。
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